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2010.02.16 (Tue)


民主党が日本経済を破壊する

やはり民主党に民主党が日本経済を破壊する


やはり民主党には任せられない

国会で鳩山政権に爆弾発言を投げつけた与謝野氏はテレ朝「サンプロ」で民主党の大塚耕平金融担当副大臣と論争した。
大塚氏は与謝野氏に対して「尊敬する与謝野さんらしくない発言だ。ああいう発言はすべきではない」と政界の大先輩等対して不埒な批判を面と向かってしていて、見ていて腹が立った。
小生意気な小僧めという思いであった。
民主党の経済政策は所詮は枝葉末節かつ小手先の施策であって、日本の経済を根本から回復させるものではない。直接消費者に金をばら撒いて消費の増大を願うなどというのは愚の骨頂、素人でも分かる愚策である。

この番組でも民主党の経済政策を真っ向から否定した与謝野の近著「民主党が日本経済を破壊する」はまことに時宜を得た出版である。
豊富なデータを引用して民主党のマニフェストや経済政策の間違いを指摘すると共に、民主党という前とはうらはらに一部の人間にだけ権力が集中している党の運営も批判している。

「『ほんの少しの政治主導、残りほとんどの行政停滞』それが早くも現実になりつつある」

WILL3月号の官僚覆面座談会でご紹介したように民主党はほとんど仕事をしていないのである。

本書は民主党の経済政策批判の書であると同時に、自民党の選挙での負け戦に至る道についての秘話も披露していて興味深い。石破氏と2人で辞表を懐に入れて解散ではなく総裁選を麻生首相に迫ったこと、自民党の再生には若手の総裁が必要だと西村候補を推薦したいきさつ。
自民党は外部の敵と内なる敵に負けたという。東京都連の会長職を頼まれた時、若手の議員を推薦したら、あの議員だけは止めてくれという声が沸き起こったという。その議員はテレビで自民党の悪口を言い党のイメージをぶち壊して自分だけ浮き上がろうとしているのが理由だという。
だれの事か知らないが、そういう若手議員がよくテレビに出て自民党のイメージダウンにつながっている。かつての舛添氏がそうだった。

しかし、与謝野氏が自民再生にイデオロギーを持ち出すなという意見には賛成しかねる。

「党内の一部には「保守・自民党の再生」を掲げようとする動きがある。
しかし、「保守」イデオロギーを前面に出し、右にシフトしても、コアな保守層は高く評価してくれるかもしれないが、国民の多数は決してそれにはついてこないという現実を忘れてはならない」

それではどのように民主党との差別化をするのかという答えは明確に示されていない。

民主党に自民党時代のしがらみの大掃除をしてもらい、その間、自民党は①民主党のマニフェストの履行を監視し、②自民党の自己改造をして、③超党派の社会保障改革や経済財政の基本方針で国民運動を起こす・・・というが、そんな甘いことで大勝に酔い痴れた左巻き政党とやりあっていけるのか甚だ疑問である。

それはそれとして、以下の目次のように自民党政権時代の裏話もあり、興味をお持ちになった方は購読をお勧めする。


「民主党が日本経済を破壊する」(与謝野馨 文春新書 2010年1月 770円+税)

序章{深刻な病状を「告知」する 

「ハネムーン」は終わった/出陣式で意識失う/母校で語った「五原則」/「情緒の政治」を排す/がんの告知体験からノ歴史と向き合う気概

第一章民主党「ミクロの決死隊」が国を誤る

「3D」の呪縛/戦略性なき「デフレ宣言サ/「事業仕分け」に仰天/背中が凍り付く重圧の日々/鳩山政権は「ミクロの決死隊/世界を変えた金融危機/不安定化する市場上雇用デフレの時代/三つの重点分野/財政リスクの大きさ/マニフェストは毛バリだった/「脱二作業競争力」「脱・経済成長」/「仕組み依存」は
無責任/新興国頼みの危うさ/これまでの成長政策の限界/立ちはだかる利害調整の壁/目標を定めて「追いつき追い越せ」/「政治主導」と行政の停滞

第二章 麻生総理に退陣を迫った日

厚労省分割でまたブレた/郵政人事・改造断念が追い打ち/最悪のタイミングで解散/官邸執務室に乗り込む/「後の総裁を誰がやるんだ」/財務相にとどまった理由/反応が良かった(?)選挙戦/党再建を担うのは若手/総裁選で西村候補を推薦/小泉進次郎議員の真剣な顔つき/小沢幹事長を恐れるな/「大掃除」から「再構築」へ

第三章 世界同時不況との戦い

米国「過剰消費」と世界的不均衡/サブプライムローン危機の正体/金融資本主義の優越/景気判断をいきなり転換/「ハチに刺された」発言の真相/相次ぐ経済対策の舞台裏/性格一変した「十五兆円補正ブ≒ばらまき」か「点まき」か/「底抜けはさせない」決意/景気「底打ち」の虚実/耳学問の与謝野経済学/ノーベル賞学者との対話

第四章 日本経済には成長戦略が不可欠 

原動力は勤勉な国民/貿易立国支える通商制度/「自転車操業」の宿命/常識的な価値観を取り戻す/収入より借金が多い異常な国/物価上昇・インフレの恐怖/借金構造の犯人とは/予防医学の勧め

第五章 小泉改革の功と罪

定義なき「構造改革」の欺隔/「三つの過剰」解消を提唱/「功」は財政健全化、「罪」は格差/小泉改革の象徴「骨太069」/「元祖・歳出削減派」は私/上げ潮派の「悪魔的手法」/「基礎的財政収支」は誤訳/「純子さんと一郎の会話」/「歳出カット徹底」の小泉理論

第六章 高福祉・低負担はありえない

福田政権で「財革研」再始動/出発点は「柳澤ペーパー」/消費税のすべてを社会保障目的税化/年金制度改革からの宿題/社会保障税10%の根拠/総裁選出馬の真意/消費税から逃げなかった麻生首相/「議事録から削除してもらいます」/「付則」で示した税制改革の姿/その場しのぎの鳩山政権

第七章 民主党よ、耳障りな議論から逃げるな

高知でひらめいた「安心」/漠然とした不安感/民主党は対案を示すべき/「普遍的真実性」の有識者会議/
宮本太郎氏の著書に「目からウロコ」/「超然たる」議論を要請/皆保険・皆年金のありがたさ/おふくろの忘れられない言葉/格差是正と正規・非正規/医療介護の産業化と内需拡大/期せずして思想的な大転換/欧州型福祉国家の再評価/「社会保障給付率40%」を目標に/円卓につくべき時が来た/衆院選で問われた「社会の選択」/政治家人生、最後の使命


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