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2009.11.12 (Thu)


「仕分け人」ではなくて「仕置き人」

「透明性」のスタンドプレーに過ぎぬ

鳩山首相は「必殺仕分け人」と言っていたが、第一回目の作業をテレビで見ていると、「仕分け人」ではなくて犯罪者に対する「仕置き人」のように居丈高に関係省庁の役人に質問を連発していた。その高みに立った姿勢はテレビを意識してのスタンドプレイとも見て取れた。
なかでも野党時代から、その物言いが小生意気で嫌いだった蓮舫参院議員は酷かった。
彼女は最近のいくつかのテレビ出演で、民主党が天下り禁止破り、鳩山資金問題、小沢ジョンイル政権、閣内不一致などを突かれると、話をずらして延々と喋り続けるということが分かった。

問題は始めに削減ありきの姿勢で、予見をもって頭ごなしに問い詰める。「私の話をまずよく聞いてくれ。ただ質問に答えろというのは一方的で心外だ」と憤慨する女性(神田 道子国立女性教育会館理事長)もいた。ただしこの理事長は「男女共同参画」「ジェンダーフリー」推進者だから予算は全面廃止がよろしいかと。

「仕置き人」には無駄の定義について共通認識に立っているとは思えず、一時間足らずの質疑応答で多数決で「廃止」だの「地方へ移管」だのと決めていく。地方自治体に移管といっても地方自体にに受け入れる財政的余裕はあるのか。疑問だらけの作業だ。
しかも最終的には財務省が各省の予算を査定するというから今までと変らないではないか。
概算要求3000事業の内の447事業200項目というほんの一部だけを取り上げて、途中の段階をガラス張りにして見世物にしただけである。
それを「透明化」したの「国民が参加できる」というのは我田引水、自画自賛である。

さらに問題なのは、「仕置き人」が事業の現場を知らないで想像で廃止や地方移管を決めていることだ。
子供の読書活動推進事業など国が進めるべき事業も地方自体に丸投げせよというが地方は財政困難で廃止してしまうだろう。

削減するのが仕事の財務省主計官も列席していて、かつて自民党の片山さつき主計官が戦車や軍艦は要らないと防衛予算を削った事を思い出す。
国家観も歴史観もない役人や政治家が歳出削減という視点からしか見ない予算削減は国を誤らせる。
外国人(モルガン・スタンレーのロバート・フェルマン氏)が何故入っているのかと亀井大臣は怒っていたが当然である。ただし「市場原理主義者」はダメだというのは賛成できない。小泉元首相や市場原理主義者に抹殺されたという私怨は止めて欲しい。

鳴り物入りで始まった「事業仕分け」も私には鳩山民主党のスタンドプレイにしか見えない。
まず3兆円の削減は無理だろうが、もっと怖いのは数字合わせのために必要な事業も削ってしまうことだ。
防衛相と国土交通相は事業仕分けに反発している。鳩山首相が政治主導で優先順位を決められないからである。国民はテレビ報道に惑わされずにこのような民主党の実態をきちんと見届けておかなければならない。


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テーマ : 民主党 - ジャンル : 政治・経済

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