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2018.08.30 (Thu)


石破・志位・新華社・東京新聞が陸上イージス配備に反対


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四者は同じ穴のムジナである
 
 29日、共同通信の陸上イージス配信を否定する記事を垂れ流しした東京新聞が30日の社説で悪乗りをした。
防衛白書は北朝鮮の脅威を煽り、地上イージスを配備するためだというのである。
米朝会談で朝鮮半島の緊張が緩和したのになぜ脅威を煽るのかと。
これでは北朝鮮の回し者としか思えない。

⇒東京新聞(2018/8/29)
【社説】防衛白書 地上イージスありきだ


 今年の防衛白書は、北朝鮮の脅威は米朝首脳会談後も変わらないと記した。脅威をことさら強調することで、安倍政権が推し進めている地上イージス導入を正当化しようとしているのではないか
(中略)

それは、脅威を認めなければ、地上配備型迎撃システム(イージス・アショア)を導入する根拠を失うからにほかならない。
 政府は米国から購入する地上イージスシステム二基を秋田、山口両県の陸上自衛隊演習場に配備して日本全土をカバーする計画で、地元との調整に入っている。
 しかし、導入経費は三十年間の維持・運営費を合わせて二基で約四千六百六十四億円。ミサイル発射装置や用地取得費を含めればさらに膨れ上がる。強力な電磁波による健康被害も心配され、攻撃対象になる可能性も否定できない。緊張緩和の流れの中、白書の説明はとても納得できるものではない。


核開発を止めない北朝鮮との緊張が緩和されたなどと戯れ言を言っている。
「配備すると攻撃対象になる可能性がある」と。
これは沖縄のパヨクが「基地があるから攻撃される」という詭弁と同じである。

 地元の懸念を顧みず、地上イージス導入を急ぐ背景に、日本など同盟国に対して米国製武器の購入と軍事費の増額を求めるトランプ米政権への配慮があるとしたら見過ごせない。
 高額の防衛装備品を購入するために、地域情勢を政府に都合よく変えることなど許されない。情勢認識を正し、地上イージスは導入を見合わせるべきである。


北朝鮮にミサイル攻撃されて日本が消滅した時になって、東京新聞が「あれは間違いでした」といっても、そのとき東京新聞は存在していない。

中国の⇒新華社も今日、「日本はなぜ周辺脅威を誇張するのか」と反発した。
もっとも新華社は毎年のように日本が発表する防衛白書に文句をつけているのだが。

新華社(2018/8/30)
「日本は最新『防衛白書』でなぜ周辺脅威を誇張するのか」

【新華社東京8月30日】日本政府は28日の閣議で2018年版「防衛白書」を了承した。今回の白書は周辺地域の安全保障上の脅威を引き続き誇張したほか、南西諸島の防衛や新たなミサイル防衛システムの導入、防衛大綱の見直しなど最新の動向を盛り込んだ。
 白書は日本周辺の安全保障環境について、国際社会が直面するさまざまな課題や不安定な要因が「より顕在化かつ先鋭化」してきており、日本を取り巻く安全保障環境は「一層厳しさを増している」とした。
 すでに緩和傾向にある朝鮮半島情勢について白書は、朝鮮が米朝首脳会談で「非核化に向けた意思を改めて文書の形で明確に約束した」とその意義を評価する一方で、朝鮮が日本にとって「これまでにない差し迫った脅威」であると吹聴し続けることを忘れておらず、朝鮮の核やミサイルの脅威に対する認識が変わっていないことを強調した。
 白書はまた、引き続き「中国脅威論」を誇張しており、中国の通常の軍事行動や正当な国防建設に対しさまざまな批判を行い、中国海警船による釣魚島海域の巡視活動という正当行為を意図的に歪曲し、中国が日本周辺の軍事行動を「一方的にエスカレートさせている」としている。
 白書はこのほか、陸上自衛隊の改革や一体化運用の強化、釣魚島付近の防衛力配備の強化、日本版海兵隊と呼ばれる水陸機動団の新設、「陸上配備型イージス」ミサイル防衛システムの導入決定など一連の防衛拡張政策についても詳しく解説している。
 白書はさらに「防衛計画大綱」の見直しにも言及。安倍政権は今年末までに現行の「防衛計画大綱」を見直し、新たな「中期防衛力整備計画」を策定。日本の多方面における防衛力を強化する。白書は、新大綱が記述する防衛の青写真が既存の安全保障政策の延長に留まらず、日本を取り巻く厳しい環境に向き合う上で真に必要性のあるものを踏まえるべきとしている。
 アナリストは、日本政府が2018年版白書で周辺地域の脅威をさらに誇張したのは、2019年度予算で引き続き防衛費の増額を目指すとともに「防衛計画大綱」見直しの足固めを行い、安倍政権が軍備拡張を加速するための口実を作るためとの認識を示す。
 安倍氏ら日本政府高官は昨年末以降、頻繁に「防衛計画大綱」見直しの意向を示してきた。自民党は、今年安倍氏に提出した「防衛計画大綱」見直しに向けた提言案の中で、政府がさまざまな分野で日本の防衛力を強化し、防衛費を対GDP比1%以内から2%前後まで高めるべきと提案した。この提案が受け入れられれば日本の軍拡へ向けた歩調は大幅に速まることになる。
 安倍氏が再び政権について以降、日本の防衛費はすでに6年連続で増加している。防衛省は現在、2019年度予算における概算要求の作成を急いでおり、日本のメディアによれば、要求額は過去最高になるという。(記者/王可佳)


