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2007.12.26 (Wed)


ふたつの平和主義と給油活動

ふたつの平和主義と給油活動

一昨日、昨日と産経新聞のコラム「正論」は考えさせられる問題を提起していた。
もっとありていに言えば、一昨日の「正論」に喝采し、昨日の「正論」を読んで日本に不安を覚えた。

一昨日の正論の執筆者伊藤憲一氏(国際政治学者)外交官出身で、日本を海洋国家として捉えようとしている点で同感であり、同じ国際政治学者でも目立ちたがり屋の舛添要一厚労相とは大違いだ。

同氏の主張を要約すれば、平和主義には「消極的平和主義」と「積極的平和主義」の2種類あるという。
消極的平和主義とは「永久になくならない戦争に巻き込まれたくないために全てに消極的、否定的な考え方」である。「いつか来た道」とか「軍靴の音が聞こえる」といった被害妄想狂たちである。
こんな人間に「日米関係の重要性」だの「世界で孤立する」と言っても無駄だと論者はいう。
まったくそうである。すれ違いである。

では「積極的平和主義」とは何か。
現代を「核がもたらした不戦の時代」と捉え、インド洋上の給油活動は「世界的な『不戦共同体』を構築するための連帯行動の一環」と考えるというのである。

【正論】伊藤憲一 「新・戦争論」に託した思い
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/111583/

昨日の「正論」は日本が給油活動を中止すれば、中国が取って代わるという見方である。
一時、そのような主張が流布したが、今の中国にそのような技術力はないと一蹴され立ち消えとなった。
論者平松茂雄氏(中国軍事専門家)の著書のいくつかは当ブログでご紹介したが、中国を侮ってはいけない、中国軍には代行する技術力も経験も十分にあるという。

日本のインド洋上の給油活動が国際的に評価されているのに民主党などの野党の反対で現在中断されている。
この隙に中国が給油活動を代行すれば、日本の国際的評価は間違いなく落ち込み、中国の評価が上がるだろう。
それでなくても中国に押し込まれている日本が、さらに追い込まれる結果となることは目に見えている。
民主党や野党はそれでもいいというのだろうか。

【正論】平松茂雄「海自補給を中国軍が代行?」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/111772/


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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

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