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2016.08.29 (Mon)


「子供6人に1人が貧困」はないだろう


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貧困叩き許さぬとデモする人達の愚

 NHKの貧困女子高生番組の捏造が取り沙汰されている。
番組に登場した貧困学生は実は貧困ではないとネットで取り上げられ、自民党の  議員がNHKに問い合わせて騒動が広がっている。

 新宿では貧困学生を擁護し、ネットを批判するサヨクのデモが繰り広げられた。
このデモには解散した筈のシールドの連中も参加しているという。
左巻き作家の雨宮処凜も参加したと毎日新聞が報じているから、その中身は知れたものだ。
左巻きの毎日新聞が報じている。

⇒毎日新聞(2016/8/28)
子どもの貧困
貧困たたき許さぬ 東京・新宿で500人抗議のデモ


初版の見出しは
「貧困たたき 新宿で緊急抗議デモ 作家の雨宮処凜さんら」

 子どもの貧困問題を扱ったNHKのニュース番組で体験を語ったひとり親家庭の女子高校生がインターネット上で中傷され、人権を侵害された問題で、貧困バッシングに抗議する「生活苦しいヤツは声あげろ 貧困たたきに抗議する新宿緊急デモ」が27日、東京・新宿であった。最低賃金引き上げを求める若者グループ「AEQUITAS(エキタス)」が主催し、作家の雨宮処凛さんらも参加した。
 約500人(主催者発表)の参加者が「貧困たたきは今すぐやめろ」「貧困知らない政治家いらない」とコールしながら繁華街を歩いた。都留文科大3年、栗原耕平さん(21)は「当事者の女子高校生に見てほしいと思い、デモとスピーチをした。ものすごく生活が苦しい人しか声を上げられないというのではおかしい」と話した。
 番組に登場した女子高校生は、ネット上でプライバシーをさらされたうえに発言や容姿を中傷され、持ち物や趣味についても「ぜいたくだ」「貧困ではない」などとあげつらわれた。28日には名古屋市や京都市でも同様のデモが予定されている。【西田真季子】


(引用終わり)

「ものすごく生活が苦しい人しか声を上げられないというのではおかしい」

ということは「ちょっと生活が苦しいくらいでも我慢しないでデモをしよう」ということなのか。

ネットでは問題の女子学生のプライベートまで暴かれたと批判する向きがある。
容貌まで云々されたという。
「指圧の心は母心」の故浪越徳治郎に似ているとか。
確かに似ているが、それはちょっと言い過ぎだろう。
ネットが暴走している部分は確かにある。
しかし、冷静に考えてみると、この問題の本質はNHKの番組編成の問題なのだ。

ところが子供の貧困を商売のネタにしている連中や、リベラル派が見当違いの大騒ぎをしている。

⇒BuzzFeed(2016/8/28)
NHK「貧困女子高生」報道へのバッシングは、問題の恐るべき本質を覆い隠した
日本の子どもの6人に1人が「貧困」だ。
レポーター籏智 広太


 NHKがニュース番組で紹介した女子高校生に、ネット上で批判が殺到した。NHKは「貧困女子高生」と報じたが「生活に余裕がある」「捏造」という内容だ。
片山さつき・参議院議員も報道に疑問を呈したことで、事態はさらに炎上した。
バッシングは、本来、NHKが伝えようとした「子どもの貧困」の問題を覆い隠した。なぜ、このようなことが起きたのか。そして、その問題の本質とは。

「経済的に困難な女子高生」への批判

家計が苦しいために、パソコンを購入することはできない。だから、キーボードだけ買って、タイピングの練習をする。進学だって、諦めざるを得ない。
今回、NHKのニュース7(8月18日放送)で取り上げられたのは、母親と二人暮らしをする、神奈川県内の女子高生だ。
「経済的な壁に直面」しているとして紹介されていた彼女。しかし、その部屋のなかに、アニメグッズやイラスト用のペン、エアコンのようなものが映り込んでいたことから、ネット上で「貧しくない」という批判が渦巻いた。
その後、生徒のツイッターアカウントが「発見」されると、炎上は拡大。「アーティストのライブに行っている」「1千円以上のランチを食べている」などと、生活のあらゆる側面がバッシングの対象となった。
この炎上騒動に加わったのが、自民党の片山さつき参院議員。番組放送後、ネット上で批判が拡散すると、こうツイートした。


