2009.12.17 (Thu)
努力している姿見てと鳩山首相
政治家は結果が全て・・・まして首相は
努力など認めるわけには行かぬ。
鳩山首相は何一つ結果を出していない。利害関係者のすべてに良い顔をして先送りにする。
「最後は私が決める」と大見得切ったのは誰だ。
これほどまでに優柔不断で結果を出せない首相はいままで見たことがない。史上最低の総理大臣である。
国内の景気は悪くなる一方、外交では日米関係の雲行きがおかしくなって来た。
マスコミとの100日の蜜月はそろそろ終る。
政権交代の片棒を担いだマスコミは果たして鳩山政権に対する批判の火蓋をいよいよ切るのか。
いまのところ、八方美人で何一つ決められぬ鳩山首相に産経新聞だけが独り気を吐いている。
産経ニュース(2009/12/16)
鳩山政権3か月「努力だけは認めてほしい」
鳩山内閣は16日、発足から丸3カ月を迎えた。この間、深刻化する不況下での予算編成や政府・与党の新たな関係の構築、自らの資金管理団体の偽装献金問題など次々と課題が浮上。特に、首相自ら「悩んでいる」と苦しい胸の内を明かしたのが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、日米関係の信頼関係を損ないかねない状態に陥っている。鳩山由紀夫首相は同日、「一生懸命努力していることだけは認めてほしい」と語った。
野党時代の民主党はしばしば、“ブーメラン政党”と揶揄された。政府・与党を批判し攻勢を強めた矢先に、足元の問題で自爆するケースが多かったからだ。首相も、そのブーメラン体質の悪弊を絶ちきれないようだ。良かれと思って発した自らの言葉が、後になって自分を苦しめる皮肉な構図から抜け出せないでいる。
首相にとって、今年7月19日、沖縄県沖縄市の集会で口にした発言が、普天間問題への基本スタンスとなっている。目前に迫った衆院選を意識し、「(普天間移設は)『最低でも県外』の方向で積極的に行動したい」とアピールした。
この発言が好感され、衆院選では沖縄県内の全4選挙区で、普天間の県外移設を訴える候補が全勝。首相は、この結果を踏まえ、今でも、普天間の県外移設を「沖縄県民の思い」と強調する。
一方で、首相は米国への配慮もそれなりに示そうとした。11月のオバマ大統領との首脳会談では、平成18年の政府間合意の早期履行を求める大統領に対し、首相は「プリーズ・トラスト・ミー(私を信じてほしい)」と応じた。会談後の記者会見では、「バラクとユキオという呼び方も定着してきた」と大統領との
親密さをアピールしてもいる。
しかし、期待を持たせた分、それを達成しなかったときに米国側に与える失望は大きい。国内事情を優先させて、結論の先送り姿勢を示す首相に米側は激怒。普天間問題を話し合うための首脳会談は事実上、拒否され、米国では「『首相を信じる』と応じた大統領の顔に泥を塗った」と批判する声すら上がっている。
関係改善を図りたい米国に加え、首相が今、最も気を使う存在は、小沢一郎幹事長かもしれない。
「今の内閣は一体どうなってるんだ」。小沢氏は今月8日、社民党幹部からの電話にこう応じた。社民党幹部は、普天間問題の決着が先送りになったことへのお礼を小沢氏に伝えた。それに対して小沢氏は、先送りだけでは社民党への配慮が不十分だと、首相の政権運営に不快感を示した。
このやりとりがあった3日後、首相は社民党の福島瑞穂党首(少子化担当相)、国民新党の亀井静香代表(郵政改革・金融相)と会談し、「普天間の移設先に関して3党で協議をしながら、知恵を出そう」という意見で一致している。
首相に近い民主党幹部は「鳩山さんは誰からも嫌われたくないという性格。それが良さでもあり弱さでもある」と話す。普天間問題でも、各方面に「いい顔」をしようとした結果、自縄自縛に陥り、四方八方に不信感を増幅させたのは否めない。
首相は16日、自らに言い聞かせるように記者団に語った。
「(自らの)指導力がどうだという話があるのは分かっているが、いずれ国民もこの答えが最適だと分かるときがくる」
