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2020.10.22 (Thu)


言論誌「正論」(11月号)のご紹介


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2ヵ月先行発売しない「正論」頑張れ

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「Hanada」と「WILL」は2ヵ月先行の発売だが、「正論」は1ヵ月先行の発売で立遅れた三番煎じの嫌いはあるが、逆にその分だけ記事は新しい。

健康の理由で辞任した安倍晋三首相特集号の正論11月号は「Hanada」「WILL」の2誌とは少し違って、大特集「未完の安倍政治」とまだ安倍晋三氏に期待している。

「志半ばでいいのか」(櫻井よしこ)

「安倍政治の成果は語り尽くせない。明確な形となってと実を結んだ功績のみならず、表には出ないが安倍首相の後押しなしには到底実現しなかった功績も多い」

中韓の仕掛けた歴史戦に敢然と立ち向かい流れを変えたとして、今年3月に新宿区に開設された「産業遺産所法センターを一例にあげる。
「軍艦島は強制連行の島だ」という韓国の言いがかりを粉砕させるものだ。

「政治家として祖国の歴史に誇りを持てる精神的土台を爵実に築いたことは安倍政権最大の功績である」

しかし「憲法改正に力を尽くすべきだった」と批判することも忘れない。
憲法審議会への出席を拒む野党にも責任はあるのだが。
最後は後継者の菅首相に期待して・・・

「安倍前首相もまた、祖国が坂の上の雲に向かって歩むその背中を強く押して欲しい。国民皆で令和の坂の上の雲を目指すのだ」


と結んでいる。

歴史的使命は終わっていない(金美齢)

安倍首相は辞任を発表する前に金美齢さんに挨拶の電話したという。
近くの支持者に電話したらしい。
律儀な安倍首相らしい。
まだ若いのだから次に備えて欲しいと金さん。
話し言葉で書いた小文が感動的。

大宰相への謝辞(阿比留瑠比)

9月14日の自民党の両院総会で、安倍首相から菅新首相に引き継ぐ両者の挨拶と安倍首相へのスタンディングオベーションは感動的だったと阿比留氏。
「こんな真情溢れるエール交換は民主党系の政党では見られないだろう」とチョピリ皮肉。
そうだろう、そうだろう。
ルーピー鳩山は退陣の時に「国民が聞く耳を持たなくなった」と言ったそうな。
安倍首相が国民に感謝を述べた場面に感動した阿比留氏は「爪の垢を煎じて飲ませたい」と。

転じて、安倍首相が岸田氏から次第に菅氏に傾いていく様子も書いている。
国民もさることながら、安倍首相を語るには最適任者だった阿比留氏もその辞任はさぞや残念だったろう。
これからは菅首相の姿を読者に伝えて頂きたい。

朝日に乗ったら損(八幡和郎)

損どころか大損で取り返しがつかない。
安倍首相はSNSで発信したために「既存メディアを苛立たせた」。
八幡氏の蓮舫二重国籍問題追及もネットだった。

ネットの普及は言うまでもなく、保守派と偽リベラル派のどちらにも中立である。しかし日本のマスメディアのほとんどが、偽リベラル派的論理で支配されてきた状況を保守派有利な方向に変えたのである。」

朝日新聞や東京新聞の望月衣塑子(社会部)記者が記者会見で「イメージダウンを狙った」。

「朝日と組んだ石破は自滅」

と中見出しにあるが、この時は石破はまだ派閥の長を辞めるとは言っていなかった。

朝日が腐食した7年8ヵ月(高山正之)

朝日が親の仇の高山氏。多くの国民にとってもそうだが。

高山正之
 朝日がいかに悪辣かは二年間も「疑惑の証人」として、使い回してきた籠池が「月刊WILL」に「社共に利用されていた」と語り出したら途端にお払い箱だ。以後、森友疑惑を新聞に再掲する時も籠池夫妻は一切登場させていない。
近畿財務局の赤木某が自殺した民事訴訟では朝日は何ページも費やして森友疑惑を紹介したが、原点のはずの籠池の名はどこにもない。
 加計学園疑惑も同じ。獣医師会の権を守るために石破茂を誑(たら)し込み、玉木雄一郎にカネを贈り、五十年、新規獣医学部を認めない岩盤規制をやってきた。それに穴を開けようと加戸守行愛知県知事が動き、やっと安倍政権が動いたら「加計は安倍の親友」という事実だけで朝日は疑惑ありと騒いだ。騒ぐ間、加戸の主張は全く無視した。安倍を倒せればそれでいい。ファクトはここでも無視された。
 この連載を書いた記者にジャーナリストとしての良心かあるのだろうか。」


