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2011.03.27 (Sun)


民主政治は二次災害

                      WILL5月号


WILL5月号から

雑誌「WILL」5月号の巻頭を飾るのは3月16日の天皇陛下のお言葉である。
以下、李登輝氏からすぎやこういち氏まで29名の論客が「東北関東大震災 私はこう考えた」を語っている。

共通しているのは先の大戦の経験者はその戦争体験を回想しつつこの大震災を論じていることである。

李登輝元総統は1991年9月21日の台湾大地震の時、自ら陣頭指揮を取って危機を乗り越え、その危機管理能力を高く評価された。どこかの首相とは大違いである。
その経験からいろいろと日本に具体的なアドバイスしているが・・・

「諸外国から日本人の落ち着きや我慢強さを賞賛されているが、中央政府や地方自治体で災害処理の方針がはっきり決められない現状では国民が可哀想」

だと日本国民に同情を寄せている。
地方自治体は完全に機能麻痺してしまった所もあり、それでもよく頑張っていると思う。
この原稿が書かれてからもう二週間近く経っているが、いまだにはっきりした方針も決められず、一度クビにした仙谷、馬淵のお仲間を呼び戻している菅首相の混迷ぶりに国民は不信の念を募らせるばかりである。

山内昌之氏は「最高指導者に問われる冷静さと胆力」のなかで・・・

「天皇陛下のお言葉の重みに比べて、菅首相の言葉には魂が入っておらず、身に備わった覚悟や存在感の重みがないので力めば力むほど滑稽で国民は困惑するばかり

と厳しい。

西尾幹二氏は・・・

「憲法の改正ひとつできない。拉致問題も自ら解決できない。緊急事態法も存在しない。スパイ防止法も作ろうとしない。あれもできない。これもしていない。国家としての体をなしていない。その帰結が危機管理能力の欠落のまま、原発事故を迎えている恐ろしさである」

と述べている。
図らずも、Ponkoの前記事と符合する部分がある。

西部邁氏はさらに激越である。
石原都知事は「天罰」と表現して真意を捉えることの出来ない者の不興を買ったが、西部氏も同様の見方をしている。

「この高波は歴史の運命の(予兆というよりも)顕現だ」

「平和(主義)外交や民主(主義)政治に耽る意志薄弱な国民にあっては、戦後日本の衰退は自然の過程にもなぞらえられるべき当然の事態である。
この大震災は日本国家の沈没を告げる合図だ、と感じない方が不思議といってよい」

「この震災大報道は、平和と民主の浮かれ騒ぎ」

「菅首相と枝野官房長官は、危機管理の支援に立って、政権人気を取り戻そうとの面持ちで、いつになく流暢とはいうものの、内容空疎な演説や報告をそれぞれトンガリ口で繰り返していた私は、ウルサイ、ダマレ、昨日まで子ども手当のことを喋々していた者が何をいうか、と耳塞がざるをえなかった。日本国家が危機の段階に立ち至っているのを拱手傍観していた政治家なんかには、危機に臨場するための現場服を着る資格がない

「こんな連中が永田町で現場服を着てみせたとて、猿芝居の域を出るものではない」


嵐山光三郎氏は「蓮舫は副次的政治災害だ」のなかで・・・

「計画停電という珍妙な言葉に政治家の悪知恵があり・・・」

「蓮舫行政刷新相が災害ファッションに身をかためて、地震による危機管理で「アンタタチ、ガクゴシトキナサイ」的演説をするシーンを見て、こいつは、中国の女性報道官ではないか、と背筋が寒くなった。蓮舫節電啓発担当なんだってよ。これは地震がもたらした副次的政治災害としか言いようがなく、なんでまた、こんなに安い声のネーチャンがでてくるのか」


国家の危機に現政府を批判するな、過去にも危機に陥った国の宰相は支持率が一時的に上った例もあると言われるが、心あるゴマメの歯ぎしりが聞こえてくるのである。
これ以上引用紹介したら著作権侵害、営業妨害になるので、本誌をお求めになりお読み頂きたい。


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