2016.04.08 (Fri)
民進・山尾政調会長のブーメランを産経が証明
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民進党の若きエースも同じ道
ネットの世界では民主党の放つブーメランが有名だった。
民進党に名前を変えてもその姿は変わらない。
先にご紹介したように、山尾氏の釈明会見の翌日のテレビ番組の中で、萩谷順(法政大学教授)が・・・
「ネットの世界ではブーメランと良くいうが、これは典型的なブーメランだ」
と一人だけコメントしていた。
今回の山尾氏の事案もまさしく典型的なブーメランだということを産経新聞が分かりやすく表にまとめて証明しているのでご紹介する。
⇒産経新聞(2016/4/8)
ガソリン代疑惑の民進・山尾政調会長 民主の“ブーメラン”しっかり継承 甘利氏追及で

元秘書が多額のガソリン代を不正に請求した疑いがある民進党の山尾志桜里政調会長に対し各党からは7日、説明不足との批判が相次いだ。民進党幹部は6日の山尾氏の釈明で一定の説明責任が果たされたとして幕引きを図る考え。しかし、山尾氏は元秘書の金銭授受問題で1月に辞任した甘利明前経済再生担当相を猛批判しており、言動の整合性が問われている。
民進党は7日の執行役員会で、夏の参院選の公約作成の責任者となる長妻昭代表代行の補佐役を山尾氏が担うことを確認した。江田憲司代表代行は記者会見で、自身が山尾氏のような事態になった場合は「議員本人の監督責任は否定できない」と指摘したが、党としては政調会長続投に“お墨付き”を与えた形だ。
一方、公明党の漆原良夫中央幹事会会長は記者会見で「客観的資料は何も示されていない」と述べ、山尾氏の説明不足を指摘。おおさか維新の会代表の松井一郎大阪府知事は「自分に火の粉がかからないようにトカゲの尻尾を切るような感じだ」と批判した。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官も7日の記者会見で「疑惑を招かないよう公明正大に行わなければならない」と強調。6日の記者会見では、自身が代表の政党支部の平成24年分のガソリン代支出が約222万円だったことについて問われたが「法的手続きに基づき、しっかり行っている」と述べた。
6日の記者会見で山尾氏は、24年に政党支部のガソリン代の支出が約429万円だったと説明。うち少なくとも250万円程度は「元秘書の不正請求の疑い」とする一方、「国民の期待に応えたい」と政調会長続投に意欲を示した。
山尾氏は、甘利氏の疑惑追及チームのメンバーだった当時、「秘書のやったことについて本人の責任が免れるわけではない」と批判した。甘利氏が辞任した1月28日のBSフジ番組では、弁護士による調査結果に「第三者による独立の調査といえるのか」と疑義を唱え、監督責任について「議員は知っていたと普通は考える」と述べていた。
しかし、その指摘がすべて山尾氏に降りかかっている。民主党時代は相手への批判が己に返ってくる「ブーメラン」が頻発していたが、「民進党のエース」もしっかり継承している。(酒井充)
(引用終わり)
安倍政権による憲法改正に賛同する産経新聞は匍匐前進をしている安倍首相に援護射撃をしている。
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2016.04.08 (Fri)
本格的議論から逃げる民進党の愚
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審議拒否は職務放棄で税金の無駄遣い
このところの国会の論戦は昨年の安全保障関連法の論性以上に中身が無い。
なぜなら、野党とりわけ民進党が政策論争する以前につまらぬ事で与党に言いがかりをつけて、一斉に議場から消えて審議拒否の姿勢を示しているからである。
出せないTPP交渉資料を無理に出させて、黒塗りの資料はダメだとか、西川公也委員長が近く発刊を予定しているTPP関連の書物のゲラ刷りを手に入れたからと得々として与党を追及している。
石原経済再生担当相がゲラ刷りを読んでいないから答弁できないと言うと逃げたと追求する。
民主党が社会保険庁の自爆テロで手に入れた秘密資料を手に安倍首相を攻撃したミスター年金の「消えた年金」の夢よもう一度ということか。
産経の酒井充記者はTPPも消費税再増税も原発再稼働も普天間基地移設も全て民主党政権時代に民主党が進めたものだという。
安倍政権だからダメだと審議を拒否するなど「反対のための反対」に過ぎず、止めろという酒井氏は正しい。
もうこうなったら、国のためにならない民進党を徹底的にやっつけて衆参同時選挙で圧勝するしかない。
産経ニュース(2016/4/8)
「議論からは逃げる」 伝統を引き継ぐ民進党
3月27日に発足した民進党が、最初の重要法案となった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案と関連法案を扱う8日の衆院特別委員会を途中退席し、審議拒否した。最大の理由は政府の情報開示が不足しているからだという。
