2012.01.27 (Fri)
度し難き国、中国・韓国・北朝鮮
度し難き国
WILL3月号の総力大特集は「度し難き国、中国、韓国、北朝鮮」と題して、この反日近隣3国に焦点を当てて、国民に警鐘を鳴らしている。
冒頭の新連載「朝四暮三」(加地伸行立命館大学教授)は社会保障の基本的観念を説いて秀逸である。
そもそも社会保障とは、国に何かを保障してもらうものではなくて、不特定多数が互いに助け合うために醵金して基金を作るである。自分の醵金で誰かが救われることに意義を認め、自分は基金の世話にならず、自力で生きることに幸せを感じる。補助金を得た人は感謝し、得た補助金の範囲で対処する。西洋のキリスト教の思想らしいが、日本では特定少数の頼母子講があった。日本の学者や評論家は特定少数という前提を忘れ、頼母子講の損得論理で不特定多数による社会保障を論じていると批判している。
永田町コンフィデンシャル(九段靖之介)
野田政権は増税路線まっしぐら。総崩れになったマニフェスト違反の、いわば総仕上げだ。大手マスコミも「増税やむなし」の論調で、世論調査もそれに引きずられている。
民主党は予算の組み替えで16兆円捻り出すと公約して政権を取った。鳴り物入りで始めた事業仕分けも結果は7000億円で、16兆円に遠く及ばない。
(野田首相は)増税法案を通しておいて、おあとは次期政権に丸投げして、自分では国民の審判を受けるつもりがない構えだ。ナニが不退転の決意だ。
今回、大手マスコミが賛成にまわる理由がわからない。財務省の走狗となった野田は、もはや亡国の宰相と呼ぶしかない。
正に正論である。
高橋洋一氏も増税不要論を取り上げ、「役人のヘソクリ650兆円を吐き出せ」と言う。
蒟蒻問答(堤 堯vs久保紘之)
野田に任せたら日本はハルマゲドンだ
対談の本筋ではないが、オリンパス騒動のウッドフォード元社長は正義の味方だと思ったら、アメリカ司法と議会を巻き込んでオリンパスを乗っ取ろうとしたとんでもない奴らしい。知らなんだ。
両者はメディアが韓国映画やドラマを垂れ流しにしていることに辟易とし、放映権が安いからだけではなくて目に見えない力が背後にあるのではないかと言う。心あるものは誰しもそう思っている。
韓国は「恨と怨の文化」
堤
「野田は李明博と会談した時に、慰安婦像の撤去を要求した。対して李明博は、『日本政府が慰安婦問題にもう少し関心を見せてくれれば起こらなかった。誠意のある措置がなければ第二、第三の像が建つ』と返している。野田はこう言い返せばよかったんだ。
『どうぞ、どうぞ、いくらでも増やしてください。自国の女性が他国の軍隊の慰安婦になった、ということを誇示するなんて、国の恥をわざわざ世界に示すことになりませんか』」
久保
「いや堤さん、それは韓国には通じませんよ。だって、日本は「恥の文化」だけど、韓国は恥ではなく「恨と怨の文化」ですから。恥ずかしいどころか、「〈怨〉は他人に向けられる。メラメラと然える炎.<怨>は自分の心に沈殿する。ヒラヒラと積もる雪』(李御寧『恨の文化論』学生社)となり、民族のDNAに蓄積されていく。それだけに始末が悪いんですよ」
堤
「なるほど、それが韓流か。その感覚の違いは大きいな」
中国と並んで韓国は異形の国である。
この両氏に小泉元首相と共に「アメリカ金融資本のポチ」と酷評された竹中平蔵氏が「消費税増税は必要ありません」と書いているのは面白い。
「デフレ・超円高の元凶は日銀だ」(岩田規久男学習院大学教授)は京都の御公家さんのような日銀の白川総裁を「確信犯」と断定している。
経済の素人でもなぜ日銀がデフレを容認して何も手を打たないのか理解できない。
経済と言えば、いまブログでも圧倒的な人気の三橋貴明氏の連載「生き抜く経済学」が今月号から始まった。
「野田佳彦首相は復興増税や消費税増税の必要性を訴える際に、『将来世代にツケを残さない』というフレーズを多用する。現実には、深刻なデフレに苦しめられている現在の日本において増税を強行することこそが『将来す世代にツケを残す』行為そのものなのだ」
許容範囲内のインフレ率になるまで、日銀は通貨量を増やし、政府が国債発行や財政出動で需要を拡大せよといういつもの持論を分かりやすい図解で説明している。
連載と言えば、今月号が二回目の「誰が『南京大虐殺』を捏造したか」(古荘光一)は広い視点から捏造を捉えていて今後の展開が楽しみである。
話はガラリと変わって、「脱北日本人妻が激白 北朝鮮、地獄の40年」(斉藤博子)は生々しい北朝鮮の実情を伝える。芋づる式の日本への不法入国のカラクリも。
拉致被害者の奪還は一日でも早くしなければと切に思う。
