2014.09.16 (Tue)
「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと」
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日本を愛する人 必読の書
二度と日本が
衝撃的なタイトルであるが、多くの日本人に読まれるべき書である。
著者は表紙の裏に、本書を書いた目的を次のように述べている。
「戦後思想とか戦後教育の問題は、すべて占領軍の目を気にしたおびえのような自虐意識から生まれてきています。
その原点をきちんと実証的に解明して、『それは誤解である』ということを世界に向かっても日本人に向かっても明らかにして「日本を取り戻し」たいというのが、私が本書を書いた一つの目的です」
当ブログを訪問される方はよくご存じの「自虐史観」というのがそれであり、安倍首相が「日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」と第一次安倍内閣の時に表明したのも自虐史観からの脱却を意味していたのである。
しかしながら、戦後利得にどっぷり浸かった一派や、日本をいつまでも弱者にしておきたい反日海外勢力とそれに呼応する国内のマスメディア、大学、左翼団体に潜む工作員たちが第一次安倍内閣を葬り去ってしまった。
しかし安倍首相は不死鳥のように奇跡的に蘇った。
第一次安倍政権の苦い経験から安倍首相は焦らず長期的な観点から物事を進めようとしているように見える。
安倍首相に多くを期待する人たちは、それをある時は物足らなく思い、あるいは変節したと見るかも知れない。
しかし、安倍首相が相手にしているのは大きな怪物であり、後ろから鉄砲で撃たれる危険もある。
安倍首相がいまのところやむなく匍匐前進しているのはそのためである。
話を元に戻す。
昨日のエントリーでPonkoが敬愛する言論人の一人、佐伯啓思先生の小論文をコピペしてご紹介したが、これこそまさに朝日新聞が染め上げられた戦後史観、アメリカ的歴史観を指摘しているのである。
だからといって安易に反米に舵を切れというのではない。
アメリカとは上手く付き合いつつ時間を掛けてみずからの道を切り開いて行くことが日本人に求められている。
本書のすごいところは、著者がアメリカ留学中に図書館で250万頁の英文の日本占領文書を読み解き、あるいは当時の要人にインタビューして戦後の史実を確認して本書を書いているところである。
著者の尊父が「史朗」と名付けたのは日本の歴史を読み解いて欲しいという願いからだったそうで、本書はその尊父に捧げられている。
また話を元に戻す。
本書は戦後、占領軍によって義眼を嵌められ、自分の目で見ることが出来なくなったという。
その義眼の一つはルース・ベネディクトの「菊と刀」だと著者はいう。
「菊と刀」は1946年に日本で発刊され、アメリカ人の書いた日本文化論だとして当時評判になった。
しかし、恥ずかしながらPonkoは読んだことがない。
その後、大学の入試問題に出たことは知っている。
当時の識者の中には「菊と刀」の欺瞞を指摘する声もあったらしい。
戦後の日本を支配した「ウォー・ギルト・インフォメーション・ブログラム(WGIP)」については、渡部恒三氏も沢山の著書で書かれているが、日本人に贖罪意識を植え付けるキャンペーンであった。
修身教育も教育勅語も廃止され、君が代と日の丸も自主規制された。
いまでも左翼・日教組は君が代と日の丸に否定的である。
14日に行われた男子U21サッカーのウクライナ戦の開会式で君が代が流れた時、日本選手は誰も歌わなかった(あるいは歌えなかった)。誰一人として唇が動いていないのである。
それに対してウクライナ選手は全員大きく口を開けて国家を斉唱していた。
いつも見る光景ながら情けなかった。
これこそ間違った戦後教育のなれの果てである。
閑話休題
著者は現在の悲しむべき親子関係、学級崩壊や間違ったジェンダー・フリー、婚外子の法定相続の平等判決、夫婦別姓にも触れている。
全て誤った戦後民主主義のなれの果てである。
しかし、うれしいことに最近の調査によれば、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という昔ながらのスタイルを肯定する若者達が増えているそうである。
著者は宮澤談話と河野談話を見直すことが日本再生の絶対条件だとしている。
産経新聞の慰安婦問題追及や朝日新聞の偏向報道にも触れている。