だが、ちょっと待ってほしい。平成22年10月に政府として初めてTPPに意欲を示したのは、民進党の前身である民主党政権の菅直人首相だったはず。交渉参加に向けた協議入りを表明した野田佳彦首相は24年1月の衆院本会議で「相手国が非公開で提供している文書について当該国の意向を尊重するのは当然」とし、「情報開示はできない」との立場を強調していた。
にもかかわらず、民進党の岡田克也代表は8日の記者会見で「冗談のような真っ黒な資料で審議しろというのは理解できない」と述べた。岡田氏の発言こそ冗談に聞こえる。
民進党は綱領で経済連携の推進を掲げる。TPPが本当に必要だと考えるならば堂々と審議をすればいいのに、それをしない。つまり「安倍政権が進めるTPPには反対」なのであり、議論から逃げたのだ。
TPPに限らない。消費税再増税、原発再稼働、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設などは、いずれも民主党政権が進めた。だが、民進党は「安倍政権がやるのはダメ」なのだ。国益無視の低レベルな発想と言わざるを得ない。
ある民進党幹部は、情報開示要求を優先させ、本質的な議論が深まらない現状に「考えないといけない」と危機感を抱くが、こうした声はかき消されている。「反対のための反対」を掲げる野党に将来がないことは、自民党政権を批判して政権を獲得した民主党のその後が証明済みだ。看板を掛けかえた民進党も悪しき伝統を引き継ぎ、同じ道を歩んでいる。(酒井充)
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2016.04.08 (Fri)
山尾ガソリン疑惑 早くも終息か
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一日騒いでもう忘れたか
民進党の山尾政調会長が地球5周分のガソリン疑惑の釈明会見を終えた翌日の7日、テレビ各局はどう報道したかご紹介する。
テレビ局やコメンテーターの立ち位置がよく分かる。
テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」(2016/4/7)
疑惑 ガソリン代地球5周分 山尾議員(41)驚きの釈明
飯村慎一(テレ朝アナ)
「あまり謝るという感じじゃなかったですね。これから頑張るというような前向きの感じですね」
これが率直な印象だろう。
ただ、「前向き」というより「盗人猛々しい」という感じだ。
羽鳥慎一
「なんで(元秘書に)連絡とらないかなあと思いますけど」
岩井奉信(日本大学教授)
「蓋然性という言葉を使っているから、証拠がない限りそこまで言い切れないという事なんだろうなあと思います。
ただ現実には業務上横領と言っても過言ではないと思います」
岩井センセイは法律学者だからヤメ検の「蓋然性」などという法律用語に痺れている。
高木美保
「もしかすると山尾政調会長がこの公設秘書だった人にザックリ言って騙された?お金を取られたということに当たるかもしれない。もし被害者だったら気の毒この上ないけれど、それ以前にいつもお金の問題が出てくると秘書のせいで私は被害者だという。
この件についてももっと細かく見てれば気がついたのではないか。
元秘書に聞いたが、政治家は帳面にあまり詳しいと何かあった時に自分が全部責任を取らなくちゃいけないので細かくタッチしないように何となくなっていると聞いた」
岩井
「一般的に永田町ではお金の話はあまり政治家に知らせない。人任せにすることは現実にある」
羽鳥
「監督責任が最終的にあるのでは?」
岩井
「無いことはないがこのケースでは法的に問えない。同義的責任としか言えない」
玉川徹
「法的責任が無いにしても、あれだけ他党の議員に対して『秘書がやったという事でいいのか』と追求したらブーメランのように帰ってくる。あれだけ言ったら(政調会長という)役職に関しては責任を取らざるを得ないのではないか。あれだけ追求してるのだから」
「あれだけ」を3回もリピートして「どんだけ」山尾議員の甘利議員攻撃が酷かったかがよく分かる。
岩井
「これはあくまで山尾事務所が調べた結果だ。口頭でしかやっていない。もう少し、より具体的な形で明らかにする必要がある。」
玉川
「山尾議員は検事だったと経歴に書いて、それもある種のウリにもしている。検事なら一発で見れば分かるはずだ。つまり見ていないということだ。見ていませんでしたで済む事か」
玉川氏は珍しく、議員辞職はないにしても、政調会長は辞任すべきだと厳しく批判した。
テレ朝「ワイド!スクランブル」(同上)
民進党新たな "顔" に「政治とカネ疑惑」
伊藤惇夫(政治評論家)
「これまでそれほど注目されていなかった。国会でかなり厳しい質問をして政府側をやり込めていてそれなりに評価の高い方だった。小沢ガールズと言われるけど、それほど小沢ベッタリではない。
