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2011.09.12 (Mon)


ロシアにも舐められた

ロシアの爆撃機が日本周辺区域を周回し、空中給油の軍事訓練をしたり、艦艇が日本の本州を周回するなど、挑発的な行動を取っていることに対し、藤村官房長官がロシアに対して懸念を伝えたという。
「懸念ってどうよ」と言いたい。
「厳重に抗議」するのが筋であろう。
・・・と思ってブログ記事を書きかけのままになっていた。

産経ニュース(2011/9/9)
ロシア側に懸念伝達へ 爆撃機2機日本周辺周回で藤村官房長官

 藤村修官房長官は9日午前の記者会見で、ロシア軍の爆撃機2機が日本周辺空域を周回したことに関し、外交ルートを通じてロシア側に懸念を伝える考えを示した。同時に「今後もロシア側の対応を踏まえ適切に対応したい」と強調した。
 ロシア軍機の飛行については「日本周辺を一周したのは今回が初めてではないが、長距離飛行を行ったことや、空中給油機が合流して給油を行ったことなどから特異な事象として捉えている」と述べた。


そしたら、今日は外務副大臣が「抗議」したというので、ヤレヤレ良かった、書きかけの記事は没かと思った。

産経ニュース(2011/09/12 17:59)
露軍艦の海峡通過「容認できない」外務副大臣が抗議

 山根隆治外務副大臣は12日の記者会見で、9日にロシア海軍艦艇24隻が北海道と樺太の間の宗谷海峡を通過したことについてロシア側に対し「容認できないと申し入れている」と述べ、抗議したことを明らかにした。艦艇の通過で領海侵犯はなかったが、過去最大規模の海峡通過という挑発行為を牽制した格好だ。
 一方、外務省の小寺次郎欧州局長は12日、都内でロシアのベールイ駐日大使と面会し、ロシア国家安全保障会議のパトルシェフ書記が北方領土の国後島を訪問したことについて「受け入れられない」と抗議した。これに対し、ベールイ大使は北方領土はロシア領との立場から「訪問に何ら問題はない」と応じた。
 藤村修官房長官は12日の記者会見で、パトルシェフ氏の国後島訪問について「わが国の立場と相いれず誠に遺憾だ」と非難した。
 ロシアは空軍爆撃機2機が8日に日本列島を周回飛行するなど、今月に入って今までにない挑発を繰り返している。9日の日露外相電話会談では玄葉光一郎外相が爆撃機の飛行に自制を要請し、情報提供を求めたが、12日までにロシア側の回答はないという。


そしたら、なんと2時間後、外務省は山根外務副大臣の「抗議」発言を取り消した。
抗議していないというのである。

産経ニュース(2011/09/12 19:34)
副大臣「露に抗議してない」と外務省

 外務省は12日夜、同日の山根隆治外務副大臣の発言を取り消した。
 山根氏は会見で、ロシア海軍艦艇の宗谷海峡通過について「容認できない」とロシア側に抗議したことを明らかにしていた。だが、外務省は山根氏の発言はロシア高官による11日の国後島訪に対する発言と訂正し、記者会見での発言を取り消した。


民主党の政治家たちはどうしてこう嘘つきが多いのか。
国民に対しては「イイカッコシイ」をして、中露には物も言えない内弁慶。
その政治理念(理念などというものでなくて習性と言った方が良いかもしれぬ)は中露韓の反日隣国に対してもっぱら土下座外交。自民党政権でも怪しいものだったが、民主党は完全にアウトだ。
こんな事だから、ブルーリボンを付けていても拉致問題を解決しようなんて算段はさらさらない。民団や在日、マルチ商法からの献金を期待しているだけだ。

民主党政権は中国に舐められ、韓国に舐められ、ロシアに舐められ、同盟国アメリカに呆れられ、日本人として誠に恥ずかしい限りだ。


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2011.09.12 (Mon)


「適材適所」が聞いてあきれる

「政治主導」が役人が頼りだと

民主党の輿石幹事長が鉢呂経産相を陥れたと憤慨している。
報道機関の幹部から「事情聴取」とは穏やかでない。
一体何様だと思っているのだ。
反省もせずに報道を非難する。
テレビでもあるコメンテーターがメディアが騒ぎすぎると批判していた。
おいおい、あんたは自民党政権時代にそのようなメデイア批判をした事があるのかと突っ込みたくなる。
この産経記事も・・・