中国はいままで倍々ゲームのように毎年防衛費を増額し、日本との差は広がる一方だ。
それに比べれば日本の防衛予算など雀の涙でしかない。
自分たちは軍事費を急増させ、日本には許さない。よほど日本が怖いと見える。

共産党の志位和夫委員長も「陸上イージスは理屈が全く通らない。 緊張緩和の流れに逆らって、自ら緊張をつくりだす愚はやめるべきだ」(8/28)とゼッタイ反対。まあ中国の走狗であるからして当然ではある。

これに総裁選候補の石破茂センセも悪乗りした。

秋田魁日報(2018/8/30)
<地上イージス>石破氏「配備強行あり得ない」

 自民党総裁選(9月7日告示、同20日投開票)に立候補する石破茂元幹事長は29日、国会内で秋田魁新報社などの取材に応じ、秋田市の陸上自衛隊新屋演習場が候補地となっている地上イージスについて「なぜこの場所なのかということに対して、理解されないまま配備を強行するのはあり得ない」と語った。


 石破センセは基本的に地上イージスの必要性は認めているものの秋田は駄目だという根拠は示さない。
別に強行しているわけでもないに、安倍首相のやり方に何でも反対して対決姿勢を示したいということだろう。

秋田県知事は基本的に容認しているし、政府は別に「強行」しようとしているわけではないのである。

産経ニュース(2018/8/27)
地上イージス配備、秋田県知事が容認姿勢 保安距離確保が条件

 地上配備型の弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備で、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)が候補地となっていることをめぐり27日、防衛省幹部が秋田県庁を訪れ、佐竹敬久知事に説明した。佐竹知事はイージス本体から住宅地までの間の「保安距離は最低でも700~800メートル」などの条件が整えば、受け入れを容認する姿勢を示した。
 説明に訪れた防衛省の深沢雅貴審議官は、同省の平成31年度予算の概算要求に国内に配備予定のイージス本体2基の取得費、約2352億円を盛り込む方針を明らかにした。延期されていた新屋演習場の地質・測量調査の改札日は9月12日とし、電波環境調査の改札も同日に行う。調査の結果、新屋が適当ではないとの結論になれば「配備候補地を見直す」としている。


こうした流れを見ると誰と誰が、何処と何処が繋がっているかということが良く分かる。
われわれ国民は情報を読み解く技を磨いて、騙されないように気をつけたいものである。

【追記】⇒イージス・アショア配備が本当に「平和に逆行」か
北朝鮮と同じ論法で非難する危うさ(産経新聞8月7日)


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15:54  |  2018総裁選  |  TB(0)  |  CM(11)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

飯島にバカにされ、ネチネチ屁理屈に加え
嫌味たっぷり。
石破のあたまの中はどうなってんだ。

鳥取に帰って、北朝鮮まで泳いで行け。
途中でおぼれろ。
酔人 |  2018.08.30(Thu) 16:05 |  URL |  【コメント編集】

★嘘つきの言葉は響かない。

国の防衛は常に最悪の事態に対処できるように準備する。当たり前のことです。軍事費を倍々ゲームで増やすような国や核ミサイルを本気で開発している国が周りにあれば当たり前の準備です。中国や朝鮮に我が国のこうした対処を非難する権利はない。また、日本でこれらの国の意見に違わぬ考え方をする朝日はじめマスコミは明らかにこれらのスパイがはびこった結果であろう。
朝日、毎日他マスコミはもはや日本人の意見がない。私は、これらマスコミは間違いなく乗っ取られた会社と見なす。やっている事が日本のためというより中国朝鮮に利することばかりまた、生産的な事がなく日本を潰す意見ばかり。
もう、信用できない。
朝日新聞なんて、慰安婦報道のウソを認めたのに、グーグルで検索出来ないよう工作していたと言うことは、世界に向けてこれからも日本人はこれだけ助平な人種ですよと言い続けますよと宣言したようなもんだ。世の中の事件に偉そうなことを意見しても、嘘つきがいろいろ言っているようで、全く心に響かない。
M |  2018.08.30(Thu) 17:09 |  URL |  【コメント編集】

