2020.12.08 (Tue)
トランプ派の選挙不信を批判した産経新聞
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トランプの悪あがきは民主主義を損なうと
今朝の産経新聞を読んで落胆した。
渡辺浩生論説委員が執筆する「一筆多論」のコーナーである。
米大統領選でトランプ大統領の奇跡の再選がなるかどうかは知らない。
しかし、日本にとっては、あるいは世界にとってもバイデンよりトランプの方が望ましいのは間違いない。
ネットで明らかになった数々の不正選挙の証拠映像やドミニオン集計機のカラクリを見ても、今回、バイデンが選出された裏に不正があったのは紛れもない事実だ。
だから、それを解明することは両陣営にとって必要である。
それが正しい民主主義というものだ。
それを一方的に批判し、バイデン勝利を謳うのは正しいメディアの在り方ではない。
年老いたバイデンの得票数が熱狂的に迎えられた黒人初の大統領オバマの得票より高いという事はあり得ない。
筆者の卑怯な所は、ブログ主が敬愛する佐伯啓思京都大名誉教授の近著の一部を剽窃しておのれの持論の裏付けにしようとしているところである。
佐伯先生は「手続きへの信頼」が民主主義の根幹であり、今回の大統領選の「手続きへの信頼」を失ったら、民主主義は崩壊すると言っているかのようである。
これを昔の人は「我田引水」と呼ぶ。
他所の家の田んぼから、自分の家の田んぼに水を引き入れるというコソ泥である。
ブログ主は何十年も続けて来た産経新聞の購読を止めようと真剣に思っている。
産経新聞(2020/12/8)
【一筆多論】勝利を疑わぬ人々 渡辺浩生

トランプ米大統領の勝利を信じる米国人2人から先月中旬、メールが届いた。
ひとりは80代の白人男性の物理学者。筆者がワシントンに駐在した際の隣人のひとりである。
「大統領選は不正に包まれてしまった。選挙プロセス全体の正当性に疑問が投げかけられている…誇張ではない。選挙は民主党活動家によって不正に操作され、窃取された」
もうひとりはワシントン近郊に住む50代の白人男性。キリスト教福音派の熱心な信者で「神は米国の偉大な事業のためにトランプ氏を選んだ」という。「事業」とは、人工中絶の禁止といった福音派の主張の実現に他ならない。
「大規模な不正と汚職が選挙にあったと私たちは考える」「いずれ不正が暴露され、トランプ氏が地滑り的に勝利すると信じている」と書かれていた。
2人の訴える「選挙不正」は(1)事前の郵便投票を通じた操作(2)各開票所の集票機のソフトウエアに組まれたアルゴリズムによる票の改竄(かいざん)-という内容で、トランプ氏本人や陣営が続ける主張の受け売りだ。
物理学者は共和党のレーガン政権(1981~89年)で対ソ連のミサイル防衛開発に参画したことを誇りとした。メールには、民主党の急進左派や人種差別解消を求める「黒人の命は大切(BLM)」メンバーを「共産主義者」と危険視し、「民主党が勝てばマルクス主義が採用され、個人の自由が失われることになる」と不安を吐露した。
福音派の男性も「米国に精神的な闘争が起きている」と指摘し、大手メディアを「腐敗している…ニュースとして流されるのは(バイデン前副大統領側の)プロパガンダにすぎない」と断言した。
米紙の出口調査によれば、白人男性の61%、白人福音派の76%がトランプ氏を支持した。2人の文面にも、白人社会の伝統的な価値観や信仰が、民主党の推進する移民拡大や社会の多様化に脅かされるという危機感がにじんでいた。
いずれの「不正」の訴えも、開票結果を覆そうとトランプ陣営が激戦州で展開した訴訟攻勢の過程で、法廷や当局から「根拠のない主張」と退けられてきた。
だが、トランプ氏には歴代候補2位の7400万の票が集まり、その多くが不正操作や改竄があったと信じていることを無視はできない。英誌エコノミストが先月下旬に行った世論調査によれば、トランプ氏に投票した人の88%が「選挙結果は違法」と答えた。
米国独立後の1789年に第1回が実施された大統領選挙。制度への不信が国の分断で増幅する事態は、米国民主主義が直面するかつてない試練といえよう。
佐伯啓思・京都大名誉教授は新著「近代の虚妄」(東洋経済新報社2020年10月)で、民主政治は、「寛容と自制心」や「手続きへの信頼」という不文律に支えられていると指摘している。これらを欠けば、民主主義はもろく、後退に向かう。
トランプ氏と支持者が共鳴する言説には根拠がないばかりか、対立する側への「寛容」や自己主張への「自制心」が見当たらぬ。選挙システム全体への「信頼」喪失もあらわにした。
14日に実施される選挙人投票の結果、来年1月のバイデン次期大統領就任が決まっても、米国民主主義の危機が去るとは限らない。(外信部長兼論説委員)
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済
tbsasahinhk |
2020.12.08(Tue) 11:52 | URL |
【コメント編集】
チャイナのプロパガンダ機関でないために
他紙とは違ったスタンスに見えたものの
ディープステートのちょうちん持ちであることは確か。
それにしても、この写真、どう見ても左でしょ。
他紙とは違ったスタンスに見えたものの
ディープステートのちょうちん持ちであることは確か。
それにしても、この写真、どう見ても左でしょ。
産経新聞は時々朝日新聞的な記事が載ることがあるが、朝日新聞の貴社を密かに雇っているんじゃないか?
真理の御霊 |
2020.12.08(Tue) 14:03 | URL |
【コメント編集】
購読をやめるべきです。しっかりと理由を添えて情報に価値がないというべきです。自分もTPP参加で揺れていたとき読売が明らかなフェイクで賛成に誘導しようとしているのを観てスパッと切りました。
それ以降情報に困ることはありません。
ただブログを書く関係上記事の批評も必要ですから微妙ではありますね。
それ以降情報に困ることはありません。
ただブログを書く関係上記事の批評も必要ですから微妙ではありますね。
シン |
2020.12.09(Wed) 10:18 | URL |
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産経新聞の信用はガタオチである。
日本でアメリカの現状について一切無視しているうえに、フェイク情報を垂れ流すのはもはや犯罪ではないか。