2012.09.16 (Sun)
民主党「原発ゼロ」の愚
民主、マニフェスト詐欺をもう一度
民主党が2030年代に原発ゼロを宣言した。
またもや未成熟な世論に阿(おもね)ったマニフェスト詐欺を性懲りもなく繰り返そうとしている。
野田首相はいったん原発再稼働に舵を切ったものの、次の選挙を睨んで世論に迎合した。
鳩山元首相のCO2 25%削減の国際公約との整合性や、原発ゼロまでの道筋など、どうでもいいのである。
どうせ、B層が喜びそうな大きな花火を打ち上げて、その花火が闇空に消える前に民主党自身が消えて行くというまったく無責任な政党なのである。
マスコミは家庭の電気代が今の2倍になると国民の不安を煽っているが、そんな下世話な話の前に、日本を支えている中小企業が消滅し、大企業は海外に逃げ出して産業は空洞化し、日本経済が立ち行かなくなる事や、核武装で近隣反日諸国に備えることが出来なくなるなどの致命的な弊害を考えるべきである。
もっとも、B層は国の経済がどうなろうと、安全保障問題がどうなろうと知ったこっちゃない。
だから、本質論はさておき、電気代が2倍になる、運よく失職を免れても給与が半分になる、物価が3倍になると言ったほうが分かりやすいかもしれない。
TBS「みのもんたのサタスバッ!」(2012/9/15)
片山善博コメンテーターが民主党の「原発ゼロ」を無責任だと徹底批判。
これに対し、吉永・岩見コメンテーターが全面的に民主党を擁護していた。
吉永みち子
「やはりこれ(原発ゼロ宣言)に重みを乗せて行かなくちゃいけないのは私達じゃないかなと。民主党政権は末期だとしても政府がこういう事を言ったという重みを私達の方から自覚しなきゃいけないのかなと」
岩見隆夫
「御批判は分かるけどねえ、消費税の問題と原発の問題は比較にならないほどでかいテーマだ。だから、民主党はこれからどういう運命をたどるか知れないが、原発ゼロと民主党は運命を共にしなけりゃならない。そういう宿命を負ったという事だから、これは日本のエネルギー政策にとっては相当画期的な事だと評価すべきだと思いますよ」
だったら民主党政権が消えるとともに「原発ゼロ宣言」も消えて行くということだ。
それに国民が重みをつけろ(吉永)だって?
こんなメチャクチャな事を言って金になるとは、コメンテーターとは気楽な稼業と来たもんだ。
産経ニュース(2012/09/15 08:12更新)
原発2030年代ゼロ明記 政府、新エネ戦略決定
政府は14日、「2030年代に原発稼働ゼロを可能にする」との目標を明記した「革新的エネルギー・環境戦略」を正式決定した。昨年の東京電力福島第1原発事故以降の世論を踏まえ、従来の原発推進路線から「脱原発」に大きくかじを切る。だが、経済界や立地自治体などの反発は強く、戦略の具体化には難航が必至。使用済み核燃料の再処理事業を当面継続するなど矛盾も抱えており、実現の道のりは険しい。
野田佳彦首相は同日のエネルギー・環境会議で、「新たなスタートラインに立つことができた。困難でも課題を先送りすることはできない」と述べた。
新戦略は30年代の原発稼働ゼロに向け、(1)40年に運転を制限(2)原子力規制委員会の安全確認を得た原発のみ再稼働(3)新増設しない-という3原則を提示。ただ、当面は安全性が確認された原発を重要電源として活用する。建設中の大間原発(青森県)などの扱いは「今後の検討課題」(国家戦略室)とした。
一方、原発存続が前提となる使用済み核燃料の再処理事業は当面継続する方針を明記。関連施設を受け入れてきた青森県の反発に配慮した格好だが、直接処分の研究着手など脱再処理に向けた方策も併記した。
今後の主要電源として、再生可能エネルギーの技術開発や普及を推進。30年までに再生可能エネの導入量を10年比で約3倍に増やす一方、節電などでエネルギー消費を19%以上削減する方針を示した。
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民主党が2030年代に原発ゼロを宣言した。
またもや未成熟な世論に阿(おもね)ったマニフェスト詐欺を性懲りもなく繰り返そうとしている。
野田首相はいったん原発再稼働に舵を切ったものの、次の選挙を睨んで世論に迎合した。
鳩山元首相のCO2 25%削減の国際公約との整合性や、原発ゼロまでの道筋など、どうでもいいのである。
どうせ、B層が喜びそうな大きな花火を打ち上げて、その花火が闇空に消える前に民主党自身が消えて行くというまったく無責任な政党なのである。
