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2016.11.26 (Sat)


トランプを生んだアメリカを知るお勧め本


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目からウロコの江崎道朗氏の解説

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 先にもご紹介したように江崎道朗氏は産経新聞の言論月刊誌「正論」にもたびたび寄稿されている新進気鋭の保守派の論客である。
保守派というより狭い括りよりも「日本派」といった方が正しいかもしれない。
アメリカの一次資料を発掘し、自虐史観にまみれた日本人に警告を発している。

同氏が日米のマスメディアが予測を大きく外したアメリカ大統領選挙の結果が出る前に本書を出版し、トランプの誕生を言外に予測していたとは驚きである。

 しかし、それもトランプが台頭してきたアメリカの歴史と現状を本書で学べば大方予測できたことではあった。
Ponkoも勉強不足で恥ずかしながら知らなかったことや誤解していたことがあった。
トランプの攻撃的で常識を逸したような発言を意図的に取り上げた日米のマスメディアにすっかり騙されてしまった。
もちろん移民による国内政治の不安定化はヨーロッパ諸国の例をみても、日本の場合でも明らかであり、トランプの主張は理解できた。
またリベラル派のオバマ民主党は中国に甘いスタンスであり、ヒラリーも大統領にすべきではないと思っていた。

しかし、アメリカでも偏向教育がひどいこと、オバマに負けたジョン・マケイン共和党議員が「保守に見せかけながら」実はサヨク・リベラルに近かったことなど寝耳に水、目から鱗であった。
マルコ・ルビオがいいと思っていたが、保守系からは裏切り者だという批判を受けていることも知らなかった。

「公立学校では自虐教育が蔓延し、不法移民が問題だと言おうとすると「差別主義者」のレッテルを貼られ、マスコミは偏った報道しかしない。まるで今の日本のことのようです。
 「自虐教育」やマスコミの偏向報道は決して日本だけの問題ではないのです。
 意外かもしれませんが、実はアメリカのメディアや学界は日本以上に真っ赤です。


 日本にはまだしも産経新聞のような、サヨクーリベラルの論調と異なる記事を載せる全国紙がありますが、アメリカにはそれすらなく、日本に例えれば朝日新聞と毎日新聞と琉球新報しかないような状態です(強いていえば、ワシントンータイムズという反共系の新聞がありますが、広がりに欠けます)」(70頁)


NYタイムズ紙のような反日サヨク紙は有名だが、朝日・毎日・琉球しかないような状態とは!!

 日本では民主党が政権の座に付いて日本が崩壊寸前になってしまったと同様に、アメリカもオバマ民主党政権でボロボロになってしまった、そこにトランプが登場したと考えれば分かりやすい。
日本のリベラル左翼は自民党が主張する自助の精神を認めないがアメリカでもそうらしい。

「アメリカでも移民たちが自助の精神も持たず、アメリカの慣習や生活スタイルを無視してもそれを擁護する法令が出来てしまっています」

在日の生活保護の問題やヘイトスピーチ(禁止)法もそれに似たものかもしれない。

オバマは「人種」をカードにし、ヒラリーは「女性」をカードにした。
日本にはアジアに侵略戦争を企て敗戦で東京裁判を受け入れたという自虐史観があるように、アメリカには「ホワイトギルト」という自虐史観がある。

「『ホワイトギルト』という自虐思想を刷り込まれて来たアメリカ建国の父たちの末裔が立ち上がる最後のチャンスがいまだと思います」(68頁)

「アメリカでも『戦後レジーム』との戦いは戦後七十年をすぎても終わっていません。
アメリカの反共・保守主義派の人たちにとって、ルーズベルト史観を褒め称えるというのは、日本でいえば、鳩山由紀夫元総理の外交や福島みずほ氏の歴史認識を素晴らしいと持ち上げる、というのに近い感覚があります。
(中略)
サヨクーリベラルの歴史観では、南京大虐殺は真実で、慰安婦は日本軍が朝鮮半島から大勢の女性を拉致・強姦した性奴隷で、東京裁判史観を否定する日本人は許しがたい歴史修正主義者です」(82頁)


最後にサヨクは「憲法9条」を猫じゃらしに使っているという観点には衝撃を受けた。
保守派が憲法改正を急ぎ、「憲法さえ変えれば」と思い込むのは危険だというのである。

「サヨクの挑発に乗って、サヨクの批判をして貴重なエネルギーを浪費しているヒマはありません(中略)サヨクの挑発に乗ってサヨクを批判することにエネルギーを浪費し、我々自身が賢くな強くなるという本来すべきことを見失ってはならないと思うのです」(205頁)

結語は「学問のすすめ」の福沢諭吉の気概に立ち返ろうという。

Ponkoは敢えてサヨクの挑発に乗り、それを批判し、江崎氏の書物で学び、一人でも多くの人に読んでもらおうと毎日ブログを書くことにしよう。

「マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」(江崎道朗著 青林堂 平成28年10月 1200円+税)

【目次】
はじめに

第一章 疲弊したアメリカがトランプ台頭をもたらした

政権交代で悪くなることがある 
トランプの人気の秘密
アメリカにも自虐史観が存在している
白人に対する逆差別 
敵視される中産階級 
共産主義者オバマ(?)
ヒラリーと「女性カード」
偉大なアメリカの復活を目指すトランプ
トランプの移民政策の背景
不法移民の楽園、サンクチュアリーシティの恐怖
エスタブリッシュメントの問題点を熟知するトランプ 
なぜトランプは共和党主流派から嫌われるのか 
日本よりひどいアメリカの偏向報道
アメリカ民主党の言論弾圧
アメリカは一枚岩ではない
ルーズベルト史観を批判するアメリカ軍関係者
日本はトランプに備えよ

第二章 日本人が知らない戦後アメリカ政治史

戦前期―国家社会主義者ルーズベルトの支配
社会主義か自由主義か
ルーズベルト政権にソ連のスパイがいた
本格保守の登場と挫折
レーガンはなぜ勝てたか 
レーガンと日本 虚構のロンヤス関係と米中接近 
中川昭一先生の憂慮 
ネオコンとの同盟が招いた外交政策の混迷 
草の根と国連で暗躍するサヨク
中国北産党とベラ・アブズーク下院議員の家族解体工作
経済的疲弊と社会解体に苦しむアメリカ
アメリカは尖閣を守るのか

第三章 サヨクを侮るな、政府に頼るな

一、マスコミを叩くのではなく、活用しよう
二、官僚に対抗できるシンクタンクを作ろう
三、国際ネットワークを作ろう 
四、アメリカを強かに活用しよう 
五、経済・社会保障に取り組もう
六、作戦という概念に基づいて組織を作ろう
七、自らが賢く強くなろう 

おわりに 





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