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2016.12.10 (Sat)


天皇陛下と安倍政権の戦争だと煽る小林よしのりの愚


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天皇陛下を政治利用する小林よしのり

 天皇陛下のご発言VTRを見たとき、随分大胆なご発言ではあるがご同情申し上げた。
一言で言えば、高齢化のため公務に支障を来たすおそれがあるので譲位したいというお考えである。

 震災地へのお見舞いなど両陛下の今までのご公務に感謝しているからこそ、国民はその願いを叶えて差し上げたいと思っていたが、ついに世論を二分する政治問題化してしまった。

宮内庁は公務は減らせないと断言したり、学友とか称する人間が、天皇陛下は譲位の恒久化を望んでいるとか余計なことを言い出すから始末が悪い。

Ponkoは最初、「一代限りの特例」派の考えだったが、政治問題化してしまったいまはお命のある限り天皇陛下であって頂きたいと思う。
ただし、天皇陛下のご公務は極言まで減らすことだ。

しかし、小林よしのりとか称する似非保守が「一代限りの特例法は天皇を侮辱している」と言い出した。
天皇陛下を「天皇」と呼び捨てにする小林よしのりこそ天皇陛下を侮辱している。

⇒Blogos(2016/12/10)
天皇を侮辱する一代限りの特例法


 有識者会議は政府の意向どおり、「一代限りの退位と即位を、特例法で行う」ように提言をまとめるつもりらしい。
ものすごい疑問が次々に生まれる。

今上天皇・個人に対する法律が作られるというのだ。
「対人法」は原則的に近代法では認められてないはずだ。
法は普遍性を有しなければならないはずである。

そして憲法2条では、皇位継承の方法として、わざわざ「皇室典範」を名指しで特定しているのだから、それ以外の方法では「憲法違反」になる。

憲法の中で特定の法律の名称を書いてあること自体が珍しい。
そこまで特定するのは、「皇位継承」が国家の根本の儀式となるからであり、権威の変更の手続きだからであろう。

「退位」と「即位」、この「譲位」の儀式は、立憲君主国家にとって、最重要な手続きである。
それを、皇室典範に「ちゃちゃっと」付則を書いて、「抜け穴」を作り、特例法で済ませてしまうなんて暴挙が認められるはずがない。

この「抜け穴・特例法」方式は「朝ナマ」で竹田恒泰が主張していたが、周囲は唖然としていた。
「ちゃちゃっと」という言葉はその時、竹田が使っていた言葉である。
天皇の「譲位」を特例法で「ちゃちゃっと」済ますという発想自体が、「不敬」極まるもので、天皇を侮辱する極左の発想である。

そもそも天皇陛下は「自分が歳とって疲れたから退位したい」というような「極私的」な考えで8月8日の「お言葉」を公表されたのではない。
それは高齢化に伴い「譲位」という制度を採り入れなければ、象徴天皇制は安定的に機能し続けていかないという「公的」な提案である。
これが「皇室典範の改正」を意味することは当然で、陛下のご学友も「恒久法を天皇はお望みだ」と訴えていた

特例法は憲法違反に当たるのであり、典範に「抜け穴」を作り、「ちゃちゃっと」特例法で済ませるのは、明らかに天皇陛下への侮辱であり、叛逆である。

典範改正は時間がかかってめんどくさいと言ってること自体が、天皇陛下の「権威」を傷つけているのであり、「ちゃちゃっと」天皇を追い払って、この問題を片付けようという政府の魂胆が見えすぎていて、吐き気を覚える。

天皇陛下のお言葉自体が憲法違反と八木秀次が言っているが、天皇ご自身は「政治的権能」など持っていない
だからこそ、今回は「政府の承認」を得て、玉音放送となったのではないか!
しかもその「お言葉」は国民に問いかけられたものであり、国民の90%が退位に賛成している。
陛下の「お言葉」自体を憲法違反だと封じるような意見は暴論である。

自称保守派(実は男系固執派)の者たちが、極左よりも激しく天皇陛下の権威を破損しているのだから、まったく不可解である。

一代限りの特例法で「ちゃちゃっと」譲位を済ませたら、天皇陛下はものすごい衝撃を受けられるだろう。
とんでもない侮辱だと思われるに違いない。
タダで済むと思ってはいけない。
「天皇陛下vs安倍政権」の戦争はますます熾烈なものになっていくだろう。

陛下は遠慮せずどんどんメッセージを発してほしい。
圧倒的多数の国民が「御意のままに」することを望んでいる。
それは陛下が「全身全霊」で「公務」に打ち込んでこられたことへの国民の感謝である。
感謝していない者たちが、天皇陛下を愚弄する「特例法」で片づけようとしている。
国民よ、安倍政権を倒さなければならない!


(引用終わり)

「天皇陛下のお言葉自体が憲法違反と八木秀次が言っているが、天皇ご自身は『政治的権能』など持っていない」と小林よしのりは言うが、「政治的な機能を持っていない」からこそ政権に「譲位という制度を取り入れろ」と政権に「公的に提案する」ことは憲法違反なのである。
だからこそ、天皇陛下は曖昧な発言をされたのである。
それを「陛下のご学友も恒久法を天皇はお望みだと訴えていた」とは完全にアウトである。

ましてや「天皇陛下VS安倍政権」戦争だ!「 国民よ、安倍政権を倒さなければならない!」などと狂った事を言い出されては、一番迷惑するのは天皇陛下だということが分からないのか。

これこそまさしく天皇陛下の政治的利用であり、天皇陛下ご自身が一番望まれないことであろう。
天皇陛下のお気持ちに添うと言いながら天皇陛下を愚弄しているのは小林よしのり自身である。

小林よしのりも昔は良いことを言っていたが、ニューヨークの同時多発テロ以来狂ってしまったのは残念である。




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