2009.10.23 (Fri)
民主党にアメリカが怒った
民主党に
厄介なのは今や中国ではなくて日本
来日したゲーツ米国防長官に対し民主党政権は、前政権が同意した普天間基地の名護への移設に同意しなかった。
もともと、小沢幹事長がかつてシーファー米駐日大使を門前払いにして報道陣の前で晒し者にしたような政党である。
何も米国に尻尾を振ることはないが、政権が変ったからといって外交方針を急変させることは国際関係上良くないとされている。ましてや同盟国である。
野党時代のように何でも時の政権に反対すればいいという訳ではない。
沖縄がダメなら具体的にどこにするか提案するならまだ許されるが、これから新しい場所を探すと言っている。これではアメリカも怒るだろう。
ワシントンポストは22日、「厄介なのは今や中国ではなくて日本」であり、米国の圧力に日本は平然としていると報道した。
Worried about a new direction in Japan's foreign policy, the Obama administration warned the Tokyo government Wednesday of serious consequences if it reneges on a military realignment plan formulated to deal with a rising China.
日本の外交方針の新しい方向について懸念を抱いたオバマ政権は21日、日本政府に対し、勢力を拡大する中国に対処するための在日米軍再編計画(の合意を)守らなければ重大な結果を招くと警告した。
在日米軍再編計画は新興中国に対処するためとはっきり言っている。
日米安保はアジアの平和を保つために日米が協力して中国を牽制しようというのである。
それなのに資産90億円のお坊ちゃん首相は東アジア共同体だの日米中の正三角形などど暢気なことを言っているのだ。
A senior State Department official said the United States had "grown comfortable" thinking about Japan as a constant in U.S. relations in Asia. It no longer is, he said, adding that "the hardest thing right now is not China, it's Japan."
米政府の高官は、米国はいままでアジアの日米関係における日本に対して常に「安心した」思いを抱いていたが、もはや「今や一番厄介なのは中国ではなくて日本だ」と語った。
新聞やテレビではこの文脈の前半の部分が報道されていない。
comfortableとは「心地良い」という意味が強いので、フジTVのスーパーニュースで木村太郎キャスターが、日本は甘く見られているというような意味の米国批判をしていた。
確かにアメリカのポチでは困る。しかし中国のポチではもっと困るのである。
虎の尾を踏んだ民主党はこれからどうしようというのだろう。
鳩山お坊ちゃん首相は記者会見で「オバマ」と口走ってしまった。
民主党政権のせいで日米関係が揺らいで米中接近が更に進み、日本はアジアの孤児になるのか。
ワシントンポスト(10/22)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/21/AR2009102100746.html
産経ニュース(2009/10/23 20:03)
「最も困難なのは中国より日本」米国務省高官が発言
【ワシントン=有元隆志】米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、オバマ政権のアジア政策について、「現時点で(米国にとって)最も困難なのは中国ではなくて日本だ」との国務省高官の発言を紹介、日米関係を見直し、アジアにおける日本の立場を変えようとしている鳩山政権に対する懸念が米政府内で強まっていると報じた。
同紙は、良好だった日米関係の雰囲気が変わった象徴的な例として、20日に訪日したゲーツ国防長官が防衛省での栄誉礼や歓迎食事会を断ったことを挙げた。
長官と北沢俊美防衛相との食事はいったん日米間で合意したものの、会談に多く時間を割きたいとの長官の意向を受けて、米側が断ってきたという。鳩山政権が普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設の見直しや、インド洋での自衛隊の給油活動を撤収させる方針を決めたことへの強い不快感の表れといえる。
長官は鳩山由紀夫首相らとの会談で、11月のオバマ大統領の訪日までに普天間飛行場移設の結論を出すよう求めた。
しかし、日本側は困難との考えを示した。
同紙は「米側の圧力に対して日本側は平然としているようだ」と日米の距離感の広がりを指摘した。
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厄介なのは今や中国ではなくて日本
来日したゲーツ米国防長官に対し民主党政権は、前政権が同意した普天間基地の名護への移設に同意しなかった。
もともと、小沢幹事長がかつてシーファー米駐日大使を門前払いにして報道陣の前で晒し者にしたような政党である。
何も米国に尻尾を振ることはないが、政権が変ったからといって外交方針を急変させることは国際関係上良くないとされている。ましてや同盟国である。
野党時代のように何でも時の政権に反対すればいいという訳ではない。
沖縄がダメなら具体的にどこにするか提案するならまだ許されるが、これから新しい場所を探すと言っている。これではアメリカも怒るだろう。
ワシントンポストは22日、「厄介なのは今や中国ではなくて日本」であり、米国の圧力に日本は平然としていると報道した。
Worried about a new direction in Japan's foreign policy, the Obama administration warned the Tokyo government Wednesday of serious consequences if it reneges on a military realignment plan formulated to deal with a rising China.
日本の外交方針の新しい方向について懸念を抱いたオバマ政権は21日、日本政府に対し、勢力を拡大する中国に対処するための在日米軍再編計画(の合意を)守らなければ重大な結果を招くと警告した。
在日米軍再編計画は新興中国に対処するためとはっきり言っている。
日米安保はアジアの平和を保つために日米が協力して中国を牽制しようというのである。
それなのに資産90億円のお坊ちゃん首相は東アジア共同体だの日米中の正三角形などど暢気なことを言っているのだ。
A senior State Department official said the United States had "grown comfortable" thinking about Japan as a constant in U.S. relations in Asia. It no longer is, he said, adding that "the hardest thing right now is not China, it's Japan."
米政府の高官は、米国はいままでアジアの日米関係における日本に対して常に「安心した」思いを抱いていたが、もはや「今や一番厄介なのは中国ではなくて日本だ」と語った。
新聞やテレビではこの文脈の前半の部分が報道されていない。
comfortableとは「心地良い」という意味が強いので、フジTVのスーパーニュースで木村太郎キャスターが、日本は甘く見られているというような意味の米国批判をしていた。
確かにアメリカのポチでは困る。しかし中国のポチではもっと困るのである。
虎の尾を踏んだ民主党はこれからどうしようというのだろう。
鳩山お坊ちゃん首相は記者会見で「オバマ」と口走ってしまった。
民主党政権のせいで日米関係が揺らいで米中接近が更に進み、日本はアジアの孤児になるのか。
ワシントンポスト(10/22)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/21/AR2009102100746.html
産経ニュース(2009/10/23 20:03)
「最も困難なのは中国より日本」米国務省高官が発言
【ワシントン=有元隆志】米紙ワシントン・ポストは22日付の1面で、オバマ政権のアジア政策について、「現時点で(米国にとって)最も困難なのは中国ではなくて日本だ」との国務省高官の発言を紹介、日米関係を見直し、アジアにおける日本の立場を変えようとしている鳩山政権に対する懸念が米政府内で強まっていると報じた。
同紙は、良好だった日米関係の雰囲気が変わった象徴的な例として、20日に訪日したゲーツ国防長官が防衛省での栄誉礼や歓迎食事会を断ったことを挙げた。
長官と北沢俊美防衛相との食事はいったん日米間で合意したものの、会談に多く時間を割きたいとの長官の意向を受けて、米側が断ってきたという。鳩山政権が普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設の見直しや、インド洋での自衛隊の給油活動を撤収させる方針を決めたことへの強い不快感の表れといえる。
長官は鳩山由紀夫首相らとの会談で、11月のオバマ大統領の訪日までに普天間飛行場移設の結論を出すよう求めた。
しかし、日本側は困難との考えを示した。
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