2016.06.04 (Sat)


必読!産経新聞の「民意の嘘」


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 産経新聞出版の発行する「正義の嘘」に続く第2弾「民意の嘘」は間違いなく必読の書である。
櫻井よしこ・花田紀凱の両キャスターのテレビ対談・鼎談を基に再構成し加筆したもの。

産経新聞の阿比留瑠比政治部編集委員、憲法学者の百地章氏、自民党の鬚の隊長佐藤正久氏、元朝日新聞記者の永栄潔氏らが参加している。

テレビが真実を伝えようとしないで民意を捏造していることに危機感を抱く識者達の言葉に同感するところ多々ある。

安保法制がなぜ必要なのか、政府の説明が不足していたのではないか、安倍総理が一人で頑張っていたが・・・という櫻井氏の問いかけに対して・・・

阿比留瑠比
「安倍さんがはじめて国会で集団的自衛権の必要性を訴えたのは1999年で、まだ若手議員だった頃です。
自民党の現職議員も、集団的自衛権が必要だと分かってはいますが、その緊急性や重要性について、安倍総理ほどしっかり考えている人は少なかった。もし総理が安倍さんでなかったら、このタイミングで安保法制が審議されることはなかったし、法案自体がつくられていなかったでしょう。
(中略)
やはり総理が安倍さんだったから成立したのだし、それがお一人で頑張ったような印象を与えのでしょう」
(28頁)

政府の説明不足とよく言われたが、メディアは国民に分かりやすく説明しようとはしなかったし、野党も重箱の隅をつつくような上げ足取りばかりで争点がボケてしまったことも事実である。

阿比留
「自民党の足並みが揃っていなかったのも一つの原因ですが、もっとはっきり言えば、石破茂さんが駄々をこねずに安保法制担当相を引き受けていれば、これほど混乱しなかったはずです。
石破さんはものすごく弁が立つし、民主党の議員は石破さんに対して苦手意識がありますから、国会の様相はガラリと違っていたでしょうね」
(29頁)

自衛隊法を読んでから審議に参画しないと安保法制の議論などできないと阿比留氏。
読んでいる人などほとんど居ないのではないか。

「自民党が推薦した長谷部恭男早稲田大学教授が憲法違反だと言ってから潮目がぐっと変わった。自民党は一気に不利な状況になった」(櫻井)

たしかに。

「自民党はなぜ船田元憲法改正推進本部長の責任を問わなかったのか」という櫻井氏の疑問に対し、「民主党が船田氏を首にしたら出席しない」と盛んに言っていたからと阿比留氏。
リベラル派の船田氏なら組しやすいと考えていたらしい。
しかし船田氏はクビとなり、政治生命を終えた。
一時は将来の首相候補の一人とされていたというから驚く。

櫻井氏が引用した小林節氏の2015年6月の国会での発言が面白い。

「我々は、逆に言えば、利害を超えた世界の、坊主みたいなものでありまして、大学というところで伸び伸びと育ててもらっている人間ですから、利害は知りません。
ただ条文の客観的な意味はこうなんですと神学論争を言い伝える立場にいるわけです。
(中略)
そういう意味で、我々は字面に拘泥するのが仕事でありまして、それが現実の政治家の必要とぶつかったら、それはそちらで調整なさってください。我々に決定権があるなんてさらさら思っていません。
問われたから、我々の流儀でお答えしたまでのことでございます」
(37頁)

なんとその小林センセイが1年も経たずして、安保法制に反対する新党を結成して政治の世界に踏み出すとは。
ましてや、センセイはかつて安保法制に賛成していたのだから小林変節センセイになってしまったのである。

閑話休題

中国の脅威をマスメディアが語らないから、国民は安保法制の必要性がわからない。

花田
「まだまだ国民は深刻な現状を理解していないようですからね。朝日新聞や東京新聞は意図的にその点を避けています」(41頁)

【「徴兵制」デマは60年安保と同じ】

花田
「そもそも日本は戦争なんでできるわけがない。大国の中で攻撃的兵器を持っていないのは日本くらいです。
攻撃型空母もない、弾道ミサイルもない、長距離爆撃機もない。日本には何もありません。他国を攻撃なんてできませんよ」(47頁)


それでは敵国から舐められて困るのだが。

SEALDs(シールズ)の阿呆さ加減も話題になる。
ほんの一部の若者達によるデモに過ぎず、その周りは70年安保闘争時代の年寄りばかり。
しかしなぜかテレビカメラはシールズだけをクローズアップして全体を映さない。

