2022.06.01 (Wed)
「HANADA」7月号は「プ―チン敗れたり」
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Hanada7月号では橋下 徹と上海電力を扱っているのに、WILL7月号はスルーしたのはどういうわけか。
目次を比べると、今回は「Hanada」の勝ちのようだ。
両誌ともプ―チンのロシアを扱っているが、「Hanada」は花田紀凱編集長のお友達である櫻井よしこ女史がウクライナ大使との対談で「プ―チン痛烈批判」。
さらに我らが高市早苗政調会長が「ウクライナ戦争論」を書き下ろしたとなれば、「Hanada」に軍配が上がるか。
「小池さん、屋根の上の"虐殺者"になりたいの?」(有本 香)
「屋根の上のバイオリン弾き」をもじって痛烈な小池批判。
共産党と市民団体の反対にもかかわらず豊洲市場移転の正しい決断をした石原慎太郎氏に対し、「石原氏の裁可に本当に問題がなかったかどうか、改めてチェックすると病身の石原さんにプレッシャーを加えた」
(「築地は守る、豊洲を活かす」という妄言には触れなかった)
「太陽光発電パネルの義務化」についても・・・
「太陽光発電を野放図に増やせば、電力供給の不安定化を招き、10年たてば膨大な量のパネルは全て危険な廃棄物となる」
ウイグル人の強制労働の形棒を担ぐのかと批判して、最後に・・・
「小池さん、私たちをジェノサイドの加担者にする前にお辞めくださいませんか」
と切り捨てた。
櫻井よしこ・S・コルスンスキー(駐日ウクライナ特命全権大使)対談「プ―チン激烈批判」
ゼレンスキー大統領はプ―チンとの首脳会談を再三試みたが拒絶された。
その時プ―チンはウクライナに攻め込むつもりだと悟ったという。
櫻井よしこ
「私達はロシアの人々とロシア政府を区別すべきか、それとも両者はほぼ同じと変えるべきでしょうか」
コルスンスキー
「まったく同じです」
ロシアと支那の関係ついてのコルスンスキー氏の洞察も参考になる。
ウクライナ戦争論(高市早苗政調会長)
「ウクライナ降伏論の愚」というサブタイトルで橋下 徹等が主張する「降伏論」を批判。
「領土を手放したら二度と戻ってこない」「言語や文化まで奪われて国家ではなくなる」として憲法9条改正を示唆した。
「かつて世界第三位の核保有国だったウクライナ。しかし、一九九四年のブダペスト覚書によって核放棄に合意し、核兵器をロシアに移転。その代わりに、ロシアを含む核保有国は、ウクライナへの武力行使や核兵器の使用を控え、安全保障を提供することを約していました。
この約束を反故にされ、いまや建国以来最大の危機を迎えているウクライナの窮状を見ると、旧ソ連やロシアにより幾多の辛酸を嘗めさせられてきた歴史を持つ日本に生きる者として、決して他人事とは思えません。」
・・・として日本の対ロシアの歴史を振り返り、ロシアと支那の共通点を挙げて、台湾を守り日本を守る必要性を論じている。
その為には非核三原則の「持ち込ませず」は改正すべきと主張している。
ただ、参院選を控えているためか憲法改正については深く踏み込まなかったのは残念。
「アベノミクス批判に反論する」(安倍晋三・本田悦朗対談)
野党や左翼勢力はいまだにアベノミクスを批判している。
対談では安倍元首相の「日銀は政府の子会社」発言に喰いついた野党とサヨクメディアを笑い殺した。
矢野財務省事務次官の「タイタニックが氷山に」論文も完全否定。
武漢ウイルス収束後、日本の経済が速やかに長期停滞から脱却するためには財政出動が必要であり、「政府と日銀の役割は極めて大きい」という結論となった。
ただ、遣唐使の岸田首相でそれが可能かどうかは知らない。
「ロシアは破産し、『究極の終焉に』(ジャック・アタリ)
多くの「ロシア専門家」がロシアのウクライナ侵略の可能性、あるいは極めて低いと予想するなか、アタリ氏は侵略すると予想した数少ない中の一人。
その彼が「市民を強姦して殺害するロシア人は野蛮人だ」と切り捨てた。
大東亜戦争終了後、武器を捨てた日本も同じ被害に遭ったから同感だ。
日本は原爆を作ろうと思えばすぐ作れるが、核武装は出来れば避けた方がいいという。
弱腰のバイデンではなくてトランプだったらプ―チンも二の足を踏んだのではないかという説には同感。
日本は原発の再稼働を真剣に考えろというアドバイスも当たり(アタリ)である。
ロシア・ウクライナ戦争は「バイデンがもたらした災禍だ」と断言したのが遠藤誉女史。
「人類を破滅に導くバイデンの『罠』」(遠藤誉)
プ―チンに開戦させるバイデンのメリットを6つ挙げて論証。
ハンター・バイデンのウクライナ利権も指摘。(知らなんだ)
様々考察を立証した最後に・・・
「プーチンを刺激するために、バイデンは『ウクライナのNATO加盟』というカードを使ったが、なんと今年5月5日には、アメリカ政府の台湾関連ウェブサイトから『アメリカは台湾独立を支持しない』という言葉を削除したのだ。これは中国が最も激怒する行動で、台湾政府が独立を宣言したら、必ず台湾を武力攻撃するだろう。そうさせるために台湾カードをバイデンは使おうとしているのではないか。
バイデンは日本をNATOに加盟させる方向に動き、一方では北京を刺激して台湾政府に独立を宣言させようとしているのだ。バイデンはウクライナと同じ構図を今度は台湾と日本で築こうとしている。
台湾有事は日本有事。ウクライナの次に『バイデンの餌食』になるのは、わが日本であるかもしれない。」
ボケ老人としか見ていなかったバイデンが、その様な策士だったとは驚いた。
橋下 徹と上海電力の闇を追及した山口敬之、有本 香両氏の論考や長谷川幸洋、藤原かずえ、中村逸郎各氏の論説も読ませる。
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済
なつみ |
2022.06.01(Wed) 23:23 | URL |
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ponko |
2022.06.02(Thu) 08:16 | URL |
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「バイデンが策士」というより
その背後を見た方がよいかもしれませんよ。
その背後を見た方がよいかもしれませんよ。
今國 護 |
2022.06.02(Thu) 10:54 | URL |
【コメント編集】
順番制じゃ困る。
この時期に適切な人材をお選出しなかった自民の先見の無さが悔やまれる。
高市氏が、総理になって居れば今の様な日本ではなかったであろう。
自民議員の流される選択は良くない止めて欲しい。
参議院は自民に入れない。創価に変わるであろう政党に入れたい。
この時期に適切な人材をお選出しなかった自民の先見の無さが悔やまれる。
高市氏が、総理になって居れば今の様な日本ではなかったであろう。
自民議員の流される選択は良くない止めて欲しい。
参議院は自民に入れない。創価に変わるであろう政党に入れたい。
katachi |
2022.06.02(Thu) 14:57 | URL |
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テーマは、「櫻井よしこが説く安保 小野寺元防衛大臣の戦略 日本の危機と覚悟とは」でした。感想として、岸田総理にはもう少ししっかりしてほしいと思いました。