その加戸守行元愛媛県知事ももうこの世に居ない。
安倍首相は辞任し、石破茂は派閥の長を辞めると言い出した。
石破は自民党から出て立憲民主党に行くがいい。
もっとも後ろから撃たれるから信用ならないと断られるだろうが。

特集「三島由紀夫没後50年」はパス。

あの日の記憶が蘇って、読む気になれない。
三島由紀夫が自衛隊に乱入したとき、六本木に本社のある会社で仕事をしていた。
テレビを見ていた課長が部屋から出て来て「三島が自衛隊に突入した」と言った。
三島氏は自衛隊のバルコニーで演説をしていたが、か弱い声でよく聞き取れなかった。
地上では自衛隊員が上を見上げてヘラヘラ笑っていた。
「サラリーマン気質の自衛隊はクーデターには参加しない、無駄なことを」と思った。
今はサラリーマン気質だとは思っていないが。

当時の自分はノンポリで、文学青年当時は三島由紀の「金閣寺」など読んでいて、それなりに文才を認めていたが、そのうちボディビルを始めたりして変になったなとは思っていた。
その三島が部下と共に割腹して首を刎ねられたとはその夜知った。
三島と三島の介錯をした森田必勝の二つの生首の写真を載せた朝日新聞を保管していたが、いま探してみたら紛失していた。
彼の死後、いまだに憲法は改正されていない。
彼の死は美学だったのかもしれないが、生き永らえて憲法改正を叫んでいた方が良かったのかもと言えば三島ファンには叱られるかもしれない。

「福島処理水」シンポジウム
菅政権は決断せよ(田原総一朗、細野豪志、池田信夫他2名の座談会)


菅首相は海への放流を決めたようだ。
いまだに海産物の輸入を禁止している韓国がイチャモンを付けているようだが、韓国は日本のそれより数十倍高いトリチウムを放出しているというから笑える。

「正しい判断のためにはワイドショーを見ない」(上久保靖彦・木村盛世・松本尚)

武漢ウイルスについての座談会だが、日本学術会議問題など全てに言える。

他にもいろいろと読みどころ満載だが、もうひとつ。
特集「中国の人権弾圧」の中の漫画「私の見に起きたこと ウイグル人とカザフ人の証言」(清水とみも画)は衝撃的だ。
一見稚拙に見える絵から異様な雰囲気と恐怖と悲しさが滲み出ている。

支那が如何に異民族を虐待しているのかがよく分かる。
支那は人類の敵である。
いま話題の「鬼滅の刃」もいいが、是非とも読んで欲しい。

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*Comment

★朝日は疫病神か。

朝日に掛かればろくなことはない。
韓と同じ性格・社格を有している。
日本国・日本人は、朝日から180度をキープすることが肝要である。
石破氏も朝日に芽を摘まれたも同じ。
それだけの狭小人間としか見なされない。
政治家は、朝日に関われば先の芽は、無い。
katachi |  2020.10.23(Fri) 11:14 |  URL |  【コメント編集】

石破氏ですが、派閥の長は辞めても派閥には残るという事は、しばらく自由な身で仲間集めに専念し、時機を見てまた総裁選に打って出るっていうことでしょうか。議員票さえ一定票掴めば、党員票はマスコミの力を使って何とかという事かもしれません。政権が弱ってくるのを虎視眈々と伺っている。そんな目をしていますね。
なつみ |  2020.10.23(Fri) 15:10 |  URL |  【コメント編集】

★古式にのっとった介錯は「抱き首」

森田必勝は、三島の介錯を失敗しました。
しかし、自身の切腹はみごとにやってのけました。

三島の介錯は、古賀という人が立派に果たしました。
昔から、武士の切腹の介錯は、首の皮一枚残して切られた首が切腹者の腕の中にすっぽりと納まるようにします。打ち首とは異なります。
これを抱き首といいます。

それにしても、古賀さんの腕前はすごい、の一言に尽きます。
現代の世の中で、介錯の訓練なんて実践できないですから。

村田春樹『三島由紀夫が生きた時代』青林堂
もよかったらご覧になってください。
sana |  2020.10.23(Fri) 21:05 |  URL |  【コメント編集】

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