2009.04.20 (Mon)
民主党に政権担当能力なし
小沢代表おわび行脚
小沢民主党代表は3度に渡る自民党からの党首討論の申し入れを拒否し、今日、北九州入りして地方遊説を再開した。
民主党が政権交代を標榜するなら、党首討論を堂々と受けて政権交代でどのような国づくりをするのか国民に示すべきである。
国民にお詫び行脚をするというが、国民の6割以上(ネットでは9割)が辞任を要求しているところをどうやって納得させることが出来るのか。
公設第一秘書は議員と一心同体だという。その秘書が逮捕されて検察が事実の解明に当たっている最中に、どうやって国民が納得できる申し開きができるというのであろう。
一方、民主党の最大の支持母体である連合会長は「秘書逮捕は問題だが、目的は政権交代だ」と今日、千葉県浦安市の連合大会で息巻いているが、サヨクの都合のいい政権になって欲しいだけの一念で、国がどうなろうと構わないのか。
政権交代で民主党が日本が何をもたらすのか小沢代表は国民に明らかにしていないと坂元一哉大阪大学教授は言う。(産経新聞2009/4/11)
昨秋来、小沢氏と民主党は政権与党に対して解散・聡選挙で民意を問うよう盛んに迫ってきた。だがその割には、与党に代わる政権交代が日本に何をもたらすかを具体的に明らかにしているように思えない。選挙は違くないのだから、説明を急ぐべきである」
民主党議員も支持者達も口をひらけば「政権交代」という。
しかし、小沢代表自身がいみじくも「民主党には政権担当能力がない」と昨年秋に明言して以来、民主党はいつからどのような理由で政権担当能力を持つようになったのか説明して欲しい。
坂元教授の言うとおり、民主党は外交・安全保障について必ずしも一枚岩ではない。ましてや社民・国民新・共産の野党との協調は得られず、民主党が野党左翼に譲歩しているのが現実だ。
明確な国家観や整合性のある外交方針も無い民主党。
こんな民主党には絶対に政権を任せられない。
産経新聞社説(2009.4.19)
【主張】小沢代表 党首討論拒否は情けない
「小沢氏は地方遊説の再開によって、国民に直接説明し、選挙戦の陣頭指揮をとる姿をアピールすることで、代表続投への理解を求めていきたい考えだ」(産経新聞)というが、一心同体の公設第一秘書を逮捕されて、検察が追求しているなか、どのような申し開きが出来るのか不思議である。
民主党の小沢一郎代表がまた党首討論を拒んでいる。今国会で党首討論は一度も開かれておらず、4月に入ってからの与党の呼びかけを3週連続で断っているのだ。
西松建設の違法献金事件で公設第1秘書が逮捕・起訴されたことから、首相と真っ向から勝負しにくいためではないか。そういう見方も少なくない。本当だとしたら情けない話である。
一方で、小沢氏は週明けから地方遊説を再開するという。党首討論より遊説が優先だと判断しているなら、議会軽視との批判は免れないだろう。
政府の新経済対策をどう評価するか。ミサイル発射を強行した北朝鮮にどう対処すべきか。首相にただし、自ら見解を示すのは政権を担おうという政党党首の責務だ。堂々と出席して説明責任を果たすべきだ。
麻生太郎首相と小沢氏による党首討論は昨年11月の1回だけだ。与党は4月8日、15日に続き、22日の開催を呼びかけたが、22日を逃せば5月の大型連休後まで開かれそうにない。
民主党が拒む理由に挙げているのが「首相が衆参本会議や委員会に出席した週は、原則として党首討論を開かない」という与野党の申し合わせだ。
政府側が持ち出すならまだしも、首相に討論を迫る野党から言い出すことだろうか。公明党への牽制を狙い、「政治と宗教」に関する参院予算委員会での集中審議が先決だと主張したこともあった。どちらも確たる根拠とはいえまい。
英国議会を参考にした党首討論の導入に熱心だった小沢氏は、どこへ行ってしまったのだろう。
有権者の大多数が、違法献金事件に関する小沢氏の説明は不十分だと今も考えており、民主党内も同様だ。事件やマスコミ報道などを検証する「第三者委員会」の報告書は1カ月も先になる。
小沢氏は再開する地方遊説について「国民に直接おわびしながら(支援を)お願いしに行きたい」と説明し、鳩山由紀夫幹事長は説明責任を果たす一環だと位置付けている。続投を前提としたおわび行脚なのだろうか。
小沢氏は一心同体といえる秘書が、政治資金規正法違反罪で起訴された政治責任や道義的責任をどう考えているのだろうか。知らん顔を続けていては国民の信頼を取り戻すことはできない。
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小沢民主党代表は3度に渡る自民党からの党首討論の申し入れを拒否し、今日、北九州入りして地方遊説を再開した。