「要するに、慰安婦問題で日本を現在の窮地に追い込んだのは朝日などのマスコミと反日の活動家や支援組織、市民運動家が連携したことが原因です」(271頁)
本書は今年1月に刊行されているから、当然8月5日の朝日新聞の「記事取消し報道」前の話である。
著者は序章で「義眼」をはめ込まれた新聞社の姿をこうも書いている。
「昨年末の安倍首相の靖国神社参拝に対して、一面トップで「強行」とアメリカ政府の「失望」を強調し、社説で文明の名の下に、平和に対する罪としてA級戦犯を裁いた東京裁判という連合国の義眼で「独りよがりの不毛な参拝」「外交孤立招く誤った道」と断じた朝日・毎日新聞などの報道が、そのことを端的に物語っています」
終章近い次の文章が本書の結論と言える。
「戦後の日本人は占領政策によってはめ込まれた「義眼」によって、「日本の心」を喪失し、日本の文化、歴史、伝統に対する自信を失ってしまいました。「日本を取り戻す」ためには、この「義眼からの脱却」こそが求められているのです。
しかし、アメリカに責任を転嫁し反米を唱えることは愚かなことです。明治以来失った「日本の心」と日本人の精神的伝統(伝統的子育てを含む)を私たち一人ひとりが取り戻す、日本人の主体性の回復こそが今まさに求められているのではないでしょうか。
「文明の衝突」に他ならない対日占領政策が日本の歴史や文化、国民性に対する「義眼」をはめ込んで行われた事実を冷静に認識し、この「義眼」から脱却して、日本の真実を世界に発信していく必要があります」
安倍首相を支持する層にとっては常識的なことではあるが、本書をまだお読みでない方は再確認のために是非ともお読みになる事をお勧めする。
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「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行った事」
(高橋史朗著 致知出版社 2014年1月 1800円+税)
【目次】
序章 敗者を裁いた占領軍の目
日本人の精神的荒廃の源にあるGHQの占領政策
ガラス玉の中に閉じ込められた戦後の日本人
占領軍の目によって歪められた日本の伝統文化
第一章 中国の『菊と刀』ブームの実態と歴史的背景
中国で湧き起こった『菊と刀』ブーム
反日意識と悔しさと ― 中国の『菊と刀』ブームの実態
独自の解説が付けられた中国版『菊と刀』
間違いと独断だらけの日本文化紹介
中国の若者に影響を与えるアメリカ経由の日本文化論
第二章「義眼」の原点にあったルース・ベネディクト『菊と刀』
『菊と刀』幻想と日本の識者による批判
アメリカの対日政策に影響を与えたベネディクトの日本研究
対日宣伝活動のバイブルとなった『日本人の性格構造とプロパガンダ』
偏見に満ちた日本人へのレッテル貼り
日本人の国民性を定義したゴーラーの驚くべき情報源
同性愛と売春に注目したラスウェル博士の不思議な日本人研究
「用便の躾」が日本人のトラウマとなっている
『逝きし世の面影』が敦える日本の子育て
日米ハーフの女性が見た日本人の子育て
乳幼児期の習慣がいじめや虐待を引き起こすと考えたベネディクト
日本は「男尊女卑」の国という思い込み
日本の国民性理解のベースとなった日本映画研究
日本文化の異様さを強調したベネディクトと『民事ハンドブック 日本』
第三章 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
― その源流と展開
(1) 誤解から始まった日本人の「精神的武装解除」
神道と軍国主義・超国家主義を混同した神道学者ホルトム
ホルトムの誤解が日本人の再教育・再方向づけを決定づけた
戦後日本の「義眼」の原点にある『太平洋戦争史』
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの目的
「ウォー・ギルト(戦争有罪性)」という考え方はこうして作られた
日本人に堕罪意識を植え付けるキャンペーンの始まり
映画を通じて無意識のうちに行われた日本人の洗脳
検閲の強化により日本人の伝統的価値観を封じ込める
アメリカ国務省内部で対立した中国派と親日派
「精神的武装解除」の舞台裏
天皇の処遇はどのようにして決まったのか
(2) 占領政策の一支流
修身教科書の評価 ― 日米の見解の違い
アメリカの戦争責任を問うたヘレン・ミアーズ
アメリカでも大問題になった『山下裁判』出版不許可問題
