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2011.07.17 (Sun)


脱原発演説の愚

あの男が記者会見をするからみんな集まれと報道関係者メディアを呼んで「脱原発」を表明した。
もう原発に頼らない日本社会をいつの日か分からないが造るというのである。
実に結構な話ではあるが、何時までにどんな道筋で実現したいのかという事も示さずに言われたのでは記者も国民も面食らう。

大層な演説が終わって、記者からの第一問は「脱原発」についてではなくて、あの男の身勝手な振る舞いに対する記者団からのクレームだった。
3.11以来、ぶら下がり取材を拒否し、松本復興相が辞任した時に要求した記者会見も拒否したくせに、都合のいい時だけ記者団を呼びつけて演説するのはいかがなものかと詰問した。
こんな事は首相記者会見で前代未聞である。

記者団のみならず、会見後の反応は反日売国政党である共産党と社民党を除く野党はもちろんのこと、政権与党の民主党政権ですら非難轟々だった。

枝野官房長官
「総理の個人的な『思い』であって政府の方針ではない」


あの男は「埋蔵電力」などという新語を今度は使い始めた。
政権交代を果たした民主党は財源問題を追及されて、埋蔵金がいっぱい眠っているといったが嘘であった。
小沢一郎氏などは「政権さえ取れば金は何とかなる」と言ったが、何ともならなかった。

仙谷由人官房副長官
「副長官の自分も聞いていない。理想は語ってもいいが、願望を語るのは良くない。手段を示すべきだ」

岡田幹事長
「首相は思いを述べた」

馬淵議員
「安全基準の見直しを先にやるべきだ。将来の目標より今の原発方針を先に示すべきだ」

前原誠司前外相
「安全確認をしたうえで再稼働させると言った方が責任感がある」

前原グループ幹部
「役所にも相談しておらず、政権末期症状だ」


それが民主党のいう政治主導ではなかったのか。
一日経って、非難を浴びたあの男は、あれは政府の考えではなくて自分の個人的な思いだと釈明した。
総理大臣が緊急記者会見を開いて大層な演説をぶって、後になってあれは政府の考えではない自分の個人的な考えだなどという滅茶苦茶な総理大臣が今迄居たか?

しかし、民主党ヨイショのデープスペクターはあの男を擁護する。

テレ朝「ワイド!スクランブル」(2011/7/15)

スペクター
菅さんが言ってるから不愉快なんじゃないか。同じ事を他の人が言ったら文句は無いのに、菅さんが言ったから文句をいうのはちょっと浅墓に聞こえちゃうんですよ。発信力が少ないと言われている日本の総理大臣は滅多にこういう発言は無いですよ。ビジョン的なことが。(中略)彼は思い付きといっても、言ってくれて有難いという人も居るんじゃないですか」


しかし、この後川村晃司氏がある全国紙(朝日新聞)が当日の朝、「原発ゼロ社会、大きな政策の転換を」と書いた(社説と)相呼応して急落した支持率の回復を狙ったのではないかと言っていた。
朝日新聞との連携プレイという見方もあるのは事実だ。

そして、最近おかしくなった木村太郎氏もあの男を擁護する。

フジテレビ「スーパーニュース」(2011/7/14)

安藤孝子
「方向性は間違ってないかもしれないけれど、やり方に問題がすごく多いわけですよね。どういう事なんですかね」

と批判すると・・・


木村太郎
考え方は賛成だが、道筋が示されないから賛成できないって、これって理論的じゃないですよね

安藤
「はあ?」


当然合わせてくれると思っていた安藤キャスターが足元を救われて戸惑う。
それに構わず太郎クン・・・

木村
「つまり考え方は目的なんですよね。それに至る道筋はこれから何十年もかかる事だから何百もあるはずで、それをどうやってやっていくかと言ったって、それを考えるのがまさに政治の仕事であって、指導者はそれをポンと出せばいい。それをやったわけでしょ。それに対して道筋が見えないから賛成し出来ないというのは反対のための反対論としか見えない。菅直人という人に対する反対なのか、原発をもっと使った方が良いというための反対なのかよく分かんない。物凄く大事な事なので、反対とか賛成ではなくて議論を尽くすべきだ」


その議論を尽くさないうちにポンと出したから問題なのである。
辞任を表明した者が(本人はそう思っていないらしいが)数十年先の話をしても説得力はゼロであり、時間の無駄である。
山本太郎といい、河野太郎といい、木村太郎といいと先日書いたら、麻生太郎もいるではないかと麻生ファンに苦言を頂いた。『自由と繁栄の弧』の太郎君は勿論例外である。


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