5月30日の東京MX1「ニュース女子」でもその事実を取り上げていた。
この「ニュース女子」は「そこまで言って委員会」の関東版と言ってもよい。
ユーチューブでも一部のVTRが観られる。
Ponkoの好きな長谷川幸洋(東京中日新聞論説副主幹)が司会で多彩な論客が登場し、若い女性もバンバン発言する。
TBS「サンモニ」が一言も発言しない女性を数名はべらせて岸井成格のコメントに頷いているのとはワケが違う。

話がそれた。

阿比留
「河野洋平さんも引退したし、野中広務さんも古賀誠さんも消えました」


ところがどっこい、野中広務二階俊博総務会長が働きかけて復党するらしい。昔から害あって益なしの政治家だった。
政権に居座るためには悪魔とでも手を組むと言って小沢一郎にひれ伏した。
TBSの反日早朝番組「時事放(呆)談」でゴタクを並べていればいいのに・・・
Ponkoのユーザー辞書もとっくに「野中広務」を削除してしまったから、いま漢字変換に苦労した。

櫻井
「でも古賀誠さんは、2015年の自民党総裁選で野田聖子さんを立てようと暗躍なさったと聞きました」

阿比留
「暗躍しても立てられなかったのですから、もうたいした力はない。恥をかいたというふうに私は受け止めています」
(94頁)

河野洋平にしても、小泉純一郎にしても引退してからワルサをしているから困る。
民主党のルーピー鳩山菅直人はもっと酷いが。

安倍内閣の支持率40%はコアな支持者だと阿比留氏。
メディアが反対しても支持率がすぐに40%台に復活したのはネットの力が大きいという。
若い世代ほど安倍政権を支持している。

阿比留
「私がいうのもなんですが、産経新聞の発行部数は少ないです。しかし、インターネットの普及によって、部数以上の影響力と発信力を手に入れたと実感しています。なぜなら記事がネットユーザーによってどんどん拡散されるからです。
そのおかけで、テレビや新聞しかなかった時代よりも強い影響力と発信力を手にしました」


 さしずめ、当ブログも産経新聞の記事を大いに引用しているから少しはお役に立っているかも。
産経新聞の「イザブログ」があったときには、阿比留氏のブログが常時ランキング1位で、当ブログが2位を占めていた。

ふたたび閑話休題

第5章の「自分の意見を刷り込むメディア」も面白い。
朝日新聞はもとより、「私達は怒っています」の岸井成格鳥越俊太郎大谷昭宏青木理金平茂紀らを批判。
永栄潔氏の先輩は・・・

「メディアはいま内戦状態にある。政府に寄り添う読売、産経グループと朝日、毎日、東京および共同通信の配信を受ける地方紙に分裂している」

と京都で講演したそうな。7-3で後者が優勢とか。
政府に寄り添うというより憂国といった方が正しいから、少数派では困ったものだ。

第6章「報道されなかった日本の危機」も興味深い。
安保法制論議が大混乱したのは自民党が野党に質問時間の9割を与えたからだ。
野党は重箱の隅をつつき、法案に関係ないことまで質問して無駄な時間を費やした。
野党は恩を仇で返したのだ。
自民党の温情が裏目に出たのだ。
自民党も甘かった。

前記事でオバマ大統領の「世界の警察官ヤーメタ」宣言から中露が暴れだしたということは書いた。

櫻井
「南シナ海の状況は、軍の情報から明らかだったわけですが、オバマ大統領が最後まで動かなかったために、中国はどんどん埋め立てを続けました。またプーチン大統領はクリミア半島を取りました。
東シナ海のガス田についても同様でオバマ大統領が積極的に対処してくれるのか、警戒のために動いてくれるのかと考えたとき、そうは思えません。
だからこそ日本は、自身がしっかりしなければならない局面に立っているのです」


櫻井氏は東シナ海ガス田の危機について産経新聞に書いたが、読売が取り上げただけで、朝日は完全スルー。
その昔、故中川昭一氏が中国に対抗して日本もガス田の試掘をしようとしたこと、その後、二階俊博経産大臣(当時)が帝国石油に与えた試掘権を行使させないようにしてしまったと言う。

確か当時ブログで記事にした覚えがある。
当時はそんな遠方で石油を採掘しても運賃がかかるからペイしないという話が出回っていた。
中国との共同開発という話もあったが、その後中国は勝手に日中の境界線で次々とプラットフォームを建設し、監視施設や軍事施設にも転用できるようにしてしまった。
もはや尖閣諸島も風前の灯だ。

