2022.02.16 (Wed)
敵基地攻撃排除せずと岸防衛相
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今日の予算委員会で答弁
今日、予算委員会で敵基地攻撃能力について立憲民主党の長妻昭議員と岸防衛相の質疑応答があった。
産経ニュース(2022/2/26)
敵基地攻撃、相手領空での爆撃「排除せず」 防衛相
岸信夫防衛相は16日の衆院予算委員会分科会で、政府が保有の是非を検討する「敵基地攻撃能力」をめぐり、自衛隊機が相手領空内に入り、軍事拠点を爆撃する選択肢について「排除しない」との認識を示した。
自衛隊の戦闘機が相手領空内で爆撃する手法の是非に関し、立憲民主党の長妻昭氏の質問に答えた。国民を守るため他に適当な手段がなく、必要最小限度の実力行使にとどまるといった自衛権発動の要件を満たすことが前提とも説明した。
岸氏は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や長距離戦略爆撃機、攻撃型空母など相手国を壊滅的に破壊する「攻撃的兵器」は保有しないとの従来の政府姿勢も重ねて強調した。
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今日の予算員会は8分科会も開かれていたからとは言え、国土防衛の重要な問題を論ずる委員会がこんなに閑散としていていいのか。
第1分科会で長妻昭議員が岸防衛相に対して昔の政府答弁を引用して的はずれな質問をしていたが、米軍に頼ることなく、ミサイルを含めた十分な敵基地能力を持つことが同時に必要ではないのか。
「他に防衛手段がある場合敵基地を攻撃することはない」という答弁は拍子抜けである。
しかも岸防衛相が答弁席までの僅か3-4歩を杖を片手にヨチヨチと歩く姿には驚いた。
何か怪我でもされたのか。
答弁も滑舌が悪く、マスクのせいもあって極めて聞き取り難かった。
将来の首相とも期待される安倍元首相の実弟だけに心配である。
「自衛隊機が相手領空内に入り、軍事拠点を爆撃する選択肢は排除しない」という点は可とするも、ミサイル攻撃はしないというのでは敵国を安心させるだけである。
日本を攻撃したら大変なことになるという警戒心を支那やロシアや北朝鮮に抱かせなければ、戦争の抑止力にはならない。
長妻 昭
「一番大事なのは議論を誤魔化さないことだ。」
意味不明。
岸防衛相
「日米の役割分担を変えない範囲であらゆる選択肢を検討しようということがあった。
ICBMとか攻撃型の空母とかだけで相手方を殲滅するような攻撃的な武力というものは保持しないという考えだ」
これでは敵国を安心させるだけである。
長妻
「このなかには長距離戦略爆撃機も入るか?」
岸
「入らない」
長妻
「明確な答弁だと思う。
戦闘機が相手国の領空内に入って、その戦闘機から爆弾を落とす事について排除するのかしないのか?」
岸
「いわゆる海外派兵は一般に必要最小限の領域を超えるものであって、現行法上許されないと解釈しているが、一方で昭和31年の同一見解で示されたように、誘導弾による攻撃が行われた場合に、万止むを得ない最小限度の・・・(以下聞き取れず)}
長妻
「世間は敵地攻撃能力というと、ミサイルを発射して相手国の敵基地を破壊するというイメージを持っている方も多いと思うが、それだけではなくて、選択肢としては、相手国の領空内に我が国の戦闘機が入って、爆弾を落とすという事についても検討の選択してしては排除しないということか」
岸
「排除しないと考えている」
戦闘機が敵国に入って爆弾を落とすなどというのは大東亜戦争時代なのか。
長妻
「我が国が攻撃されていないのにアメリカの要請を受けて敵基地を攻撃するとなると、国民的合意がなかなか個別自衛権と相対的自衛権と違いが出て来るのではないかと大臣も思わないか?
存立危機事態の敵基地攻撃能力と個別的自衛権の敵基地攻撃能力と、自ずから違いが出て来るのではないか?」
岸
「いかなる時代になってもその部分の変更は無い
敵基地攻撃能力を含むあらゆる議論をこれからして行く。
憲法と我が国の○○の範囲内においてしっかりと議論していく。」
議論だけでなく多額の国家予算を投入して、自衛力と敵基地攻撃能力を高めて欲しいものだ。
そのためにも障害となる憲法第9条の破棄をすべきである。
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