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2007.11.02 (Fri)


中国は猛毒を撒きちらして自滅する

中国の猛毒は日本人の精神を犯す

10月21日に閉幕した中国共産党大会で胡錦濤が「民主」という言葉を60回以上の使ったという。
共産党の一党独裁政権で、一部の共産党幹部だけが富を独占し、疲弊した農民は年間何万件もの暴動を起している中国が「民主」とは笑わせるではないか。

日本の民主党が「民主」の旗を掲げて、「生活が一番」だのと言いながら、生活を保障する国のあり方や国益を考えずに枝葉末節の事柄で政権与党の足を引っ張るだけに終始しているのと変りはしない。

さて、この近所の迷惑な国、中国は世界に害毒を流しながらバブル街道を突っ走っている。
近い将来、バブル崩壊が世界に大打撃を与えることは誰の目にも明らかであり、日本企業の一部では中国への投資をインドやベトナムにシフトし、リスクを分散しようとしている。
そんななか、中国の鉛塗料の玩具が米国で回収されたことは記憶に新しい。
玩具メーカーのタカラトミーは中国生産を大幅に縮小し、ベトナムやタイに生産拠点をシフトする計画だ。

「中国は猛毒を撒き散らして自滅する」というショッキングなタイトルの著者宮崎正弘氏は中国を自分の足と目で確かめ、精力的にメルマガの発行や月刊誌への寄稿をしている中国通の第一人者である。

本書は前編書き下ろしだが、「正論」「WILL」その他の雑誌への寄稿と一部重複する部分もある。
危険な隣人中国にたいする警戒心も無く、無為無策に過ごす日本政府の危うさを痛感する書である。
ゴールドマン・サックスが経済の躍進を予測した「ネキストイレブン」の11カ国、バングラディッシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナムの大部分の国に対する中国の政治的、経済的浸透は見過ごせないものがある。
その露骨な進出に現地では嫌われながらも着々と浸透している。
それに対して日本はどのような対策を講じているのか。
インド洋上の海自の給油活動がストップされるからといって、パキスタンへの円借款50億円増額を決定し、相変わらず汗をかかない代わりに金で事を済ませようとしている。
小沢一郎幹事長時代、湾岸戦争のドブに捨てた私たちの税金の経験も生かせないままだ。 
本書のエピローグに書かれた情報戦争に敗れた日本の姿は将来を暗示している。
中国発の猛毒は食品・雑貨だけではなく、日本人の精神まで侵し始めているという指摘である。
米下院の「慰安婦問題謝罪決議案」「反日映画」「新聞広告」など中国の精力的なロビー活動に米国はひとたまりも無い。原爆投下の罪を隠蔽するために中国とグルになって日本軍を悪者にしようという算段だからである。

「政府が頼りなく政治家は恥知らず、マスコミは自虐史観、こうなると日本では反論や映画作りのすべてが民間の良識人、学者、文化人、篤志家の手で行わなければならない」(著者)


ところが、ワシントン・ポストに櫻井よしこさん等の有志が米下院の決議案にノーを突きつけた全面広告を、かえって米国を硬化させたと批判する反日勢力が国内にたくさん居たのである。

「この日本の体たらくの現状を見るかぎり、向こう30年の言論戦争を決意する気概がなく、しかも雄弁家が不在であり、あまつさえ、国内に中国韓国米国の反日グループと連携している反日派がぞろぞろいる。
そうした場合、日本の次なる選択は「徹底的に無言」で過ごしていくしかあるまい。
無言であるうちに国際世論は、目下のダルフール虐殺、プーチンの独裁、ブッシュの落ち目、北京オリンピック・ボイコットから中国の自滅へと向かうだろう」(著者)


一見、著者はもはや諦めの境地のようだが、ごまめの歯軋りよろしくブログで反日勢力を斬って行きたい。

本書の内容は目次をご覧頂ければ懸命なる諸氏にはご推測頂けると思うが、やはり手にとってお読みになる事をお勧めする。

本書の腰帯から

◎菓子、薬、酒……毒入り製品による死者が世界中で急増
◎中国病院では毒入り輸液で韓国人外交官まで死亡
◎横行する手抜き工事で6300以上の橋が崩落の危機○廃液垂れ流しで汚濁と
◎異臭に包まれる江南の川と湖
◎汚水と汚染物質で魚も住まぬ死の海と化した潮海湾
◎日本を悩ませる2万6000トンもの漂着ゴミ
◎中国大暴落の引き金となる内外の「北京五輪」反対運動
◎パキスタンのモスク襲撃事件は中国人売春宿が原因だった
◎「ネクスト11」への積極外交と現地で忌み嫌われる中国人
◎上海への投資を続けているのは、いまや日本だけ
◎いまなお続く少数民族、民主化への弾圧と頻発する暴動

