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2016.04.25 (Mon)


衆参同日選挙しても良い(朝日世論調査)の衝撃


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安倍内閣支持率46.9%に

 前記事で産経新聞の阿比留瑠比記者が北海道5区の補選の出口調査をしたら無党派層の実に73%が野党推薦の池田真紀氏に投票したこという時事通信のデータに驚いていた。

 しかし23-24日の産経新聞とFNNの合同世論調査によれば、まったく逆の結果が出ている。
それによれば、民主党の出戻りと合併して民進党になってかえって支持率が落ちている。
自民党が4.1ポイント増の44.8%であるのに対し、民進党は7.0ポイント減の14.1%。
松野頼久、今井雅人、石関貴史その他の出戻り維新議員はまったくの疫病神だ。

⇒産経ニュース(2016/4/25)
【産経・FNN世論調査】
「ご祝儀相場」なし 民進党支持率大幅減 旧民主時代を下回る7.3%


産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が23、24両日に行った合同世論調査で、民進党の支持率は結党直前の前回調査(3月19、20両日実施)より5.5ポイント低い7.3%に落ち込んだ。自民党が前回比2.3ポイント増の39.0%に伸ばしたのとは対照的に、「ご祝儀相場」すらない窮状を印象づけた。

 民進党の母体となった旧民主党、旧維新の党について別個に尋ねた前々回の調査(2月20、21両日実施)では、支持率は民主党が9.7%、維新が1.4%だった。合流によって党勢が拡大するどころか、かえって支持離れを招いている。
 そもそも、旧民主党の昨年1年間の平均支持率は10.0%で、民進党への移行後、平成26年(7.2%)の水準にまで落ち込んだ形だ。多くの政党が横ばいか微増の中、民進党の下落ぶりが際立っている
 夏の参院選比例代表の投票先を尋ねた質問でも、民進党は前回比7.0ポイント減の14.1%に下がった。一方で自民党は同4.1ポイント増の44.8%、共産党は1.3ポイント増の8.0%に支持を広げ、明暗が分かれた。
 民進党の枝野幸男幹事長は24日、衆院北海道5区補選で推薦した候補が敗れた理由について「投票率をもっと高くできれば勝ちうる。参院選や衆参同日選の場合はもう少し投票率が上がることが期待できるので、そういった層に働きかけていくことが重要だ」と無党派層に期待を寄せた。
 ただ、調査で全体の36.3%を占めた無党派層をみても、比例代表の投票先で民進党を選んだ人は17.6%(前回比3.5ポイント減)にとどまり、自民党の25.6%(同1.4ポイント増)と差が開いた。浮き彫りになるのは、「政権交代可能な政治」(岡田克也代表)とは程遠い実相ばかりだ。(松本学)


(引用終わり)

北海道では無党派層の73%が当選した和田候補ではなく池田候補に入れたというから、やはり北海道は赤い大地であることを証明している。

 フリーアナの長谷川豊クンは北海道5区の補選は自民党の和田候補が負けるものと予測していたという。

⇒北海道の結果は、私には実は予想外だった(2016/4/25)

 その理由は対抗馬の池田候補の演説が素晴らしかったからで、これから選挙に出たいと思うものは彼女を見習えとまで言っている。もちろん、思想信条の問題ではなくて、演説のテクニックだ。
しかし演説のテクニックだけでは議員は勤まらない。
長谷川クンは池田候補が負けた理由は民進党山尾政調会長の居直りだという。

「ハッキリ言おう。山尾志桜里氏の問題があったとき、即時、政調会長から降ろしていれば、池田真紀氏は勝っていた可能性も十分にあるのではないか」

そういえば、彼女は選挙区で池田候補の応援をさかんにしていた。
あれは逆効果だったとすれば笑止千万。

今後、民進党は例によって内ゲバでますます有権者の信頼を失うだろう。
だとすれば、安倍首相にとって衆参同日選挙は千載一遇のチャンスである。
幸運の女神の頭の後ろ髪は無いという。

 朝日新聞は今日の社説で衆参同日選挙はすべきではないとしたが、ANN世論調査では「同日選挙を行っても良いと思うが43%」だったと衝撃の結果が出た。
朝日の論調は民意とは逆なのである。

テレ朝ニュース(同上)

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「衆参ダブル選挙について「行っても良いと思う」と答えた人は43%で「行っても良いと思わない」と答えた人を上回ったことがANNの世論調査で分かりました。
 今月から調査の対象を18歳以上の人に広げました。安倍内閣の支持率は46.9%で、「支持しない」と答えた人は35.5%でした。衆参ダブル選挙について「行っても良い」と答えた人は43%で「行っても良いと思わない」と答えた人を10ポイント上回りました。」