「義眼」の根源にある日本人の精神的伝統への幻想
(3)「義眼」の戦後教育への影響
戦前の日本を全否定した「新教育指針」
『太平洋戦争史』によって自国の歴史を失った日本人
教科書検閲によって削除された用語
日教組の誕生秘話
教育基本法の制定 ― なぜ教育勅語は廃止されたのか
教育勅語廃止の裏で行われた日米の駆け引き
井深大氏の思いから生まれた『あと半分の教育』
君が代と日の丸の自主規制
禍根を残した「男女共学」条項
第四章 今、日本の子供と親に何か起こっているのか
(1)急激に進む子供の「脳内汚染」― 子供の変化
「気になる子」の急増に伴う「新型学級崩壊」
心のコップが下を向いている子供たち ― 小中学生の「うっ」の増加
なぜ三十代に「ひきこもり」が最も多いのか
「育て直し」が必要な今の非行少年たち
曽野綾子氏辞任が突きつけた "異議申し立て"
万引きした子供を許してしまう親の劣化
恥の意識の喪失による日本文化の崩壊現象
「母親のようになりたい」女の子の減少 ― 「子供の夢のランキング調査」から
(2) 親心の衰退と親性崩壊 ― 親の変化
「子どものために犠牲になる親はいなくなった」
学級崩壊の根因は親の変化にある ― 保育士アンケートの結果から
子供に「キラキラネーム」をつける親の意識
「スポック博士の育児書」ブームによる伝統的子育ての断絶
1960年代から始まった食卓の変化
第五章「義眼」からの脱却に向けて ― 親学の推進と転機
(1) 少子化対策と家庭教育支援のパラダイム転換
少子化対策の原因は未婚化にある ― 少子化対策のパラダイム転換
本当に求められているのは「親育ち支援」
「幸福のものさし」で国のあり方を考えなくてはならない
「偉くなれば幸せなのか」と考える子供たち
家族は「自分が誰を家族と思うか」によって決まるとする家庭科教科書
「男は仕事、女は家庭」というあり方を肯定する若者が増えている
「子供を産む産まないを決めるのは女性の権利」という考え方の問題点
「区別」と「差別」を混同しているジェンダー・フリー教育
脳の発達は三歳までにどうかかわるかで決まる
「男・女らしさ」の高校生比較調査から見えてきたこと
自助から共助、共助から公約ヘ ― 「日本型福祉社会」への転換を目指す
親育ち支援としての親学 ― 「価値観の強制」から「発達の保障」へ
「発達の保障」という観点から道徳教育を考える
親子の絆を取り戻す「親守詩」
日本文化の核にある「教のリズム」
(2) 親学推進議員連盟の設立と家庭教育支援条例
親学推進議員連盟の設立目的
埼玉県「発達支援プロジェクト」の始まり
予防・未然防止に全力を注ぐ ― 発達支援の4つのステップ
大阪維新の会の家庭教育支援条例をめぐる騒動
「伝統的子育て」に対する激しい批判
二つの「パンドラの箱」と「不運の持つ凄まじいエネルギー」
第六章「日本再生」への取り組み ― 「義眼」から脱却するために
(1)「宮澤談話」と「河野談話」の見直しは日本再生の絶対条件
「萬犬虚に吠えた」教科書誤報事件
根底から揺らぎ始めた従軍慰安婦の強制性
「義眼」によって日本をおとしめたマスコミの虚偽報道
「義眼」を外して真実を世界に発信しなくてはいけない
(2)「家族再生」から「教育再生」へ
日本の教育は、根が枯れ、幹が腐りかけている
日本人の子育ての知恵を科学的知見によって甦らせていく
終章 占領文書250万ページ研究への挑戦と成果
戦後への疑問を自らの手で解くためのアメリカ留学
最後の半年間 ― 私がひげを生やしている理由
志と現実のギャップ ― 私を支えた三枚のポスター
教育勅語の「暗殺」を救った岸本英夫 ―『岸本英夫日記』が語る真実
すべては神道と軍国主義の混同から始まった
引用・参考文献
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日本を愛する人 必読の書
二度と日本が

衝撃的なタイトルであるが、多くの日本人に読まれるべき書である。
著者は表紙の裏に、本書を書いた目的を次のように述べている。
「戦後思想とか戦後教育の問題は、すべて占領軍の目を気にしたおびえのような自虐意識から生まれてきています。
その原点をきちんと実証的に解明して、『それは誤解である』ということを世界に向かっても日本人に向かっても明らかにして「日本を取り戻し」たいというのが、私が本書を書いた一つの目的です」
