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2013.02.04 (Mon)


アベノミクスが日本を救う

アベノミクス2013縮小版1


野田首相(当時)が、安倍総裁との党首討論で「嘘つき」と言われるのがイヤなのと、民主党内で引きずり降ろされるのがイヤで破れかぶれ解散を宣言する直前に書かれた本である。

だから最新の書とは言えないが、偏向マスコミの偏向報道に躍らされている私たちB層にとっては目から鱗の本だと言える。

つい最近まではグローバリズムはよいものとされていた。
「人間は平等で、多文化共生は素晴らしい」「国境なき経済と人間の流通が平和を招く」と言われていた。
いや、今でもそう主張する人達が居る。

でもそれが間違いであることはEUの経済破綻を見ても明らかである。

 EUのメンバーであるギリシャより日本の方が借金が多くて危ないという嘘、TTPに早く参加しないと日本は取り残されるという嘘、日本の経済は中国に依存しているから日中友好は必要という嘘、韓国の大企業や経済力に日本は負けているという嘘、そんな嘘を著者は具体的なデータを用いて論破している。

 民主党の海江田代表は30日、国会での代表質問でアベノミクスを批判したが、的外れであった。

「たとえ野党側が政府の負債拡大の意味を認識していても、立場上、必ず政権サイドを攻撃してくる。しかも、政府の財政赤字や負債残高の拡大が続くと、『政府はムダ遣いばかりして、国の借金(正しくは政府の負債だが)膨らませている。このままでは、将来世代に借金のツケが押し付けられることになる。政府の財政赤字拡大を許すな!』といったレトリックが通用しやすくなるのだ」(256頁)

とアメリカのロムニー共和党が オバマ民主党を攻撃する例を上げているが、まったく同じことが日本でも言える。
ただ日本ではリベラル左翼の民主党が保守派の自民党を攻撃するという逆転現象ではあるが。

日本のマスメディアはもう増税が決まったかのように、家計が苦しくなると国民を脅している。
財務省とマスメディアは「附則第18条」の景気条項をひた隠しに隠しているのである。

 TPP絡みでは・・・

「日本の新聞は、経団連や経済同友会のロビー活動や政治家へ圧力にいては、ごく当たり前の活動、あるいは要望として記事に出る。ところが農協や医師会が何か要望すると『農協や医師会の既得権益が政治家と密着して圧力を掛けている!』と批判するわけだから、明らかにダブルスタンダードである」(321頁)

「農家の土地は外国に持って行く事は出来ないし、医者の顧客(患者)は基本的には日本国内の顧客(患者)だ」


確かにグローバル企業は資本を海外に移すことはできるが、農家や医者はそうはいかない。
この他、著者が講演や他の書物で主張していることを一冊に纏めたお勧めの本である。


「2013年 大転換する世界 逆襲する日本」(三橋貴明著 徳間書店 2012年11月 1600円+税)

【目次】
   
第1章 激変する世界 狙われる日本経済

世界の大統領選挙が示した対立構造
グローバリズムは民主主義を壊す経済モデル
「自由貿易」という経済侵略が進みつつある
「メイド・イン・○○○○」は保護主義の手法だった
いよいよ「日本占領」をねらうアメリカ企業
国際条約による法律支配の危機
グローバル化を礼賛して国を売るマスコミ
災害大国・日本で建設業が壊滅する危機
デフレ悪化か克服かの瀬戸際
他人事ではない大恐慌時のドイツの惨劇
「改革派」の政治家が日本を滅ぼす
首相公選制を叫ぶグローバル資本の手先
自由主義の理論は破綻している
資本移動の自由化で失業率は確実に上がる
   
第2章 日本がグローバリズムの息の根を止める

規制緩和推進派ほど政府と結びつく
法人税減税は雇用回復に結びつかない
日本人の賃金を下げたい人たち
日本は絶対に韓国を見習ってはいけない
2012年に中国・韓国の反日が激化した理由
「日本経済は中国に依存している」は真っ赤なウソ
2013年には国家間紛争がますます拡大する
労働市場の開放で民族間の憎悪が拡大する
グローバリズムの息の根をとめるのは日本だ