石破は○か。石破派も○か!
あお |  2018.08.30(Thu) 18:06 |  URL |  【コメント編集】

★日本は、スパイ防止法と情報機関を持つべきだ。

混乱時代を生き抜くには、情報が必要です。
ただ情報を読み解く能力が、無ければいけませんが。
戦前は、情報をアメリカに読まれっぱなしで先回りされて敗戦しました。
アメリカは、楽勝だったでしょうが、日本兵は、玉砕覚悟だからアメリカも人命を相当落としている。
日本が、情報を読まれていなかったら勝敗は、解らなかっただろう。
情報機関が、100%じゃないが、無いよりは有った方が有利。
スパイ防止法も国内の敵をつまみ出すのに必要だが、移民を理由に無作為に入れている。
しかも既に在日なる輩が存在し一部に特別永住の在日が存在する。
敵を養ってどうする気だ日本は。


katachi |  2018.08.30(Thu) 19:11 |  URL |  【コメント編集】

katachiさん

 いつも胸のすくような投稿を楽しんでいます。
 ご主旨ご尤もです、が情報機関の優劣は、無いより有った方がいいなどという悠長なことではなく、有効な情報の量が勝負を決めるための圧倒的条件だと私は思っています。

 専守防衛といい、国家間の紛争を放棄してひ弱な防衛体制でしかない我が国は、どこの国より優れて緻密な情報収集をふんだんに予算をつけて身構えていなくてはならないと私は思っています。
tbsasahinhk |  2018.08.30(Thu) 19:47 |  URL |  【コメント編集】

tbsasahinhkの仰っていることに大賛成です。
今の日本にとって最大の情報機関は外務省だろうが、ここが大問題です。
ある外国の女性が、南京大虐殺について、アイリス・チャンが書いているこ
とに対して、問題点を指摘する本を出したら、日本の外務省からいちゃも
ん付けられたとのことです。やるべき反対のことしか外務省はやっていない
ようです。
おっさん |  2018.08.31(Fri) 06:37 |  URL |  【コメント編集】

オスプレイの次はこれですか
本当にわかりやすいね
 |  2018.08.31(Fri) 10:18 |  URL |  【コメント編集】

おっさんさん

 レス有難うございます。

 我が国の外(害?)務省は、官僚の欠点を真に具現化していて、敷かれたレールの上を走っている分にはそれなりの活動はするものの、敗戦後の行く先不明の道なき道を行くのは大の苦手ですから、諜報活動など望むべくもありません。

 戦前の陸軍中野学校の上を行く諜報機関の設立を可及的速やかに設立しないと世界の動きについて行けない、否、既について行けてない現状から脱出できないと慨嘆しています。

 毎日神頼みしか出来ない非力な私ですが、せめて口舌の徒としてあちこちに投稿して自己満足しています。
tbsasahinhk |  2018.08.31(Fri) 13:00 |  URL |  【コメント編集】

支那の外務省が言うように、メディアに対する「教育」が必要かも知れませんなw
takoyan |  2018.08.31(Fri) 13:48 |  URL |  【コメント編集】

★勝谷誠彦(まさひこ)氏が入院、とのニュース

かつて「週刊文春」が良い「保守」週刊誌であった時代に「女子高生コンクリ殺人」の「実名」報道に踏み切ったことがありましたが、その記者として物議をかもしたのは(元々、左翼的な「新潮社」系の記者などでなく)同社の勝谷誠彦という元・記者でした。この勝谷氏が腹痛で入院、と勝谷氏ホームページが伝えておりましたので少しだけご紹介致します。最近、またこの事件の犯人グループの「元少年」が新たに犯罪を犯して週刊誌ネタとなっており、「日本共産党員の一家の家で起きた……」などなどと改めて今更ながらの報道も出ております……が、この日本共産党という政治団体はこの凶悪事件についてついに「謝罪」のシの字も口にせず、一世代もの長きに渡って頬かむりを続けましたね?こういう政党はいつになったら国会から退場してくれるのか?、と僕は改めて暗たんたる気持ちになりますが、まあよその俗論を流すだけの「ネトウヨ」サイトは、「実はネトサヨ」であるのかWW、そんな事実もろくに拡散しませんがね?勝谷氏の一日も早いご回復を祈るばかりです。
赤色革命おことわり(笑) |  2018.08.31(Fri) 14:02 |  URL |  【コメント編集】

★日本人が、バカな左翼共産主義議者議員を選ぶ限り続く。

日本の左翼は、押しなべてどう言い繕ってもも共産主義者である。
それを選ぶ日本人は、一定数バカな集団が、存在すると言う事である。
これが、所謂団塊と言う連中か。
団塊も70を超える時期を迎えている。遠からず消える。
戦後日本は、克服するのに100年は掛かると言われたが、戦後73年。
後四半世紀で日本は、生まれ変わる。
今の高校生の時代だ。恐らく戦前の生まれ変わりが、日本を再生させる。
katachi |  2018.08.31(Fri) 15:27 |  URL |  【コメント編集】

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