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努力など認めるわけには行かぬ。
鳩山首相は何一つ結果を出していない。利害関係者のすべてに良い顔をして先送りにする。
「最後は私が決める」と大見得切ったのは誰だ。
これほどまでに優柔不断で結果を出せない首相はいままで見たことがない。史上最低の総理大臣である。
国内の景気は悪くなる一方、外交では日米関係の雲行きがおかしくなって来た。
マスコミとの100日の蜜月はそろそろ終る。
政権交代の片棒を担いだマスコミは果たして鳩山政権に対する批判の火蓋をいよいよ切るのか。
いまのところ、八方美人で何一つ決められぬ鳩山首相に産経新聞だけが独り気を吐いている。
産経ニュース(2009/12/16)
鳩山政権3か月「努力だけは認めてほしい」
鳩山内閣は16日、発足から丸3カ月を迎えた。この間、深刻化する不況下での予算編成や政府・与党の新たな関係の構築、自らの資金管理団体の偽装献金問題など次々と課題が浮上。特に、首相自ら「悩んでいる」と苦しい胸の内を明かしたのが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、日米関係の信頼関係を損ないかねない状態に陥っている。鳩山由紀夫首相は同日、「一生懸命努力していることだけは認めてほしい」と語った。
野党時代の民主党はしばしば、“ブーメラン政党”と揶揄された。政府・与党を批判し攻勢を強めた矢先に、足元の問題で自爆するケースが多かったからだ。首相も、そのブーメラン体質の悪弊を絶ちきれないようだ。良かれと思って発した自らの言葉が、後になって自分を苦しめる皮肉な構図から抜け出せないでいる。
首相にとって、今年7月19日、沖縄県沖縄市の集会で口にした発言が、普天間問題への基本スタンスとなっている。目前に迫った衆院選を意識し、「(普天間移設は)『最低でも県外』の方向で積極的に行動したい」とアピールした。
この発言が好感され、衆院選では沖縄県内の全4選挙区で、普天間の県外移設を訴える候補が全勝。首相は、この結果を踏まえ、今でも、普天間の県外移設を「沖縄県民の思い」と強調する。
一方で、首相は米国への配慮もそれなりに示そうとした。11月のオバマ大統領との首脳会談では、平成18年の政府間合意の早期履行を求める大統領に対し、首相は「プリーズ・トラスト・ミー(私を信じてほしい)」と応じた。会談後の記者会見では、「バラクとユキオという呼び方も定着してきた」と大統領との
親密さをアピールしてもいる。
しかし、期待を持たせた分、それを達成しなかったときに米国側に与える失望は大きい。国内事情を優先させて、結論の先送り姿勢を示す首相に米側は激怒。普天間問題を話し合うための首脳会談は事実上、拒否され、米国では「『首相を信じる』と応じた大統領の顔に泥を塗った」と批判する声すら上がっている。
関係改善を図りたい米国に加え、首相が今、最も気を使う存在は、小沢一郎幹事長かもしれない。
「今の内閣は一体どうなってるんだ」。小沢氏は今月8日、社民党幹部からの電話にこう応じた。社民党幹部は、普天間問題の決着が先送りになったことへのお礼を小沢氏に伝えた。それに対して小沢氏は、先送りだけでは社民党への配慮が不十分だと、首相の政権運営に不快感を示した。
このやりとりがあった3日後、首相は社民党の福島瑞穂党首(少子化担当相)、国民新党の亀井静香代表(郵政改革・金融相)と会談し、「普天間の移設先に関して3党で協議をしながら、知恵を出そう」という意見で一致している。
首相に近い民主党幹部は「鳩山さんは誰からも嫌われたくないという性格。それが良さでもあり弱さでもある」と話す。普天間問題でも、各方面に「いい顔」をしようとした結果、自縄自縛に陥り、四方八方に不信感を増幅させたのは否めない。
首相は16日、自らに言い聞かせるように記者団に語った。
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