2011.03.31 (Thu)
災害救援に不適切な辻元・岡田氏
阪神大震災では若者たちのボランティア活動に大人たちは心を動かされた。
「そんな純朴な若者たちを尻目にろくに救援物資も持たずに印刷機だけを持ち込んで、自己宣伝と政府批判のビラを撒き始めた連中がいた。それが、辻元清美率いる自称・市民団体『ピースボート』である」(山際澄夫「WILL5月号」)
辻元氏が自衛隊を冒涜するビラを撒いた話を知らぬ者はいない。
今回も辻元氏の秘書や民主党の代議士秘書が支援活動をしている大手ボランテイア連絡会議に口を出して円滑運営を横取りしようとしているという報告を読者の方から頂いた。
彼等は純粋なボランテイア活動を政治の道具にしようとしているのでアプローチを固辞しているという。
災害も彼らにとっては政局の材料でしかないのである。
このような不適切な人事を強行した菅総理と民主党こそ災害を増幅させた人災である。
産経ニュース(2011/03/30)
辻元清美氏 「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」
政治家の「適材適所」について考えさせる例を二つ紹介しよう。
震災後、災害ボランティア担当の首相補佐官に就任した辻元清美氏は、権限をくれと駄々をこねたという。補佐官は官邸の大部屋に席が置かれるのが通例だが、辻元氏は、「部屋と秘書官がいないと仕事ができひん」と要求して、内閣府に震災ボランティア連携室を設置させた。ちょっとした“大臣気分”を味わったのか。
また、岡田克也幹事長は、民主党地震対策本部長の職にある。もともと他人の感情に疎いことが指摘される人だから、こんな“不適材不適所”はない。
原発事故で福島県双葉町の住民1200人が集団避難しているさいたまスーパーアリーナを視察し、帰郷への支援を求める町長を尻目に、なんと「町ごと移転して、しばらく何年間かやっていただく」と語った。
住民たちはアリーナに短期間滞在したあと、次は埼玉県加須市の高校に移動することになっている。落ち着き先も定まらない住民たちは、いきなり飛び出した冷酷な宣告に、「もう故郷には帰れないのか」と絶望的な気持ちになったという。
視察に際して、水も食糧も与えたからと、「ここは人も物もありーな」とジョークを飛ばしたと報じた産経新聞に、岡田氏は「いってない」と抗議したが、“あの人ならいいかねない”と周囲の誰もがうなずいていたという。(週刊ポスト2011年4月8日号)
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2011.03.31 (Thu)
民主がロゴ入りのお揃い防災服を新調
国会で被災地にも行かない癖に糊のきいた防災服を着て答弁している民主党の閣僚を見ると腹が立つ。
しかも、今度はなんと民主党の文字とロゴマークをつけたお揃いの防災服を新調するという。
いったい民主党は何を考えているのか。
大震災をいい事に外国人からの献金問題が発覚して辞職寸前だった菅総理は生き延びた。
そのうえ、みんなで大震災を記念してユニフォームか!
産経新聞(2011/3/31)
まず恰好から? 民主が防災夫服新調
東日本大震災を受け、民主党は国会議員や秘書が着用するおそろいの防災服をあつらえることを決めた。
右腕には「民主党」の文字と、赤い丸を2つ重ねた同党ロゴマークが入るデザイン。党総務委員会が議員に配布した「党防災服購入のご案内」によると、色は濃紺。サイズはSSから5Lまで8種類を用意し、金額は5千円程度。4月中旬に配布する予定だ。
防災服をめぐっては、閣僚が各省庁の防災服姿で国会答弁している姿についてすら、「現場に行くわけでもないのにわざとらしい」(若手)との声もある。遅まきながら形から入ろうとする民主党らしい取り組みにも、党内から「パフォーマンスをしている場合か」(中堅)と冷ややかな声が上がっている。
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2011.03.30 (Wed)
野党の入閣相談したい?
TBS「朝ズバッ!」(2011/3/30)
野党の入閣相談したい
枝野官房長官
「様々な経緯の中で、一旦は保留になっている状況だと認識している。今後も可能であるならば、そういったご相談が出来る状況にあれば、そういったご相談をさせて頂ければ、政府としては有難いという事でありますが・・・」
枝野
「野党の皆さんからも様々な有効なご提言や情報を頂いて、政府の対応に生かしている」
前記事でご紹介したように、毎日新聞=TBS は谷垣総裁の呼び込みに失敗した民主党政府が、苦し紛れに自民党の援助を求めているが、「これは確実に前に進む」(倉重篤郎 毎日新聞論説室専門編集委員)としきりに言う。
うがった見方をすれば、自民党がこれに協力しない姿勢を見せれば、「未だかつてない日本の危機に自民党は協力しなかったとして貶めるための罠ではないかともいえる。
仙谷官房副長官あたりが考えそうな手である。
本当に自民党の助けを借りたいなら、自民党の政策を取り入れて、詐欺マニフェストを撤回するはずである。
福島第一原発事故に対する菅総理の初動の拙さが尾を引いて、後手後手になっていると内野雅一(週刊エコノミト編集長)と川戸恵子(週刊エコノミスト編集長)の両氏が菅総理を批判して・・・
みの
「川戸さん、与野党の連携はどうなんでしょう」
川戸
「残念ながら出来ているとは思えない。勿論、野党の方々もほんとに被災者の方をどう救おうかとヤキモキヤキモキしているけれども、いくら申し入れても官邸の対応がうまくいってないという所がありますねえ」
みの
「野党からこれだっ!っていう案がもっと出るかと思ったら・・・」
川戸
「いやいや、結構出してるんです。申し入れもしてますけども、それに対応し切れない官邸の能力というか、仙谷さんが『自分は乱暴長官だ。法律とお金は後から付いてくる』と言ってるんですけども、やつとそこで回ったという感じですからね。仙谷さんがお入りになってからの10日間で。そこまでのロスって相当大きいと思いますねえ」
マスコミは自民党の提案についてまったく触れないから、みのもんたやコメンテーター達は自民党が具体的な提案を全くしていないかのように言い、視聴者もみんなそう思っている。
しかし、大震災直後から自民党の議員たちは現地に飛んで行ってさまざまな支援活動をし、政府に提案していると聞く。
川戸氏は仙谷官房副長官を高く評価しているようだが、まったくそうは思わない。
「金は後から付いて来る」で思い出すのは小沢一郎氏だ。
「政権さえ取れば金はいくらでも出て来る」と言ったのは小沢氏である。
媚中派、柳腰外交の全共闘のなれの果てなどには、市民運動上がりの総裁同様、日本は任せられない。
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2011.03.30 (Wed)
民主は自民が頼みの綱?
