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2014.03.04 (Tue)


米NYタイムズ紙、安倍首相は歴史修正主義者だと批判

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3月2日の米ニューヨークタイムズ紙の安倍政権批判の社説が問題になっている。
安倍首相は国家主義者で歴史修正主義者だと断定し、アメリカは日中紛争に巻き込まれたくないのに、中国を刺激しているというのである。
南京大虐殺は無かったと主張し、旧日本軍の韓国人慰安婦の強制連行を謝罪した河野談話を検証し、結果によっては破棄するとし、アメリカ政府が行くなと言ったのに靖国神社に参拝したという。
しかし、日米安保があるから日本はアメリカの許可なしには軍備を増強することはないだろうと上から目線で終わっている。

うがった見方をすれば、日本を軽蔑しながらも、大東亜戦争の戦後処理にアメリカは忸怩たるものがあるのではないか。
戦争に大義はないのに、広島長崎に原子爆弾を落とし、東京を始めとする日本の主要都市の非戦闘員を無差別に大量に殺傷した。
戦後は事後法の東京裁判で日本のリーダーを絞首刑に処した。
日本を再び立ち上がらせないように平和憲法を作って押しつけ、教育制度、メディア統制を行い洗脳した。

だから安倍首相が日本を取り戻そう、戦後レジームから脱却しようというとアメリカは連合国戦勝史観が否定されるのではないかと不安になるのである。

そんな気持ちがありありと読み取れるのがNYタイムズの社説である。

以下、乱暴な意訳をしてみたが、誤訳ご容赦。

⇒Mr. Abe's Dangerous Revisionism
安倍氏の危険な歴史修正主義
By THE EDITORIAL BOARD
MARCH 2, 2014

Prime Minister Shinzo Abe’s brand of nationalism is a becoming an ever more serious threat to Japan’s relations with the United States. His use of revisionist history is a dangerous provocation for the region, which is already struggling with China’s aggressive stance in territorial disputes in the East and South China Seas.


安倍晋三首相のナショナリズムの旗印は日米関係に今まで以上に深刻な脅威となっている。彼の歴史見直しは支那が攻撃的な姿勢を示している東シナ海、南シナ海の地域での危険な挑発である。

Mr. Abe, however, seems oblivious to this reality and to the interests of the United States, which is committed to defend Japan by treaty obligation and does not want to be dragged into a conflict between China and Japan.

しかしながら、安倍氏はこの現実とアメリカの国益を忘れているようだ。アメリカは日米安保で日本を守る約束になっており、日中間の紛争には巻き込まれたくないのだ。

(同盟国なのに巻き込まれたくないとは、なんという不甲斐ない同盟国である事よ)

Mr. Abe’s nationalism can be hard to decipher, because it is not directed against any country. It is directed instead against Japan’s own history since World War II, which he finds shameful. He wants to shed what he calls the self-effacing postwar regime and recreate a renewed patriotism.

安倍氏のナショナリズムはどの国を対象にしているのか明確でないので解読不能である。それは恥ずべき第二次世界大戦後の日本自身の歴史に向けられており、自虐的な戦後レジームから脱却し、新しい愛国主義を再構築しようとしているのである。

(ナショナリズムは愛国心によるものであり、どの国を対象にしたものでもない。
対象国があるナショナリズムこそ左翼がよく言う「偏狭なナショナリズム」である)

But before he gets to Japan’s postwar culture, he also whitewashes the history of the war. He and other nationalists still claim that the Nanjing massacre by Japanese troops in 1937 never happened. His government on Friday said that it would re-examine and possible rescind an apology to Korean women who were forced into sexual servitude by Japanese troops. And he insists that visiting the Yasukuni Shrine, which honors Japan’s war dead including convicted war criminals, merely shows respect for those who sacrificed their lives for their country. Despite clear signals from Washington to refrain from visiting the shrine, he went in December.

しかし、彼は日本の戦後の文化を論じないで、戦争の歴史を誤魔化そうとしている。
彼とその他のナショナリストは1937年に起きた日本軍による南京大虐殺は無かったと主張している
安倍政権は金曜日に日本軍が韓国女性を強制的に性奴隷にしたことを謝罪した河野談話を再検証し破棄する可能性もあると言っている。
そして安倍氏は戦争犯罪人を含む戦死者を祀る靖国神社に参拝したのは、国のために命を捧げた人達への尊崇の念を表しているだけだと主張している。
米政府は参拝するなと明確なシグナルを送ったにもかかわらず、彼は12月に靖国神社を参拝した


(これは中韓のスタンスとまったく同じであり、同盟国とはとても思えない)

A confrontational relationship with China at this time could help him convince a deeply pacifist people of the need for heightened defense preparedness. It seems a peculiarity of Japan that those who advocate a greater military posture tend to overlap with historical revisionists. Mr. Abe’s nationalism aside, however, neither he nor other mainstream Japanese leaders are about to enhance Japan’s military capabilities without American consent because they are deeply committed to the U.S.-Japan security alliance.

現在の支那との対立関係は根強い平和主義の人達に防衛力を強化する必要性を説くことに役立っている。
軍事力強化を主張する人たちは歴史修正主義者だという点に日本の特殊性があるようだ。
しかしながら、安倍首相のナショナリズムはさておき、安倍氏もその他の主な日本のリーダー達もアメリカの同意なしで軍事力を増強しようとは考えていない。
彼らは日米安保体制に深くコミットしているからである。


(日中紛争に巻き込まれたくないなら同盟国アメリカは中国を強く牽制すべきであって、日本に注文をつけるのはお門違いと言うものである)
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テーマ : 政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル : 政治・経済

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