2014.05.25 (Sun)
中国はやはり敵
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日本は砂に首を突っ込むダチョウ
今朝の産経新聞一面で古森義久ワシントン駐在記者が、アメリカが中国に対する融和策から強硬策に転じようとしていると伝えている。
日米ともに民主党政権になって中国に対して脇が甘くなった。
そのツケが今になって回ってきている。
中国はロシアと共同軍事演習をするなど急速に接近していて、日米対中ソの第二次冷戦時代が始まろうとしている。
中国は日米に対してだけではなく、南シナ海を含むアジア諸国にたいしても敵対的行為を剥き出しにしている。
もはや中国は日米に対してではなく、世界にとって敵国になりつつあると言っても良い。
中国の共産党政権が崩壊し、チベットやウイグルが解放されるまで世界は安心してはいられない。
それまでは日米ともに「中国はやはり敵」という認識に立って対応すべきである。
その意味においてリベラル派のオバマ政権はアメリカの失敗だった。
日本とて安倍政権で保守的政策を実行しようとしてはいるものの、古森記者の言う通り砂に頭をつっこんで現実の恐怖を見ようとしないで国民ばかりでは、敵にやられるのは間違いない。
集団的自衛権の行使に反対する政治家、マスメディア、国民はまさにダチョウそのものである。
産経新聞(2014/5/25)
融和策限界「中国やはり敵」
ワシントン駐在客員特派員・古森義久
■融和策限界「中国やはり敵」
「中国はいまや全世界の平和と安定と繁栄への主要な脅威となった!」
米国議会下院外交委員会の20日の公聴会ではこんな強硬な言葉が出た。米国の対アジア政策についての討議、かねて対中強硬派とされる共和党のデーナ・ローラバッカー議員の発言だった。だが他の議員らからは反対の声は出ない。
しかもオバマ政権を代表する証人のダニエル・ラッセル国務次官補も、ベトナムの排他的経済水域(EEZ)内での中国による石油掘削を「一方的、武力的、違法」などと激しく非難した。いまやワシントンの国政の場では中国への姿勢が超党派で劇的に硬化した。オバマ政権の誕生以来5年半近く、ついに米中新冷戦が本格的に始まったようなのである。
異様な急ペースの大軍拡、東シナ海での防空識別圏(ADIZ)の一方的宣言、尖閣諸島(沖縄県石垣市)での恒常的な領空領海の侵犯、南シナ海での無法な領有権拡張、対米サイバー攻撃、そして他国領土を強引に奪うロシアへの接近…中国の国際規範無視の荒っぽい行動はついに米国側の忍耐の限界を超えたという感じなのだ。
最近ではさらに中国軍の房峰輝総参謀長が訪米し「アジアでの紛争は米国のアジア政策のせいだ」と非難した。習近平国家主席は上海での「アジア信頼醸成措置会議」で「アジアの安全はアジアの人間が守る」と述べ、事実上、米国のアジア撤退をも求めた。
こんな現状は米側では以下のようにも総括された。「中国に対し米側には伝統的に『敵扱いすれば、本当に敵になってしまう』という自粛が強く、中国を『友好国』『戦略的パートナー』『責任ある利害保有者』『核拡散防止の協力国』などとして扱ってきた。だが40年ものその融和にもかかわらず、中国はやはり敵になってしまった」(元国防総省中国担当ジョー・ボスコ氏)
オバマ政権の対中融和政策は実にけなげだった。中国を既存の国際社会に普通の一員として迎え入れ、既存のルールを守らせようと努力した。日本国憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という表現をも思わせるナイーブな姿勢だった。
オバマ大統領は4月のアジア歴訪でも中国の領土拡張への堅固な対応を語る一方、中国への平和や友好のアピールを繰り返した。だがオリーブの枝は中国の無法な言動に排され、米国内部で中国への反発が高まった。「中国はアジアの平和と安定の基礎となってきた国際秩序を確実に侵食している」(アジア安全保障専門家ブラッド・グロサーマン氏)という認識が定着したといえる。その背後にはオバマ政権の対応が弱すぎたことが中国の拡張を許したという批判が広がっている。
そうした中国がいまやロシアに接近する。この両国が連帯して米国に対抗するとなると、世界の安全保障構造は根本から変わるわけだ。そんな世界大動乱の危険のなかで集団的自衛権での国際連携に反対する日本内部の勢力が描くのは、砂に頭を突っこむことで見たくない現実から目を背ける、ダチョウの平和だともいえそうだ。
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日本は砂に首を突っ込むダチョウ
今朝の産経新聞一面で古森義久ワシントン駐在記者が、アメリカが中国に対する融和策から強硬策に転じようとしていると伝えている。
日米ともに民主党政権になって中国に対して脇が甘くなった。
そのツケが今になって回ってきている。
中国はロシアと共同軍事演習をするなど急速に接近していて、日米対中ソの第二次冷戦時代が始まろうとしている。
