2008.03.31 (Mon)
「軍強制」を認めた埠不当判決
「沖縄ノート」が歴史研究書?
数日遅れの記事となったが、記録に留めるために取り上げる。
大阪地裁は28日、沖縄戦の集団自決をめぐる訴訟で、大江健三郎と岩波書店に対する名誉毀損と「沖縄ノート」の出版差し止めなどを求めた梅沢さんらの主張を棄却した。
大阪地裁の論拠に乏しい判決は到底承服できない。
最高裁での逆転判決で残り少ない梅沢氏の人生の汚名を晴らしてあげたい。
もちろん梅沢氏個人の問題だけではなく、歴史を正しく理解しなければならない国民全体の問題である。
大江健三郎はぬけぬけと
「裁判官が私の著書『沖縄ノート』を正しく読んで頂いたものと思う」と語っているのをテレビで見掛けて心底腹が立った。
各局のコメンテーターも判決を支持し、「軍隊の関与があったのは事実なのだから」とコメントしていた。
曽野綾子さんの著書、最近出て来た新証言など広く知られているので敢て繰り返さない。
判決要旨を読めば、その論拠が極めて曖昧であることが明らかである。
●「沖縄ノート」は原告の社会的評価を低下させる。
(そのことを「名誉毀損」というのだよ裁判長殿)
●「沖縄ノート」は歴史研究書であり、公益を図る目的で出版された。
(歴史教科書ではなく偏向思想に基づいたプロパガンダの書である。大江の書を認めて曽野の書を認めに無いのは公正さを欠く。公益は逆に失われている)
●「鉄の暴風」は史料価値を有する。
(赤い裁判官は赤い新聞がお好き)
●集団自決が発生したすべての場所に日本軍が居た。発生しなかった場所には日本軍は居なかった。
ゆえに日本軍の関与はあった。
(この変則三段論法は論理学的にも誤謬である。手榴弾を持っていたのは日本軍しか居ないのだから)
慰安婦問題にせよ、集団自決問題にせよ日本を貶め、混乱させるための工作が着々と進んでいることは間違いない。
産経ニュース(2008.3.28)
司法の使命を放棄 沖縄集団自決訴訟判決
沖縄戦集団自決をめぐる訴訟で大阪地裁は、旧日本軍が自決に深くかかわったと認定し、大江健三郎氏が隊長命令説を信じた「根拠」として名誉棄損の成立を認めなかった。軍の関与や責任論に議論をすり替えた大江氏らの政治的主張を採用した形で、疑問符がつく判決だ。公正な目で真実を見極めるべき司法の使命を放棄したに等しい。
訴訟の最大の争点は、元隊長2人が住民に集団自決を命じた事実があったのか否か-に尽きた。大江氏は自ら現地調査をせず、研究者の戦史を引用する形で自著『沖縄ノート』に命令説を記述した。
訴訟で命令の意味を問われると、軍は当時、島民に「軍官民共生共死」の方針を徹底した▽軍-沖縄守備軍-2つの島の守備隊のタテの構造で自決を押しつけた▽装置された時限爆弾としての命令だった-などと独自の解釈を披露した。
この論法は命令の有無について正面から答えず、軍の関与など次元の異なる評価の問題に歪曲したものだ。しかも著書のどこを読んでもそんな解釈は記されていない。厳密にいえば隊長命令説はすでに崩れているのだ。
判決は著書に記されたような命令は「真実と断定できない」と中途半端に原告への“配慮”を示した。高齢の元隊長らに残された時間は長くはない。司法は、国民の権利擁護を担う「最後の砦」として、汚名を着せられ続けた被害者を救済すべきだ。上級審の判断に期待したい。
(牧野克也)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080328/trl0803281159009-n1.htm
イザニュース 判決要旨
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/133437/
産経ニュース 元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080328/trl0803281114002-n1.htm
産経【主張】沖縄集団自決訴訟 論点ぼかした問題判決だ
http://sankei.jp.msn.com/topics/affairs/4981/afr4981-t.htm
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数日遅れの記事となったが、記録に留めるために取り上げる。
