2010.03.01 (Mon)
WILL月号は小沢批判満載
WILL4月号
巨悪は眠らせない!
WILL4月号の総力大特集は「巨悪は眠らせない!」と題して、小沢一郎幹事長という「巨悪」を徹底的に追求・批判している。
テレビで東京地検特捜部を支持して、アンチ検察のヤメ検こと郷原信郎氏(民主党からの参院選出馬の要請を断った)とやりあった宗像紀夫元東京地検特捜部長は「検察は地の底を掘り起こせ!」と検察に小沢追求の手を緩めるなと注文をつけ、保守の星・櫻井よしこさんは「小沢氏の君臨は日本の恥」とまで言い、西部邁氏に至っては、「小沢一郎は国会のゴロツキだ」と極め付けている。
蒟蒻問答の堤・久保両氏は、小沢批判をして「自民党の方がまだマシ」とする堤氏に対し、久保氏が「(堤氏のような)外在的批判ではなく自己内在的批判でないと駄目だ」と批判。「政治的倫理的追求などと、自分だけ無関係な高みに立って政治の足を引張るのはやめろ」言って両者は怒声の応酬。この大喧嘩に五分間、編集部は肝を冷やすという珍事が起こった。
国民は民主党のツートップの脱税と公金横領に腹が立っている。民主党が好きな言葉である「国民目線」からすれば、確定申告で税金を払うのが馬鹿らしくなるという庶民感覚であり、決して高みに立った倫理観からではない。
対談の一部を適当に抜粋・要約すると・・・
堤 堯
「小沢は新たにヤメ検を弁護団に加えた。このヤメ検は、特捜部でもっぱら脱税摘発のエキスパートだった。小沢も2回の事情聴取から脱税で攻められるのが分かったのだろう」
久保紘之
「何とも奇妙なのは国税の追求の矛先がもっぱら小沢にのみ向かって、脱税額としてははるかに大きく、立件も可能な鳩山の方は、事実上、無罪放免になったことです。本来ならば国税は鳩山に行くべきではないか。実は鳩山は小沢を人身御供に、検察・国税と取引したんじゃないかとも見える」
堤
「去年の5月、自民党が検察審査会の権限を強化しておいて良かった。小沢がしょっぴかれる可能性は高い」
久保
「必ずしも強化して良かったとは言えない。民主主義社会にとっては諸刃の刃で、最悪の結果をもたらす可能性もある」
この辺から検察権力の増大を危惧する久保氏と堤氏の雰囲気が怪しくなる。
堤
「民主党を見ていると、まだしも自民党の方がまだマシだったなと思う。自民党は田中支配の時ですら反対勢力が居て、反論をちゃんと言えた。いろいろな派閥を包み込んだ大風呂敷が自民党だった。どんな組織だって、言論の自由の無い組織はいずれ滅びる。まして政党においておやだな」
久保
「目くそ鼻くそを笑うみたいなもんですよ(笑)。やってることは足を引張っているだけじゃないですか。メデイアにしても、いまの状態の方がメシに困らないだろうから、小沢や鳩山・民主党を転がしてばかり。こういうのをマッチポンプと言うんですよ。しかし、それでは政治は停滞状態になってしまう」
メディアがメシの種に鳩山・小沢批判をしているというのは半分当たっているかもしれない。
そうすると「倫理的な高みに立った批判」という久保氏の批判は当らない。
しかし、久保氏とて決して民主党擁護派ではない。
堤氏がそれでは人権擁護法案や外国人参政権や夫婦別姓をどう見るのかと詰問すると・・・
久保
「驚くことじゃないね。それこそ民主党の本質です。彼等は反国家とは言わないまでも、国家より市民を上位に置き、国家無き市民社会を理想としている。国家が無いとなると国境も無い。だから外国人参政権を出してくるのも、当然の流れです。無論、ふざけた考え方なのは言うまでもありません」
久保さん、「ふざけた考え方」どころではなく、まさしくそれが「反国家」という事なのですよ。
民主党は長崎県知事選、町田市長選、さらには沖縄県石垣市長選と地方選で3連敗して夏の参院選の雲行きが怪しくなって来た。
非小沢派の前原誠司国交相は小沢批判を少し強めてきたが、このまま不人気な鳩山・小沢のツートップで参院選まで頑張って頂きたい。
決して選挙直前で辞めて小沢の腰巾着・原口一博総務相などにバトンタッチして目先を誤魔化してもらいたくない。
鳩山首相は「箇所付け」問題で前原国交相を処分するというニュースが流れている。
あくまで小沢体制で参院選を仕切ろうとしているのか。
最悪なのは、小沢氏が辞任して民主党の支持率が復活し、選挙は影で小沢氏が指揮するというシナリオである。
ランキングへのご支援をお願いします。
****↓


巨悪は眠らせない!