櫻井(佐藤正久議員に向かって)
「安保法制の先には、国防のための憲法改正という大きな仕事があります。平和のために力を尽くしていただきたいと切望しています


あとがきの花田氏の「民意」についての考察も一読の価値あり。

一人でも多くの方が本書を読み、来る参院選挙での投票行動の一助にして欲しいものである。

「『民意』の嘘」(櫻井よしこ X 花田紀凱 産経新聞出版 2016年5月 880円+税)

はじめに 楼井よしこ 日本のメディアは国際情勢の変化を伝えているか

第1章 60年安保と同じ野党の大衆煽動
    櫻井よしこ×阿比留瑠比×花田紀凱

憲法解釈はすでに180度変わっている/政府・自民党の説明不足/自衛隊法を読んでなければわからない/「自衛隊は違憲」学者への愚問/「我々は字面に拘泥するのが仕事」/なぜ当初「中国の脅威」に触れなかったか内閣法制局長官の答弁を禁じた民主党岡田代表の考え方こそ危険/「徴兵制」デマは60年安保と同じ/「PKO反対」から豹変した野党と朝日
第2章 メディアにつくられた「民意」
    櫻井よしこ×阿比留瑠比×花田紀凱

20代男性の7割がデモに共感しない/なぜ主催者発表の参加人数を垂れ流すか/憲法と民主主義に反した朝日と野党党首/安倍内閣はバカ発見器/安保法制に反対したのは中韓だけ/有権者に怒りを向けはじめたメディアの朝日新聞は「劣化」した/「朝日が反対すること」は正しい/中国に不利なことは書かない/「自衛隊員のリスク」放置の張本人が/「廃案に向けて声を上げ続ける」/日本人の戦争に対する思い込み/ネットで比較して知る真実

第3章 「東大憲法学」は変節から始まった
     百地章×櫻井よしこ

「違憲」の理由にならない長谷部説/憲法だけ眺めてもわからない集団的自衛権/憲法学者の「私的解釈」/最高裁は個別的とも集団的とも言っていない/旧安保条約でも認めている集団的自衛権/東大護憲派に支配された憲法学界/東大法学部の大御所は戦時中に変節/戦後にも再転向/明治憲法に責任転嫁/公職追放と「180度の転向」/宮澤理論に染まった憲法学者/「戦時国際法」の講義がなかった東大

第4章 「自衛官のリスク」が利用された
     佐藤正久×花田紀凱

米陸軍指揮幕僚大学のつながり/法律がなければ訓練もできない/「必要最小限」は変化している/個別的自衛権で対応できない隙間/「超法規的措置」を現場に押しつけてきた/”憲法違反゛の我々にも意地と誇りがある/ネガティブリスト的な思想に変わった/「後方支援」の実施区域/10決めても10動くわけではない/「パパは帰ってこなかった」への怒り/「自衛官をなめるなよ」/現場を知らずリスクを語るな

第5章 自分の意見を刷り込むメディア 
    永栄潔×花田紀凱

「私たちは怒っている」に怒っている/目の前で否定された自粛降板説/自分の意見を刷り込んでいる/なぜ"圧力の事実"を突きつけないのか/国連での自社への言及を報じなかった朝日/なぜ印象論が垂れ流されるのか/朝日はマルキスト結社か/『諸君!』の定期購読は朝日大阪本社で一人/朝日は読者が知りたいことに応えていない

第6章 報道されなかった日本の危機 
    佐藤正久×櫻井よしこ

世論は後から評価する/イメージと現実には違いがある/母親の心配と女性週刊誌/中国とフィリピンの軍事力格差/ベトナムやウクライナを誰も助けない理由/中国が勝手にプラットホームを建没/対中配慮で隠された合意違反/中国に通常の交渉は通用しない/軍事利用可能なプラットホーム/安保法制で抑止の壁を高める/東シナ海の危機を報じなかった朝日/軍事利用を止めるために

あとがき 花田紀凱


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*Comment

★日本人奴隷化憲法

全く報道されないし、ネット記事にもほとんど書かれないが
櫻井さんが仰るように世論形成の手法に騙されてはいけないことがある。

それは、改憲は9条は本命ではなさそうで
人権の定義を変えることによって
在日特別永住者の参政権を合憲にする動きがあることだ。
また
戦後の新しい支配階級による独裁国家を成立させる。