民主党が政権交代を標榜するなら、党首討論を堂々と受けて政権交代でどのような国づくりをするのか国民に示すべきである。
国民にお詫び行脚をするというが、国民の6割以上(ネットでは9割)が辞任を要求しているところをどうやって納得させることが出来るのか。
公設第一秘書は議員と一心同体だという。その秘書が逮捕されて検察が事実の解明に当たっている最中に、どうやって国民が納得できる申し開きができるというのであろう。
一方、民主党の最大の支持母体である連合会長は「秘書逮捕は問題だが、目的は政権交代だ」と今日、千葉県浦安市の連合大会で息巻いているが、サヨクの都合のいい政権になって欲しいだけの一念で、国がどうなろうと構わないのか。
政権交代で民主党が日本が何をもたらすのか小沢代表は国民に明らかにしていないと坂元一哉大阪大学教授は言う。(産経新聞2009/4/11)
昨秋来、小沢氏と民主党は政権与党に対して解散・聡選挙で民意を問うよう盛んに迫ってきた。だがその割には、与党に代わる政権交代が日本に何をもたらすかを具体的に明らかにしているように思えない。選挙は違くないのだから、説明を急ぐべきである」
民主党議員も支持者達も口をひらけば「政権交代」という。
しかし、小沢代表自身がいみじくも「民主党には政権担当能力がない」と昨年秋に明言して以来、民主党はいつからどのような理由で政権担当能力を持つようになったのか説明して欲しい。
坂元教授の言うとおり、民主党は外交・安全保障について必ずしも一枚岩ではない。ましてや社民・国民新・共産の野党との協調は得られず、民主党が野党左翼に譲歩しているのが現実だ。
明確な国家観や整合性のある外交方針も無い民主党。
こんな民主党には絶対に政権を任せられない。
産経新聞社説(2009.4.19)
【主張】小沢代表 党首討論拒否は情けない
「小沢氏は地方遊説の再開によって、国民に直接説明し、選挙戦の陣頭指揮をとる姿をアピールすることで、代表続投への理解を求めていきたい考えだ」(産経新聞)というが、一心同体の公設第一秘書を逮捕されて、検察が追求しているなか、どのような申し開きが出来るのか不思議である。
民主党の小沢一郎代表がまた党首討論を拒んでいる。今国会で党首討論は一度も開かれておらず、4月に入ってからの与党の呼びかけを3週連続で断っているのだ。
西松建設の違法献金事件で公設第1秘書が逮捕・起訴されたことから、首相と真っ向から勝負しにくいためではないか。そういう見方も少なくない。本当だとしたら情けない話である。
一方で、小沢氏は週明けから地方遊説を再開するという。党首討論より遊説が優先だと判断しているなら、議会軽視との批判は免れないだろう。
政府の新経済対策をどう評価するか。ミサイル発射を強行した北朝鮮にどう対処すべきか。首相にただし、自ら見解を示すのは政権を担おうという政党党首の責務だ。堂々と出席して説明責任を果たすべきだ。
麻生太郎首相と小沢氏による党首討論は昨年11月の1回だけだ。与党は4月8日、15日に続き、22日の開催を呼びかけたが、22日を逃せば5月の大型連休後まで開かれそうにない。
民主党が拒む理由に挙げているのが「首相が衆参本会議や委員会に出席した週は、原則として党首討論を開かない」という与野党の申し合わせだ。
政府側が持ち出すならまだしも、首相に討論を迫る野党から言い出すことだろうか。公明党への牽制を狙い、「政治と宗教」に関する参院予算委員会での集中審議が先決だと主張したこともあった。どちらも確たる根拠とはいえまい。
英国議会を参考にした党首討論の導入に熱心だった小沢氏は、どこへ行ってしまったのだろう。
有権者の大多数が、違法献金事件に関する小沢氏の説明は不十分だと今も考えており、民主党内も同様だ。事件やマスコミ報道などを検証する「第三者委員会」の報告書は1カ月も先になる。
小沢氏は再開する地方遊説について「国民に直接おわびしながら(支援を)お願いしに行きたい」と説明し、鳩山由紀夫幹事長は説明責任を果たす一環だと位置付けている。続投を前提としたおわび行脚なのだろうか。
小沢氏は一心同体といえる秘書が、政治資金規正法違反罪で起訴された政治責任や道義的責任をどう考えているのだろうか。知らん顔を続けていては国民の信頼を取り戻すことはできない。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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