WILL4月号の総力大特集は「巨悪は眠らせない!」と題して、小沢一郎幹事長という「巨悪」を徹底的に追求・批判している。
テレビで東京地検特捜部を支持して、アンチ検察のヤメ検こと郷原信郎氏(民主党からの参院選出馬の要請を断った)とやりあった宗像紀夫元東京地検特捜部長は「検察は地の底を掘り起こせ!」と検察に小沢追求の手を緩めるなと注文をつけ、保守の星・櫻井よしこさんは「小沢氏の君臨は日本の恥」とまで言い、西部邁氏に至っては、「小沢一郎は国会のゴロツキだ」と極め付けている。
蒟蒻問答の堤・久保両氏は、小沢批判をして「自民党の方がまだマシ」とする堤氏に対し、久保氏が「(堤氏のような)外在的批判ではなく自己内在的批判でないと駄目だ」と批判。「政治的倫理的追求などと、自分だけ無関係な高みに立って政治の足を引張るのはやめろ」言って両者は怒声の応酬。この大喧嘩に五分間、編集部は肝を冷やすという珍事が起こった。
国民は民主党のツートップの脱税と公金横領に腹が立っている。民主党が好きな言葉である「国民目線」からすれば、確定申告で税金を払うのが馬鹿らしくなるという庶民感覚であり、決して高みに立った倫理観からではない。
対談の一部を適当に抜粋・要約すると・・・
堤 堯
「小沢は新たにヤメ検を弁護団に加えた。このヤメ検は、特捜部でもっぱら脱税摘発のエキスパートだった。小沢も2回の事情聴取から脱税で攻められるのが分かったのだろう」
久保紘之
「何とも奇妙なのは国税の追求の矛先がもっぱら小沢にのみ向かって、脱税額としてははるかに大きく、立件も可能な鳩山の方は、事実上、無罪放免になったことです。本来ならば国税は鳩山に行くべきではないか。実は鳩山は小沢を人身御供に、検察・国税と取引したんじゃないかとも見える」
堤
「去年の5月、自民党が検察審査会の権限を強化しておいて良かった。小沢がしょっぴかれる可能性は高い」
久保
「必ずしも強化して良かったとは言えない。民主主義社会にとっては諸刃の刃で、最悪の結果をもたらす可能性もある」
この辺から検察権力の増大を危惧する久保氏と堤氏の雰囲気が怪しくなる。
堤
「民主党を見ていると、まだしも自民党の方がまだマシだったなと思う。自民党は田中支配の時ですら反対勢力が居て、反論をちゃんと言えた。いろいろな派閥を包み込んだ大風呂敷が自民党だった。どんな組織だって、言論の自由の無い組織はいずれ滅びる。まして政党においておやだな」
久保
「目くそ鼻くそを笑うみたいなもんですよ(笑)。やってることは足を引張っているだけじゃないですか。メデイアにしても、いまの状態の方がメシに困らないだろうから、小沢や鳩山・民主党を転がしてばかり。こういうのをマッチポンプと言うんですよ。しかし、それでは政治は停滞状態になってしまう」
メディアがメシの種に鳩山・小沢批判をしているというのは半分当たっているかもしれない。
そうすると「倫理的な高みに立った批判」という久保氏の批判は当らない。
しかし、久保氏とて決して民主党擁護派ではない。
堤氏がそれでは人権擁護法案や外国人参政権や夫婦別姓をどう見るのかと詰問すると・・・
久保
「驚くことじゃないね。それこそ民主党の本質です。彼等は反国家とは言わないまでも、国家より市民を上位に置き、国家無き市民社会を理想としている。国家が無いとなると国境も無い。だから外国人参政権を出してくるのも、当然の流れです。無論、ふざけた考え方なのは言うまでもありません」
久保さん、「ふざけた考え方」どころではなく、まさしくそれが「反国家」という事なのですよ。
民主党は長崎県知事選、町田市長選、さらには沖縄県石垣市長選と地方選で3連敗して夏の参院選の雲行きが怪しくなって来た。
非小沢派の前原誠司国交相は小沢批判を少し強めてきたが、このまま不人気な鳩山・小沢のツートップで参院選まで頑張って頂きたい。
決して選挙直前で辞めて小沢の腰巾着・原口一博総務相などにバトンタッチして目先を誤魔化してもらいたくない。
鳩山首相は「箇所付け」問題で前原国交相を処分するというニュースが流れている。
あくまで小沢体制で参院選を仕切ろうとしているのか。
最悪なのは、小沢氏が辞任して民主党の支持率が復活し、選挙は影で小沢氏が指揮するというシナリオである。
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群青 |
2010.03.02(Tue) 00:11 | URL |
【コメント編集】
小沢が辞めて民主党の支持率が上がることはほとんど無いはずですが、マスコミによる偽造の可能性は高いですね。
メディアパトロール・ジャパンに期待するしか無いですかね。
メディアパトロール・ジャパンに期待するしか無いですかね。
クロトー |
2010.03.02(Tue) 09:41 | URL |
【コメント編集】
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