マスコミは家庭の電気代が今の2倍になると国民の不安を煽っているが、そんな下世話な話の前に、日本を支えている中小企業が消滅し、大企業は海外に逃げ出して産業は空洞化し、日本経済が立ち行かなくなる事や、核武装で近隣反日諸国に備えることが出来なくなるなどの致命的な弊害を考えるべきである。
もっとも、B層は国の経済がどうなろうと、安全保障問題がどうなろうと知ったこっちゃない。
だから、本質論はさておき、電気代が2倍になる、運よく失職を免れても給与が半分になる、物価が3倍になると言ったほうが分かりやすいかもしれない。
TBS「みのもんたのサタスバッ!」(2012/9/15)
片山善博コメンテーターが民主党の「原発ゼロ」を無責任だと徹底批判。
これに対し、吉永・岩見コメンテーターが全面的に民主党を擁護していた。
吉永みち子
「やはりこれ(原発ゼロ宣言)に重みを乗せて行かなくちゃいけないのは私達じゃないかなと。民主党政権は末期だとしても政府がこういう事を言ったという重みを私達の方から自覚しなきゃいけないのかなと」
岩見隆夫
「御批判は分かるけどねえ、消費税の問題と原発の問題は比較にならないほどでかいテーマだ。だから、民主党はこれからどういう運命をたどるか知れないが、原発ゼロと民主党は運命を共にしなけりゃならない。そういう宿命を負ったという事だから、これは日本のエネルギー政策にとっては相当画期的な事だと評価すべきだと思いますよ」
だったら民主党政権が消えるとともに「原発ゼロ宣言」も消えて行くということだ。
それに国民が重みをつけろ(吉永)だって?
こんなメチャクチャな事を言って金になるとは、コメンテーターとは気楽な稼業と来たもんだ。
産経ニュース(2012/09/15 08:12更新)
原発2030年代ゼロ明記 政府、新エネ戦略決定
政府は14日、「2030年代に原発稼働ゼロを可能にする」との目標を明記した「革新的エネルギー・環境戦略」を正式決定した。昨年の東京電力福島第1原発事故以降の世論を踏まえ、従来の原発推進路線から「脱原発」に大きくかじを切る。だが、経済界や立地自治体などの反発は強く、戦略の具体化には難航が必至。使用済み核燃料の再処理事業を当面継続するなど矛盾も抱えており、実現の道のりは険しい。
野田佳彦首相は同日のエネルギー・環境会議で、「新たなスタートラインに立つことができた。困難でも課題を先送りすることはできない」と述べた。
新戦略は30年代の原発稼働ゼロに向け、(1)40年に運転を制限(2)原子力規制委員会の安全確認を得た原発のみ再稼働(3)新増設しない-という3原則を提示。ただ、当面は安全性が確認された原発を重要電源として活用する。建設中の大間原発(青森県)などの扱いは「今後の検討課題」(国家戦略室)とした。
一方、原発存続が前提となる使用済み核燃料の再処理事業は当面継続する方針を明記。関連施設を受け入れてきた青森県の反発に配慮した格好だが、直接処分の研究着手など脱再処理に向けた方策も併記した。
今後の主要電源として、再生可能エネルギーの技術開発や普及を推進。30年までに再生可能エネの導入量を10年比で約3倍に増やす一方、節電などでエネルギー消費を19%以上削減する方針を示した。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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選挙を何度も繰り返しても、意思選びにはならない。
単なる肉体の選出におわる。
意思のない所には、方法がない。
意思は未来構文の内容である。
日本語には時制がない。
日本人には未来時制の内容がない。
西洋の神は意思と力を示す。
ソドマとゴモッラの町は、焼かれて無になった。
日本の神は、出雲に集まって談合をしている。
決められない政治の始まりである。個人 (個神?) 判断ができない。
意思がなければ責任がない。
殺意がなければ、人は死んでも殺人罪には問われない。
死刑執行人のようなものである。
日本人には責任がない。
この国がひっくりかえった時にも、責任者は出なかった。
意思がなければ、責任もない。
日本人は、責任者・指導者には適していない。
だから、指導者選びは難しい。
意思はなくても恣意がある。
恣意は文章にならない。それで、辻褄の合わせられない腹案となる。
だから、人々の信頼は得られない。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/