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2008.10.29 (Wed)


政治家の品格、有権者の品格(つづき)

「政治家の品格、有権者の品格」(つづき)

有権者が品格を持って品格のある政治家を選ばなければ、品格のある政治家は生まれないという事を痛感する本である。
そして、有権者が品格を持てない最大の理由は、マスメディアとりわけテレビメディアの反日偏向番組の洗脳のせいであることを痛感する本である。

1人に対して1年で1億、計6億円の選択

1人の国会議員にかかる経費は、直接的なものだけで1年間に約1億円。
衆議院議員の任期は4年だが、解散があるので実質的な任期は2年半として2億5000万円。任期6年で解散がない参議院(定数242人)は6億円もかかっている。

なんの実績も聞こえてこない不倫姫や賭けゴルフおやじに私達の税金を6億円も掛けているのかと思うと腹が立つ。

「日頃、あれだけ税金の無駄遣いを声高に非難する人たちが、『郵政選挙では自民党を勝たせすぎたので今回は民主党に』『政治家としての能力よりもキャッチフレーズやキャラクター重視』『国益ではなく地元や目分の利益を優先する』といった、いい加減な投票をしている。
 その結果、先の参議院選挙でも間違えて当選してしまったような人がたくさんいるではないか。有権者の意識が低いとしか言いようがない」


間接的な支出を含めると国会議員一人当たりの経費は、参院選があった2007年度では3億円を超えているという。
その他の諸経費を含めるともっと膨大なものになる。
衆議院の定数はカットし、参議院は本来の機能を失っているので廃止すべきである。

有権者とメディアの軽佻浮薄

テレビの報道番組のワイドショー化はポピュリズムに拍車をかけている。

年金で大騒ぎし道路特定財源で大騒ぎし、今度は後期高齢者医療制度で大騒ぎする。常に目の前の分かりやすい問題に大変な時間と労力をかけ、メディアが旗振り役となって大騒ぎを繰り返している。そのたびに私は『もっとまともな話はないのか』と言いたくなる」

「たしかに年金問題は大切である。道路特定財源も一般財源化しなければならない。
後期高齢者医療制度の問題でも、準備不足の感は否めない。
 とはいえ、後期高齢者医療制度について言えば、『姥捨て山』『年寄りに死ねというのか』と極端な物言いでメディアや野党の政治家は民心の操作をしている有権者も背後関係や問題の本質を深く考えずに乗ってしまう」

「物事を突き詰めて考えると、何か正しくて何か悪いかという答えは簡単には出ないものだ。ところが、『後期高齢者医療制度は悪法』と決めつけ、賛成する人の意見に耳を貸さない。
 かつてこの国のメディアは『政治(選挙制度)改革』を絶対的な善とし、反対する人たちに「守旧派」というレッテルを貼った。小泉改革に少しでも異を唱えれば、『抵抗勢力』として断罪した。後になってあれは行き過ぎだったと態度を一変させる。メアィアに乗せられた有権者も含め、軽佻浮薄以外の何ものでもない」


対談で三宅久之氏も語っていたが、「議員宿舎」の家賃が安すぎるとか、一円までの領収書とか騒ぐのは全くナンセンスだ。旧ブログでもこの件は取り上げたことがある。

安倍内閣はメディアに引き摺り下ろされた


三宅翁の話によると、安倍元首相が拉致被害者の家族会の方たちと会ったときに、家族会の人たちお辞儀をしたので安倍元首相もお辞儀したら、「総理」と呼ばれたてパッと顔を上げた、その瞬間を写真に撮られて、それが某大手新聞に掲載された。みなさんが深々とお辞儀をしているのに、総理だけが顔を上げていていいのかと批判されたという。安倍元首相から聞いた話だという。


「すごい作為ですね」

三宅 
「安倍さんは「総理」と呼ばれなかったら頭を上げなかった。そして使われたのは、その瞬間の写真ですから、意図的に既められたと思いますよ。だから、いろいろ気をつけていても、避けられないこともあります。マスコミ側の悪意にさらされると」


金美齢さんは安倍さんはメディアと官僚に引き摺り下ろされたと言っていた。

あなたの一票が日本を救う

李登輝氏を支える金美齢さんは、台湾が国民党を選択したことで、中国のブラックホールに飲み込まれるのは時間の問題だとしている。
これでいよいよ日本が最前線になったのであり、覇権主義国国家の中国に対して日本は毅然として対峙しなければならない、有権者はメディアの偏向した情報に惑わされずに国益を考える品格のある政治家を選択せよと金美齢さんは「あとがき」で述べている。


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政治家の品格、有権者の品格
(金美齢 ゴマブックス株式会社 2008年8月 950円+税)

【目次】
はじめに コモンセンスとは

第1章 政治家の品格

選挙と政治家


 国政を担う政治家に必要な条件 
 小粒で「公」より「私」を優先する 
 ポピュリズム時代の政治家 
 票になりにくいテーマを避ける 
 落選が怖くてものが言えない 
 権力を目の前に自説を曲げる 
 永遠になんでも反対
 権力を握ってもクリーンでいられるか
 「姫の虎退治」で当選する選挙戦の情けなさ 
 メディアに迎合する 
 内向きのパフォーマンスが国益を損なう
 タブーに挑戦する気概があるか

ポピュリズムの時代に信念を貫くには

 将来の国益を見通す洞察力
 国益を考えた決断・行動 
 スキャンダルを乗り越える
 国民を説得する力 
 信念に満ちた行動が人の心を打つ
 敵も半分、味方も半分

第2章 これから求められる政治家像

政治家の真価を問われるもの


 安全保障・外交に正面から向かい合う
 能力があってなおかつセクシー 
 窮地の友人に救いの手を差し伸べる 
 柔軟性のある原理主義者 
 プラスに慟く政治家のDNA 
 二世、三世議員のマイナス面 
 世界のリーダーと渡り合える体力、気品と教養

李登輝のリーダーシップ 初の台湾人総統の誕生 

 国民党に入党して出世を重ねる
 無私の心で常に成長していく
 権力を手にして大化けするだけの準備はできていた

第3章 有権者の品格

民主主義は必ず堕落する


 政治の腐敗は有権者の問題 
 1人に対して1年で1億、計6億円の選択
 有権者とメディアの軽佻浮薄 
 本当に「姥捨て山」か!? ~後期高齢者医療制度~ 
 真面目に慟く人にエールを送る政治
 弱者が結局は強者になる 
 偏向報道によって世論は形成される
 同じ新聞を読み続けていると無意識に刷り込まれる 
 新聞・テレビ以外の本、雑誌、言論誌を読む
 棄権とは自らを暁める行為である 
 政治とは生活そのもの 

第4章 特別対談良い政治家と悪い政治家
 
 三宅久之氏(政治評論家)×金美齢


 良い政治家と悪い政治家
 媚びない時代の政治家・吉田茂 
 ワイドショーが政治家のポピュリズムを助長する
 失言探しの歪んだ報道に潰された森政権 
 パフォーマンスが要求される今の政治 
 細川連立政権がワイドショー政治の走り
 ディレッタント・細川護煕 
 日本新党の功績 
 情に流される有権者の選択の軽さ 
 政治家に欠かせないのは、先見性、ポリシー、決断力
 議員宿舎批判の愚劣さ 
 有権者がポピュリズムを加速させる
 メディアに政治生命を絶たれた藤波孝生 
 ひたすら総理の座を目指した中曾根康弘 
 好き嫌いだけで判断してはいけない
 今の日本に瀬島龍三のような人材はいない 
 イデオロギーの対立に終止符を打った池田勇人
 努力と勉強で総理になった小渕恵三 
 政治家としての志 
 常に受け身の福田康夫 
 三賢人に対する評価の違い 
 勝算がなくてもチャレンジし続けた小泉純一郎 
 依然として高い田中角栄人気 
 仕事ができる田中角栄かクリーンな三木武夫か 1
 掌返しはメディアの常套手段 
 岸信介が感じた国家を背負う重み 
 翼賛選挙に非推薦で当選した安倍寛 1
 安倍内閣はメディアに引き摺り下ろされた 

第5章 あなたの1票が日本を救う

1票の重み 


 日本の政治との最初のかかわり 
 政治への目覚め
 「安保」という政治ショー
 マスコミを疑う 
 タブーを破った雑誌『台湾青年』の衝撃 
 「無告の民」
 62歳で人生初の投票 
 司馬遼太郎と李登輝 
 何段階にも分けて自分の判断を確認する
 投票の選択の軽さ 
 投票した一人として言うべきことは言う
 支援してもすり寄らない 
 自分の一票で人生は変わる

おわりに 「国」を持たざるものが国を思う

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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