2018.03.07 (Wed)
南北急接近 異なる朝日と産経の反応
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「甘い言葉に騙されるな」と産経新聞
平昌五輪後の文在寅と金正恩との急接近にテレ朝がはしゃいでいる。
今日は辺真一の解説を中心に一時間以上もかけて大特集。
テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」(2018/3/7)
南北ホットラインで首脳対話
正恩氏の狙いは?

本村健太郎(弁護士)
「安倍総理がどうするのかなというのが気になる。これまで圧力一辺倒だったわけだから。
アメリカは北朝鮮に対して圧力は掛けると考える人と、関わっていくという人と両方居た。
安倍総理、いつもなんかトランプさんに決めたことに完全に一致したという話ばっかりなんだけど、もしなんかアメリカの立場が今回のように微妙に変わってくるとしたら、どういう方向になるのかと気になる」
羽鳥慎一(MC)
「そこはもう一番気になる所だと思います」
圧力一辺倒の日本がアメリカに梯子をはずされると心配している。
テレ朝としては珍しく産経新聞の記事を紹介した。
産経新聞
「甘い言葉 騙されては駄目」 日本は圧力路線堅持
親会社の朝日新聞の記事も紹介。
朝日新聞
「南北会談 中国好意的 ロシアも手放しで歓迎」
視点がまったく違う。
これを見ても朝日新聞が日本人のための新聞ではないことが分かる。
今日の⇒朝日新聞社説は文在寅の特使と金正恩との会談については完全スルー。
「森友と財務省 筋の通らぬ『ゼロ回答』」
と題して自ら付けた火を煽ろうとしている。
どうあっても森友学園問題で野党をけしかけて安倍首相の首を取ろうとしている。
しかし、たとえ官僚が公文書を改竄したにしても、それが野党の求める内閣総辞職につながることはない。
これに対し産経新聞は・・・
⇒産経新聞社説
【主張】金正恩氏との会談 北の「満足」信用できるか
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国特使団と会談した。韓国側は、4月末に板門店で南北首脳会談を行うことで合意したと発表した。
北朝鮮は、朝鮮半島の非核化問題の協議と米朝関係正常化のための対話を米国と行う用意があるとも表明したという。
これに先んじて北朝鮮の朝鮮中央通信は、特使団との会談について「満足な合意」に達したと伝えていた。
だが、にわかには信じがたい。金正恩政権は核戦力に固執し、国際社会の制止を無視して、挑発を繰り返してきた。真意を冷静に見極める必要がある。
北朝鮮の核戦力は、世界の平和と安全への重大な脅威である。国連安全保障理事会は対北制裁決議を重ね、厳格履行のため、洋上で密輸を取り締まるなど、関係各国が全力を挙げている。
国際社会が強い圧力で北朝鮮の脅威と相対しているさなか、平昌五輪を契機に、南北の接触が始まった。
北朝鮮にとっては韓国を取り込むことで核開発の時間を稼ぎ、制裁の包囲網にほころびを作ることができる。韓国の文在寅政権にとっては国内世論に訴えて得点を稼ぐ思惑もあるのだろう。
ただちに核・ミサイル開発を放棄するよう迫るものでない限り、南北対話は何ら意味をなさない。対話のための対話では、北朝鮮側の思惑に沿うのみである。 金正恩氏は最高指導者となってから一度も外国首脳と会談しておらず、外国代表団との面会も数例しか確認されていない。
韓国高官との会談も今回が初めてで、夕食をはさんで4時間に及んだ。金正恩氏が笑顔で握手し、歓談する様子は異様な厚遇ぶりといえた。
特使団との会談で金正恩氏は、平昌パラリンピック終了後に予定される米韓合同軍事演習の実施にも理解を示したという。
北朝鮮が大きく譲歩したかのように見えるが、米朝枠組み合意など、過去の核合意はことごとく破棄されてきたことを忘れてはなるまい。非核化への明確な行動を求め、米朝対話へのハードルをぎりぎりまで上げるべきだ。
韓国特使団は訪米して会談内容を直接伝え、日本にも韓国政府が説明するという。北朝鮮は日米韓の分断を狙っている。改めて緊密な結束を確認すべきである。
これが正しい見方だろう。
北朝鮮の偽装的軟化に騙されてはならない。
それだけ北朝鮮に対する国際的な経済制裁の効果が出てきたということだ。
日米韓の連携を崩そうと必死な金正恩はまず同族の韓国の篭絡を始めた。
愚かな文在寅、正しくは北朝鮮の傀儡の文在寅はそれに乗った。
それだけの話であり、日米は文在寅に釘を刺しつつ、これまで通り北朝鮮に対峙して行くべきである。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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