中国は日米に対してだけではなく、南シナ海を含むアジア諸国にたいしても敵対的行為を剥き出しにしている。
もはや中国は日米に対してではなく、世界にとって敵国になりつつあると言っても良い。
中国の共産党政権が崩壊し、チベットやウイグルが解放されるまで世界は安心してはいられない。
それまでは日米ともに「中国はやはり敵」という認識に立って対応すべきである。
その意味においてリベラル派のオバマ政権はアメリカの失敗だった。
日本とて安倍政権で保守的政策を実行しようとしてはいるものの、古森記者の言う通り砂に頭をつっこんで現実の恐怖を見ようとしないで国民ばかりでは、敵にやられるのは間違いない。
集団的自衛権の行使に反対する政治家、マスメディア、国民はまさにダチョウそのものである。
産経新聞(2014/5/25)
融和策限界「中国やはり敵」
ワシントン駐在客員特派員・古森義久
■融和策限界「中国やはり敵」
「中国はいまや全世界の平和と安定と繁栄への主要な脅威となった!」
米国議会下院外交委員会の20日の公聴会ではこんな強硬な言葉が出た。米国の対アジア政策についての討議、かねて対中強硬派とされる共和党のデーナ・ローラバッカー議員の発言だった。だが他の議員らからは反対の声は出ない。
しかもオバマ政権を代表する証人のダニエル・ラッセル国務次官補も、ベトナムの排他的経済水域(EEZ)内での中国による石油掘削を「一方的、武力的、違法」などと激しく非難した。いまやワシントンの国政の場では中国への姿勢が超党派で劇的に硬化した。オバマ政権の誕生以来5年半近く、ついに米中新冷戦が本格的に始まったようなのである。
異様な急ペースの大軍拡、東シナ海での防空識別圏(ADIZ)の一方的宣言、尖閣諸島(沖縄県石垣市)での恒常的な領空領海の侵犯、南シナ海での無法な領有権拡張、対米サイバー攻撃、そして他国領土を強引に奪うロシアへの接近…中国の国際規範無視の荒っぽい行動はついに米国側の忍耐の限界を超えたという感じなのだ。
最近ではさらに中国軍の房峰輝総参謀長が訪米し「アジアでの紛争は米国のアジア政策のせいだ」と非難した。習近平国家主席は上海での「アジア信頼醸成措置会議」で「アジアの安全はアジアの人間が守る」と述べ、事実上、米国のアジア撤退をも求めた。
こんな現状は米側では以下のようにも総括された。「中国に対し米側には伝統的に『敵扱いすれば、本当に敵になってしまう』という自粛が強く、中国を『友好国』『戦略的パートナー』『責任ある利害保有者』『核拡散防止の協力国』などとして扱ってきた。だが40年ものその融和にもかかわらず、中国はやはり敵になってしまった」(元国防総省中国担当ジョー・ボスコ氏)
オバマ政権の対中融和政策は実にけなげだった。中国を既存の国際社会に普通の一員として迎え入れ、既存のルールを守らせようと努力した。日本国憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」という表現をも思わせるナイーブな姿勢だった。
オバマ大統領は4月のアジア歴訪でも中国の領土拡張への堅固な対応を語る一方、中国への平和や友好のアピールを繰り返した。だがオリーブの枝は中国の無法な言動に排され、米国内部で中国への反発が高まった。「中国はアジアの平和と安定の基礎となってきた国際秩序を確実に侵食している」(アジア安全保障専門家ブラッド・グロサーマン氏)という認識が定着したといえる。その背後にはオバマ政権の対応が弱すぎたことが中国の拡張を許したという批判が広がっている。
そうした中国がいまやロシアに接近する。この両国が連帯して米国に対抗するとなると、世界の安全保障構造は根本から変わるわけだ。そんな世界大動乱の危険のなかで集団的自衛権での国際連携に反対する日本内部の勢力が描くのは、砂に頭を突っこむことで見たくない現実から目を背ける、ダチョウの平和だともいえそうだ。
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済
katachi |
2014.05.25(Sun) 11:41 | URL |
【コメント編集】
中国は既に講和条約締結時に、これが米国のアジア侵略と軍事占領を長期化するものだと指摘。
実際、2009年米国最高裁が米国が今も台湾を占領中であることを認め、現在米国軍事政権化で台湾民政府設立。日本統治時代の政治機構を再構築。
(林志昇は台湾民政府下の高雄州州長になったのであって、これを詐欺の根拠とするネットは悪質)
終戦直前に詔書により国際法的に否定しようのない日本固有領土としての地位を確立しており、本土復帰を求めて活動中だがマスコミは完全に黙殺。
しかし、当然世界はこれを受けて動き出している。
対日講和問題に関する周恩来中国外相の声明
//www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510815.O1J.html
日台共栄促進会(台湾民政府、裁判などの経過)
//jtcpa.weebly.com/1249112517125401247312522125221254012473.html
