2009.03.19 (Thu)
テレ朝の小沢隠し
小沢秘書問題に頬かむり
テレ朝は民主党が断末魔の状態であり、矛先をなんとか別の方向にもって行こうと必死の番組づくり。
朝7時からの「やじうまプラス」は小沢代表の記者会見の模様を、「毅然とした態度で言い切りました」と女子アナ。
「毅然とした」は褒め言葉だろう。
秘書が逮捕された第一回目の会談では「国策捜査だ」「国家権力の乱用だ」と息巻いていた小沢は、二回目の会談でトーンダウンした。
政治献金の問題も、最初は「政治活動には金がかかるから企業献金は必要だ」と言っていたのに昨日は「献金は廃止すべきだ」と言い換えた。
マスコミは麻生首相の場合はブレまくりだと批判するくせに、小沢代表の明らかなブレに対しては口を噤んでオール・スルー。これでは公正中立のジャーナリズム精神が泣くというものだ。
女子アナ
「(自民党は)まさに壮大な景気対策があるようですが、やくさん、ほんとうに実効性のあるものかと言うことですよねえ」
やくみつる
「自民党政権がこの先つつがなく続いておればの話ですから。まあ今の段階で何を言っても実効性はどうかなと思いますけど・・・(アナログテレビ2万円買取やETC割引など)政策だけが先行してもパニックになってしまう
中古テレビ2万円買取は公明党の発案だったらしいが、直後に混乱を招くと公明党自身が取り下げた。
ETCの品切れと高速代1000円の二重取りなどを準備不足だとマスコミは非難しているが、野党が審議引き延ばしさえしなければもっと早くから準備できていた筈とは決して言わない。
麻生首相の景気対策にはスピード感がない、遅いし実施されても効果が期待できないという一方で「政策だけが先行」とは矛盾している。
つづく吉澤一彦アナの「一刀両断」は今朝の朝日新聞一面を取り上げて、世論調査の結果、国民は今の政治に大いに不満(60%)で9割が「民意を反映していない」と回答していると解説。
大いに不満(60%)とやや不満(31%)を合わせると9割以上が政治に不満を持っていると強調した。
吉澤一彦アナ
「『大いに不満』が安倍政権の27%から60%に増えてるというのは、やはり、かなり麻生さんに対しての不満、あるいはもっと言うならば政治全体に対する不満が広がっている」
設問には麻生とか自民党とか無いはずなのに、まだ麻生首相を引き合いに出したいらしい。
マスコミは麻生首相支持率の世論調査を毎週やっていたのに、小沢秘書逮捕事件から、一度だけ小沢代表の支持率急落を報じただけである。
「民意を反映していない」現政権を批判する世論調査で国民の小沢代表への注意をそらせて自民党批判に持って行こうとしているのが丸見えである。
政治への不満を煽ったのはマスコミ自身であることも忘れてはならない。
大谷昭宏
「これは明らかに麻生さんの一連の愚策、小沢さんの秘書問題への不信だ。不満は景気対策だ。自民党は一万二千円の給付金とか、二万円のテレビの買取とかチマチマしたことばかりするな」
自民党の景気対策の全貌を語らずして枝葉末節をあげつらっているマスコミは国民をミスリードしている。
三反園訓
「小渕政権の時は野党の景気対策案を丸呑みして早くやった。いま景気対策はスピードを求められている。麻生さんは『野党が悪い、野党が悪い』と批判している。小渕さんは野党案を丸呑みして支持率があがり、野党の支持率は下がった。今求められているのはそういう器だ」
無茶苦茶である。
同じくテレ朝の鳥越俊太郎「スーパーモーニング」は8時から9時までの1時間の内、政治問題を取り上げたのは僅か15分間だけ。それも「週刊永田町トリビア・日本の政治これでいい? 検証!政治家の世襲」と題して自民党の世襲批判。
「衆・参合わせると自民党の議員の半分が世襲議員であり、橋本さんから麻生さんまでずうっと世襲議員だ」とテレ朝コメンテーターの三反園訓は自民党の世襲を批判。最後は三反園が「三反園訓の一言 政治は国民のもの」と書いたパネルを見せておしまい。
どこまでも自民党を批判し、民意を問うて早く選挙をせよと繰り返している。
世間の目は小沢秘書逮捕と迂回献金、贈収賄への進展に注がれているのに、国民の知りたいニュースは避けて通るのか。
これこそ「民意を反映していない」テレビ局である。
ランキングへのご支援をお願いします。