当ブログを訪問される方はよくご存じの「自虐史観」というのがそれであり、安倍首相が「日本を取り戻す」「戦後レジームからの脱却」と第一次安倍内閣の時に表明したのも自虐史観からの脱却を意味していたのである。
しかしながら、戦後利得にどっぷり浸かった一派や、日本をいつまでも弱者にしておきたい反日海外勢力とそれに呼応する国内のマスメディア、大学、左翼団体に潜む工作員たちが第一次安倍内閣を葬り去ってしまった。
しかし安倍首相は不死鳥のように奇跡的に蘇った。
第一次安倍政権の苦い経験から安倍首相は焦らず長期的な観点から物事を進めようとしているように見える。
安倍首相に多くを期待する人たちは、それをある時は物足らなく思い、あるいは変節したと見るかも知れない。
しかし、安倍首相が相手にしているのは大きな怪物であり、後ろから鉄砲で撃たれる危険もある。
安倍首相がいまのところやむなく匍匐前進しているのはそのためである。
話を元に戻す。
昨日のエントリーでPonkoが敬愛する言論人の一人、佐伯啓思先生の小論文をコピペしてご紹介したが、これこそまさに朝日新聞が染め上げられた戦後史観、アメリカ的歴史観を指摘しているのである。
だからといって安易に反米に舵を切れというのではない。
アメリカとは上手く付き合いつつ時間を掛けてみずからの道を切り開いて行くことが日本人に求められている。
本書のすごいところは、著者がアメリカ留学中に図書館で250万頁の英文の日本占領文書を読み解き、あるいは当時の要人にインタビューして戦後の史実を確認して本書を書いているところである。
著者の尊父が「史朗」と名付けたのは日本の歴史を読み解いて欲しいという願いからだったそうで、本書はその尊父に捧げられている。
また話を元に戻す。
本書は戦後、占領軍によって義眼を嵌められ、自分の目で見ることが出来なくなったという。
その義眼の一つはルース・ベネディクトの「菊と刀」だと著者はいう。
「菊と刀」は1946年に日本で発刊され、アメリカ人の書いた日本文化論だとして当時評判になった。
しかし、恥ずかしながらPonkoは読んだことがない。
その後、大学の入試問題に出たことは知っている。
当時の識者の中には「菊と刀」の欺瞞を指摘する声もあったらしい。
戦後の日本を支配した「ウォー・ギルト・インフォメーション・ブログラム(WGIP)」については、渡部恒三氏も沢山の著書で書かれているが、日本人に贖罪意識を植え付けるキャンペーンであった。
修身教育も教育勅語も廃止され、君が代と日の丸も自主規制された。
いまでも左翼・日教組は君が代と日の丸に否定的である。
14日に行われた男子U21サッカーのウクライナ戦の開会式で君が代が流れた時、日本選手は誰も歌わなかった(あるいは歌えなかった)。誰一人として唇が動いていないのである。
それに対してウクライナ選手は全員大きく口を開けて国家を斉唱していた。
いつも見る光景ながら情けなかった。
これこそ間違った戦後教育のなれの果てである。
閑話休題
著者は現在の悲しむべき親子関係、学級崩壊や間違ったジェンダー・フリー、婚外子の法定相続の平等判決、夫婦別姓にも触れている。
全て誤った戦後民主主義のなれの果てである。
しかし、うれしいことに最近の調査によれば、「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という昔ながらのスタイルを肯定する若者達が増えているそうである。
著者は宮澤談話と河野談話を見直すことが日本再生の絶対条件だとしている。
産経新聞の慰安婦問題追及や朝日新聞の偏向報道にも触れている。
「要するに、慰安婦問題で日本を現在の窮地に追い込んだのは朝日などのマスコミと反日の活動家や支援組織、市民運動家が連携したことが原因です」(271頁)
本書は今年1月に刊行されているから、当然8月5日の朝日新聞の「記事取消し報道」前の話である。
著者は序章で「義眼」をはめ込まれた新聞社の姿をこうも書いている。
「昨年末の安倍首相の靖国神社参拝に対して、一面トップで「強行」とアメリカ政府の「失望」を強調し、社説で文明の名の下に、平和に対する罪としてA級戦犯を裁いた東京裁判という連合国の義眼で「独りよがりの不毛な参拝」「外交孤立招く誤った道」と断じた朝日・毎日新聞などの報道が、そのことを端的に物語っています」
終章近い次の文章が本書の結論と言える。
「戦後の日本人は占領政策によってはめ込まれた「義眼」によって、「日本の心」を喪失し、日本の文化、歴史、伝統に対する自信を失ってしまいました。「日本を取り戻す」ためには、この「義眼からの脱却」こそが求められているのです。