「いじめを助長する『放射能』発言があっては、元教員として抗しきれなかったようだ」

とは輿石氏を買被り過ぎている。
「教育に政治的中立はない」とのたまった左翼偏向教育の巣窟日教組の輿石氏が子供のことなど念頭にあるはずは無いのだ。

隠居を決め込んだ枝野前官房長官を後釜に据えたのも納得がいかない。
SPEEDIシステムの結果を隠蔽し、放射能漏れの心配はないと連日記者会見で力説していながら、非現実的な同心円の汚染区域を設定したり、菅ぐるみで信頼性のまったくない男である。

「閣僚は国語力さえあれば、後は役人が何とかしてくれる」

というが、国語力の問題ではなくて心の問題である。
口先だけでは愚民も見抜く。
第一、政治主導と称して官僚の存在を否定しておきながら、いまさら役人に頼ってどうする。
野田首相は鉢呂氏の更迭について・・・

「福島県の皆様には大変 心を傷つけることになりまして、深くお詫びを申し上げます」

と謝罪したが、福島県民だけでなく、国民全員に迷惑を掛けたとは思わないのか。もっとも、そう言えば、国民に対して任命責任を負わなければならないので口が腐っても言えない。
まったく恥も外聞もない民主党である。


産経ニュース(2011/09/12 22:24)
「報道のせいで」輿石氏八つ当たり

枝野幸男前官房長官が経済産業相に起用された最大の決め手は「ソツのなさ」だった。野田佳彦首相は政権へのダメージを食い止めるため、迅速に鉢呂吉雄前経産相を交代させたが、枝野氏の起用が本当に「適材適所」なのか。輿石東幹事長は、閣僚たちの「地金」が露出することを嫌い、政府・民主党内で異例の“言論統制”に乗り出すなど、政権末期のような混乱をみせ始めた。(加納宏幸、小田博士)

 「鉢呂氏が辞任した経過も含め大変残念だ。報道のあり方について皆さんももう一度考えてもらいたい」
 輿石氏は12日、初の定例記者会見で記者団に注文を付けた。鉢呂氏の非公式な発言を記事にした方が悪いと言わんばかりで、報じた報道機関の幹部からの「事情聴取」も始めた。
 「報道のせいで何も言えなくなっちゃったよ」「何を書かれるか分からんからしゃべれんわ」
 12日昼の政府・民主三役会議終了後、党執行部の口は重かった。箝口令が敷かれたからだ。輿石氏は14日の両院議員総会で閣僚や党所属議員にも発言を慎むよう徹底する考えだ。
 失言を反省せず、八つ当たりをするのは政権末期の様相だ。首相の所信表明演説のための臨時国会を13日からの4日間に限ったが、いずれ「不完全な内閣」(平野博文国対委員長)を露呈しかねない。
 首相は9日の記者会見で鉢呂氏が東京電力福島第1原発周辺を「死の町」と表現した後、厳重注意にとどめる意向だった。しかし、記者団に「放射能をうつしてやる」と発言したことが同日夜に発覚すると、「更迭」にかじを切った。
 鉢呂氏と同じ旧社会党出身の輿石氏は「辞めるべきではないという考えを持っていた」(官邸筋)。だが、いじめを助長する「放射能」発言があっては、元教員として抗しきれなかったようだ。首相は11日夜に枝野氏に経産
相就任を打診し、輿石氏に伝えた。
 「官房長官として3年分働いたので休みたい。行革を一兵卒として支える」
 今月2日の組閣直前、枝野氏は周囲にこう漏らしていた。だが、弁護士出身だけあって目立った失言もなく、連日の記者会見をこなした「ソツのなさ」を逆に首相に買われた。
 だが、この人事が新たな波乱を生んだ。菅直人前首相による震災や原発事故対応の責任を、枝野氏も一蓮托生(いちれんたくしょう)で負っているからだ。
 枝野氏は3月17日、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の観測結果について「情報はどこかで一元化し勝手に出さないように」と文部科学省や原子力安全・保安院に指示しており、住民への情報公開が遅れた張本人が枝野氏ではないかとの指摘もある。野党側は国会で枝野氏の「連帯責任」を追及する構えだ。
 首相のいう「適材適所」とはほど遠い交代劇を、民主党長老は皮肉った。
 「最近の閣僚は(疑惑に関する)身体検査よりも国語力検査が必要だ。国語力があれば、後は役人が何とかしてくれる」


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