2019.05.20 (Mon)
米中貿易戦争から戦争に?
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フジテレビとTBSのワイドショーを見比べてみたら
トランプ大統領が中国に25%の関税を掛けるという。
すわ米中の貿易戦争が始まったと日本のメディアは騒いでいる。
トランプ大統領に締め出しを食らったファーウェイのCEOは記者会見で・・・

「スパイ行為はしていない。私達は東日本大震災でも日本から撤退しなかった。日本を祖国のように考えている」
と調子のいい事を言っていたが、「日本は祖国」とはいくらなんでもオベンチャラが過ぎるだろう。
フジTV「日曜報道 The Prime」(2019/5/19)
天才?ペテン師? "トランプ分析"
米中貿易戦争の先に・・・

フジテレビのこの番組はカメラワークが下手。
木村太氏がアメリカでは野党の民主党もトランプ大統領頑張れと賛成しているという。
こういう所が日本と違うところだ。
アメリカでは与野党が国内政治では争っていても、外交になると一本化する。
日本ではどうか。
与党(自民党)の足を引っ張るために野党は外国の力や反日メディアを利用しようとする。
宮家邦彦
「これは単なる貿易戦争ではなくて米中の覇権争いだ」

最後は戦争までと宮家氏。
丸山穗高議員は「戦争」と言っただけで大バッシングを受けている。日本には軍隊も無いのに。
日本維新の会は丸山議員を追放しロシアに謝罪した。
情けない。
宮家氏はまだ序の口でいずれ(10-15年の間)にはウイグル、チベットなどの中国の人権問題も叩くという。
長濱敏弘(第一生命経済研究所 首席エコノミスト)
「世界恐慌から第二次世界大戦に移っていく経緯と、リーマンショックからの経緯が非常に似ている」
長濱氏は戦争になるとは思わないがかなり根深いという。
中国が東シナ海と南シナ海を制覇しようすればアメリカとの戦争になる。
その頃はもう生きていないから、知ったことではないが。
NYタイムズの外交問題コラムニストのトーマス・フリードマン氏はトランプが大嫌いだが、今回は支持した。
こういう所がNYタイムズとお友達の朝日新聞と違うところだ。
朝日新聞は安倍首相を憎むうえに袈裟まで憎む。
是々非々というところがない。
木村太郎氏の「中国を利用して日本がアメリカとうまくやる」という戦略は説得力があった。
支那に利用されているのは沖縄の玉城デニー知事。
一帯一路にぜひ参加したいと沖縄、つまり日本を売っている。
中国マネーと言えば・・・
支那人が北海道で山林を買い占めているという話は聞いていたが、京都の伝統的な木造家屋の町屋が去年から中国マネーに買い取られているという怖い話は初めて知った。全部ゲストハウスになったという。
ゲストハウスというと聞こえが良いが、要するに法規制が緩い民泊として活用しようというのである。
地元民は日本人が買う形にして支那人に売っている。無法地帯だと怒っていた。
支那人の不動産屋が登場し、10何億も投資しているとインタビューに答えた。
横浜の中華街と同様な中華街を日雇いが集積する大阪西成あいりん地区でも作ろうという話が出ている。
日本は支那マネーに買い取られて古い歴史とともに消えて行くのか。
さてTBS「サンモニ」は米中貿易戦争をどう報じたか。
TBS「サンモニ」(同上)
米中関税の応酬
日本経済に懸念も・・・

田中秀征(福山大学客員教授)
「この問題では明確にアメリカを支持する。
(中略)
トランプ大統領はもっと強硬な事を来月末までにやるのではないか。それが何か分からないけど」
田中優子(法政大学学長)
「貿易戦争なんてやってる場合じゃない。
(中略)
大国同士が協力してやっていなかなきゃならない時に、とんでもないことだ」
原 真人(朝日新聞編集委員)
「中国の成長は頭打ちになるだろうと学者達も私も思っていたが、消費が爆発して成長が止まらない。
2029年にアメリカと中国のGDPが逆転という予測があったが、それが非常に現実味を帯びて来た。
アメリカは焦っている」
TBSは毎日新聞系の筈だがなぜ朝日新聞が出てくるのか。
関口 宏
「そう感じますねえ」
松原耕二(BS-TBS「週刊報道LIFE」キャスター編集長)
「中国は妥協ではない。アメリカも拳を高く上げてなかなか妥協できない。
アメリカの強硬派とトランプさんとは考えが違うのではないか。
トランプさんは来年の大統領選が頭にあるので、株価が低迷したり不満が出たら矛を収めようかなと思うのではないか。
そこを中国はジーッと見ているのではないかという気がする」
フジテレビのコメンテーターとのコメントの質の違いが歴然としていた。
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