(中略)

片山議員はNHKに説明を求め、3日後にその回答を掲載している。

「本日NHKから、18日7時のニュース子どもの貧困関連報道について説明をお聞きしました。NHKの公表ご了解の点は『本件を貧困の典型例として取り上げたのではなく、経済的理由で進学を諦めなくてはいけないということを女子高生本人が実名と顔を出して語ったことが伝えたかった。』だそうです。

「相対的貧困」への無理解

そもそも今回、NHKが取り上げたのは、「相対的貧困」に苦しむ子ども達の問題を同世代の高校生や教員に発信するために、神奈川県が主催したイベント。女子高生は、そこに参加していた当事者2人のうちの一人だった。
「相対的貧困」とは、その社会において、平均的な暮らしを送ることができていないことを指す。たとえば戦争で焼け出された難民のように、食べるものや着るものに困窮している「絶対的貧困」とは違う。
病院に行けない、進学ができない、満足な学習を受けられない、友達と遊びに行けないーー。貧困状態にない人が当たり前に送っている、そんな生活が難しい人たちだ。
「絶対的貧困」と比べれば、生活の苦しさは伝わりづらい。そうした見えづらい問題を、当事者の高校生自身が伝えるのがイベントの趣旨だった。
問題そのものが理解されず、現実も伝わらなかった。相対的貧困が社会に理解されていないことが露呈した」


(中略)

6人に1人の子どもが貧困

日本の子ども貧困率は、想像以上に深刻だ。所得の中央値の半分(貧困ライン)を下回っている「相対的貧困」の家庭にいる子どもは、実に6人に1人、約325万人いるとされている。
内閣府の子ども・若者白書(2015年版)によると、子どもの「相対的貧困率」は、1990年代半ばごろから上昇傾向にある。2012年は、16.3%と過去最悪を更新。1人親世帯に限ってみれば、54.6%と先進国でも最悪水準だ。
経済的理由により学校に通えないため、「就学援助」を受ける小・中学生は約155万人(2012年度)。率でみれば、過去最高の15.64%となっている。

「そういう家庭の所得を計算してみると、子ども1人の一人親家庭で月に14万円代。夫婦と子ども2人だと、20万円代です。そんな人たちが6人に1人いるという現実があるんです」

そうBuzzFeed Newsの取材に説明するのは、子どもの貧困問題に長年取り組み、「子どもに貧困を押しつける国・日本」などの著書がある山野良一・名寄市立大教授だ。


(中略)

「貧困とはまさに、(NHKが取り上げた)彼女のような状態のこと。お金はなくて、自分が希望する進路が選べない。本当に必要なパソコンなどが買えない。ごく普通の平均的な家族ができることを、できないことなんです」

(中略)

「親が貧困だとなんでお前は進学するんだ、と。それはおかしいですよね。子どもと親は切り離して考えてあげなきゃいけない。どんな親に生まれるなんて誰も選べない。子どもは所得をつくれないし、両親に依存をしなければならない」

「経済的に大変な家に生まれていたって、友達との付き合いや趣味を楽しむこともある。美味しいご飯だって食べたいし、ディズニーランドに行くことだってあるでしょう。それは全然普通のことですよね。貧困家庭の人たちは、普通の暮らしをしてはいけないんでしょうか」

こうした批判は、社会全体に広がる「自己責任論」に依拠しているとも分析する。


(中略)

そんな「いじめ」に乗じた片山さつき議員の振る舞いにも、「政治家が本来すべきことはバッシングでない」と、苦言を呈した。
「政治家がすべきなのは、いまの子どもをめぐる制度を変えるためにエネルギーを注ぎ、社会合意を形成することのはず。これでは、女子高生のようにようやく勇気を出して声をあげた若者たちが、また、声を出しにくくなってしまう。ネット上だけではなく、学校などでいじめを生み出すきっかけを作ってしまう可能性すらあります」


(引用終わり)