(以下略)

安倍首相はこの世論調査の結果をどう受け止めるだろうか。

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22:12  |  2016参院選  |  TB(1)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2016.04.25 (Mon)


北海道5区補選 自民党勝利と各紙の論調


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産経・読売社説が歓迎、朝日・毎日・東京は野党共闘に期待

 北海道5区補選は自民党の和田義明氏が野党統一候補に約1万2000票の差をつけて勝利した。
1万2000票を大差とみるか僅差とみるかはその人次第。
赤い大地北海道で野党共闘の候補に勝利したのをよしとするか、自民党の重鎮・町村信孝氏の弔い合戦にしては僅差とするかは、見る人による。
しかし、町村氏も民主党候補に敗北(比例復活)したことがあり、必ずしも強固な地盤でないことは事実だ。

5区の選挙結果を各紙はどう報じたか。
産経新聞は票差以上に野党にダメージがあったと報じている。

⇒産経ニュース(2016/4/25)
追い風吹かず「野合」共闘に限界か… 参院選に向け票差以上に大きいダメージ


 民進、共産、社民、生活の野党4党は、「野党統一候補」としてともに推薦した無所属の池田真紀氏が敗れ、夏の参院選に暗雲がたれ込めた。だが、幹部からは強気の発言が相次いだ。
 民進党の枝野幸男幹事長は24日夜、記者団に「幅広い市民の皆さんに支援をいただき、接戦に持ち込めたことは次に向けて大きな一歩になった」と強弁した。共産党の小池晃書記局長も「自公を追い詰めた。野党共闘の力が大きく発揮された」と語った。
 野党4党は、なりふり構わぬ選挙戦を展開した。23日には、共産党を「シロアリ」と批判していた民進党の前原誠司元外相や細野豪志元環境相ら保守系議員までもが小池氏や生活の山本太郎代表らと札幌市で街頭演説を実施。共産党機関紙「赤旗」は池田氏を自前候補のように連日紹介した。
一方、共闘のほころびは選挙中からあった。共産党が求めた野党4党トップそろい踏みの演説は最後まで実現しなかった
32ある参院選1人区での野党候補の一本化は24日時点で18に達し、20を超えるのは確実だ。だが、日米安保条約廃棄や自衛隊解消を綱領に掲げる共産党と、安保関連法の対案を提出した民進党では国家観が異なり、消費再増税や原発再稼働などでも温度差がある。
 それでも枝野氏は「候補を一本化する戦略に自信を持った」、小池氏も「参院選に向けた足がかりはしっかり築けた」と強調した。野党が共闘の象徴と位置づけた今回の補選の敗因に、基本政策を横に置き、選挙協力を優先させた「野合」批判があったことは間違いない。票数の差以上にダメージは大きい


(引用終わり)

しかし、⇒社説では「巨大与党に『緩み』ないか」と自民党を厳しく批判。
甘利問題、女性問題で辞職した京都の議員など緩みとした。

返す刀で・・・

「(野党は)選挙のためだけの『野合』との批判が出るのは目にみえている。とくに民進党は、政策の明確化に努めなければ、旧民主党から名前を変えただけだと評価されよう。政権の受け皿と見なされることなど望めまい」

と野党を斬って捨てた。

阿比留瑠比記者も無党派層の支持を得られなかったことに安倍首相が危機感を抱いていると解説した。

⇒【衆院ダブル補選】
北海道5区勝利も安倍首相は危機感露わ「相当引き締めねば…」「民進、共産がこんなにずぶずぶの関係とは…」


「今回、与党はその(野党の)破れかぶれにも見える「民共合作」戦術を打ち破ったにもかかわらず、夏の参院選に向けて不安材料が浮上した」

「共同通信の出口調査によると、支持政党を持たない無党派層の実に73%が自民、公明両党が推した和田義明氏ではなく、野党候補である無所属の池田真紀氏に投票した

「北海道5区補選は安倍首相にとって、野党共闘の限界を露呈させることに成功した点で、参院選での野党の連携にくさびを打つという意義はあった。
 だが、同時に無党派層による「風」は容易には得られず、むしろ対処を誤ると「逆風」が吹きかねない厳しい現実も見せつけた選挙だった」(阿比留瑠比) 