第3章 ギリシャ発 世界大恐慌が迫っている

不法滞在者がギリシャを滅ぼす
緊縮派は本当に選挙に勝ったのか?
緊縮政策でいよいよヤバいギリシャ経済
2013年、ついに5年連続のマイナス成長か
若年層の失業増加が暗示するもの
もっとも恐ろしいのは技術が消滅すること
自前で国債を発行できない国の悲哀
ギリシャが世界大恐慌の引き金になる恐れ
ギリシャ王国成立までの凄惨な歴史
何度も繰り返されてきた財政危機とデフォルト
悪化の一途をたどる「ギリシャ病」
安全保障からユーロ離脱をしぶるギリシャ
ユーロから離脱しないかぎりギリシャに未来はない

第4章 2013年、ユーロが終焉する日

GDPには3つの顔がある
欧州圈への輸出で経済成長を続けるドイツ
黒字国と赤字国の不均衡がますます拡大する
ドイツの輸出攻勢がギリシャのデフォルトを招く?
ドイツなしには成り立たないギリシャ経済
アメリカ式帝国循環とギリシャ式帝国循環の違い
ユーロの欠陥によって経済格差は広がるばかり
「外需依存」を叫びつづける財務省の愚
債務の返済負担から解放される日はくるのか
バブル崩壊後に必要なのは緊縮財政より経済成長
ドイツが中央銀行の国債買い入れを嫌う本当の理由
ユーロ圈に緊縮財政を強要する新自由主義者たち
ヨーロッパを徘徊する新古典派経済学の亡霊
グローバル金融に戦いを挑むフランス新大統領
銀行同盟によってユーロはいつまでもちこたえるか
国家や国民の自由を奪うユーロの実態が明らかに
   
第5章 反日で壊滅する韓国と申国の経済

歴代韓国大統領の汚れた裏面史
李明博が日韓の越えてはならない一線を越えた理由
韓国はグローバル資本の植民地と化している
2013年X月、李明博逮捕か!?
韓国の家計債務はもはや持続不可能か
日本は断固として経済制裁を貫け
日本からの輸入がとまると韓国経済は終了
中国を増長させたマスコミの罪は重い
日中間には「領土問題」は存在しない
目虐主義者たちの妄言に惑わされるな
日中関係の悪化で壊滅する中国経済
反日活動を自在に操った新総書記、習近平
日本経済は中国に依存している」は中国の情報操作
不動産バブルでさらに歪になる中国経済
世界じゅうで「脱中国」が始まった
  
第6章 デフレ化するアメリカ経済の行方

アメリカは住宅ローンの返済からいつ抜け出せるか
2013年に再選オバマを襲う「財政の崖」
量的緩和第3弾で資源、食料価格が高騰する
2013年、アメリカの失業者は200万人増加する
これから、グローバル株主資本主義との壮絶な戦いが始まる
「正しいデフレ脱却」への道を歩みはじめたアメリ力
   
第7章 日本経済の逆襲が始まる

2013年、消費税増税にストップがかかる!?
附則第18条の存在をひた隠す財務省
「財政健全化」とは国の借金を減らすことではない
借金が17倍超に膨らんだアメリカがデフォルトしていない理由
「自国通貨建て」と「共通通貨建て」の問題を混同するな
なぜ、いつまでも「財政破綻」のウソを煽るのか
日本破綻派のマスコミ、評論家のバカさかげん
デフレでは誰も投資をしない
円安で輸出が増えてもデフレからは脱却できない
いま、日本を牽引できるのは「日本」だけ
銀行はなぜリスクマネーを供給しないのか
日本はいまでも世界一のお金持ち国だ
2013年3月に迫る中小企業の危機
安倍政権の誕生ではじめて正しいデフレ対策が行われる
松下幸之助が犯した過ち
長期投資国家・日本の逆襲が始まる
日本国民のパワーを結集して世界を変える


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