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2016.11.13 (Sun)


トランプ新大統領をTBS「サンモニ」が大批判


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愛国、国粋にご用心、日本の核武装論が心配だと岸井成格

TBS「サンモニ」はトランプ大統領誕生をポピュリズムの弊害だと批判していた。

TBS「サンモニ」(2016/11/13)
米大統領にトランプ氏
まさかの勝利 なぜ?

関口 宏(司会)
「上院も下院も共和党(が勝った)。ということは暴走する可能性もあるということだよねえ」

橋谷能理子(サブキャスター)
「そうですよね。今までオバマさんなかなかやりづらいところあったんですけど、状況変わりますよねえ」

関口
「よく読めない人だからねえ。政治に関してはまあ素人さんだったわけだから」

姜尚中(東京大学名誉教授)
「アメリカの中でリベラルというのが衰退してたということだと思う。リベラルはヨーロッパで言うと若干社会主義に近いが、見捨てられた人々にも所得再配分して行くし、可能な限りそういう人を見捨てないというシステムだった筈だが、この35年間やっぱりグローバル化を進めて行って、結局はこれだけの衰退を招いてしまった。
そこにアウトサイダーの人が来て欲しいという願望があった。
問題は共和党が上下両院の半数以上取ったが、問題は共和党のエスタブリッシュメントとトランプ氏がどこまでいわば融和できるかどうか。
共和党のエスタブリッシュメントがどうしてもトランブ氏ではダメだということになった場合にはちょっと変わってくると思う。
だからエスタブリッシュメント同士で共和党と民進党で歩み寄るとか、そういう事もありえない訳ではないが、逆に彼が共和党のエスタブリッシュメントを取り込んじゃうとかなりやっぱ暴走する可能性があると。
だからトランプには原則は無いと思う。唯一原則があるのはディールする、取引をすると。
取引をしてアメリカにとって何が一番いいかと。
だら非常になんでもありになる可能性もある」


全然コメンテーターの仕事をしていない。
こんな事ぐらいなら誰で言える。
あれもある、これもある、なんでもあるというのではコメントにならない。

「トランプのことを『保守ではない』と批判する知識人がいますが、サヨク・リベラルーやエスタブリッシュメントと真正面から戦っているトランプこそが真の保守ではないでしょうか。そもそも現在の共和党は、果たして保守なのでしょうか。
(中略)
国民から信頼されていない共和党主流派たちに支持されないことをもって『トランプは保守ではない』と批判することがいかに頓珍漢なことか、アメリカの保守派の実績をもうすこしきちんと分析して欲しいものです」(江崎道朗著「マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」66頁)


大宅映子(評論家)
「あれだけ過激なことを言いまくって、急に神妙な顔になってオバマとも仲良しです、分断化もやらない、融和しましょうとか、何だったのかアレはという気がする。
選挙のための戦術だと堂々と言っている人達がサポーターで居る。そんなのアリか?
彼はオバマを叩きまくって支持を得て、いやオバマもいいとこあるからそれを残すなんて、そんな事が許されるなら選挙なんかやらなきゃいい。ひどい話だと思う。
彼はオバマ叩きができた。ヒラリーはオバマを叩けなかった。継承者だから。まったく差が付いてしまう。
それを、いや現実路線になった、論理的な人ですなんて言い方されるとちょっと待ってくれと」

関口
「大宅さんは歓迎してませんね」

大宅
「歓迎してない。壮大な田舎芝居見せられたという感じだ


ヒラリー贔屓がヒステリックになっているだけ。
表題の「なぜトランプが勝ったか」の解説になっていない。

関口
「岡本さんは予想を間違えましたか?」

岡本行夫(外交評論家)
「まったく済みません。まちがえました。
仕事でアメリカに行き100人や200人の人の話を聞くと誰一人としてトランプ支持は居ない。しかしそのあと観光旅行でレストランとかで会う人の殆どがトランプ支持だった。そんなに差が出るのかと。
白人女性の53%がトランプを支持した。トランプが女性で失言を繰り返したから75%の女性がトランプを嫌いだった。
しかしよく考えるとアメリカ人の女性達は、敬虔な人達はそうだが、伝統というか、古い男女の役割に満足してる人達が居て、そうすると、その人達の目の前に居るのは、戦場に行ったボーイフレンドであり夫であり、あるいは今負傷者として居る親族であり、あるいは毎日油まみれ埃まみれになって帰ってくる男性達だ。
だからトランプさんが嫌いでも強い指導主が必要だという気になってた。
そういう事までみんな読みきれなかった」