河野洋平氏が自民党議員時代に取った国益に反する行動で、未だに日本はそのダメージから回復していない。
その罪はいつになっても消えることはない。
テレビ番組に出ても顔も見たくない。
しかし、今回の「サンモニ」では菅首相を批判していた。
一方、毎日新聞の論説委員は野党からの入閣は必ず近いうちにあると自信ありげだった。
TBS「サンデー・モーニング」(2011/3/27)
菅総理、谷垣総裁に入閣要請
関口宏(司会)
「OBとして今の状況をどう思いますか?」
河野洋平
「やはり、まずいですねえ。菅さんが谷垣さんに力を貸してくれというのはひとつの考えだとは思う。ただ、その時には、そのためには自分が主張している子供手当ては止める、これも止めると自分の言ってた事を相当おろして、だから力を貸してくださいと言わないと。自分の主張はそのままにして、『ちょっと来てよ』というのは無理だと思いますね。谷垣さんだってヒョコヒョコと出ていくわけにはいかない。今は総力戦ですから、本来はやるべきですよ、英知集めて。そのためには、やっぱり菅さん自身が自覚が足りない。だから出て来てもなんとなくイライラしてたり、自信無げな様子が見えちゃうから、ダメじゃないでしょうかねえ。
人を増やしているけども、菅さんに対してものをブスッと(グサッと?)言うような人を増やしているのじゃなくて、みんなもと使ってた閣僚を戻したような増やし方では力にならないと思いますね」
これに対して、毎日新聞の論説委員が反論した。
倉重篤郎(毎日新聞論説室専門編集委員)
「弁護するわけじゃないですけども、今の体制、仙谷さんを官房副長官にして馬淵さんを首相補佐官にしたという人事は、いま民主党が持っている人材の中では極めて力のある人達なんで、非常に順当な、妥当な人事だと思います。
自民への協力要請ですけども、これは今回はこういう形でいったん退きましたけど、いずれまた出て来ざるを得ない話だと思うし、確実にこれは前に進むと私は思っています」
仙谷、馬淵氏を高く評価しているが、早い話が民主党には人材が無いということだ。
そんな事は最初から分かっていたことだけれど・・・
今朝の「朝ズバッ!」でもコメンテーターの一人が仙谷氏を高く評価していた。
福島第一原発事故の対応で、政府が何か隠しているような気がしてならない。
尖閣衝突ビデオを国民に公開しようとしなかった仙谷氏が裏で動いているのではないかと・
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2011.03.29 (Tue)
TBSと毎日放送が政権批判を封じ込め
ももいちごさんからのコメントによれば、「神のみぞ知る」と妄言を吐いた横浜5区選出の池田元久経産副大臣を毎日放送は擁護しようとしている。
「毎日放送のちちんぷいぷいでは 今、こんな揚げ足を取る質問をする磯崎議員がおかしい!腹が立つ!と皆さんコメントしていました。司会者は 「そんな質問されたら神のみぞ知ると答えるしかない!」とのこと。民主党応援団はこういう解釈になるようです」
TBSでも読売新聞の記事に、今は民主党政権を批判している時ではない。事が収まってからやればいいと杉尾秀哉氏らが政権批判を牽制した。
TBSと杉尾氏は民主党を支持し政権交代に一役買ったが、民主党政権のあまりの拙劣さに最近は時折、民主党批判をするようになった。
しかし、今回の大震災を「奇禍として」また民主党政権批判を封じる発言が目立ってきた。
TBS「朝ズバッ!」(2011/3/29)
商売仇の読売新聞の記事を紹介して・・・
読売新聞(2011/3/29)
斑目委員長発言 首相視察『勉強したい』
地震翌日 野党「初動遅れに影響
政府の原子力安全委員会の班目春樹委員長は28日の参院予算委員会で、東日本巨大地震発生の翌12日に菅首相が東京電力福島第一原子力発電所を視察したことについて、「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と明らかにした。 班目氏は「現地で首相が行ったことで何か混乱があったとは承知していない」と述べたが、首相の「勉強目的の視察」が初動の遅れにつながったとの批判が野党などから相次いでいる。
(以下略)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110328-OYT1T00732.htm
杉尾秀哉
「それは野党の指摘であって因果関係はわかりません。枝野長官が説明した所によると、出発する前からベントを開けて排出するという話はしてあったと言うんですね。こういう記事は確かに大切ではあるんですけども、やっぱり政府の対応のどこがまずかったのかの検証の作業は確かに大事だと思います。だけど、今はその段階ではなくて、今そこに危機があるわけだから、この危機をどういう風にして脱出するんだという具体的な提案をした上で、この危機的な状況をとにかく止めること。その後で総理の責任なり、政治の責任をちゃんと検証したいと僕は思います」
なんだ枝野官房長官の言い訳を代弁しているだけではないか。
高木美也子(日本大学教授)
「私もほんとにそうで・・・とにかく今のこの危機的な状況、世界に原発があると言ったけど、日本がこういう状態になったら、全部やっぱり世界が(原発を)止めなくちゃならない結果になるので、とにかく最悪の事態をいかに回避するかということだとほんとに思いますね。世界の頭脳を結集してもらいたいし、あらゆる出来ることをして止めてもらいたいですね」
初動の遅れ、被災者への曖昧な指示、フランス政府からの協力の申し出を最初拒否したこと等々、政府の判断ミスと指導力欠如を指摘することは被災者のためでもあり、何ら憚ることはない。
池田健三郎(経済評論家)
「火が消えてからそういう話はした方がいい」
火が消えたら消えたで、あなた達は野党の政権批判の火を消そうとするではないか。
政府は裏切り者の共産党を仲間に入れて、子供手当のつなぎ法案を通過させた。
6か月の延命措置をして何とする。
子供手当を復興予算に回すという自民党の方が正しい。
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2011.03.29 (Tue)
首相のイロハを教えてもらう菅首相
菅首相が福島第一原発の事故直後、ヘリで現地視察を強行したために初動が遅れたと野党に糾弾された。
磯崎陽輔(自民党)
「災害担当者の最高責任者が官邸を簡単に離れるべきではないではないか。あなたは政治的パフォーマンスをしたかったのはではないか」
菅首相
「現場の現況把握が重要だと考えた」
首相は「原発を勉強したい」と発言した覚えはないとトボケて見せ、東電は迅速に対応しなかったと東電に責任転嫁した。
テレ朝「ワイド!スクランブル」(2011/3/29)
須田慎一郎(ジャーナリスト)
「菅さんの発言聞いてると、総理の仕事とは何なのかという事を正しく理解してないんじゃないかと。自分の目で勉強したかったというが、状況を判断し、指示を出すのが仕事なんだと改めて考えてみるべきだ」
トップマネジメントの「いろは」を教えてもらうほど菅首相はバカにされているようだ。
【「神のみぞ知る」 池田元久副大臣無責任発言】
川村晃司
「何のためにああいう作業服を着て答弁しているのか。私も昨日参議院を覗いてみて、質問する側はかなりキチッとまともな質問をしているんですけど、答える側の方が作業服で答えるんだったら似合うところに実際行ってキチッと自分の目で確認してから答えるという姿勢が無ければ、ほんとにいま机上の空論を繰り返しているだけ。ある意味では国民こういう様子を見て、菅総理含めて国民が納得できるのかという、審議のまったく無い所でちょっと残念ですねえ」
珍しく川村氏が真っ向から政府批判。でも最後は「ちょっと残念」で終わってしまったのは残念。
フランスが震災発生後、日本に原発事故の支援を発表したが日本側はこれを拒否したとルモンド紙が伝えているという。一時はアメリカの援助すらすぐに受けなかった政府だからフランスなら尚更かもしれない。
どのような理由であれ、2週間以上経った今頃になって受け入れるというは信じられない。
今日、震災後初の防衛省を視察した菅総理は・・・
菅総理
「まことに掛け値のない国の危機、日本国の危機であります」
こんな時に「掛け値のない」などという言葉を使うのか。
ものすごく違和感を覚える。
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2011.03.29 (Tue)
非常時に垣間見える民主党政権の限界
戦後の混乱から奇跡的な復活をしたのは日本人のバイタリティの故ではあるが、優秀な官僚の働きも忘れてはならない。
しかし、民主党応援団の屋山太郎氏をはじめとする「官僚は悪」の論法で政権交代が行われ、政権を握った民主党は早速、政治主導と称して官僚を排除しようとしたが、官僚の助けがなければ仕事が出来ず、結局自民党政権時代を上回る官僚依存政権になった。
しかも、うまく官僚を使いこなすことが出来ず、権威を笠に着て威張り散らしたりするので官僚も面従復背して遣り過ごすことになり、生産性は富に落ちている。
そんな中、大臣が官僚や民間事業者を怒鳴り散らして責任を押し付ける現象が多発している。
TBS「朝ズバッ!」(2011/3/29)
被災者救援会議 責任の押し付け合い
アナ
「原発問題をめぐり、政府内で責任の押し付け合いが行われているようです。
昨日、片山総務相はあまりにも無責任だと官僚を非難しました。松本龍防災相を議長に2日に一度のペースで開かれている被災者支援各府省連絡会議。昨日は大荒れになったといいます」
片山総務相
「もっと自分の問題として対応しなきゃ駄目だ。あまりにも無責任ではないか」
アナ
「片山総務相が非難したのは、東電を指導監督する経産省の松永次官。問題となったのは福島第一原発事故で屋内退避エリアになった市町村に原発の状況をどのように説明するかという点です。松永次官は原子力保安院長が『2週間かけて説明する』というと、片山総務相は『2週間は長すぎる。2日で回らなくちゃダメだ。各省一所懸命にやってるんだから次官が説明に行け』。
また松本防災大臣が『県外に避難している被災者への炊き出しを東京電力も行うべきだ』と主張。
松永次官が『東電の動きを把握していない』と言うと、松本大臣は『次官が知らないことが大問題なんだ』と厳しく非難したということです。
先週のこの会議では、仙谷官房副長官も『計画停電は場当たり的ではないか』などと松永次官を叱責したと言います。
事務次官の会議は政治主導という名のもとに一旦廃止されました。今回、被災者会議支援のために復活した格好ですが、ある省の幹部は『責任の押し付け合いの会議ばかりでは被災者は助からない』と指摘しています」
優秀な官僚をうまく使いこなせない成り上がり議員たちが互いに責任を押し付け合いながら右往左往している様子が窺われる。
こういう問題に目をつぶって与野党が一致協力して事に当たれというのは、民主党政権延命のための暴論に過ぎず、被災者のためにならないのは言うまでもない。
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2011.03.29 (Tue)
神様も知る無責任大臣
しかし、池田氏が議長の勧めにもかかわらず謝罪しないので紛糾して5回も審議が中断し、休憩に入るという始末。
被災地では被災者は必死に耐え、救援者も必死になって働いているのに国会は何をしているのだと怒りが湧く。
そのおやりとりは次の通り。
磯崎仁彦(自民党)
「事態は悪化している。現時点で最悪の事態をどう考えているか」
池田元久経産副大臣
「私としては予見しうる最悪の事態を考えると。それ以上は神のみぞ知るでございます」
この答弁に議場は騒然とし、与野党の委員が集まって協議。
議長
「ただいまの答弁に不穏当な、不適切な発言がありましたので再度答弁をお願いします」
池田
「誤解をされたとしたら遺憾でございます」
(再び中断)
池田
「後段の部分は誤解があったとすれば取り消します」
(三度中断)
池田
「あのような痛ましい災害が起こらないように最大限将来を予見したいというのが私の発言の趣旨でございます。『神のみ』以下の発言は大変誤解を与えたとすれば、はっきり撤回をさせ、そして、釈明させて頂きます」
(四度中断)
議長
「それでは再度池田副大臣に答弁を求めますが、陳謝の上、答弁をして下さい」
池田
「大変痛ましい、国民に苦難を強いている現状を目の当たりにして、私としては、最大限、将来こうなるであろという予見というのが大変重要であるということを申し上げたわけでございまして、後段の神という発言につきましてははっきり撤回をし、そして遺憾の意を表させて頂きたいと思います」
(五度中断。埒が明かないので休憩に入る)
池田
「私の発言の後段中、「神」以下の発言については、お詫びをして取り消しを致します」
答弁を終えて席に戻る副大臣は反省の色もなく、ふてぶてしい態度で席に戻る。
蓮舫大臣といい、この副大臣といい、どうしてこう民主党の議員は態度が大きいのか。
やはり初めて権力を手に入れた成り上がり者の愚かさを示したということであろう。
さっさと謝ればいいのに、強がりを見せるアホ大臣。
「予見が重要だ」と言うのなら「神のみぞ知る」などと責任放棄の言葉は出ないはずである。
おのれの矛盾にも気づかぬとはに情けない大臣である。
追及する野党が悪いのか、早々と撤回謝罪しなかった副大臣が悪いのか「神のぞ知る」とでもいうのか。
自民党政権時代だったらこのような失言はマスコミが寄ってたかって叩きまくって大臣を更迭させたではないか。
池田元久氏はNHK出身の神奈川第5区選出議員。
選出した選挙民はどう思っているだろうか。
緊急事態を理由に民主党追及の手を緩めることは菅政権の延命につながることであり、日本の将来を危うくするものである。
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2011.03.29 (Tue)
問われる菅首相の危機管理能力
日本テレビ「情報ライブ ミヤネヤ」(2011/3/28)
手嶋龍一(ジャーナリスト)
「原子炉の心臓部に問題があるのは間違いない。だとすれば、それを大前提にしてちゃんとした危機管理を行わなければならない。(しかし)誰が責任を持ってやっているのか、実は分からない。海外から心配の声が非常に多いのは、まさにその点だ。だから、『東京電力が・・・』などと政府関係者が言うが、意味がない。そういう危機管理の大元の所が、これほど事態が進んでいるにもかかわらず、きちんと我々の目に見えるものではないという事が一番大きな問題だ」
手嶋氏はNHKのワンシンン支局長だった頃は、現地からよくレポートしていたが、クビを振りながら弱々しく喋る様は何かオネエっぽくて(失礼!)気持ち悪かった。いまや本も書き、国際ジャーナリストとして自信を持って日本政府の危機管理が心配だと批判している。
手嶋
「安全審査をしている原子力関係の教授たちは、安全管理のルールを作った人達だ。今回はその想定を超えてしまった。だから、その方々のコメント自身に大きな疑問があると言わざるを得ない」
宮根誠司
「保安院や東電の会見でも、1000万倍だ、いやそうではなかった。ヨウ素が出た、いやヨウ素ではなかったと現場も大変混乱していて知識のない我々は余計に不安になるが・・・」
手嶋
「今起こっている事象は、目の前の危機だけではなくて、その危機にどう対処しているのか、その情報をどんな形で世の中に伝えて、的確にコミュニケーションしているのか、そのメカニズムが壊れている。つまり誤りも含めて膨大な情報の中からこれは確からしいのでいち早く国民に知らせなければいけないというシステムがもう壊れている。それが海外から見て不安だということだ」
手嶋
