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2021.12.27 (Mon)


「正論」2月号に溢れる岸田政権への疑問


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「正論」2020年2月号の特集は「岸田政権の対中姿勢を問う」。
言論誌が現職の総理大臣批判を特集することなど、今迄聞いた事が無い。
保守派の「正論」が、保守派であるべき自民党総裁に危機感を抱いているのである。

田久保忠衛氏は「首相は外交・安保通と本当にお思いか」の中で・・・

1.国連、世銀、IMF、WTOなどの国際機関が機能不全になっている。
2.中国の急速な台頭
3.米国の衰退


の3点を挙げて、岸田首相が米中対決の狭間で日本の地政学的立場を分かっているのかと疑問視している。

「外交で騙され易い人、あるいは騙されていることもわからない人ではないか」

宏池会については・・・

「日米中三角形論を持論とする政治家がズラリと顔を並べ、日本はひたすら経済繁栄をエンジョイしようという鉄面皮の国家観だ。憲法改正に手を付けるとは到底考えられない」

と手厳しい。

阿比留瑠比氏は「実像つかめない『ウナギ宰相』と題して北京五輪ボイコットを引き延ばす岸田首相を批判した。
その後ようやく「ボイコット」らしき決断をしたが。

特集その二は「やばいぞ日本」

「顔が見えない侵略者」と題して、平野秀樹(姫路大学特教授)が産経記者とのインタビューで海外資本、とりわけ支那の日本国土買収問題を解説している。

リベラル派の宏池会についても、「もう『顔は見えている』のである。外国資本の日本国土買収は合法だから日本人の意識の問題である」と。

武蔵野市の外国人投票資格条令案は今回は幸いにも廃案となったが、安心しては居られない。

ガラリと趣向を変えた「初夢は正夢か?」特集では、ノンフクション作家の福田ますみさんが「2030年に日本がボリコレ社会になった!」悪夢を描いている。

しかし、ブログ主はいまもう既にポリコレ社会が始まっていると見る。

潮 匡人(軍事ジャーナリスト)氏は「憲法改正で国防軍ができた」正夢。

しかし国防軍ではなくて正しくは軍隊だろう。

竹田恒泰氏の「旧宮家養子実現へ 皇室典範改正!」は見てみたい正夢。

杉山大志氏の「全原発停止で日本極寒に」、杉山隆男氏の「尖閣が中国領になった!」は見たくない悪夢である。

特集その三は「中国人権弾圧」

高山正之氏の連載「折節の記」は新年いろはがるたは傑作だらけで肩の力が抜ける。

硬軟取り混ぜた「正論」は今回も読まぬわけにはいかない。



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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

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