しかし、アメリカに責任を転嫁し反米を唱えることは愚かなことです。明治以来失った「日本の心」と日本人の精神的伝統(伝統的子育てを含む)を私たち一人ひとりが取り戻す、日本人の主体性の回復こそが今まさに求められているのではないでしょうか。
「文明の衝突」に他ならない対日占領政策が日本の歴史や文化、国民性に対する「義眼」をはめ込んで行われた事実を冷静に認識し、この「義眼」から脱却して、日本の真実を世界に発信していく必要があります」
安倍首相を支持する層にとっては常識的なことではあるが、本書をまだお読みでない方は再確認のために是非ともお読みになる事をお勧めする。
1
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「日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行った事」
(高橋史朗著 致知出版社 2014年1月 1800円+税)
【目次】
序章 敗者を裁いた占領軍の目
日本人の精神的荒廃の源にあるGHQの占領政策
ガラス玉の中に閉じ込められた戦後の日本人
占領軍の目によって歪められた日本の伝統文化
第一章 中国の『菊と刀』ブームの実態と歴史的背景
中国で湧き起こった『菊と刀』ブーム
反日意識と悔しさと ― 中国の『菊と刀』ブームの実態
独自の解説が付けられた中国版『菊と刀』
間違いと独断だらけの日本文化紹介
中国の若者に影響を与えるアメリカ経由の日本文化論
第二章「義眼」の原点にあったルース・ベネディクト『菊と刀』
『菊と刀』幻想と日本の識者による批判
アメリカの対日政策に影響を与えたベネディクトの日本研究
対日宣伝活動のバイブルとなった『日本人の性格構造とプロパガンダ』
偏見に満ちた日本人へのレッテル貼り
日本人の国民性を定義したゴーラーの驚くべき情報源
同性愛と売春に注目したラスウェル博士の不思議な日本人研究
「用便の躾」が日本人のトラウマとなっている
『逝きし世の面影』が敦える日本の子育て
日米ハーフの女性が見た日本人の子育て
乳幼児期の習慣がいじめや虐待を引き起こすと考えたベネディクト
日本は「男尊女卑」の国という思い込み
日本の国民性理解のベースとなった日本映画研究
日本文化の異様さを強調したベネディクトと『民事ハンドブック 日本』
第三章 ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム
― その源流と展開
(1) 誤解から始まった日本人の「精神的武装解除」
神道と軍国主義・超国家主義を混同した神道学者ホルトム
ホルトムの誤解が日本人の再教育・再方向づけを決定づけた
戦後日本の「義眼」の原点にある『太平洋戦争史』
ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムの目的
「ウォー・ギルト(戦争有罪性)」という考え方はこうして作られた
日本人に堕罪意識を植え付けるキャンペーンの始まり
映画を通じて無意識のうちに行われた日本人の洗脳
検閲の強化により日本人の伝統的価値観を封じ込める
アメリカ国務省内部で対立した中国派と親日派
「精神的武装解除」の舞台裏
天皇の処遇はどのようにして決まったのか
(2) 占領政策の一支流
修身教科書の評価 ― 日米の見解の違い
アメリカの戦争責任を問うたヘレン・ミアーズ
アメリカでも大問題になった『山下裁判』出版不許可問題
「義眼」の根源にある日本人の精神的伝統への幻想
(3)「義眼」の戦後教育への影響
戦前の日本を全否定した「新教育指針」
『太平洋戦争史』によって自国の歴史を失った日本人
教科書検閲によって削除された用語
日教組の誕生秘話
教育基本法の制定 ― なぜ教育勅語は廃止されたのか
教育勅語廃止の裏で行われた日米の駆け引き
井深大氏の思いから生まれた『あと半分の教育』
君が代と日の丸の自主規制
禍根を残した「男女共学」条項
第四章 今、日本の子供と親に何か起こっているのか
(1)急激に進む子供の「脳内汚染」― 子供の変化
「気になる子」の急増に伴う「新型学級崩壊」
心のコップが下を向いている子供たち ― 小中学生の「うっ」の増加
なぜ三十代に「ひきこもり」が最も多いのか
「育て直し」が必要な今の非行少年たち
曽野綾子氏辞任が突きつけた "異議申し立て"
万引きした子供を許してしまう親の劣化
恥の意識の喪失による日本文化の崩壊現象
「母親のようになりたい」女の子の減少 ― 「子供の夢のランキング調査」から
(2) 親心の衰退と親性崩壊 ― 親の変化
「子どものために犠牲になる親はいなくなった」
学級崩壊の根因は親の変化にある ― 保育士アンケートの結果から
子供に「キラキラネーム」をつける親の意識
「スポック博士の育児書」ブームによる伝統的子育ての断絶
1960年代から始まった食卓の変化
第五章「義眼」からの脱却に向けて ― 親学の推進と転機
(1) 少子化対策と家庭教育支援のパラダイム転換
少子化対策の原因は未婚化にある ― 少子化対策のパラダイム転換
本当に求められているのは「親育ち支援」
「幸福のものさし」で国のあり方を考えなくてはならない
「偉くなれば幸せなのか」と考える子供たち
家族は「自分が誰を家族と思うか」によって決まるとする家庭科教科書
「男は仕事、女は家庭」というあり方を肯定する若者が増えている
「子供を産む産まないを決めるのは女性の権利」という考え方の問題点
「区別」と「差別」を混同しているジェンダー・フリー教育
脳の発達は三歳までにどうかかわるかで決まる
「男・女らしさ」の高校生比較調査から見えてきたこと
自助から共助、共助から公約ヘ ― 「日本型福祉社会」への転換を目指す
親育ち支援としての親学 ― 「価値観の強制」から「発達の保障」へ
「発達の保障」という観点から道徳教育を考える
親子の絆を取り戻す「親守詩」
日本文化の核にある「教のリズム」
(2) 親学推進議員連盟の設立と家庭教育支援条例
親学推進議員連盟の設立目的
埼玉県「発達支援プロジェクト」の始まり
予防・未然防止に全力を注ぐ ― 発達支援の4つのステップ
大阪維新の会の家庭教育支援条例をめぐる騒動
「伝統的子育て」に対する激しい批判
二つの「パンドラの箱」と「不運の持つ凄まじいエネルギー」
第六章「日本再生」への取り組み ― 「義眼」から脱却するために
(1)「宮澤談話」と「河野談話」の見直しは日本再生の絶対条件
「萬犬虚に吠えた」教科書誤報事件
根底から揺らぎ始めた従軍慰安婦の強制性
「義眼」によって日本をおとしめたマスコミの虚偽報道
「義眼」を外して真実を世界に発信しなくてはいけない
(2)「家族再生」から「教育再生」へ
日本の教育は、根が枯れ、幹が腐りかけている
日本人の子育ての知恵を科学的知見によって甦らせていく
終章 占領文書250万ページ研究への挑戦と成果
戦後への疑問を自らの手で解くためのアメリカ留学
最後の半年間 ― 私がひげを生やしている理由
志と現実のギャップ ― 私を支えた三枚のポスター
教育勅語の「暗殺」を救った岸本英夫 ―『岸本英夫日記』が語る真実
すべては神道と軍国主義の混同から始まった
引用・参考文献
テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済
台湾は日本の固有領土 |
2014.09.16(Tue) 23:41 | URL |
【コメント編集】
歴史にifはないけども
ソ連共産主義拡大を大きな危機とちゃんと認識していた日本
そして、朝鮮戦争が起こった
で目先の米国があわてて、日本を再軍備(警察予備隊)にかじをきった。
二度と日本がたちあがれないように
かなり徹底的にやったんだが、
それを壊したのも米国
でもこの二度と日本を立ち上がれないようには
いまだに朝日とか反日勢力の中に生きているのだ
ソ連共産主義拡大を大きな危機とちゃんと認識していた日本
そして、朝鮮戦争が起こった
で目先の米国があわてて、日本を再軍備(警察予備隊)にかじをきった。
二度と日本がたちあがれないように
かなり徹底的にやったんだが、
それを壊したのも米国
でもこの二度と日本を立ち上がれないようには
いまだに朝日とか反日勢力の中に生きているのだ
Mij |
2014.09.17(Wed) 08:24 | URL |
【コメント編集】
真の愛国者に反米を唱えるな、というのは無理ではないでしょうか。無論、小生は、声高に、外交や公式の場面で反米を唱えよ、と言っている訳ではありません。飽く迄個人個人の内心で反米を忘れてはいけない、ということです。そうでなかったら、無差別都市爆撃や原爆投下、東京復讐茶番劇(俗称:東京裁判)等々の数々のメリケンによる違法行為は無かったことになってしまいます。小生個人の考えでは、メリケン政府がそれらの非を認め、我が国に公式に謝罪することが有るとすれば(恐らく永久に無いでしょうが)、幾らか日本国民(愛国者ら)の内心の憎悪も和らぐでしょう。
故に我々大和民族が保持すべき国際的態度は、内心はメリケンの過去の所業を決して許さないが、公式の場ではにこやかに紳士然と振る舞う、これに尽きるかと思います。戦後日本人には卑屈さが目立ちますが、上文の後半に関しては、対特亜や反捕鯨テロリストへの対応などで峻厳さが欠如しているものの、それなりに対応出来ているとは思います。
故に我々大和民族が保持すべき国際的態度は、内心はメリケンの過去の所業を決して許さないが、公式の場ではにこやかに紳士然と振る舞う、これに尽きるかと思います。戦後日本人には卑屈さが目立ちますが、上文の後半に関しては、対特亜や反捕鯨テロリストへの対応などで峻厳さが欠如しているものの、それなりに対応出来ているとは思います。
素浪人 |
2014.09.17(Wed) 11:30 | URL |
【コメント編集】
アメリカの軍事的衰退は、ないが経済的勢力が以前ほどでなくなっている。
アメリカの世界警察が不可能な状態になれば、それぞれ役割分担で自国の利益を守る事が優先行動になる。
民主主義陣営に属す日本は、アメリカとの同盟国である以上自国のシーレーンを守るために反支那陣営と互いに集団的自衛権を締結する必要がある。
そうなれば必然的に日本は、アメリカと同等の同盟国として同盟の改正も必要になる。
どだいアメリカが、日本を抑え込むことは不可能であり、アジアを統括的に支援できない。
日本は、一国で先進国と戦った国そこらの特亜とは、実績が違うんです。
アメリカもそれを知っているから逆に日本を自立させ協力させたほうが得策だろう。
それにアメリカは軍事先進国どの国もアメリカと戦おうとする国は、無い。
挑んでくるのは、国の無いテロ集団である。
国と国との戦争は、希薄になった。
グローバル企業を標榜するアメリカとグローバル化するテロとの果てし無い戦争が続くのであろうか。
国境の無い戦争は、国としてのアメリカを苦しめるであろう。
戦争のグローバル化は、念頭になかった筈だ。
アメリカの野望は、両刃の剣であった。
アメリカの世界警察が不可能な状態になれば、それぞれ役割分担で自国の利益を守る事が優先行動になる。
民主主義陣営に属す日本は、アメリカとの同盟国である以上自国のシーレーンを守るために反支那陣営と互いに集団的自衛権を締結する必要がある。
そうなれば必然的に日本は、アメリカと同等の同盟国として同盟の改正も必要になる。
どだいアメリカが、日本を抑え込むことは不可能であり、アジアを統括的に支援できない。
日本は、一国で先進国と戦った国そこらの特亜とは、実績が違うんです。
アメリカもそれを知っているから逆に日本を自立させ協力させたほうが得策だろう。
それにアメリカは軍事先進国どの国もアメリカと戦おうとする国は、無い。
挑んでくるのは、国の無いテロ集団である。
国と国との戦争は、希薄になった。
グローバル企業を標榜するアメリカとグローバル化するテロとの果てし無い戦争が続くのであろうか。
国境の無い戦争は、国としてのアメリカを苦しめるであろう。
戦争のグローバル化は、念頭になかった筈だ。
アメリカの野望は、両刃の剣であった。
katachi |
2014.09.17(Wed) 11:53 | URL |
【コメント編集】
★戦後70年近くになります。そろそろ、日本人が日本魂と日本の消された国史を取り戻してもいい時期になっていると思います。
★ニューズレター・チャイナ
@NLChina2009 · 8 時間
朝日新聞(朝刊)の「ひと」欄に「週刊金曜日」の平井康嗣編集長が紹介されている。「雑誌が売れず、ナショナリズムを刺激する記事があふれる時代」として、記事は続く。部数は半減したが今も頑張っているという結論。聞きたいのはなぜ部数が半減したのかという理由。新聞が書くべきはそこである。
さらにジャーナリストなら「物語」ではなく、事実を書いてほしい。
「週金」の特徴。
①原稿料はスズメの涙
②編集部の意向は圧倒的で。センスはジャーナリストというよりも「活動家」
③編集委員の本多勝一は気難しく、椎名誠は自分の写真を表紙に使いたがる。
こんな理由で若手ライターの評判は悪い。
さらにジャーナリストなら「物語」ではなく、事実を書いてほしい。「週金」の特徴。①原稿料はスズメの涙②編集部の意向は圧倒的で。センスはジャーナリストというよりも「活動家」③編集委員の本多勝一は気難しく、椎名誠は自分の写真を表紙に使いたがる。こんな理由で若手ライターの評判は悪い。
