FC2ブログ

2008.05.07 (Wed)


立ち上がったアルピニスト野口健

《知らなんだシリーズ14》
中国に騙された国際社会

イケ面アルピニストの野口健さんはベレストや富士山のゴミを清掃する人としての印象しか今迄なかった。
しかし、彼が単なるアルピニストではなくて、チョモランマに聖火リレーを強行する中国に怒りを覚える政治感覚を持っている人だということを
「WILL6月号」の寄稿「チョモランマに政治を持ち込むな」を読んで初めて知った。

彼のホームページを見ると、外交官の父親とエジプト人の母親の間に生まれたそうだ。日本人離れのした容貌だと思っていたが、納得した。

イケ面の話は別として、5月10日に予定されている聖火のチョモランマは死者が出るかもしれない。それを隠すために中国政府は他の登山隊の入山を禁止したのだと野口さんは推測している。
表向きは「チベット人がネパール側に出て亡命することを防ぐため」という理由らしいが、チベツト人が祖国を捨てて亡命しなければならないような事を中国はチベットで行っているのだ。
それに、「8000メートルの山を登山家でもないチベットの一般人が登ってネパールに行ける筈は無い」と野口さんはいう。

You Tubeでヒマラヤの雪山を一列になって歩いて亡命しようとしている少年僧侶を中国の兵士がライフルで射殺した映像を見た衝撃は今でも忘れられない。

チョモランマのベースキャンプで日の丸の旗を掲げていると国旗を降ろせと難癖をつけてきた中国の登山協会、登山用の日の丸のワッペンを見て石を投げつけてくる中国人、チベット側で「フリー・チベツト」と呟いただけで逮捕された外国人、いろいろな経験をしながらも敢て政治的な発言を控えていた野口さんは今回のチベット騒動で決意した。

ホームページ、ラジオ番組でもチベット問題に触れて「発言しないことは中国にのやり方に加担していることだ」と訴えた。
二度とヒマラヤに登る事ができなくなるというリスクを負ってまで。

ブログで意見を述べた3日後にあるスポンサーが突然来年の契約更新の打ち切りを申し出たと言う。
中国に物を言えないのは政治家だけではなく、経済界も同様である。
政界も経済界も中国の支配下に置かれつつある日本はこれから一体どうなっていくのだろうか。

野口さんが22歳の時、山から下りて近代化されたラサの街を堪能して「都会的だった」と父親報告したら「何年も海外に住んでいるのに中国の意図も分からないのか」と叱られたという。
外交官の父親は「チベット人に金と物を与えて独立運動を抑えようとしているんだ。表立った人権侵害ができなくなってきた今、富を与えて精神構造から崩そうとしてているのだよ」と諭したという。
野口さんはたびたびチベットを訪れ、父親の言葉を実感として分かったという。
この父親にしてこの子あり。

しかし、今の中国はなり振り構わず、世界の非難に耳を貸すことなくあからさまな人権侵害をしている。それに対する世界各国の声はあまりにも小さい。


「五輪開催までに人権問題を解決する」と約束した中国を信じて開催国として選んだ国際社会にも責任がある(野口健さん)。

いま胡錦濤を歓迎するのは国際社会の恥さらしだと思う方はクリックを!
***
FC2バナー2

テーマ : チベット問題について - ジャンル : 政治・経済

07:28  |  -中国  |  TB(0)  |  EDIT  |  Top↑

*Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://ponko69.blog118.fc2.com/tb.php/263-6a2b9dcc

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |