2016.04.05 (Tue)
鳥越俊太郎氏 負け犬の遠吠え
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安倍政権の恫喝にメディアが萎縮?
SPA!はフジサンケイグループの扶桑社から出版されている。
同社は日本の歴史と伝統を重んずる保守的な教科書を出版していたと記憶しているが、日刊SPA!が反日サヨクの代表格鳥越俊太郎の言い分を載せているのは解せない。
例の「私たちは怒っています」のヘッポコ6兄弟の一人だが、まだグチャグチャと言っている。
安倍政権に恫喝されたメディアが萎縮していると。
それが事実だとすれば、それはメディアにとって恥である。
メディアは鳥越俊太郎を名誉毀損で訴えてもいいのではないか。
⇒日刊SPA!(2016/4/5)
鳥越俊太郎「安倍政権の“恫喝”にメディアが委縮している」
この3月、『NEWS23』(TBS)の岸井成格氏、『報道ステーション』(テレビ朝日)の古舘伊知郎氏、『クローズアップ現代』(NHK)の国谷裕子氏が相次いで降板。鳥越俊太郎氏に話を聞いた。
■高市大臣の「電波停止」発言は、メディアの“恫喝”
鳥越俊太郎氏が警告「安倍政権の“恫喝”にメディアが委縮している」
【鳥越俊太郎氏】『毎日新聞』記者や『サンデー毎日』編集長を経て1989年にテレビ朝日「ザ・スクープ」の司会に就任。高市総務大臣の「電波停止」発言に抗議したジャーナリスト有志の一人
これだけのキャスターが揃って同じ時期に降板することは、単なる偶然とはいえないでしょう。
批判番組が増えて内閣支持率が下がることを気にしている安倍首相は、歴代の政権ではありえなかった対応をしています。これほどテレビ報道をチェック、監視している政権は初めてでしょう。そのためメデイアは政権に気を使い、萎縮してしまっているようにみえます。
「政権批判をすると放送法違反になる」ということを匂わせる高市早苗総務大臣の「電波停止」発言は、メディアを“恫喝”したものです。「政権を常に監視して、間違っていれば批判をする」ことと「(放送法が定める)異なった意見を取り上げる」ことは次元が違う話なのに、高市大臣は混同している。
(次元が違う話?)
権力監視はメディアが歴史的に担ってきた権利・義務です。ときの政権は、常にメディアの批判にさらされる立場にあります。国が道を誤ろうとするときに警告を発する役割を果たさなければ、メディアが存在する意味がありません。
今年4月以降、政権批判番組はほとんど放送されなくなるのではないでしょうか。古舘氏は最後にドイツを訪問、安倍首相をヒトラーになぞらえる番組を制作しました。
「改憲で自民党改憲草案の緊急事態条項ができると、日本がナチスのように独裁化する恐れがある」と警告したのですが、ああいう骨のある番組を作る局がこれから出てくるのか。権力者が道を誤ろうとしたときに、それを軌道修正する力がメディアにあるのか。非常に危うい状況です。
■政権監視番組がなくなることは、選挙で与党に有利に働く
古賀茂明氏らがそろって降板した昨年の3月までは、私も月に1回か、2か月に1回ほど『報道ステーション』のコメンテーターとして出ていましたが、同じ時期から声が一切かからなくなりました。これも一連の流れでしょう。
私も政府に批判的でしたが、「このコメンテーターを出すと、政府に批判的なのでまずい」という萎縮ムードが広がっているのでしょう。安倍首相がテレビに出て、「厳しい意見を意図的に選んでいる」と怒ったりしている。
安倍首相は、慰安婦問題を取り上げたNHKのETV特集改変事件で味をしめたのではないでしょうか。「政治家が番組内容にクレームをつけると、テレビ局が萎縮する」という成功体験を安倍首相は得たというわけです。
「保育園問題をさておいて防衛予算5兆円が適切なのか」「安倍政権は税金の使い方がおかしい」と追及するのはメディアの役割ですが、そうした問題提起をするテレビ番組はあまり見かけません。
権力監視番組が少なくなることは、国政選挙で与党に有利に働きます。選挙で勝つためにメディアを恫喝しているともいえます。メディアの現場の人間がもう一回、国民から付託されている使命に立ち返って政権監視・批判をするしかありません。
(引用終わり)
鳥越俊太郎は同じメディアでも新聞とテレビの違いが分からないようだ。
新聞は自己の政治スタンスをはっきり示して政権に歯向かうのも迎合するのも自由だ。
有料であるから気に入らないと思えば読者は買わなくなる。
その部数も限られている。
しかしテレビの影響力は新聞の比ではなく、毎日朝から晩まで電波は流れている。しかも基本的に無料だ。
その上、利用できる電波帯は限られていて、特定の電波帯の使用を許可された局にとっては既得権になっている。
民報では朝から深夜までCMが流れ、その収益率は莫大だ。
⇒テレビ局の社員の平均給与は1300万円超だとも言われている。
鳥越俊太郎は日刊紙でグダグダと愚痴をこぼしていないで、すぎやまこういち氏の「放送法遵守を求める視聴者の会」の公開討論の呼びかけに応じ堂々と反論すればいいではないか。
強い味方の田原総一朗は既に出席を表明している。
このままでは負け犬の遠吠えにしか見えない。
鳥越俊太郎の名がますます廃るだけである。
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2016.04.05 (Tue)
ネットと共生したいとTBS「サンモニ」
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「日本死ね!!!」は連携プレイか
4月3日のTBS「サンモニ」は「風をよむ」コーナーでネットの問題を取り上げた。
TBS「サンモニ」(2016/4/3)
風をよむ
橋谷能理子
「一つの声が世論を動かす一方で、攻撃の手段にも使われてしまうネット。いま私たちの社会が大きく変わろうとしています」
「一つの声が世論を動かす一方で」とは「保育園落ちた 日本死ね!!」のことを指すのだろうが、今やそのヤラセがネットで暴かれつつある。
書いた本人は民進党の山尾志桜里政調会長自身ではないかとさえ取り沙汰されている。
第一、メディアはブログだと言っていたが大嘘で、ハテナ匿名ダイアリーへの一本の投稿に過ぎない。
それが数日であれだけの騒ぎになるのは、それなりの仕掛けがあったとされても当然だ。
埼玉県朝霞市の女子生徒監禁事件の犯人が朝霞市を選んだのもネット、少女が逃げ出そうと決意したのもネットで両親が懸命に探しているからだった・・・と事件とネットを関連付けている。
(どういう事情であれ、2年間も逃げないで男と同棲していた少女に?と思うのが常識だと思うが、マスコミは一切そのことには触れない)
●三鷹ストーカー事件とリベンジポルノ
●東京オリンピックのエンブレム盗作問題
●保育園落ちた日本死ね!!!
田代光輝(慶応大学特任准教授)
「テレビや社会が作ってきた大衆社会が壊れ始めて、ネットを中心とした『小衆社会』が作られてきている。
例えば月曜日に小学校に行くとドリフのギャクをやるだけで笑えた。野球の巨人戦を観て翌日職場で感想を言える これが大衆社会で、如何に全体に合わせるかが重要だったが、小衆社会は自分の個性を生かしたり、自分の趣味とか考え方で集まれる。小さな集団が沢山出来て、いろんな価値観、多様な趣味嗜好が実現できる社会になってきている」
ナレーション
「田代さんはこうした小衆社会を評価する一方で、心配する面もあると言います」
田代
「同じような考えを持つ集団がその中で議論すると、最も極端で攻撃的ない意見が採用される傾向がある。これはインターネットに限らず、リアルな世界でも同じだ」
ナレーション
「小衆社会の負の側面は既に現れています」
視聴者提供と称する3月20日の川崎市のヘイトデモ騒動のVTR。
ナレーション
「日本のヘイトスピーチは国際社会から是正を求められて来たにもかかわらず、依然続けられています」
国連人権委員会の慰安婦問題、ヘイトスピーチ、皇室典範へのイチャモンなど内政干渉であり、大きなお世話だ。
ナレーション
「しかも大衆社会からこういった小衆社会への変化は世界的に広がっているのです」
3月27日のベルギーのブリュッセルのデモのVTR。
反移民の活動は排他的・攻撃的になっているとしてデモやトランプ候補のスピーチのVTR。
田代
「インターネットの情報だけに接していると、自分が心地よい情報しか接しないので、ふと気づかせてくれる時が無い。ずっと間違った正義感のまま他人を傷つける」
あたしたちが知っている歴史は全部嘘だったの!
大東亜戦争 侵略戦争ではない。米英陰謀作戦 東京裁判もインチキだしな
のネットの書き込みの映像。
いかにも「これが間違った正義感だ」と言いたいようだ。
しかし、大東亜戦争や東京裁判への疑問はネットだけでなく書物でも巷に溢れている。
だからこの印象操作はアウト!
