2022.12.28 (Wed)
中国を開戦時の日本に例える産経黒瀬悦成氏の愚
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「中国は日本海軍がお好き」?
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産経新聞の黒瀬悦成氏は2020年の米大統領選でトランプ候補を激しく批判した報道を日本に流し続けた当時のワシントン支局長である。
いまは帰国して副編集長兼論説委員になっているらしい。
支那の世界制覇の野望と日本の大東亜戦争の止むを得なき戦いを同一視して得々と書いている。
「中国は日本海軍がお好き」などと、生まれてもいない70年前のアメリカ映画「紳士は金髪がお好き」をモジって得々と書いている所が嫌味である。
産経新聞(2022/12/27)
【一筆多論】中国は日本海軍がお好き 黒瀬悦成
中国の軍事情勢に詳しい知人から何年も前にきいた話が、なぜか耳の奥に残っていた。
「実は中国軍の人たちは旧日本海軍に深い敬意を抱いているんだ。山本五十六元帥を尊敬する人もいる」
理由はいたって簡単だ。旧海軍はかつて米国を相手に戦火を交え、一時は太平洋の西半分を席巻して米海軍を追い詰めたからだ。中国海軍の中では旧海軍の作戦や戦略、組織運営なども研究の対象だという。
ミサイル時代のいま、当時の作戦が研究の対象であるワケがない。
学ぶとすれば「大和魂」だ。
共産主義国の中国にとっては無理な話だが。
もっとも、その後の歴史は私たちの詳しく知るところだ。栄光の連合艦隊は完膚なきまでにたたきのめされ、日本は敗北した。
(以下有料記事)
「完膚なきまでにたたきのめされ、日本は敗北した。」と嬉しそうだ。
アメリカはかつての日本がそうであったように、支那が採算を度外視して開戦することを恐れているという。
エネルギー源を断たれて国家の存続が困難になり「止むにやまれぬ大和魂」を発揮した日本と、無謀な世界制覇を目論む強欲な支那とを同一視することは日本に対する冒涜である。
日本の陸海軍は・・・
「日米の戦力差が大きくない今こそが開戦の『絶好の機会』であり、短期決戦で米艦隊の撃滅と南方資源地帯の制圧を果たして講和に持ち込めば勝機はあると一方的に思い描いた。
中国もまた、『台湾は内政問題だ』とする独善的な主張を根拠に、米軍の実力や同盟諸国の対中連携をみくびって軽はずみな行動に出れば、必ずや痛い目に遭うだろう。」
・・・と勇ましく結語しているが、支那の世界制覇の野望を見くびると痛い目に遭うだろう。
このよう浅薄な論説を掲載する産経新聞は随分と落ち目になったものだ。
阿比留瑠比論説委員だったら、こんなヨタ記事は書くまい。


テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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