「『避難』というのは大変問題な言葉だ。これほどの危機に於いては、国のリーダーである内閣総理大臣が自らの責任で、『避難してください』と言い、その結果責任を負わなければならない。避難できないお年寄りもいる。ここは責任を回避してはいけない。今回の危機全体を通じて言えることは、誰が最終的な責任負うのか。リーダーは結果責任だ」
海外からの救援物資が受け入れ側の不備で有効活用されていないという事実について・・・
春川
「受け入れ態勢が整っていなかったので、一部では、日本が受け入れる国を選んでいるのではないかという話まで出ている」
手嶋
「第一原発についてちゃんとした危機管理が出来ていないという事とまつたく同じ現象だ。誰かが最終責任を負って調整しなければならない。リーダーシップがない事に世界は不安を抱いている。そういう中で日本の人達のもこれほど苦難の中で、自分の事はともかく助け合うといいう武士の精神に賞賛の声は極めて高い。このギャップはあまりにも大きい」
災害ボランテイア担当辻本清美首相補佐官は一体どこで何をしてるのか。
世界の賞賛を浴びる賢明な日本人と、リーダーシップのない政権とのギャップは確かに大きい。
デーブスペクター氏は"What do you need most?"(一番必要なものは何ですか?)と一面トップに見出しをつけた Stars&Stripes 紙を示して米国の援助を紹介していた。
今日本で一番必要なものは総理大臣であるとジョークのひとつも言いたくなる。
自衛隊と連携して支援を展開している在日米軍の活動がようやく詳細に報じられるようになった。
オペレーション・トモダチについて・・・
宮根
「あらためてアメリカという国は凄いなと思う。スピードも量も」
手嶋氏は「デーブは自分の国だから言えないので代わりに自分が言うが」と前置きして、原子力空母ロナルドレーガンを派遣したのはアメリカの首脳陣には大変大きな狙いがある。それは日本の指導者たちの危機管理にかなり本音で不安を持っており、いざとなれば世界の危機なので自分たちが出ていくと。オバマ大統領は大変心配していると思うと述べた。
それはそうだろう。評価の分かれる小泉純一郎元首相だが・・・
「アフガン戦争ではインド洋で補給活動をし、イラク戦争ではどの国よりも早く『支持』を表明し、自衛隊をイラクに派遣。このとき小泉純一郎首相(当時)は、くしくも『有事に頼れるのは米国だから支持する』と語っている」(ワシントン 佐々木類記者 産経新聞3月27日)
それに対し、自衛隊のイラク派遣に反対し、インド洋の給油活動に反対して海自を撤収させたのはどこの政党だったか。「自衛隊は暴力装置」の仙谷氏や「自衛隊は被災地救難には役立たず」の辻本清美氏が政府の首脳陣に収まっているようではオバマさんも不安だろう。
これは原発問題だけでなく、中ソのとのパワーバランスも含めて言えることだ。
戦後最大の危機(菅首相)に遭遇して、民主党政権がいかにダメ政権であるか、民主党がいかにダメ政党であるかもはや民主党を選んだ賢明な諸君の目にも明らかになってしまった。
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2011.03.28 (Mon)
てんでんばらばら
「天災は忘れた頃にやって来る」とは言い古された言葉だが、災害は想定してもそれ以上のものがやってくる場合がある。
防波堤はやってくる津波を完全に食い止めるものではない。
少しでも逃げる時間を稼ぐためのものに過ぎない。
『てんでんばらばら』という言葉があるが、これは昔てんでんという名前の村が大津波に遭って全滅した。
それ以来、親子、兄弟は助け合って一緒に逃げるのではない、みんな勝手にばらばらに逃げて、一人でも生き延びて家系を継いでいこうとする知恵である」
おおむねそのような内容だった。
家や血族の継承を大切にする非情な知恵であると感心した。
家に帰ってネットで語源を調べても「てんでんばらばら」「てんでばらばら」にそのような記述は見当たらなかったが・・・
ひるがえって考えるに、夫婦別姓、非嫡出子(婚外子)への平等な遺産相続、戸籍制度の否定など、民主党政権の推進している政治活動は日本の昔からある家族制度を破壊し、日本を解体しようとするものである。
てんでばらばらに逃げても家系を継ごうとする考えとは真逆な考えである。
家を中心とした古くからある家族制度を、個人の自由を束縛する封建制度の象徴と考える進歩的文化人やサヨク、リベラル民主党政権では日本は崩壊する。
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2011.03.27 (Sun)
民主政治は二次災害

WILL5月号から
雑誌「WILL」5月号の巻頭を飾るのは3月16日の天皇陛下のお言葉である。
以下、李登輝氏からすぎやこういち氏まで29名の論客が「東北関東大震災 私はこう考えた」を語っている。
共通しているのは先の大戦の経験者はその戦争体験を回想しつつこの大震災を論じていることである。
李登輝元総統は1991年9月21日の台湾大地震の時、自ら陣頭指揮を取って危機を乗り越え、その危機管理能力を高く評価された。どこかの首相とは大違いである。
その経験からいろいろと日本に具体的なアドバイスしているが・・・
「諸外国から日本人の落ち着きや我慢強さを賞賛されているが、中央政府や地方自治体で災害処理の方針がはっきり決められない現状では国民が可哀想」
だと日本国民に同情を寄せている。
地方自治体は完全に機能麻痺してしまった所もあり、それでもよく頑張っていると思う。
この原稿が書かれてからもう二週間近く経っているが、いまだにはっきりした方針も決められず、一度クビにした仙谷、馬淵のお仲間を呼び戻している菅首相の混迷ぶりに国民は不信の念を募らせるばかりである。
山内昌之氏は「最高指導者に問われる冷静さと胆力」のなかで・・・
「天皇陛下のお言葉の重みに比べて、菅首相の言葉には魂が入っておらず、身に備わった覚悟や存在感の重みがないので力めば力むほど滑稽で国民は困惑するばかり」
と厳しい。
西尾幹二氏は・・・
「憲法の改正ひとつできない。拉致問題も自ら解決できない。緊急事態法も存在しない。スパイ防止法も作ろうとしない。あれもできない。これもしていない。国家としての体をなしていない。その帰結が危機管理能力の欠落のまま、原発事故を迎えている恐ろしさである」
と述べている。
図らずも、Ponkoの前記事と符合する部分がある。
西部邁氏はさらに激越である。
石原都知事は「天罰」と表現して真意を捉えることの出来ない者の不興を買ったが、西部氏も同様の見方をしている。
「この高波は歴史の運命の(予兆というよりも)顕現だ」
「平和(主義)外交や民主(主義)政治に耽る意志薄弱な国民にあっては、戦後日本の衰退は自然の過程にもなぞらえられるべき当然の事態である。
この大震災は日本国家の沈没を告げる合図だ、と感じない方が不思議といってよい」
「この震災大報道は、平和と民主の浮かれ騒ぎ」
「菅首相と枝野官房長官は、危機管理の支援に立って、政権人気を取り戻そうとの面持ちで、いつになく流暢とはいうものの、内容空疎な演説や報告をそれぞれトンガリ口で繰り返していた。私は、ウルサイ、ダマレ、昨日まで子ども手当のことを喋々していた者が何をいうか、と耳塞がざるをえなかった。日本国家が危機の段階に立ち至っているのを拱手傍観していた政治家なんかには、危機に臨場するための現場服を着る資格がない」
「こんな連中が永田町で現場服を着てみせたとて、猿芝居の域を出るものではない」
嵐山光三郎氏は「蓮舫は副次的政治災害だ」のなかで・・・
「計画停電という珍妙な言葉に政治家の悪知恵があり・・・」
「蓮舫行政刷新相が災害ファッションに身をかためて、地震による危機管理で「アンタタチ、ガクゴシトキナサイ」的演説をするシーンを見て、こいつは、中国の女性報道官ではないか、と背筋が寒くなった。蓮舫節電啓発担当なんだってよ。これは地震がもたらした副次的政治災害としか言いようがなく、なんでまた、こんなに安い声のネーチャンがでてくるのか」
国家の危機に現政府を批判するな、過去にも危機に陥った国の宰相は支持率が一時的に上った例もあると言われるが、心あるゴマメの歯ぎしりが聞こえてくるのである。
これ以上引用紹介したら著作権侵害、営業妨害になるので、本誌をお求めになりお読み頂きたい。
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2011.03.27 (Sun)
民主弱腰外交のツケ
今日の産経新聞は一面のほとんど全部を使って米軍の救援活動を伝えている。
今回の大震災に遭遇して私たちは知らされていないことが多すぎると思う。
米軍や自衛隊の救助・支援活動がようやく少しずつ報道されるようになった。
テレビの報道では、被災地に入った迷彩服を着た軍人や自衛官に嬉しそうな表情を見せるおばあちゃんの顔が印象的だ。
世界各国からどのような支援をもらっているかも知らされていないと以前記事に書いた。
今日の産経は日本に寄せられた支援の内容が簡潔に示されていてた。
米国、中国、韓国、ロシア、台湾、モンゴルの順に30か国、全部では130の国と地域から支援を受けている事実に感謝したい。
ワシントン支局の佐々木類記者の報告を一部紹介すると・・・・
「突出した米国の日本支援は、むろん人道的な側面だけではない。東アジア地域で、自由と民主主義という共通の価値観を持つ日本の復活が、地域の安定と平和に不可欠だとの認識がある。
(中略)
米軍と自衛隊が一体となった救援活動を『有事で日米が同盟力をいかに発揮するのか、国際社会が注視している』(陸自幹部)のも事実だ」
その表れの一つとして、ロシアは二度も日本の領空に接近して偵察を試み、自衛隊はスクランブルで対応した。
日本人は先の大戦で不可侵条約を破って終戦後に侵略してきたロシアの火事場泥棒行為を決して忘れはしない。
しかし、松本剛明外相は支援を受けているからロシアに抗議しないと言明した。
これが民主党政権の正体である。
中国も26日、ヘリを東シナ海の日中中間線近くを護衛中の陸自護衛艦に国際慣例(高度150M 水平距離450M)を大きく破る異常接近(高度60M 水平距離90M)を試みた。明らかな挑発行為である。
民主党政権になってから弱腰外交を見透かされて、されるがままの日本である。
元はといえば、与野党を問わず、憲法9条を破棄できず、集団的自衛権も行使ではない政治家達のせいである。
自民党が立党の精神を思い出してそこに立ち戻る時、日本再生の機会が生まれる。
果して谷垣総裁にそれができるか、谷垣氏に代わる救世主が現れるのか、もうあまり時間は残っていない。
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産経新聞社説(2011/03/27)
ロシア機接近 外相はなぜ抗議せぬのか
【主張】
ロシア空軍機が日本の領空に接近したことについて、松本剛明外相は「各国からお見舞いの言葉や支援の申し出をいただいているという気持ちを信じて、お付き合いしていくのが今の私どもの立場だ」と述べ、ロシア側に抗議しない考えを示した。
ロシアが東日本大震災で日本に救援チームを派遣し物資を提供していることを念頭に置いた発言とみられるが、それとロシア機の領空接近とは次元の違う問題である。善意は善意として感謝の意を示しつつ、領空接近には強く抗議すべきだ。
大震災発生後、ロシア機は2度も日本の領空に接近した。いずれも領空侵犯の恐れがあるため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)で対応した。
1度目は17日、ロシア空軍の電子情報収集機が北海道西方から北陸沖の日本海上空を飛行した。日本海では米軍の強襲揚陸艦などが展開し、そこを拠点に米軍の復旧支援活動が行われている。自衛隊と米軍の共同対処を偵察していた疑いが強い。
2度目の21日に接近してきたのは、ロシア空軍の戦闘機と電子戦機だ。被災者支援に加え、福島第1原発の事故が重なり、日本側の防空対処能力を試す狙いもあったとみられる。
空自の戦闘機は17日の時点で大震災への支援活動を終え、通常の警戒態勢を敷いていたため、緊急発進に支障はなかった。だが、C1輸送機を使った水や物資の輸送は活発化していた。ロシア機接近が、これら空自の業務の障害になった可能性は否定できない。
外相がこうした事情をどこまで知っていたか疑問だが、ロシアは抗議しないとさらにつけ込んでくることを忘れてはなるまい。
ロシア機だけではない。中国軍機が平成22年度に日本領空に接近した回数は前年度の1・5倍に上る見通しだ。尖閣諸島沖には、中国の漁業監視船がしばしば出没する。中国からも支援を受けているが、それとは別に、中国軍などの動きには警戒が必要だ。
自衛隊は総勢23万人を超える自衛官のうち10万人が被災者支援や復旧活動にあたっている。だが、国民と国土の平和と安全を守るという本来の任務をおろそかにしてはならない。菅直人政権は大震災対策だけでなく、外交と防衛にも絶えず、注意を払うべきだ。
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2011.03.26 (Sat)
民主党に引導渡す地方選
3月18-19のフジテレビ「新報道2001の世論調査(首都圏男女500名の電話調査)で東日本大震災と福島第一原発の対応の拙劣さから次期衆院選の投票先で、民主党は11%と政権発足後最低を記録した。
にもかかわらず、菅政権の支持率が前回(3月3日)の24%から11.6ポイント増の35.6%になったのは解せない。
世論調査とは所詮この程度のものだろう。
しかし、いよいよ始まった統一地方選で民主党の苦戦は予想以上のようだ。
東京都知事選では推薦候補を立てられず、その言い訳に石井一選対委員長は「選挙より震災対策に全力を尽くす」そうである。
候補者は落選を恐れて民主党の推薦を断っている。
民主党員はなりすまし無所属になる可能性が極めて高い。
「民主党」という看板はいまや鬼門であり、疫病神扱いである。
「気を付けよう、その無所属は民主かも」
という合言葉さえ生まれている。
それもそのはずである。子供手当ひとつにしても、輿石議員が24日、子供手当廃止は絶対譲らないと言ったかと思えば、岡田幹事長は26日、子供手当の取り下げを示唆した。
民主党はバラバラで党としての体裁をなしていないのである。
民主党には綱領がないと言われるが、作りたくても出来ないのが実情である。
こんな政党に二年近く政権を任せたツケは大きい。
はたして有権者は統一地方選で民主党に引導を渡すことができるか。
産経ニュース(2011/03/26 22:26)
民主逆風に変わりなし 原発対応などで世間冷ややか
12都道県知事選が24日に告示され、統一地方選が幕を開けたが、民主党への逆風はなお強い。東日本大震災により、一時は党勢を盛り返すとの見方もあったが、被災地救援活動や東京電力福島第1原子力発電所事故への政府対応の不手際により世間の見方はより冷ややかとなっているからだ。もはや民主党の退潮傾向は止めようがないのか-
(詳細は↓)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/499301/
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2011.03.26 (Sat)
逃げろというならガスを呉れ
福島第一原発から半径20-30キロ圏内の住民に屋内退避を命じた枝野官房長官は25日、一転して「自主避難」を勧告した。
屋内退避に従った住民は水や食料やガソリンが尽きても、風評被害のために支援物資が入って来ない。
国会で自民党の森まさ子議員が涙ながらに現状を訴え政府の素早い対応を求めた。
しかし二週間経った今になっても政府は素早く対応しているとは思えない。
今朝は一日一個のパンしか与えられていない被災地があると聞いて唖然とした。
二週間経ってもこれでは、もう人災以外の何物でもない。
政府は何をしているのかと怒りを覚える。
産経新聞(2011/3/26)
「判断遅い」 自治体に怒り