⇒読売新聞社説(同上)
北海道5区補選 政局運営に勝利をどう生かす


「経済政策アベノミクスの効果は北海道では限定的とされる。それでも有権者が和田氏を支持したのは、政策の継続性と政治の安定を重視したためだろう」

・・・と肯定的に受け止めた。
しかし、甘利問題や女性問題、「巫女(みこ)失言」などを挙げて・・・

「自民党の傲(おごり)に起因するとみられる一連の不祥事に有権者が反発したことが、和田氏の選挙戦に影響を与えたのは否めない。自民党は謙虚に受け止めるべきだ」

と自民党の緩みを批判。

「野党は今後、さらに選挙協力の拡大を目指すだろう。既に参院選1人区で15人以上の統一候補を実現させている。『自公対民共』の戦いが、参院選全体の行方を左右するのは間違いない」
と野党の選挙協力の効果を認めているかのようだ。

 NHKは23時のニュースで自民党和田候補の当選確実を伝えたが、敗れた池田真紀候補が「残念だ」というコメントの映像を流しただけ。
和田候補の勝利宣言は報じなかった。
その直前の解説者は野党が健闘して手がかりを掴んだと言っていると野党寄りのコメントを紹介。
NHKもパヨクの仲間だということを印象づけた。

朝日新聞は野党共闘を高く評価し、衆参同時選挙に道理は無いと否定した。
衆参同時選挙を一番嫌がっているのはパヨチンである。

⇒朝日新聞社説(同上)
衆院補欠選挙 与野党接戦が示すもの


「今回、敗れはしたものの接戦となったことは、野党共闘が、与党に迫る大きな力になりうることを示したと言える。」

「接戦の理由は明白だ。民進、共産、社民、生活の各党が足並みをそろえ、統一候補を推した野党共闘の成立である」

「補選の結果次第では、安倍首相が衆参同日選に踏み切る可能性も指摘されてきた。
 だが、前回の衆院解散から約1年半しかたっていない。まして熊本地震で大きな被害が出るなか、国会議員の大半がいなくなる同日選に道理はない。


(引用終わり)

数合わせの統一候補が万一当選したら、どのような政治活動をするのかとんと分からぬ。
その身体はおそらく四分五裂することだろう。
衆参同日選に反対しているが、熊本地震にかこつけて野党の大敗⇒憲法改正の道を恐れているからである。

⇒毎日新聞社説(同上)
衆院北海道補選 組織力でしのいだ自民


「安全保障関連法が施行された直後の国政選挙だっただけに、安倍政権はひとまず安堵(あんど)した形だ。だが、野党系候補に追い上げられた。安倍晋三首相は選挙結果を謙虚に受け止める必要がある」

「同日選論は参院で改憲賛成派を3分の2以上にするため、政権選択の選挙である衆院選を重ねることで、参院選での議席上積みを目指そうというシナリオだ。前回衆院選からまだ1年半程度しかたっていない。強引に持ち込むのは無理がある」


朝日新聞と同様に同日選の実施に反対を表明。

「勝利に結びつくほど支持が広がらなかった要因には結党直後にもかかわらず、民進党に有権者の期待が高まっていない状況がある。参院選の戦略を再点検すべきだ」

と野党にアドバイスした。

東京新聞(同上)
衆院補選 野党共闘に課題残す

「安全保障関連法や経済・子育て政策などが争点だったが、政権が積極的に信任されたというよりも、町村氏の地盤を娘婿である和田氏が守り抜いたといった方がいいだろう」


政治的な争点で自民党が勝ったのではなくて、町村氏の地盤を継承したにすぎないと過小評価。

「敗北したとはいえ、野党共闘の有効性が確認された選挙戦ではなかったか。野党の力が分散しては安倍自民党の『一強』に対抗することは、とてもできまい。
 野党四党が候補者を統一して推薦し合う共闘の形は、参院選でも一つのモデルとなるはずだ」


・・・とエールを送る。

「政権批判を糾合することは一強多弱の政治状況を転換し、政治の誤りを正すには当然だが、有権者に浸透しなければ意味がない。
 現政権の問題点を粘り強く訴えると同時に、安倍政治に代わるビジョンを示すことも重要だ。四党間に理念・政策の違いがあるのは当然だが、共通政策づくりに向けた協議も急ぐべきである」



共通政策づくり ??
無理無理 !!
朝日・毎日が同日選を否定したという事は、同日選をやるべきだという証左である。
ここで安倍首相が逡巡すれば、後悔することになるだろう。


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