「中国は猛毒を撒きちらして自滅する」
(徳間書店 宮崎正弘著 2007年9月 1600円+税)

目次
プロローグ 世界に広がる中国の「猛毒」排斥

▼傷ついた中国ブランド
▼続出する大量の死者
▼それでも中国のブラックホールに投資するのか

第1章 果てしなき猛毒事件の数々 

▼外交官が北京で輸液投与後に怪死
▼死滅した商道徳
▼スケープゴートで事態の収拾を図る中国
▼花火も中国製は危険
▼中国の取り組みはどこまで信用できるのか
▼ニセモノは中華文化の本質
▼海賊版は止まらない
▼馬の小便、水薬
▼特許制度の欠陥も要因
▼すべては物まね、技術は盗め
▼人心の荒廃が最大最悪の問題だ

第2章 環境汚染の猛毒的な進行 

▼鉄筋の替わりにペットボトル
▼崩壊するダム
▼北京五輪施設にも手抜きはないのか?
▼沈む上海
▼蔓延する「ごまかし」の発想
▼汚染地域には工場建設を許可せず
▼止まらないゴミ輸出

第3章 迫り来る上海発世界大暴落 

▼中国株式市場は劇的に収縮する
▼最後のジョーカーを掴む愚か者は誰か
▼暴落の予兆
▼広東は上海市場の暴落を教わない
▼中国人民銀行の荒稼ぎ
▼暴落の政治的きっかけは北京五輪ボイコット
▼日本人には理解不能の権力闘争
▼民衆の不満は方々で爆発
▼国内からも北京五輪反対の声が

第4章 中国人民の「反日」の実態 

▼それは中国売春婦の文化破壊的行為から始まった
▼武器商人「人民解放軍」
▼ネクスト11でも中国は嫌われている
▼「紅色游」の現場を往く
▼共産党のでっち上げ歴史博物館
▼「反日」教育の効果は?

第5章 中国人は「息を吐くように嘘をつく」 

▼嘘の科学
▼各地で頻発する暴動
▼嫉妬の科学
▼成長率の数字もごまかし
▼頭だけは良い大墟つき
▼ある日、武器庫がカラになっていた

第6章 蔓延する博打とカルトとスノビズム 

▼マカオと香港で起きている経済的異変
▼伝わらない"不都合な真実"
▼バチカンと北京の愛憎関係
▼キリスト教弾圧の国がクリスマス
▼世界のマスコミも「反日」に洗脳されつつある
▼老舗名門のダウ・ジョーンズまでが北京の代理人になるのか?

第7章 中国ビジネスは危険がいっぱい 

▼日本企業はご難続き
▼前途多難な日本のプロジェクト
▼上海への投資を続けるのは日本企業だけ
▼罷り通る理不尽、不法
▼胡錦濤長男コネクション
▼中国から中国企業が逃げ出している
▼それでも投機筋は中国を狙う

第8章 中国がひた隠す「不都合な真実」 

▼胡錦濤が獅子吼する「和諧社会」の矛盾と欺瞞
▼西夏文字はどこへ消えたか?
▼チベットの悲哀
▼チベット語を喋れない若いチベット人
▼ウィグル民主化への弾圧
▼海亀派と貧富の格差

第9章 台湾問題の新たな展開 

▼蒋介石の歴史評価へ、無言の「修正」、が始まった
▼李登輝前台湾総統、3回目の訪日
▼日本人に武士道精神を思い出させた李登輝
▼屈折した中国人の劣等意識
▼台湾のアイデンティティ
▼新幹線開通で台湾経済は飛躍したか
▼台湾にもいる「反日カルト」
▼馬英九氏に直撃インタビュー
▼烈女も来日

エピローグ 情報戦争に連敗続く日本 

▼猛毒は日本を覆い尽くしている
▼シンクタンクを活用する中国
▼華僑も一枚岩ではない
▼議会へのロビィエ作を軽視し隙をつかれた日本


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