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WILL3月号の総力大特集は「度し難き国、中国、韓国、北朝鮮」と題して、この反日近隣3国に焦点を当てて、国民に警鐘を鳴らしている。
冒頭の新連載「朝四暮三」(加地伸行立命館大学教授)は社会保障の基本的観念を説いて秀逸である。
そもそも社会保障とは、国に何かを保障してもらうものではなくて、不特定多数が互いに助け合うために醵金して基金を作るである。自分の醵金で誰かが救われることに意義を認め、自分は基金の世話にならず、自力で生きることに幸せを感じる。補助金を得た人は感謝し、得た補助金の範囲で対処する。西洋のキリスト教の思想らしいが、日本では特定少数の頼母子講があった。日本の学者や評論家は特定少数という前提を忘れ、頼母子講の損得論理で不特定多数による社会保障を論じていると批判している。
永田町コンフィデンシャル(九段靖之介)
野田政権は増税路線まっしぐら。総崩れになったマニフェスト違反の、いわば総仕上げだ。大手マスコミも「増税やむなし」の論調で、世論調査もそれに引きずられている。
民主党は予算の組み替えで16兆円捻り出すと公約して政権を取った。鳴り物入りで始めた事業仕分けも結果は7000億円で、16兆円に遠く及ばない。
(野田首相は)増税法案を通しておいて、おあとは次期政権に丸投げして、自分では国民の審判を受けるつもりがない構えだ。ナニが不退転の決意だ。
今回、大手マスコミが賛成にまわる理由がわからない。財務省の走狗となった野田は、もはや亡国の宰相と呼ぶしかない。
正に正論である。
高橋洋一氏も増税不要論を取り上げ、「役人のヘソクリ650兆円を吐き出せ」と言う。
蒟蒻問答(堤 堯vs久保紘之)
野田に任せたら日本はハルマゲドンだ
対談の本筋ではないが、オリンパス騒動のウッドフォード元社長は正義の味方だと思ったら、アメリカ司法と議会を巻き込んでオリンパスを乗っ取ろうとしたとんでもない奴らしい。知らなんだ。
両者はメディアが韓国映画やドラマを垂れ流しにしていることに辟易とし、放映権が安いからだけではなくて目に見えない力が背後にあるのではないかと言う。心あるものは誰しもそう思っている。
韓国は「恨と怨の文化」
堤
「野田は李明博と会談した時に、慰安婦像の撤去を要求した。対して李明博は、『日本政府が慰安婦問題にもう少し関心を見せてくれれば起こらなかった。誠意のある措置がなければ第二、第三の像が建つ』と返している。野田はこう言い返せばよかったんだ。
『どうぞ、どうぞ、いくらでも増やしてください。自国の女性が他国の軍隊の慰安婦になった、ということを誇示するなんて、国の恥をわざわざ世界に示すことになりませんか』」
久保
「いや堤さん、それは韓国には通じませんよ。だって、日本は「恥の文化」だけど、韓国は恥ではなく「恨と怨の文化」ですから。恥ずかしいどころか、「〈怨〉は他人に向けられる。メラメラと然える炎.<怨>は自分の心に沈殿する。ヒラヒラと積もる雪』(李御寧『恨の文化論』学生社)となり、民族のDNAに蓄積されていく。それだけに始末が悪いんですよ」
堤
「なるほど、それが韓流か。その感覚の違いは大きいな」
中国と並んで韓国は異形の国である。
この両氏に小泉元首相と共に「アメリカ金融資本のポチ」と酷評された竹中平蔵氏が「消費税増税は必要ありません」と書いているのは面白い。
「デフレ・超円高の元凶は日銀だ」(岩田規久男学習院大学教授)は京都の御公家さんのような日銀の白川総裁を「確信犯」と断定している。
経済の素人でもなぜ日銀がデフレを容認して何も手を打たないのか理解できない。
経済と言えば、いまブログでも圧倒的な人気の三橋貴明氏の連載「生き抜く経済学」が今月号から始まった。
「野田佳彦首相は復興増税や消費税増税の必要性を訴える際に、『将来世代にツケを残さない』というフレーズを多用する。現実には、深刻なデフレに苦しめられている現在の日本において増税を強行することこそが『将来す世代にツケを残す』行為そのものなのだ」
許容範囲内のインフレ率になるまで、日銀は通貨量を増やし、政府が国債発行や財政出動で需要を拡大せよといういつもの持論を分かりやすい図解で説明している。
連載と言えば、今月号が二回目の「誰が『南京大虐殺』を捏造したか」(古荘光一)は広い視点から捏造を捉えていて今後の展開が楽しみである。
話はガラリと変わって、「脱北日本人妻が激白 北朝鮮、地獄の40年」(斉藤博子)は生々しい北朝鮮の実情を伝える。芋づる式の日本への不法入国のカラクリも。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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