街の声は・・・
60代女性達
「人を引きずり下ろすような怖い部分もありますね」
どう見てもネットをしているようには見えない中年女性たち。
50代男性
「無責任に人もいるからしょうがないんじゃないですかねえ。匿名で出す人も結構多いじやないですか」
60代女性
「人間そのものが人間じゃなくなるような怖さ。このまま行ったら怖いな、どういう世の中になるのかと思いはある」
こんな街の声を流してもまったく無意味だ。
なぜなら、どんな質問をしたのかまったく分からないからだ。
テレビのこのような情報操作こそ怖い。
関口 宏
「街の声は年配の方だからやっぱり警戒心が強いね。ネットの力は止まらないからね。どんどん大きくなって行く行くはこのテレビ業界、我々の業界も変わっちゃうんじゃないかという話ももう出だしています」
ネットが既成メディアの嘘を暴きつつあることを心配する関口。
寺島実郎
「街を観察してるとうつ向き勝ちな社会になっている。みんながスマホを見て効率的に情報にアクセスする。
だけど、それは依存を高めていくということで、うつむき勝ちで視界が見えなくなってきている。
我々は絶えずバランスを考えて全体値が物凄く大事だと思ってて、小衆化の流れは良く分かるけども全体がどうなっているのかの目配りを意図しないとどんどん失われて行くと思う」
ネットは全体を見通す良いツールだと思うのだが。
西崎文子(東京大学大学院教授)
「大衆社会と小衆社会は似いてる所があって・・・」
関口
「ん?」
西崎
「それは同調圧力だ。同調することで強くなったと思う。で、弱いもの、異質なものを排斥する。
何に同調するかはコロコロ変わってる。だから被害者をバッシングするとが起こる。
問題はそれを利用するデマゴーグだ。
トランプはその典型だ。同調圧力の強い大衆を操るのが天才的に上手い人かも知れない。
それを生み出す土壌があるということに気づいて社会的な背景があることを考えていくことだと思う」
安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
「世界のことを知りたいと覗き込んでいたSNSが逆に世界を拒絶することに繋がってしまう事に気づくことがある。
選びたい情報を集約していって、それがまるで正義であるかのような錯覚を起こしてしまうリスクは常にある。
SNSを遠ざけるのではなくてリスクに対してどれくらい自覚的になれるのか正面から学ぶことを築いていくことだ」
関口
「無視はできないよね」
ネットの批判を無視して結構、偏向報道をしてますが・・・
中西哲生(スポーツジャーナリスト)
「昔は新聞を見てたけど、ネットでは自分の好きな事しか取り出さない。
あるとき、新聞を読んでみると自分の全然知らないことを、まったく興味の無いことを、まったく違う意見が紙面の中に載っていてハッとさせられることがある。ハッとさせられるように仕組みをネットの中に作っていくことがヒントかなと」
言ってる意味が分からない。
スマホで産経ニュースを見ていて、たまたま朝日新聞を読んだらまったく違う意見でハッとしたということか(笑)
関口
「ある、あるね、その考え方!」
変に同調する関口。
関口
「あっ!チャイム鳴りました。岸さんごめんなさい」
偶然であるかのように装うが、毎週、岸井成格のコメントの前にCM入れる仕組みになっているのはなぜか。
CMが終わって・・・
関口 宏
「ネットをどう考えるか」
岸井成格
「難しい問題だ。メディアにかかわっている者としていろんな問題がある。これだけ著しく発展してくると功罪とか、明暗とか、いろんなメリット・デメリットが出てきてどんどん拡大している。
そういう中でどうやってこのネットと付き合いながら、マスメディアと言われてたテレビとか新聞も共存、あるいは共生してお互いを補い合うかが最大の焦点になってきている。
なかなか難しいけどなんか道はあるかような気がする。
もうひとつ、過激になって行きどんどん攻撃的になるということがある。
例の保育園の第一句を聞いたとき、私もずいぶん過激だなと迷ったが、それが一気に協調の輪が広がって政治を動かしちゃう。
いま我々が置かれている状況は、マスメディアの状況が非常に難しい立場になって来ている。
とりわけジャーナリズムの権力を監視する、チェックしていくという機能が非常に弱くなって来ている私、実感するんですよね。
そんななかに、ああいう形で過激でも出てきて、それがある種の小衆ではなくて大衆的な動きになって政治を動かすということがあり得るのかな。
これからもそういうことで連携が出てくるかなという、そういう感じがする」
岸井の関係するメディアの政権批判が難しくなっている所へ「日本死ね」が出て政治を動かした。
これは嬉しい、ネットと連携しようという浅はかな考え。
報道という第4の権力がネットという第5の権力と悪魔の契約をするとでもいうのか。
「日本死ね」のからくりは今後明らかにされるだろう。
その時に彼はなんというだろうか。
それはともかく「低俗」「品性のかけらもない」などと呟いていないで、「放送法遵守を求める視聴者の会」の公開質問に正々堂々と反論し、田原総一朗と雁首揃えて公開討論に出席してみてはいかが?
ネットに擦り寄ることだけは止めて欲しい。
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