大阪地裁は28日、沖縄戦の集団自決をめぐる訴訟で、大江健三郎と岩波書店に対する名誉毀損と「沖縄ノート」の出版差し止めなどを求めた梅沢さんらの主張を棄却した。
大阪地裁の論拠に乏しい判決は到底承服できない。
最高裁での逆転判決で残り少ない梅沢氏の人生の汚名を晴らしてあげたい。
もちろん梅沢氏個人の問題だけではなく、歴史を正しく理解しなければならない国民全体の問題である。
大江健三郎はぬけぬけと
「裁判官が私の著書『沖縄ノート』を正しく読んで頂いたものと思う」と語っているのをテレビで見掛けて心底腹が立った。
各局のコメンテーターも判決を支持し、「軍隊の関与があったのは事実なのだから」とコメントしていた。
曽野綾子さんの著書、最近出て来た新証言など広く知られているので敢て繰り返さない。
判決要旨を読めば、その論拠が極めて曖昧であることが明らかである。
●「沖縄ノート」は原告の社会的評価を低下させる。
(そのことを「名誉毀損」というのだよ裁判長殿)
●「沖縄ノート」は歴史研究書であり、公益を図る目的で出版された。
(歴史教科書ではなく偏向思想に基づいたプロパガンダの書である。大江の書を認めて曽野の書を認めに無いのは公正さを欠く。公益は逆に失われている)
●「鉄の暴風」は史料価値を有する。
(赤い裁判官は赤い新聞がお好き)
●集団自決が発生したすべての場所に日本軍が居た。発生しなかった場所には日本軍は居なかった。
ゆえに日本軍の関与はあった。
(この変則三段論法は論理学的にも誤謬である。手榴弾を持っていたのは日本軍しか居ないのだから)
慰安婦問題にせよ、集団自決問題にせよ日本を貶め、混乱させるための工作が着々と進んでいることは間違いない。
産経ニュース(2008.3.28)
司法の使命を放棄 沖縄集団自決訴訟判決
沖縄戦集団自決をめぐる訴訟で大阪地裁は、旧日本軍が自決に深くかかわったと認定し、大江健三郎氏が隊長命令説を信じた「根拠」として名誉棄損の成立を認めなかった。軍の関与や責任論に議論をすり替えた大江氏らの政治的主張を採用した形で、疑問符がつく判決だ。公正な目で真実を見極めるべき司法の使命を放棄したに等しい。
訴訟の最大の争点は、元隊長2人が住民に集団自決を命じた事実があったのか否か-に尽きた。大江氏は自ら現地調査をせず、研究者の戦史を引用する形で自著『沖縄ノート』に命令説を記述した。
訴訟で命令の意味を問われると、軍は当時、島民に「軍官民共生共死」の方針を徹底した▽軍-沖縄守備軍-2つの島の守備隊のタテの構造で自決を押しつけた▽装置された時限爆弾としての命令だった-などと独自の解釈を披露した。
この論法は命令の有無について正面から答えず、軍の関与など次元の異なる評価の問題に歪曲したものだ。しかも著書のどこを読んでもそんな解釈は記されていない。厳密にいえば隊長命令説はすでに崩れているのだ。
判決は著書に記されたような命令は「真実と断定できない」と中途半端に原告への“配慮”を示した。高齢の元隊長らに残された時間は長くはない。司法は、国民の権利擁護を担う「最後の砦」として、汚名を着せられ続けた被害者を救済すべきだ。上級審の判断に期待したい。
(牧野克也)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080328/trl0803281159009-n1.htm
イザニュース 判決要旨
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/133437/
産経ニュース 元守備隊長の請求棄却 沖縄集団自決訴訟
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080328/trl0803281114002-n1.htm
産経【主張】沖縄集団自決訴訟 論点ぼかした問題判決だ
http://sankei.jp.msn.com/topics/affairs/4981/afr4981-t.htm
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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