2014.07.03 (Thu)


集団的自衛権、TBS「サンモニ」最後の悪あがき

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 前エントリーで長々とTBS「サンモニ」定番の「日本国憲法に楯突く安倍首相」のチャートを説明したのは、同番組の集団的自衛権反対の最後の悪あがきをご紹介するためであった。

TBS「サンデーモーニング」(2014/6/29)

大東亜戦争で4人に1人が死亡した沖縄県で戦没者追悼式が行われた。

ナレーション
「追悼式で平和への期待を述べた安倍総理、その一方で戦争につながりかねない集団的自衛権の行使容認の動きが可決する状況に、沖縄の人達からは不安の声が上がっています」

「これ(集団的自衛権)をやるとまた戦争につながって行くんじゃないかとすごく不安なんですよ」

絶対来た道に戻らないような、そんな世の中にして欲しい」

(左翼の常套句「いつか来た道」はもう聞き飽きた)

ナレーション
「しかし、これまで慎重な姿勢を崩さなかった公明党は集団的自衛権の容認に大きく舵を切ったのです」

北川公明党副代表
「我が党の意見を踏まえて修正をされている・・・」

「この番組はご覧のスポンサーのご提供でお送りします」

【提供】
ヘルシア ウォーター
三菱電機
SMBCフレンド証券
ENEOS
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ヤマダ電機
ロート製薬
ダンロップ
楽天カード

集団的自衛権に反対するデモのVTR

デモ参加者
日本の若者の血が流れるということをどういう風に考えているのか。これから先の世の中をどういうふうに思っているのか、それが本当に聞きたいと思います」


ところが、テロップは「(安倍首相)に聞きたい」と補足編集している。
TBSの標的は安倍首相なのである。

関口宏(司会)
「歯止めがかかるかどうか。沖縄の日に総理が『戦争を憎む』ということを皆さんの前で仰って。ならこの集団的自衛権はちょっと違うんじゃないかとボクなんかは思ってしまいます。いかがですか?」

寺島実郎
「これは首相と公明党の顔立てと妥協の挙句に実は奇怪(きっかい)な結末になってるんで、曖昧かつ玉虫色で多分、これ本当に分かる人は少ないと思います。
まず、そもそも提起した安保法制懇もびっくり仰天だと思いますね。
アメリカも首を傾げている。この程度の事ならと。

 なぜならば、もともとこれ、同盟責任としてアメリカと一緒に戦争やれる体制にという所に踏み込もうとしたわけですね。ところが結論として出て来てるのは、個別的も集団的も自衛家権という言葉を分けずに、これまでの自衛権という枠内でやれる筈のことを再確認してるに過ぎないという論脈も見えてくるわけですよ。
で、議論が物凄い混乱してて、国際貢献の話なのか、つまりPKOに参加するって類の話なのか同盟責任を深めると言う話なのか、更には自国民保護の、日本人の生命財産を守るという事を強調してみたり、とにかく議論が混乱している。

 国際常識からすれば、日本はもう集団的自衛権を行使しているとまで言われている。イラクに対して超法規的に自衛隊を派遣して、国際貢献という名前で実態は対米協力で自衛隊を派遣しちゃったわけですよ。
ただしその時は特措法という枠組みの中で国会で議論して流れを作った。
 
 今回は内閣の憲法解釈によって融通無碍に動く方向に行くかもしれないという、ここが大変重要なポイントですね。野党を含めてしっかりとこの国の在り方を、安全保障の問題についてしっかりした見識を持って向き合わなきゃいけない事態だと思いますね」


「安保法制懇がびっくり仰天」はないだろう。
日本はもう集団的自衛権を行使しているというのもデタラメである。
集団的自衛権の行使容認をなぜ今急がなければいけないのかという本質論を避けて手続き論で誤魔化そうとしている。自分の安全保障に関する見識はどうなのか一切説明しない。
嘘つきで無責任なコメンテーターである。

安田菜津紀(フォトジャーナリスト 27歳)
「反対意見は上がっているのですけども、同じ世代を見ていると、戦争に巻き込まれるのは自分達ではないという意識がまだ根強く残っていると感じます。私たちが戦争体験を聞く最後の世代だと言われています。何を繰り返してはいけないのかという事を改めて私たちの中で洗い出して、手触りのある感覚を取り戻すことから始めなければいけないのではないかという風に思います」


「手触りのある感覚を取り戻す」?
如何にもキザで中身のない言葉だ。
戦争を体験しなければ本当の「手触りの感覚」など掴めるはずはない。
「取り戻す」というからには過去に体験したということになるので若者の言う事は矛盾している。

 それと戦争を体験した者が二度と戦争に負けない軍事力の必要性に気付くことだってあり得る。
偏向した平和主義者の語り部から今の若者が戦争の「手触り」の感覚を想像しても無駄である。

悲惨な戦争を繰り返さないためには、「平和」を叫んでいただけでは始まらない。

涌井雅之(造園家・東京都市大学教授)
一番多大きな問題は『なぜ急ぐのか』ということで、急迫不正の客観的事実、今急がなければならない状況があるというんだったら、それを我々にきちっと説明して欲しい。その蓋然性がなければ、先程寺島さんが仰ったように、結局はたまたま今の宰相の一個人の信条が日本の歴史の将来の方向を決めてしまうことなるわけですね。それがほんとの民主主義なのかとよく考えなきゃいけない。
考えてみれば、天皇陛下が対馬丸のあの犠牲に対して、ああいう心情を持たれて沖縄に行かれた。これこそまさに一般国民の通底した心情だと思います。そういう心情をベースにするならば、なぜこの時期に、そうした手続きを無視して憲法9条の拡大解釈までして急がなければならなのか、ここが非常に不明確だ。
先程言ったように、(安倍首相)個人の判断で歴史が歪められるようなことにあったらそれは許されるべきではないというのが私の考えですね」

そう言えば、ヤフーブログにも対馬丸への両陛下のご哀悼のお気持ちを利用して批判するコメントした不敬な輩がいた。
左翼は皇室を否定する癖に皇室を利用して国民の感情に訴えようとする卑怯者である。


関口
「年内の日米ガイドラインに反映させるためでは?」

岸井成格
なんで急ぐのかまだわかんないですけども、来年は統一地方選挙だと。再来年は衆参両院の選挙があるかもしれない。そうなるととてもこれが通らなくなっちゃう。だから今のうちにやっちゃわなきゃいけないという政権としてのひとつの動機はある。ただし、取材して感じたことは、集団的自衛権の行使容認ありきで自民党と公明党の間でずうっと水面下ですり合せて最終的に決めた。私から言わせると言葉遊びだ。てにおはを違えたりちょっと表現を変えたり、具体的な歯止めにはまったく役に立たない。本質的な議論がされてない」


 最後の「風をよむ」のコーナーでも、売国政治家の村山元総理が「蟻の一穴」で集団的自衛権の歯止めがかからなくなるというVTRや、反日メディアの共同通信者の世論調査で歯止めがかからなくなるが62.1%を占めたと解説していた。

公明党の反対に「最後の最後まで期待している」田中秀征氏のインタビューVTR。

岸井成格
「国民の議論も世論もまだ熟していない段階だ」

涌井
「日本国憲法を前提にして国連の中の集団的安全保障に日本政府がどう向かうのかという事が大事。(中略)一時期の政権が判断をしてはいけない」


どの時期であれ、時の政権が判断しなくて誰がする?

寺島
「今、時代の空気が中国韓国ケシカランということで、アメリカと連携して中国と向き合おうという方向に向かおうとしている。(中略) 脅威があるから立ち向かわなきゃいけないと思ってるけども、いちばん賢い生き方は脅威を作らないという事だ。外交に掛ける情熱が問われている。そういう意味で―日本人の賢さが問われている。ASEANは日本がこういう局面で日本がどう判断するか知恵のある人こそ興味を持って見ていることを忘れてはいけない」


中国の脅威におののくASEAN諸国は安倍首相の外交・安全保障政策に大いに期待しているというのが真実である。

「脅威を作らないことだ」と言っても、脅威を作っているのは中国のほうである。
かつてルーピー鳩山の外交ブレインだった寺島氏は、それでは中国との外交でどのような成果を上げたと言うのか。
対中、対米ともにボロボロだったではないか。
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18:51  |  集団的自衛権  |  TB(0)  |  CM(5)  |  EDIT  |  Top↑

*Comment

★アメリカは、何時も行く道。

日本との戦後、朝鮮戦争~ベトナム~など多くの戦争を常套手段として戦争行動をしてきた。
今経済が、苦しいから戦争まで手がまわらないだけで、金があれば、戦争をしているだろう。
アメリカと同盟を組んで、平和な時期はGHQ憲法でも良かった。
しかし現況は変化し、支那が突出して覇権国家の道を進んでいる。
最初に弱い南シナ海を攻め次に日本と東シナ海で激突する可能性が、大きいのに今まで通りの憲法では、立ち行かない。
支那を抑えられるのは、アジアでは、日本だろう。
日本から支那にあげたODAそれを支那は軍事に向けた。
日本は、解っていてそれをしたことは、アジア地域を危険に晒した責任がある。
当然日本は、それを破壊する義務がある。
日本は、今後も正論で行く民族であり、それ以外の腹黒い芸当は中々出来ない民族である。(政治家は解らんが)
これも日本民族に課せられた日本の宿命では、なかろうか。



katachi |  2014.07.03(Thu) 19:44 |  URL |  【コメント編集】

★No title

サンモニのほぼレギュラー出演者と化している寺島ボクちゃん。 落ち着いた論理的のような語り口でしゃべるのは言語明瞭意味不明のコメントばかり。 時にはもっとマシな評論家を呼んでほしいものだが、でもしかし偏向評論家しか出さないんだろうな。
さてさて |  2014.07.03(Thu) 20:24 |  URL |  【コメント編集】

★No title

もう2年以上も議論してんのに岸井は「なぜ急ぐのか分からない」ってアルツハイマーなんじゃねーの
 |  2014.07.03(Thu) 21:21 |  URL |  【コメント編集】

★No title

>絶対来た道に戻らないような、そんな世の中にして欲しい

大丈夫。歴史は繰り返しているようで絶対繰り返さないからw
t |  2014.07.04(Fri) 08:48 |  URL |  【コメント編集】

★反日マスコミのB層たぶらかし

TBSサンモニは代表中の代表反日番組だけれども。

しかし、このところの朝日毎日東京などなどの反集団的自衛権憲法解釈キャンペーン
すごい、すごいねー。

おかげでB層も引き続きだまされ続けということで。

ちょいと別のところで40歳だいと思われるB層に食いついてみたけどももうすっかり洗脳されてんだよなー
これが。

ようするに反日マスコミがバレバレでも毎日流す反日キャンペーンは非常にいまでも有効ということなんだよ。

それで安倍首相の支持率なんぞこんなくだなないところで下落する。

B層が評価するのは経済・拉致進展そんな目に見えるもんなんだよね。

で、繰り返しで日本の反日マスコミが仮想でない、本当の正面の敵ということを再認識したのです。
MIJ |  2014.07.04(Fri) 08:51 |  URL |  【コメント編集】

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