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2010.02.17 (Wed)


「CO2・25%削減」で日本人の年収は半減する

CO2・25%削減CO2 25削減で日本人の年収は半減する


そして日本人は水洗トイレも使えなくなる!!
→日本人だけが損をする友愛政治


なんともショッキング書名である。
著者の武田邦彦氏は御存知のとおり、かねてから地球温暖化のCO2原因説を疑問視しており、環境問題の嘘を追及する書物をたくさん執筆している。

その武田氏が鳩山首相が世界に公約したCO2 25%と民主党の環境政策を徹底的に批判したのが本書である。

日本は京都議定書で決定的な失敗をした。
単純なPonkoは最初、日本が環境問題について世界のリーダーシップを握っていると思い込んでいた。
ところが、その後いろいろな情報を得て、日本が(自ら)嵌められたのだと思うに至った。
だから、鳩山首相が25%宣言をした時には心底驚いた。
この男、正気かと。
大成功だったと鳩山首相と福山哲郎外務副大臣が自画自賛したCOP15は実は大失敗だった。
日本だけが出来もしない目標を大見得をきって宣言して出席国の失笑を買い、日本だけが開発途上国への多額の援助資金を約束した。

そのつけは全部私達国民の一人ひとりに跳ね返ってくるのである。
マミーから知らない間に「子供手当て」を貰える鳩山首相ならいざ知らず、毎日の暮らしが大変な一般庶民にとっては大打撃である。
本書の書名のように、私たちの年収が半減したのでは生きていけない。

麻生首相は「2005年を基準に14%削減を打ち出し、ドイツと対立した。麻生政権時代、1990年基準で25%削減したら一世帯あたり年間36万円の負担になると批判したら、民主党新政権は新しく試算させて最大76.5万円という数字が出てしまい、福山哲郎外務副大臣は公表を中止し、新しいタスクフォースにやり直しを命じた。

「『政府がやりたいということを本当に応援してくれる皆さんにお願いしたい』(小沢環境相)というのが鳩山政権の言い分だが、『都合のよい数字』が出ないからといって、再試算とは笑わせる。もう一度、数字が出ても、もう誰も信用しないだろう」

著者はCOPで米中は「国内政治の範囲内で処理することを合意していた」と見ている。
胡錦濤は先進国から援助金を取ることで発展途上国の賞賛を得て存在感を示そうとしている。
日本から省エネ技術を手に入れることが最大の課題で、友愛の鳩山政権は与し易しと見ている。

IPCCの温暖化データの捏造はごく最近暴露されたが、日本では大きく取り上げられていない。

NHKは,アフリカ最高峰のキリマンジャロの氷河が溶けている、その原因は温暖化だと報じたしかしキリマンジャロの頂上の標高は5900メートル。その付近の気温の測定値は世界でただ一つ、人工衛星によるものだけであり、それは実は変っていなかったのである。誤報など何の問題もないとするNHKの自信もここまで来ると大したものだ。
そしてなんと2010年1月20日、とうとうIPCCが陳謝した。IPCCは声明を発表し、第4次報告で『ヒマラヤの氷河が2035年までに溶けてなくなる可能性が非常に高い』とした記述は科学的な根拠がなく、誤りだったと認めたのだ」
 

IPCCの議長は排出権取引などで設けている銀行の顧問も務め、報酬を貰っていたと報じられ、虚偽記載と裏金はどこかの国の幹事長のとそっくりである。

鳩山首相は25%削減というが、CO2の自然増と経済成長を入れると実態は40%削減しなければならない。

「とくに環境問題については、『地球にとって(予測内で)最悪の数字』が意図的に使われることが多く、対策効果は『もっとも効果があったように感じられる数字』だけが使われることが常識と思った方がいい。NHKや朝日新聞の常套手段だが、自分達の価値観を押し付ける報道は、情報操作そのものである

著者によれば、環境関係の数字の見方の悪い順から言うと・・・

①NHKだけを見ている人(政府より間違いが多い)
②霞が関(中央政府)の数字だけ見る人
③政府と朝日新聞のようなマスコミを見ている人(まともそうに見えて違う)
④日本の公的な情報を見ている人
⑤ネット、書籍も含めて日本語の情報に接している人
⑥ネット、書籍、新聞、テレビも含めて先進国の情報に接している人
⑦途上国も含めて世界の情報を足も使って調べている人
⑧以上の全ての情報に接し、かつ自分のデータを整理している人


さてあなたは何番目の人だろうか。せいぜい⑤どまりか、良くて⑥であろう。
「NHK」を「TBS」や「テレ朝」に置き換えたり、「朝日新聞」を「毎日新聞」に置き換えたりして、環境問題に限らず、私たちの一般的な情報収集のレベルとメディアリテラシーとの関連という観点からみても興味深い。

著者はここから「第3章 政府・民主党のウソを暴く」といよいよ佳境に入っ行き、福山哲郎外務副大臣の論文を徹底的に批判する。
(つづく)


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テーマ : 民主党 - ジャンル : 政治・経済

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