****↓

テレ朝は民主党が断末魔の状態であり、矛先をなんとか別の方向にもって行こうと必死の番組づくり。
朝7時からの「やじうまプラス」は小沢代表の記者会見の模様を、「毅然とした態度で言い切りました」と女子アナ。
「毅然とした」は褒め言葉だろう。
秘書が逮捕された第一回目の会談では「国策捜査だ」「国家権力の乱用だ」と息巻いていた小沢は、二回目の会談でトーンダウンした。
政治献金の問題も、最初は「政治活動には金がかかるから企業献金は必要だ」と言っていたのに昨日は「献金は廃止すべきだ」と言い換えた。
マスコミは麻生首相の場合はブレまくりだと批判するくせに、小沢代表の明らかなブレに対しては口を噤んでオール・スルー。これでは公正中立のジャーナリズム精神が泣くというものだ。
女子アナ
「(自民党は)まさに壮大な景気対策があるようですが、やくさん、ほんとうに実効性のあるものかと言うことですよねえ」
やくみつる
「自民党政権がこの先つつがなく続いておればの話ですから。まあ今の段階で何を言っても実効性はどうかなと思いますけど・・・(アナログテレビ2万円買取やETC割引など)政策だけが先行してもパニックになってしまう
中古テレビ2万円買取は公明党の発案だったらしいが、直後に混乱を招くと公明党自身が取り下げた。
ETCの品切れと高速代1000円の二重取りなどを準備不足だとマスコミは非難しているが、野党が審議引き延ばしさえしなければもっと早くから準備できていた筈とは決して言わない。
麻生首相の景気対策にはスピード感がない、遅いし実施されても効果が期待できないという一方で「政策だけが先行」とは矛盾している。
つづく吉澤一彦アナの「一刀両断」は今朝の朝日新聞一面を取り上げて、世論調査の結果、国民は今の政治に大いに不満(60%)で9割が「民意を反映していない」と回答していると解説。
大いに不満(60%)とやや不満(31%)を合わせると9割以上が政治に不満を持っていると強調した。
吉澤一彦アナ
「『大いに不満』が安倍政権の27%から60%に増えてるというのは、やはり、かなり麻生さんに対しての不満、あるいはもっと言うならば政治全体に対する不満が広がっている」
設問には麻生とか自民党とか無いはずなのに、まだ麻生首相を引き合いに出したいらしい。
マスコミは麻生首相支持率の世論調査を毎週やっていたのに、小沢秘書逮捕事件から、一度だけ小沢代表の支持率急落を報じただけである。
「民意を反映していない」現政権を批判する世論調査で国民の小沢代表への注意をそらせて自民党批判に持って行こうとしているのが丸見えである。
政治への不満を煽ったのはマスコミ自身であることも忘れてはならない。
大谷昭宏
「これは明らかに麻生さんの一連の愚策、小沢さんの秘書問題への不信だ。不満は景気対策だ。自民党は一万二千円の給付金とか、二万円のテレビの買取とかチマチマしたことばかりするな」
自民党の景気対策の全貌を語らずして枝葉末節をあげつらっているマスコミは国民をミスリードしている。
三反園訓
「小渕政権の時は野党の景気対策案を丸呑みして早くやった。いま景気対策はスピードを求められている。麻生さんは『野党が悪い、野党が悪い』と批判している。小渕さんは野党案を丸呑みして支持率があがり、野党の支持率は下がった。今求められているのはそういう器だ」
無茶苦茶である。
同じくテレ朝の鳥越俊太郎「スーパーモーニング」は8時から9時までの1時間の内、政治問題を取り上げたのは僅か15分間だけ。それも「週刊永田町トリビア・日本の政治これでいい? 検証!政治家の世襲」と題して自民党の世襲批判。
「衆・参合わせると自民党の議員の半分が世襲議員であり、橋本さんから麻生さんまでずうっと世襲議員だ」とテレ朝コメンテーターの三反園訓は自民党の世襲を批判。最後は三反園が「三反園訓の一言 政治は国民のもの」と書いたパネルを見せておしまい。
どこまでも自民党を批判し、民意を問うて早く選挙をせよと繰り返している。
世間の目は小沢秘書逮捕と迂回献金、贈収賄への進展に注がれているのに、国民の知りたいニュースは避けて通るのか。
これこそ「民意を反映していない」テレビ局である。
ランキングへのご支援をお願いします。
****↓

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |