2016.10.19 (Wed)
自殺した少女の写真の受賞取り消しを取り消し
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リベラルが人間の絆を壊す
いじめを苦にして自殺した少女はその10日前に津軽手踊りを楽しげにしていた。
それをあるカメラマンがカメラに収め、その写真が最高賞の青森市長賞を獲得した。
しかし、実行委員会は自殺したことが問題になることを恐れて受賞を取り消した。
少女の祖父は亡くなった孫の元気だった姿の写真が市長賞を取り消されたことをとても残念がった。
昨日、この話を食事をしながら友人にしようとして涙が溢れそうになり、話を続けらなかった。
楽しげに踊っていた少女の姿を思い出したからである。
⇒東奥新聞(2016/10/18)
遺族「いじめなくして」中2女子写真公開

写真コンテストで一時は最高賞が内定した写真。中心に写る少女が亡くなった葛西りまさん(遺族提供、画像の一部を加工しています)
真っ赤に開く傘を背に、笑顔がはじける津軽手踊りの少女-。今夏の黒石よされ写真コンテストで、最高賞の黒石市長賞に内定していた作品だ。撮影された10日後に自殺した青森市の浪岡中学校2年の女子生徒(13)だと審査後に判明し、主催した黒石よされ実行委員会が一転、内定を取り消していた。遺族は17日、撮影者から提供を受けていた作品を本紙に公開。また、氏名を葛西りまさんと公表した。
(以下略)
今日の産経抄は受賞を取り消した主催者に対して抗議した。
【産経抄】
笑顔だった姿を見てほしい 10月19日
江戸時代後期から明治時代にかけて岩手県の中央部では、死者の供養のために、その人の姿を描いた絵を菩提(ぼだい)寺に奉納する習俗があった。もっとも生前の様子というより、来世での理想像が描かれている。
▼ところが写真の登場によって、死者のイメージは、残された人々の記憶と重なるようになる。かくして遺影は、「死者そのものとして、語りかけたり供物を供えたりする対象となった」(『亡き人を想う-遺影の誕生』山田慎也著)。
▼真っ赤な傘をさして踊っている、着物姿の少女の笑顔がまぶしい。青森県黒石市内の祭り「黒石よされ」を見物していた男性が今年8月、偶然に撮影した写真である。モデルとなった青森市立中2年の葛西りまさん(13)は祭りから10日後、列車に飛び込んで亡くなった。同級生から、ひどいいじめを受けていた。
▼幼い頃から津軽手踊りを習っていたりまさんは、かつて仲間と日本一に輝いたほどの腕前だった。「いじめられても、笑顔だった姿をたくさんの人に見てほしい」。こう話す父親は、何度も自慢の娘の遺影に語りかけたはずである。
▼「労災認定されても、娘は戻ってこない。過労死を繰り返さないで」。昨年12月に自殺した、電通の女性新人社員の母親は今月7日、記者会見で訴えた。傍らには、女性社員の笑顔の遺影が掲げられていた。「二度といじめをしないでという、娘の願いを伝えたい」。父親が、りまさんの名前と写真を公開したもうひとつの理由である。
▼写真は、「黒石よされ写真コンテスト」の最高賞に内定していながら、一転して取り消された。主催者側の説明には、まったく納得がいかない。いじめや過労死をなかったことにする、学校や企業と同じやり口ではないか。
(引用終わり)
受賞を取り消した主催者や市に抗議する電話やメールが殺到し、今日一転して最高賞が再び授与されたと産経新聞が伝えた。
産経ニュース(2016/10/19)
撤回一転、最高賞に 青森・黒石市長が謝罪 自殺中2少女写真
青森県黒石市の「黒石よされ実行委員会」による写真コンテストで最高賞の市長賞に内定していた作品の被写体の少女が、いじめ被害を訴えて自殺した青森市の市立中2年の葛西りまさん(13)と判明したため授賞が撤回された問題で、同市の高樋(たかひ)憲市長らが19日、記者会見し、一転して市長賞を授与すると明らかにした。
批判が高まったため方針を転換した形で、りまさんの遺族は取材に「授賞を取り消した理由の説明が二転三転した。対応には納得できない」と話し、実行委が内定撤回の理由を説明しに来た際には「市長賞ではなく、ほかの賞で勘弁してほしい」などと求めたと明かした。実行委は遺族と撮影者の意向を確認した上で、授賞を正式決定する。
