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2016.06.03 (Fri)


アメリカを滅ぼすリベラル派オバマVS保守派トランプ


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言論誌「Hanada」と双肩をなす産経新聞社の「正論」7月号も読み所満載である。

 伊勢志摩サミットを終えたオバマ米大統領は広島で被爆犠牲者の慰霊を終えて帰国した。
生き残った被爆者がオバマ氏と抱き合う姿は感動的だった。

 しかし、このオバマ氏は社会主義者でありアメリカの崩壊を目論んでいるのではないかという一見唐突な、しかしある説得力のある見解を言論誌「正論」7月号で江崎道朗氏が・・・

「反米自虐『ホワイト・ギルト』への伝統保守の反旗」

と題して紹介している。
そこではトランプ氏をアメリカのリベラル左翼と戦う男として捕らえている。

江崎道朗氏については、その三回にわたる地方議員への講演会について過去記事でご紹介した。
新進気鋭の政治評論家である。

ざっと要点だけをご紹介すると・・・

アメリカの民主党のリベラル左翼は日本の民進党に負けず劣らず、国益を損なっている。
今年7月に公開される映画「ヒラリーのアメリカ、民主党の秘密の歴史」の監督、ディネシュ・デスーザは2012年に「2016-オバマのアメリカ」という映画を公開し大ヒットした。

オバマ氏の両親は共産党のシンパであり、オバマ氏自身も大学時代は熱烈なマルクス主義者だったという。
(そんな事とは露ほども知らなかった)

「実は我々日本人は、驚くほどアメリカの戦後史を知らない。正確に言えば、日本に伝えられているのは、アメリカの「リベラル」の歴史だけであって、アメリカの「保守主義」の歴史はほとんど伝えられていない。我々は保守主義のアメリカを知らないのだ。
それは、日本と同じくアメリカのマスコミもアカデミズムも、サヨクリベラルに乗っ取られているからだ
(93頁)

共和党のフーバー大統領の経済政策の失敗に代わり、民主党のルーズベルト大統領のニューデール政策は労働組合、マスコミ、学者、マイノリティを巻き込んで戦後のアメリカ政治を乗っ取った。

「その結果、アメリカでもマスコミや大学はリベラルの牙城となり、今もなおアメリカのマスコミは、朝日新聞のようなリベラル系によって独占されている」(96頁)

(だから日本のサヨクメディアは、ニューヨークタイムズだのワシントンポストなどの記事を引用して日本叩きをしているのである。)

1981年共和党のレーガン大統領の誕生で保守派が復権したように見えたが、マスメディアはサヨクに牛耳られたままで、リベラル左翼は地域住民に根ざした「草の根戦略」に転換。
オバマ氏はその時、3年間草の根社会主義運動に従事した。

「2013年9月オバマ大統領は『アメリカはもはや世界の警察官ではないと」と演説し、国際社会に衝撃を与えた」

「オバマ大統領は石器区的に米軍予算を削減し、中国の軍事的台頭を容認してきた。
このオバマ氏の外交政策を、米軍関係者は自嘲を込めて『アメリカ封じ込め政策』と呼んでいる」

(中略)
欧米キリスト教社会の伝統的な価値観を否定する自虐史観はWhite Guilt(白人の罪)と呼ばれ、アメリカの保守派の間で近年、深刻な社会問題になっている。自虐史観にくるしんでいるのは我々日本人だけではないのだ』(98頁)

(アメリカに自虐史観があるなどとは知らなかった。
テキサス親父はトランプ氏の台頭に理解を示しているという)

「テキサス親父が指摘しているように、今回の大統領選挙は『米国を3等国に転落させたいリベラル・社会主義勢力』対『アメリカを再び偉大な国にしようとする保守・自由主義勢力』との戦いという側面がある。
日本で朝日新聞を始めとする左派リベラル系メディアへの批判が高まっていることとも通じるだろう。
こうした構図はアメリカのリベラルに毒されたマスコミは政治学者の分析だけを呼んでいては絶対に理解できない」
(99頁)

日本の外務省もリベラル派のシンクタンクやマスコミや国務省と付き合ってばかりいては、トランプ氏がなぜ支持されているのか理解できないという。

「外務省も本腰を入れてアメリカの保守派との付き合いを始めなければ、アメリカ情勢を正確に判断することなどできないだろう」

日本もリベラル派の岸田外相ではダメだということだ。

「トランプ氏は決して親日家でも知日家でもないし、日米同盟について正確な知識があるとも思えない。が、だからと言ってトランプを否定的に見るだけでいいのか。
日米のサヨク・リベラルのマスコミや学者達たちの言説に惑わされて、トランプを支持するアメリカ世論の動向を見誤ってはなるまい」


日本政府はトランプ氏とのパイプはまったく無いという。
今からでも遅くない。
トランプ氏が大統領になる可能性も視野に入れて、日本をよく理解してもらうよう働きかける必要がある。

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