実際、2009年米国最高裁が米国が今も台湾を占領中であることを認め、現在米国軍事政権化で台湾民政府設立。日本統治時代の政治機構を再構築。
(林志昇は台湾民政府下の高雄州州長になったのであって、これを詐欺の根拠とするネットは悪質)
終戦直前に詔書により国際法的に否定しようのない日本固有領土としての地位を確立しており、本土復帰を求めて活動中だがマスコミは完全に黙殺。
しかし、当然世界はこれを受けて動き出している。
対日講和問題に関する周恩来中国外相の声明
//www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19510815.O1J.html
日台共栄促進会(台湾民政府、裁判などの経過)
//jtcpa.weebly.com/1249112517125401247312522125221254012473.html
サンフランシスコ条約の謎 |
2014.05.25(Sun) 15:27 | URL |
【コメント編集】
中国はずっと昔から敵でしたね。
大東亜戦争当時も。
アメリカの中国認識がまとも化しつつあり。
日本のB層がまとも化しつつある今。
日本のマスコミもいつまでも表立って親中を出しづらい。
せいぜい、会話が大事だとか、日本は冷静にとか言うのがせきのやま。
これで自衛隊に被害が出たらもう日本国民は中国を心底嫌うでしょうよ。
しかし、いまだに中国進出企業、馬鹿じゃないか。
大東亜戦争当時も。
アメリカの中国認識がまとも化しつつあり。
日本のB層がまとも化しつつある今。
日本のマスコミもいつまでも表立って親中を出しづらい。
せいぜい、会話が大事だとか、日本は冷静にとか言うのがせきのやま。
これで自衛隊に被害が出たらもう日本国民は中国を心底嫌うでしょうよ。
しかし、いまだに中国進出企業、馬鹿じゃないか。
MIJ |
2014.05.25(Sun) 23:58 | URL |
【コメント編集】
土曜日の夕方届いた、「WILL」 7月号、今回も読み応えある論文満載です。
「WILL」、の存在の有り難さを痛感します
古森義久・産経新聞ワシントン駐在客員特派員、が
「日本を悪魔化する朝日新聞」、の題にて書かれています。
[日本の自傷癖症候群]
日本はそれほど危険な国なのか。日本人はとにかく外国を侵略したがる民族なのか。日本国には民主主義も、法の支配も、自己規律もないのかーーー。
日本の集団的自衛権の行使をめぐる日本側の議論を見て、そう訝った。
反対派の主張は、日本が自国を守る権利を他国並みに持とうという試みを、まるで諸外国に攻撃をかけるための準備のように描くのだ。日本人が、日本人や日本国自身を自制のない暴走集団と断じているのである。・・・
スパイ防止法の時、秘密保護法の時、今回の集団的自衛権の時、私が、支那・中共の三下、下っ引き、人民日報・築地出張所、と呼ぶ、「朝日・チョーニチ」、がやった反対報道の歪曲、捏造、の酷さを見るにつけ、私が感じたことは、
《チョーニチにとって、日本の左翼革命、を狙う、親分の中共の不利になることに対しては、なりふり構わず、発○したように書きまくる》
という、実に単純なことでした。
「WILL」、の存在の有り難さを痛感します
古森義久・産経新聞ワシントン駐在客員特派員、が
「日本を悪魔化する朝日新聞」、の題にて書かれています。
[日本の自傷癖症候群]
日本はそれほど危険な国なのか。日本人はとにかく外国を侵略したがる民族なのか。日本国には民主主義も、法の支配も、自己規律もないのかーーー。
日本の集団的自衛権の行使をめぐる日本側の議論を見て、そう訝った。
反対派の主張は、日本が自国を守る権利を他国並みに持とうという試みを、まるで諸外国に攻撃をかけるための準備のように描くのだ。日本人が、日本人や日本国自身を自制のない暴走集団と断じているのである。・・・
スパイ防止法の時、秘密保護法の時、今回の集団的自衛権の時、私が、支那・中共の三下、下っ引き、人民日報・築地出張所、と呼ぶ、「朝日・チョーニチ」、がやった反対報道の歪曲、捏造、の酷さを見るにつけ、私が感じたことは、
《チョーニチにとって、日本の左翼革命、を狙う、親分の中共の不利になることに対しては、なりふり構わず、発○したように書きまくる》
という、実に単純なことでした。
町工場の親方 |
2014.05.26(Mon) 08:01 | URL |
【コメント編集】
中国は、完全に米国を敵にまわしましたねw
、 |
2014.05.26(Mon) 15:11 | URL |
【コメント編集】
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支那自体が、それで持つのでしょうか?
韓酷も支那に尻尾を振って犬韓流を発動し始めました。
孫正義の犬CMの影響か。
支那も韓酷に朝貢したらどうかと誘っています。クネは、近平から金印でも貰えるのかな?
なんだかおかしな時代になりそうで、マジで笑ってしまいそう。
大丈夫だろうか。