政府の「自主避難」の呼びかけに、対象となる原発から20~30%圏の自治体からは、「判断が遅い」「言いっ放しは無責任」といった声が出ている。 「これまで屋内退避という無責任な指示しか出さず、決断が遅い」というのは福島県川内村の井出寿一総務課長(57)。
川内村は福島第1原発から半径20キロ圏内の富岡町の住民約6000人を受け入れたが、屋内退避指示後「物資が届かなくなり、避難住民の世話もできずにじっとしているしかなかった」。川内村の20~30キロ圏内には家畜農家や寝たきりの高齢者ら村民約70人が残っている。「これでようやく脱出してほしいと説得できる」と井出課長。
やはり、20~30キロ圏にある南相馬市では25日、市の呼び掛けに応じた市民152人が、集団避難のため、群馬県草津町へ出発した。市民らは、被曝の有無を調べるスクリーニング検査を実施。福島県や市が手配したバス5台や自家用車で群馬に向かった。
市の担当者は「国はどのような手だてを取るかも示さず、言いっ放しであまりにも無責任な発言だ。 『逃げろ』と指示するなら、そのための燃料を持ってきてもらいたい。市民も混乱している」と訴えた。
大震災発生後一週間経過した18日のフジテレビでも政府の対応を批判していた。
フジテレビ「FNNスーパーニュース」(2011/3/18)
国の情報コントロールに課題
山村武彦(防災システム研究所 所長)
「折角避難したお年寄りが、避難所でなくなるというのはまったく情けない。ケアする側にも問題があるかもしれないが情報が双方向に発信していないのが問題だ。県に行っても行政機能が失なわれて対応できない。国が情報をコントロールする場に欠けている。国が出て行ってコントロールしないと。全体のバランスに対応できない」
安藤優子キャスター
「東京から応援に入った医師は何もできないで帰ってきた。誰がどこに誰が必要なのか情報が出てこない。情報のミスマッチが起きている」
山村
「仮に情報があったにしても、それを指示したり決断して、じゃあ行ってくれと判断する指示運用系統の一元化もできていない」
安藤
「一週間経ってもできていない。命が無駄に奪われていく」
山村
「現地に指揮命令する本部を作るべきだと政府に進言した。何か福島の原発の方に気を奪われているのか。組織そのものがダメージを受けているのではないか」
安藤
「頼れるはずの所が頼れないとは、本当に心細い。特に被災者の方は心細いだろう」
山村
「民間に頼らなければならない状態だ」
安藤
「仙谷さんが(閣僚に)入って、対応がよくなるかなあと思ったけど、あっという間の一週間ですね」
木村太郎
「どこが悪かったのか後回しにして、未曽有の災害だった」
木村氏は時の政権批判を「後回しにする」と言っているが、早急に体制を整えないと被災者は疲弊の極に達し、死者は今後も増えるだろう。
政治主導と言いながら、菅首相のリーダーシップは一向に見られず、枝野官房長官だけが「いいえ枝野です」と毎日顔を出して一方的に情報を発信している。
政府は原発事故を抑え込む事に集中し過ぎていて、被災者に目が向いていないという批判は間違いではないだろう。
菅首相は昨日、国民にメッセージを送ったらしいが、組織全体の中で、誰れが、何をしていて、いつまでにどんな手が打てるのか、わかる範囲でいいから被災者に知らせて少しでも安心させて欲しい。
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2011.03.25 (Fri)
NHKは民主党の手先か
「4月に行われる地方統一選が解散総選挙のひとつのきっかけになると言われていましたが、東日本大震災で与野党の対立が一掃され、候補者の主張は災害対策が中心となりました」
細かな言葉遣いは必ずしも正確ではないが、「東日本大震災で与野党の対立が一掃された」という部分は文字通り言った。
NHKは統一選を前に早くも偏向報道で国民を誘導しようとしているではないか。
あたかも与野党対立がなくなり、大連立が出来たかのような印象操作である。
インターネットの世界では、福島第一原発は自民党政権時代に建てたものだから自民党の責任だと言ったり、この緊急事態に与党に協力しない野党は国民を愚弄しているとか与党に与して野党を批判する声も高い。
(福島第一原発を推進したのは民主党の渡部恒三氏)
「民主党は東日本大震災を政局に利用しようとしているところが見え隠れする」(立ち上がれ日本 園田博之幹事長)
という見方は正しい。
大災害を政局に利用しようとする民主党とその手先になっているNHKの動きを注視して、解散総選挙で鉄槌を下さなければならない。
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2011.03.25 (Fri)
国民生活に手を突っ込む枝野官房長官
節電のためには・・・
「生活様式に踏み込んだ対策が必要」
だそうである。
ボキャボラリー(語彙)の乏しい官房長官だとは言え、私たち国民の私生活に手を突っ込んで何をしようとするのか。
成り上がり官房長官の上から目線が神経に触る。
民主党の「国民の生活が第一」などとは真っ赤な嘘。
独裁政治、恐怖政治は社会主義国そのものである。
いやいや、枝野氏は、夜中まで煌々と照明を使い、エアコンを稼働し、騒音をまき散らして日本人の財布から金を巻き上げるパチンコに通う年金生活者や生活保護者、主婦の生活様式を改めろということなのであろう。
産経ニュース(2011/03/25)
枝野氏、電力需給ギャップ「生活様式に踏み込んだ対策必要」
枝野幸男官房長官は25日午前、官邸で開いた第3回電力受給緊急対策本部会議で、東京電力などによる計画停電に関し、「夏場の需要期を迎え、大きな需給ギャップが発生するのは不可避だ。計画停電によることなく需給ギャップを埋めていくことができないか。産業部門の事業活動のあり方や国民の皆さんの生活様式にまで踏み込んだ抜本的な対策が必要だ」と述べた。
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2011.03.25 (Fri)
民主輿石バラマキ4Kを死守
この期に及んでもまだ詐欺マニフェストにこだわる輿石東民主党議員は、国民をどこまで疲弊させれば気が済むのか。
東日本大震災が発生する以前から民主党のバラマキ4Kには財源の見通しが全くないと批判されていた。
民主党は世論の高まりに圧されて撤回する様子を見せ始めていたが、マニフェストの中核をなす4Kを外すことは民主党の存在意義を失うとためらっていた。
そこに大震災が起きた。
もはや論議の余地はない、すべてご破算にして救済と復興の資金に充てるべきである。
そもそも、4Kを止めたところで復興支援には足らないから、やるというロジックもおかしい。
鹿野農水相は先程、風評被害も補償すると発言した。風評被害の原因は政府ではないか。
高木文科相は先程、高校授業料無償化は被災地の児童の就学機会を増やすために止めるわけにはいかないと中止に反対した。
被災地だけはべつの形で支援すればいいではないか。
被災者を道具にして全国の高校授業料無償化を正当化しようとしている。
その理屈でいけば子供手当も農家の個別補償もすべて正当化される。
東日本大震災を政争の道具に利用しようとしているのは他ならぬ民主党である。
産経新聞(2011/03/25)
民主・輿石氏「ばらまき4K」の全面見直しを否定
民主党の輿石東参院議員会長は24日の記者会見で、野党が「ばらまき4K」として撤回を求める子ども手当や高速道路無料化などについて「政権交代の最大の目玉はこの4Kだ。ことごとく駄目でしたと言えるわけがない」と全面的な見直しを否定。4Kの復興財源化について「4Kを少しいじるぐらいで災害復興は片が付かない」と述べた。
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2011.03.25 (Fri)
北の首領様から800万円の見舞金
金をくれるなら拉致被害者を返せ!