オバマのリベラル政治に真性保守が怒ったのである。

目加田説子(中央大学教授)
「国が経済成長して豊かになっても、個々人にその恩恵が行き渡らない現状はアメリカだけではない。
その結果として格差が想像以上に広がっている。
外から見ていてアメリカのこの痛みが分かっていなかったと改めて実感した。
ただ、選挙期間中にあまりにも激しい言葉で女性やマイノリティを傷つけてきた。
この期に及んで一致団結しようと言われてもそうはいかない。傷跡は生々しい。瘡蓋はいまにもはがれそうでたくさん残っている。
新しい南北戦争と言われるぐらいに分断されている溝を埋めるのは簡単ではない」

関口
「真っ二つにアメリカが割れちゃった感じで修復は大変だ」

岸井成格
「メディアの立場で2つ非常にショッキングなのは、全米の有力新聞、テレビ、通信社、全部読み間違えたということだ。
これは怒りの底辺のマグマを読み違えただけではなくて、トランプだけにはなってもらいたくないという思いが、いい意味で常識の思い込みが強くて、隠れトランプを見逃したのではないか。
もうひとつ、新しいのは、ここ10年くらいネット選挙と言われるようになっていたが、今度トランプがやったのはツイッターだ。ヒラリー攻撃をバンバンやる。それにみんな返ってくる。罵詈雑言だ。これが受けちゃう。
こういう時代は怖いなと思う」


岸井攻撃もバンバンやられているのをご存知ないか(笑)

岸井
「アメリカの分断がどんどんひどくなって差別が激しくなってくるのが一番怖い。
多くの専門家は今回の選挙でアメリカが力を落としていくという不安定さがあると。
東西冷戦が崩壊して以来戦後2回目の世界秩序の激変が起きたと。
オバマ政権がものすごいリベラリストで、人権とかに五月蝿かった。
だから中国やロシアの人権問題にしてもいちいち文句を言っていたのがオバマ政権だった。
それをトランプは言わないだろうとロシア、中国、北朝鮮までがホッとしているという情報がある」

岸井
「気になることがある。日本の自主防衛。つまり今までの対米従属から脱皮して日本が自主的に何とかやらないといけなということになると日本が自前でやるということと、核武装論とか、そういうマイナスの影響も気をつけて置く必要があると思う」


自主防衛、大いに結構。他人のふんどしに頼ってはいけない。

「風を読む」のコーナーでは相変わらず学者や専門家の御宣託を垂れ流す。

ナレーション
「人々の不満を巧みにすくうポピュリストの手法について専門家は・・・」

五野井郁夫(高千穂大学教授)
「ポピュリストの特徴は非常に大胆で歯切れがよい。分かりやすく物事を提示してみせる。エリート対庶民という図式で物事を矮小化していく。だけど分かりやすいということと正しいということは違う。
それでも人々は、この人は威勢がいいし、はっきりとものを言うし、信頼できるかもと思ってしまう」


分かりやすいならば、正しくないということも分かりやすい筈だが(笑)
こういう「分かりやすい」ワンパターンの解説こそポピュリズムではないのか。

五野井
「最後は特定の人種や属性の人々に対して厳しい政策を取らざるをえなくなる。たいへん問題だ」


トランプ氏は「犯罪組織のメンバーや麻薬密売人などの不法移民者200万人-300万人を強制送還する」と言っている。
不法滞在者を強制送還するのは当たり前の話だ。
日本も見習って欲しい。

姜尚中
「ポピュリズムはナショナリズムと結びついて、排外主義と結びついて、ポピュリブムのウイルスが大西洋を越えて広がっていく現象だ。これが世界をどう変えていくのか、大変危険な兆候だ」

大宅
「ヒラリーが負けのはアメリカの中に女性蔑視のようなものがあるからではないか。女の人の中にも家庭を守るのは女達の役目という流れが地下水のようにある」


アメリカが女性蔑視?!
一面は事実だ。女性を心底は蔑視しているからそれを隠すためにレディ・ファーストという形式があるとも言われている。
しかし「家庭を守るのは女達の役目」というのは永遠の真理ではないのか。

岸井
「選挙では時にこういうポピュリズで非常に低次元なネガティブキャンペーンの選挙になる。必ず愛国、国粋とかで外に出て行こうとするというのが歴史の教訓だ。それは今の日本にとって他人事ではないな、そこは用心しなけりゃいけないなと思う」


「愛国・国粋」が突然でてきたのには驚いた。
これこそまさに我田引水、とってつけたようなナショナリズム排斥運動だ。

売切れになっていた江崎道朗氏の「マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」(前出)がアマゾンからようやく送られてきた。
まだ読み始めたばかりだが、分かりやすく語り掛けるような調子で説得力がある。
トランプを語る上で必読の書だ。

自虐史観は日本だけかと思ったらアメリカにも自虐史観「ホワイト・ギルト」があるのだという。
そこをサヨクのコミンテルンが利用しているという。
たしかに日本には無いがアメリカの建国の歴史には原住民のインディアンを駆逐したという原罪がある。
この本を読むと内外マスメディアの嘘が明らかになる。

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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

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