FBの最新コメントが強烈だ。

「Mori Memento
貧困ではなく捏造が叩かれているのだということを、この記事を書いたライターは気付いていないということがこの論点のずれた記事からわかる通り滑稽である。
このライターは、なぜ炎上したのか原因を追究することを怠り、反論する者をただ一方的に批判することしかできないようだ。その点は、自分を省みず欲求のまま散財した挙句に貧困だと不満だけをアピールする女子高生と同じだ」


貧困には相対的貧困と絶対的貧困があるというが、「相対的」と言ってしまえばキリがない。
みんな不平不満を持つ世の中になってしまう。

日本の子供の「6人に1人が貧困だ」というのも理解できない。
あなたの周りの子供を見て「6人に1人が貧困だ」と思うだろうか。

日本がいかにも貧乏な国であるかのようだが、最新の内閣府調査よれば「現在の収入に半数が満足している」という。

⇒共同通信(2018/8/27)
現在の収入、半数が「満足」
内閣府調査


 内閣府が27日付で発表した「国民生活に関する世論調査」によると、現在の所得・収入について「満足」「まあ満足」と答えた人は合わせて48.1%に上った。資産・貯蓄で聞くと計42.0%になった。いずれも毎年行う同様調査で2年連続して増加した。ただ、今後の生活見通しの設問では「悪くなる」が25.8%に対し「良くなる」は8.7%だった。
 住生活への満足度は計81.4%、レジャー・余暇生活は計62.2%でどちらも過去最高だった。内閣府の担当者は「春闘の賃上げや、就業者増が反映したのではないか」と分析している。


(引用終わり)


日本は少子高齢化で先行きは真っ暗であるかのように言われているが、生涯未婚率が2015年国勢調査では劇的に改善されているという明るい記事もある。

⇒BLOGOS(2016/8/28)
生涯未婚率が劇的に改善か、2015国勢調査を分析
(団藤保晴)


日本人は豊かになりすぎて、不平不満を簡単に口にするような下らない人間になってしまったのか。
こんなことでは中国に攻め込まれても簡単に白旗を揚げてしまうのではないかと心配である。

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*Comment

★TV(左翼)に捏造癖が有るからこうなる。

慰安婦で懲りていないようだ。
全て偽装社会の演出をするためにTVは、有るようなものだ。
真実は、演出の隙を与えない誤魔化しの利かない実況中継の現場カメラだけだ。
後は嘘・糞の塊。
katachi |  2016.08.29(Mon) 22:55 |  URL |  【コメント編集】

「子供6人に一人が貧困はないだろう」には全く同じ思いです。
11年間、小学児童低学年の下校時に、散歩がてら小学校から、各自の家
まで後ろについて歩いています。外見では判らない点はあるのでしょうが、
一人として貧困な家庭の子とみられる児童にお目にかかったことはありま
せん。たとえあったとしても、この子らの支援を社会に求めることが良いと
は思いません。本来は、親がしっかりすべきことで、その点を強調すべき
です。そんな親にならないように、小学校の時代から、しっかり教育すべき
なのです。このようなことは、今の世の中では一切言われることがありま
せん。何でも社会のせいにしてしまっているところに、日本の今の問題があ
ると思います。また、このNHKの放映は大問題でしょう。NHKを糾す方法
はないものでしょうか。司法の体制から改めなければどうにもなりませんね。
おっさん |  2016.08.30(Tue) 08:46 |  URL |  【コメント編集】

「文化防衛論」という評論集が彼にあります。そこで1969年に学生運動相手に講演してるのが文字起こしされている。この中で極左を批判してる一説があって、大枠を書きますと、
「社会的に何らかの疎外された集団があったとき、極左たちは彼らを革命政治勢力として利用するために、大げさなフィクションを彼らに付与することしか考えない。そこに、疎外された集団への真の関心はない」
と述べておられます。
障碍者・在日・同和・女性・・・
すべて、三島御大の記述の通りだろうと思います。

今弱者バッシングがひどくなっていますが、極左たちが弱者を散々利用しつくしてきたことへの反動ではないでしょうか。
弱者たちから誇りを奪い、社会への憎悪を不必要にあおり立て、それでいて一方的に救済を求める。そういう極左はもう支持されないと思う。
ミシマセンセイ |  2017.08.09(Wed) 04:09 |  URL |  【コメント編集】

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