日本の事はいいから自分の国の国民を幸せにして欲しい。
許宗萬(朝鮮総連 責任副議長)
「金正日総書記は被害を受けた日本の国民に対する同情と哀悼の気持ちを示し、必ずこういう事についてはちゃんとやりなさいという・・・」
何をちゃんとやれというのか。
アナ
「金正日総書記は政府間がどうあっても、日本の国民への同情を示していると話しました」
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2011.03.24 (Thu)
ピーターが泣いた
テレビ朝日の「ワイド!スクランブル」で東日本大震災の災害救助に献身的な働きをしている自衛隊の新聞記事を佐々木正洋アナが読み上げ、ゲストコメンテーターのピーターこと池畑慎之介が涙を流して菅総理に訴えた。
Pobkoも記事を読み上げいる間に涙が滲んだ。
テレビ朝日「ワイドスクランブル」(2011/3/24)
夕刊フジ5面から
誰かのために
東日本大震災と自衛隊 桜林美佐(フリーフナ、ジャーナリスト)
「今、無理しなくてどうする」 被曝覚悟の作戦 「緊急新連載」
「自分が行きます!」
全ての隊員が口をそろえた。福島第一原発に放水するためむ、陸上自衛隊のヘリコプター「CH-47」が出動することになったときのことだ。
「任せろ、これくらいは大したことはないさ」
「今、無理しなくてどうする」
被曝覚悟の作戦にもかかわらず、そんな声があちこちから聞こえてくる。
同原発では、3月14日に3号機で放水作業中に水素爆発が起き、4人のけが人も出た。その中には、中央特殊武器防護隊長もいた。事故に遭った隊員は後送されるのが通常だが、隊長は下がることを強く拒んだという。
「あの温和なアイツがそんなことを・・・」
同期の幹部自衛官が絶句した。とても、そんな無理をするタイプに見えなかったが、何が彼にそう言わせたのだろうか。
原発への放水作業だけではない、被災地での救援でも厳しい状況は同様だ。氷点下の気温の中で作業を続けるが、燃料を使うわけにはいかないと、暖をとることもない。持っていた隊員用の携糧食を、迷うことなく被災者に渡す隊員ばかりだという。
空腹の中で作業を終え、ドロドロになった戦闘服を脱ぎ、翌日、またその同じ服を着て出ていく。それは「昨日の記憶を背負いながら行く」ことでもある。
目をつむると、目の当たりにした遺体の残像が浮かんでくる。それは阪神・淡路大震災の時も同じだった。
当時若かった隊員が、現在は曹長などリーダーになっており、その経験からか、誰が命令したわけでもなく、夜は5-6人の作業部隊が車座になるのだという。
つらかった光景、ひどく悲しかったことなど、黙々と作業し続けたその日の全てのことを声に出して吐き出し、そして泣く。やがて、明日も任務を精いっぱいやろうと誓い合って、一日を終えるのである。
東北の隊員は、全国から派遣されている隊員を気遣い、申し訳ないという気持ちと、自分たちは、一層頑張らねばならないという思いがある。しかし、彼らは被災者でもある。家族や肉親を失っていたり、いまなお愛する人が行方不明にとなつている隊員も多い。
(朗読はここまで)
佐々木正洋
「自衛隊の方々の言葉が届いています。ピーターさん、いかがですか」
ビーター
「こういう前線で働いて下さっている自衛隊の方々にほんとうに感謝を申し上げるとともに、こういう情報が、どんどん全国に伝わってですね・・・(涙で声をつまらせる)
いま日本の首相の顔が見えないのが一番腹立たしく思っています。日本のリーダーとして、もっと日本国民を安心させてください、菅首相!」
蓮舫大臣や仙谷官房副長官、辻元議員がこのコラム記事を読んでピーターやPonkoのように涙を流すだろうか。
安易な英雄視やセンチメンタリズムは避けたいが、自衛隊の方々のご苦労が心に刺さる。
前記事で自衛隊の奮闘ぶりをもってマスメディアは積極的に報道すべきだと書いた。新連載で自衛隊の活躍ぶりが広く周知されることに期待したい。
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2011.03.23 (Wed)
ありがとう 自衛隊
1950年(昭和25年)、朝鮮戦争が勃発し、日本に駐在する米軍が移動したため手薄になった日本の安全保障のために警察予備隊と称する武装組織を作った。
警察予備隊は後に保安隊となり今日の自衛隊となった。
国土防衛意識の低い政治家たちは自衛隊を防衛庁所轄として検察庁と同等の扱いをしていた。
防衛庁を防衛省に格上げしたのは他ならぬ安倍晋三元首相であった事を忘れてはならない。
自然災害の多い日本はいままで自衛隊にどれほどお世話になった事か。
ソマリア沖の日本のタンカーを護衛する海自、空を守る空自にもお世話になっている。
しかし、その活躍ぶりは反日マスメディアの抑制的な報道で国民には十分に伝わっていない。
今回の東日本大震災での自衛隊の活躍も本来ならもっと焦点を当てて賞賛すべきである。
自分が作ったピースボートが海賊に襲われるのが怖くて、日頃軽蔑する海自に守ってもらった辻元清美議員。
自分のブログに「軍隊という組織がいかに人道支援に適していないか」と書いた彼女は災害ボランティア担当首相補佐官に任命された。
「自衛隊は暴力装置」と妄言を吐き、尖閣衝突事件の対応のまずさで事実上更迭された仙谷由人議員は官房副長官に返り咲き、自分は「乱暴長官になる」と張り切って仕切り始めた。
自衛隊とスーパー堤防の予算を仕訳した蓮舫議員が節電啓発担当になった事も加えてブラックジョークのビッグスリーである。
国民は自衛隊の存在を嫌悪し忌避しているサヨク集団の民主党政権が自衛隊に頼っている浅ましい姿をしっかり目に焼き付けておかなければならない。
そして、何より、自衛隊員のみなさん、ありがとう!