実行委によると、作品は青森市の男性が8月15日に踊りを披露していたりまさんを撮影したもの。りまさんは10日後に駅のホームから列車に飛び込んで亡くなったが、男性はそのことを知らないまま応募。実行委は今月11日に遺族の了承を得た上で市長賞を贈ることを内定し、17日に発表する予定だった。だが、今月13日に高樋市長が実行委に賞の再考を要請。コンテストの関係者が協議し、翌日撮影した男性に賞の辞退を求め、男性も応じた。
16日に実行委が遺族に内定撤回の経緯を説明したが、納得が得られなかったため、市長賞を「該当なし」と決定した。実行委と市には「事なかれ主義だ」などの電話やメールが1300件以上寄せられていたという。
この日の記者会見で高樋市長は内定撤回の理由について、「(自殺が)調査中の案件であり、氏名、写真が公表されていない状況の中で公の場に出していいのか配慮しなければならなかった」と釈明した。その上で「全ての責任は私にある。深くおわびしたい」と述べた。
(引用終わり)
遺族の方達が受賞取り消しを残念がったというから、これで良かったと思う。
一方で、後を絶たない若者のイジメとそれを苦にした自殺をどうしたら防ぐことが出来るのか考えてしまう。
Line は無料で便利な通信手段であり、Ponkoも今やメールやショートメッセージは殆ど使わない。
ただ若者のグループ間での Line にはいろいろと問題が起こりやすいらしい。
昔は通信手段は手紙しかなかった。
文明の進化に人間が付いて行けなくなくなったのではないか。
子供いじめは多かれ少なかれ昔からあったが、それを監視する大人の目があった。
リベラル派は近年は家族の形が変わったと言うが、そのために家族の絆が失われつつあるのではないか。
民進党は自民党の憲法草案に家族の重要性が書かれていると批判している。
家族という国の重要な構成要素を軽視するこのような風潮がイジメやそれを苦にした若者の自殺を増やす一因になっているのである。
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済
太郎 |
2016.10.20(Thu) 09:41 | URL |
【コメント編集】
本当に良い笑顔! なぜこの子がと思う次第です。その素晴らしさを妬む仲間ですか? 私の考えでは、ポスター云々でなく、いじめの子を厳罰に! この事件だけでありません。日本中でいじめが起きてます。大人にも言えますが、日本の憲法、法律が甘い(GHQ故の不備?)から被害者だけ報道され、犯人は少年法??で守られて罪悪感無し! こんな日本を変えましょう。日本人のためです。メディアは反日的報道ばかりです。
ぴんころ |
2016.10.20(Thu) 17:51 | URL |
【コメント編集】
人間様々な、苦境に陥ります、しかし捨てる神あれば拾う神あり、わずか13歳で亡くなってしまった少女、しかし輝いていた姿は美しいと思います。
私は精神障害者ですが、それなりに生きています、私には知らない伯父と知らない叔母がいます、戦前に旧制中学でたまたま、雨の日に喧嘩になり耳を傘で突かれ、外耳炎から脳炎になりすぐ亡くなってしまったそうです、長生きした祖母から最後の言葉まで聴いています、叔母は戦後すぐ産まれ亡くなってしまったそうです、人が当たり前のように亡くなる時代、抗生物質が、それを止めました、今は学校のイジメも酷いでしょう、カミナリおじさんも居なくなり、子供達に声をかければ不審者扱い、リベラルは社会を破壊していると思います。
嘘つき成敗中につき何とぞ拡散をお願い申し上げます。
http://otokogumdoronikazu0000000.blog.jp/
http://wwwjtheravadanetsatoutesuroushibuykusyogaisyaombudsman0000.dreamlog.jp/
http://sesesekurokawashigeru.blog.jp/