普通の日本人は奴隷として弾圧されこき使われて衰弱死するだろう。
国防軍が出来ても意味がない。
ほげ |  2016.06.04(Sat) 19:21 |  URL |  【コメント編集】

★朝鮮人は250年前から基地外。土人が日本に来て驚いたか、自分の方が偉いと勘違いしている。

通信使、金仁謙の著書『日東壮遊歌』
・1764年1月22日 大阪
100万軒はあると思われる家の全ては「瓦の屋根」だ。凄い。 大阪の富豪の家は「朝鮮の最大の豪邸」の10倍以上の広さで、 銅の屋根で、黄金の内装である。 この贅沢さは異常だ。 都市の大きさは約40kmもあり、その全てが繁栄している。信じられない。 中国の伝説に出てくる楽園とは、本当は大阪の事だった。 世界に、このように素晴らしい都市が他にあるとは思えない。 ソウルの繁華街の10000倍の発展だ。

通信使の中に北京を見た通訳がいるが「北京の繁栄も大阪には負ける」 と言っている。 穢れた愚かな血を持つ、獣のような人間が中国の周の時代に、この土地にやってきた。 そして2000年の間、平和に繁栄し、一つの姓(つまり天皇家)を存続させている。 嘆かわしく、恨めしい。

1764年1月28日 京都
街の繁栄では大阪には及ばない。しかし倭王(天皇)が住む都であり、とても贅沢な都市だ。山の姿は勇壮、川は平野を巡って流れ、肥沃な農地が無限に広がっている。
この豊かな楽園を倭人が所有しているのだ。悔しい。「帝」や「天皇」を自称し、子や孫にまで伝えられるのだ。悔しい。 この犬のような倭人を全て掃討したい。 この土地を朝鮮の領土にして、朝鮮王の徳で礼節の国にしたい。 」
さよならサヨク |  2016.06.04(Sat) 19:59 |  URL |  【コメント編集】

■『ユアタイム』司会の野島卓アナが偏向報道!
舛添進退問題で、都議会与党(自民・公明)は舛添を辞めさせない意向だというイメージ操作を行った(16/6/8放送)

野島卓アナ
「そして昨日ですね、この番組に田崎史朗さんお越しになってこの様なことをおっしゃってました。
『4年後の知事選を考えると東京五輪に影響が出る。夏前の退陣、知事選はない』だから舛添さんは退任はしないだろうという読みを披露して頂いた訳ですが」

伊藤惇夫 「というよりは、都議会自民党公明党は時間が欲しいんです。もし舛添さんが辞めた場合の後任の都知事候補をどうするかという問題、
それから参議院選挙と都知事選挙がぶつかるとですね、舛添さんだけじゃなくて自公に逆風が吹く状況の中で
この二つの選挙を同時にやるっていうことは非常にやっぱり危険だと認識も恐らくあると思います。

ですから少し時間を空ければ、まあ一部で言われてるのは、9月の定例会、が一つの節目になるのではないかという見方もありますけれども。」

【野島卓アナ】
【「となると、辞めさせない力が働くだろうという事でいいですか?」】

伊藤惇夫 「6月定例会ではというね、前提付きだと思いますが。(今は)ちょっと早いという思惑が働いてる可能性はあると思いますね。」


> 野島卓アナ「となると、辞めさせない力が働くだろうという事でいいですか?」

この発言はかなりおかしい。
直前に伊藤惇夫が舛添の進退について「時間を空けて、9月の定例会が節目になる」と言っているからだ。

前日の田崎史朗の解説も、間を空けて9月頃に舛添のクビを取りに行く可能性が高いことを言っていた。

なのに 野島卓アナは「となると、辞めさせない力が働くだろうという事でいいですか?」

この男は「自公は舛添を辞めさせない」という誤解を視聴者に与えたいようだ。 野島卓は典型的な反日左翼メディア人だから、

解説者によると自民党公明党は時間を空けて辞めさせる意向なのに、とにかく辞めさせない意向だと視聴者に思って欲しかったようにしか思えない。

これなら自民党公明党は大ダメージを追うからだ。テレビ局員の「とにかく自民党叩き」という偏向報道はいい加減やめてもらいたいものだ。

番組提供:明治安田生命、アサヒビール、ヤマト運輸、MAZDA

 |  2016.06.09(Thu) 00:43 |  URL |  【コメント編集】

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