「国家」は外部からの侮りに対して強くあるべきだ。だが、「社会」に必要なのは資本や強者の論理ではない。弱者が守られ、互いに助けあうことのできるネットワークが大前提なのだ。少女が姿を消し,盲目の女性が危険にさらされ、青年たちが将来の青写真を描けないる社会が健全であるはずがない。
★ニューズレター・チャイナ
@NLChina2009 · 8 時間
朝日新聞(朝刊)の「ひと」欄に「週刊金曜日」の平井康嗣編集長が紹介されている。「雑誌が売れず、ナショナリズムを刺激する記事があふれる時代」として、記事は続く。部数は半減したが今も頑張っているという結論。聞きたいのはなぜ部数が半減したのかという理由。新聞が書くべきはそこである。
さらにジャーナリストなら「物語」ではなく、事実を書いてほしい。
「週金」の特徴。
①原稿料はスズメの涙
②編集部の意向は圧倒的で。センスはジャーナリストというよりも「活動家」
③編集委員の本多勝一は気難しく、椎名誠は自分の写真を表紙に使いたがる。
こんな理由で若手ライターの評判は悪い。
さらにジャーナリストなら「物語」ではなく、事実を書いてほしい。「週金」の特徴。①原稿料はスズメの涙②編集部の意向は圧倒的で。センスはジャーナリストというよりも「活動家」③編集委員の本多勝一は気難しく、椎名誠は自分の写真を表紙に使いたがる。こんな理由で若手ライターの評判は悪い。
「国家」は外部からの侮りに対して強くあるべきだ。だが、「社会」に必要なのは資本や強者の論理ではない。弱者が守られ、互いに助けあうことのできるネットワークが大前提なのだ。少女が姿を消し,盲目の女性が危険にさらされ、青年たちが将来の青写真を描けないる社会が健全であるはずがない。
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2014.09.17(Wed) 18:37 | URL |
【コメント編集】
国民が知らない反日の実態
金丸と共にアメリカ日本を売った小沢一郎の過去
石原慎太郎氏が暴露する小沢がドブに捨てた430兆円
湾岸戦争の時は一瞬にして戦争支出130億ドル差し出した
石原「あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない。」
詳しくは日米構造協議小沢を検索してください。
小沢が借金の半分を作ったせいで増税を迫られてる安倍総理
借金作った戦犯小沢は呑気に消費税反対。
金丸と共にアメリカ日本を売った小沢一郎の過去
石原慎太郎氏が暴露する小沢がドブに捨てた430兆円
湾岸戦争の時は一瞬にして戦争支出130億ドル差し出した
石原「あの人ほどアメリカの言いなりになった人はいない。」
詳しくは日米構造協議小沢を検索してください。
小沢が借金の半分を作ったせいで増税を迫られてる安倍総理
借金作った戦犯小沢は呑気に消費税反対。
ねこ |
2014.09.17(Wed) 21:01 | URL |
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現在の日本は、第二次大戦のフランスと同じ状態であり、現日本政府は自由地域に限定された臨時政府。ただし国土には占領地域があることを国民は認識していない。
ヴィシー政権(フランス国) 国土
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%BC%E6%94%BF%E6%A8%A9#.E5.9B.BD.E5.9C.9F
国民がこの事実に気づき、占領されている放棄した領土を取り戻すことこそが、戦後レジームからの脱却。
まさに「日本を取り戻す」
参考URL
なでしこアクション
http://nadesiko-action.org/?page_id=5813&cpage=12#comment-10870
アメリカ合衆国の編入・未編入領域
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%
83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%B5%B7%E5%A4%96%E9%A0%98%E5%9C%9F#.E7.B7.A8.E5.85.A5.E3.83.BB.E6.9C.AA.E7.B7.A8.E5.85.A5.E9.A0.98.E5.9F.9F
以上