私は精神障害者ですが、それなりに生きています、私には知らない伯父と知らない叔母がいます、戦前に旧制中学でたまたま、雨の日に喧嘩になり耳を傘で突かれ、外耳炎から脳炎になりすぐ亡くなってしまったそうです、長生きした祖母から最後の言葉まで聴いています、叔母は戦後すぐ産まれ亡くなってしまったそうです、人が当たり前のように亡くなる時代、抗生物質が、それを止めました、今は学校のイジメも酷いでしょう、カミナリおじさんも居なくなり、子供達に声をかければ不審者扱い、リベラルは社会を破壊していると思います。
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人を傷つけるのに刃物はいりません。
言葉(口)が人を傷つけるのです。
いじめがなくならない原因は家庭で人間教育をしていないからです。
人を傷つけることが自分自身を貶めるものであり、自分の価値を下げるもの
であるということを教えていないからです。
学校でも道徳の時間はありますが、電車に乗ったら静かにしましょう、などの
マナーがほとんどであり、世のため人のために努力した偉人の話などは皆無です。
そしていじめられた側も親や祖父母など、家族に相談すればいいのに
相談せずにいきなり自殺という行動に出ます。
それだけ親子とのコミュニケーションが薄く、信頼関係が薄いからです。
スマホでの会話ではなく、顔と顔を合わせ目と目を合わせて、日頃の悩みを
相談しあう信頼関係のある親子でありたいです。
それは幼いころからの積み重ねです。
言葉(口)が人を傷つけるのです。
いじめがなくならない原因は家庭で人間教育をしていないからです。
人を傷つけることが自分自身を貶めるものであり、自分の価値を下げるもの
であるということを教えていないからです。
学校でも道徳の時間はありますが、電車に乗ったら静かにしましょう、などの
マナーがほとんどであり、世のため人のために努力した偉人の話などは皆無です。
そしていじめられた側も親や祖父母など、家族に相談すればいいのに
相談せずにいきなり自殺という行動に出ます。
それだけ親子とのコミュニケーションが薄く、信頼関係が薄いからです。
スマホでの会話ではなく、顔と顔を合わせ目と目を合わせて、日頃の悩みを
相談しあう信頼関係のある親子でありたいです。
それは幼いころからの積み重ねです。
市長のコメントをお聞きになったでしょうか。
私はどちらに転んでも人権擁護団体に叩かれていたと思います。
むしろ賞をあげたほうが、無神経、晒すべきではないと
もっと叩かれていたと思います。
おまけに中国でも紹介されたようで中国からも
メールで叩かれていました。黒石は人権擁護団体が
ものすごく力を持っています。
私はどちらに転んでも人権擁護団体に叩かれていたと思います。
むしろ賞をあげたほうが、無神経、晒すべきではないと
もっと叩かれていたと思います。
おまけに中国でも紹介されたようで中国からも
メールで叩かれていました。黒石は人権擁護団体が
ものすごく力を持っています。
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2016.10.25(Tue) 21:32 | URL |
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今回の騒動、小生は少々違う意見です。
結果的に受賞ということで良かったとは思うが、そんなに役所は批難されることをしたのだろうか。
「受賞取り消し」と騒いでいるが、今回はあくまでも「内定」段階での話。
既に正式に賞を授与した後での取り消しならば、騒動になるのは致し方ないと思うが、今回は「内定」段階での話なので、被写体である女の子が自殺したというならば、「内定」段階で受賞の再検討するのは当然のことと思う。
逆に、役所が自殺の件をスルーして賞を授与した場合、「自殺した女の子の写真を大っぴらにした」と、役所に抗議の電話がかかってくる可能性もある。役所としては、そちらの心配をしたのだと思う。取り消しを決めた段階では、女の子の素性は公表されていなかったとのことであり、役所がそういう心配をするのは尤もなことだと思う。
いじめは絶対になくならないと思う。だから、いじめをなくそうとするだけの教育は間違っている。いじめをなくす教育をすることも大切だと思うが、いじめに耐える力を養うような教育をもっと重視すべきだと思う。