いちど落選してまた当選している。司法試験も何回もチャレンジして落ちて成功している。非常に頑張り屋さんであることは間違いない」
甘い甘い。
伊藤は反安倍陣営だと知られている。
伊藤
「(寄付金問題は)手違えだったと言われても、法律の専門家だから手違いで済むのか。1月の訂正もネットで指摘されて訂正した。全体的にこの事務所は資金管理が杜撰だ」
【ガソリン疑惑】
伊藤
「弁護士のアドバイスと言うが、1週間の調査機関になぜ元秘書に接触をしなかったのか疑問だ」
少しは厳しくもいっておかないとという感じ。
川村晃司(テレ朝コメンテーター)
「例えば安倍総理の場合でも毎年500万円以上ですから、地球13周分のガソリン代なんですよ」
橋本大二郎(MC)
「ただ、まあスタッフの数が違いますけどね」
川村
「5周分とか13周分と言ってもそこはあまり意味が無くて、実際にガソリンを購入して、実態があったのかどうか。それだけ走っていたのかどうか問題ですけども、今回のプリペイドカードでというのは初めて私聞くんですよね。
ですからプリぺイドカードでなければガソリンを買えなかったということなのか、それともそのプリペイドカードでガソリンを買ってもいいし、ほかの物を買ってもいいということが出来るんであれば、そこのところは実態を明かにする必要があると思います」
川村氏はガソリンスタンドのプリペイドカードのシステムをあまりご存知ないらしい。
中野信子(脳学者 医学博士)
「法的措置を検討していて弁護士のアドバイスを受けて(元秘書に)直接会わないというのはよく分からない。
本人も法律の専門家なのでなんで会わないのかなと。もう少し明かにして頂きたい。疑惑が深まっちゃう言い回しだなと」
橋本
「かえって直接聞くと本人が聞いたから逃れなくなることがあるのかなとさえ思ってしまう」
川村
「甘利さんの場合でも直接本人に聞いてないわけですよ。弁護士を通したほうがいいということで。甘利さんの場合は最終的に告訴するのかどうか、そういう意味ではちょっと似てますけどもスケールがぜんぜん違う」
甘利氏の場合とは似てないだろう。
反日川村はスケールのでかい甘利氏の方を追求しろと言いたいようだ。
伊藤
「甘利さんは今んとこ説明責任を果たしていないけれど、山尾さんは進展した場合に改めて説明してもらう。それで納得のいく説明であれば疑惑ははれるということになる」
川村
「辞めた秘書を詐欺罪とかいう形で告訴をきちっとするのかどうかがポイントだと思いますね」
中野
「すごく目立っちゃうと叩かれるんだなという事を感じましたね。バックがついていないと、ちょっと可哀想かなとは思いましたけどね」
最後は同情論か。
TBS「ひるおび」(同上)
完全スルー
日テレ「情報ライブ ミヤネ屋」(同上)
民進・山尾政調会長 "汗だく" 会見
"地球5周分" ガソリン代のワケは
浅野史郎(神奈川大学特別招聘教授)
「目立っちゃうというだけではなくて、やっぱりほんとに舌鋒鋭い、論理的だし、攻め口が大変アレだという意味では能力の高い人なんですね。だから私は期待してますよ、今でも」
と山尾氏を高く評価。
これには宮根MCも辟易してか・・・
宮根
「ただねえ、民進党が発足して、政治キャリアじゃないけども、当選回数2回で政調会長、政治経験大丈夫かな?と言われてたフシはありますよね」
TBS「Nスタ」(同上)
完全スルー
テレ朝「スーパーJチャンネル」(同上)
山尾氏ガソリン疑惑で余波
与党「証拠出す必要」
萩谷順(法政大学教授)
「ネットの社会ではブーメランと良くいうが、これは典型的なブーメランだ。もし山尾さんが昨日の山尾さんの意見を聞いていたらメディアや与党が言うような追求を同じようにする筈だ。不正を糾す場合には自分に対する基準と相手に対する基準は同じでなければいけない。これは肝に銘じなければいけないし、まだやっぱり説明は不十分だ」
TBS「News23」(同上)
黒塗りの文書 国会に提出
完全スルーして自民党がTPPの交渉記録の文書を黒塗りして野党に渡したことを批判。
岸井成格の後継キャスター星 浩氏が「国会 なめられちゃダメ」とタブレットに書く。
星 浩(キャスター)
「TPPの交渉経過については、なかなか政府側も出さないということなんですけども、まあ、あのう、政治家が決断してですね、もう少し出してもいいんじゃないかという気がします」
星氏、人は良さそうだが、今いちインパクトがない。
交渉経過など公表して何の役に立つのか意味不明。
ましてやTPPはまだ正式に成立してもいないうちに。
2日後の今日のテレビ各局は、山尾政調会長のガソリン問題などまったく無かったように完全スルーした。
山尾氏の方の動きがなければニュースにはならないとは言うものの、このまま終わってしまうのか。
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