産経ニュース(2011/03/24 02:10)
救出任務の自衛官 親族が行方不明でも避難所掲示板を素通り
被災地の最前線で、まさに体を張って救助にあたっているのが、自衛隊員たちだ。政府は3月16日、制度発足後初めて、予備自衛官らの招集を決定した。
予備自衛官は、平時は民間で働き、招集があれば駐屯地警備などの後方支援を行なう。退職した自衛官で構成され、有事の際には常備自衛官と同じ任務にあたる即応予備自衛官もいる。
「私は普段は建設業をしています。会社員から農家まで、即応予備自衛官の職業はさまざま。訓練出頭もあり、正社員として採用してくれる事業者が少ないため、失業状態の者もいて、仲間うちでは『即応貧乏』などと軽口も叩きます。しかし、士気は高く、誇りもある」
こういって、30代の即応予備自衛官・Dさんは胸を張った。
「中隊から所在確認と出頭の意思の確認があったので、“ぜひ出させてほしい”とお願いしました。自分たちは国の危機のために存在しているわけだし、日頃の訓練もそのために行なってきたわけです。仕事はクビになるかもしれませんが、覚悟はしています」(Dさん)
彼を駆り立てるのは、1日3時間程度の休憩しか取らずに救出と復興作業に当たっている現場の自衛官たちの姿だ。岩手県・釜石市内で被災した主婦のEさん(50歳)は、そんな自衛官に救出されたひとり。
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2011.03.22 (Tue)
民主党の人災だ
22日の参院予算委員会で髭の隊長・佐藤正久議員も質問に立った。
佐藤正久(自民党)
「自衛隊は最初から地震・津波と原発は別系統でやっている。政府はその切り分けが甘かった。特に松本環防相と海江田経産相の顔がなかなか見えにくいという意見もある。
民主党政権に好意的な朝日新聞でさえ『官邸は原発対策に忙殺されて地震・津波対策が後手に回った』と苦言を呈し、被災者からは『首相や官房長官の発言が原発に片寄りすぎている』という意見もある。
官房長官はもっと本来の総合調整役に専念して地震津波災害対策は松本防災担当大臣、原発対応は経産大臣に棲み分けたらどうか」
野党に組織と運営の欠陥を指摘されている。
佐藤
「5つの対策本部があり、役所との関係もわからない。屋上屋を重ねているという意見もある。具体的に言えば、20キロ30キロ圏内の担当はどこの部署がどこの役所と連携を取っているのか」
郡山から先は放射能の風評被害で車が止まってしまうので、100キロも離れた被災地からドライバーと危険物取扱いの資格を持っている者をつけて来いという事が発生している。いまからでも遅くないから災害対策基本法に基づいて災害緊急事態の公布をせよと迫ったのに対し・・・
小滝 晃内閣府参事官(防災担当)
「緊急事態の布告は国民の権利義務を大きく規制する非常に強い措置であるので適切な判断が必要だ」
と拒否。
国民が苦しんでいるのに、法律を盾に「国民の権利・義務」を主張したのにはあきれた。さすがは似非リベラリスト!
そして自衛隊に物資を運んでもらっているから(問題ない)と答弁したのにもあきれた。
被災者が「情報の伝達にラジオを活用して欲しい」と言っているがとの質問に・・・
小滝
「現地では色々な問題が起きている。混乱もしている。ラジオが必要ならば緊急物資として輸送することは可能だ。常日頃ラジオを活用するようにと防災局内部でも日頃から啓発している。今後一層強化充実して行きたい」
佐藤
「完璧にずれている。ラジオを通じて情報を発信することで、ラジオを配ることではない」
被災者が「政府はラジオで情報を流してくれ」と要望していることはPonkoでも聞いていてすぐ分かった。
小滝
「ご指摘の趣旨を踏まえて適切に対処して参りたい」
こんな役人では日本は潰れる。いやもう潰れかかっている。
政務官も答弁していたが、Ponkoの記憶違いでなければ、民主党は多数の党員を政務官にして党費を節約していると問題視されていたことがある。
佐藤議員は防災活動に自衛隊の主力が割かれている事、松島基地の災害(18機のF2が水没など被害甚大で防空体制が取れない)現状を答弁で引き出していた。
それでなくとも自衛隊の予算は毎年カットされている。被災者の救済は勿論の事、同時に国防予算も緊急に手当てしなければならない。
子供手当などのバラマキ4Kに回す金などないのである。
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2011.03.22 (Tue)
いいえ、枝野です
そんなCMをもじった傑作をヤフーニュースのコメントで発見した。
言い得て妙!
「大丈夫?」っていうと、
「大丈夫」っていう。
「漏れてない?」っていうと
「漏れてない」っていう。
「安全?」っていうと
「安全」っていう。
そうしてあとでこわくなって、
「でも本当はちょっと漏れてると?」っていうと
「ちょっと漏れてる」っていう。
こだまでしょうか。
いいえ、枝野です。
産経新聞 3月23日(水)20時29分配信
3号機の黒煙「注視する」 枝野長官会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000624-san-pol
(携帯で見てください)
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2011.03.22 (Tue)
森まさ子議員涙の訴え
昨日の参議院予算委員会の審議で民主党政権の東日本大震災の対策の杜撰さが暴露された。
政府が屋内退避を指示したために20キロから30キロの範囲の住民は屋外に出られず、物資も供給されず苦しんでいる。
政府は指示だけして何も対応していないとテレビで指摘したコメンテーターが居たが自民党の森まさ子議員が涙ながらに被災者の苦境を訴え、政府の具体的な行動を促した。
しかし政府側からは、通り一遍の答弁しか得られなかった。
いつも後ろでニヤニヤ笑っている民主党議員の姿もなく、答弁すべき大臣の姿もなく、ガランとした雰囲気の国会であった。
質疑の要約をご紹介する。
参議院インターネット審議中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=738&mode=LIBRARY&un=b389852b9f1e2b4176fde342950b2b3b&ch=n
森まさこ
「被災地の福島県は地震・津波・原発事故の三重苦に風評被害を加えて四重苦である。被災者は風評被害で避難所を転々と移っている。
南相馬市やいわき市の20K-30Kmの範囲は政府により屋内退避を指示されている。その屋内退避の意味が正確に伝わっていないために、ガソリンや物資が届かない。ガソリンのタンクローリーの運転手は郡山まで来たが、南相馬市やいわき市には入りたくないと運転席から降りた。両市は自前でタンクローリーを運転できる人間が郡山までなけなしのガソリンを使って半日掛けて取りに行ったが、50台のタンクローリーが7台に減っていた(逃げ帰ってしまった)。
屋内に退避しろと言われても食料や水がどんどん底を突いて行く。救援物資や水を取りに行くガソリンもない。移動することもできない。自由を奪われて想像を絶する不安な時間を送っている。 病院や介護施設の職員も人数が減ったが残って頑張っている。安全であるのかないのかもわからず風評被害で生きる手段を奪われている。地震で壊れた水道管を直す業者も逃げ出した。水がないので老人も風呂に入れない。
政府は責任を持ってこの地域にガソリンを優先的に供給し、タンクローリーの運転手も確保すべきだ。自衛隊が頑張っているが、政府は責任を持って物資を届けてほしい。30キロ圏外に出てしまった業者、医師、薬剤師の人手不足も政府が責任を持って対処して頂きたい。それでなければ屋内退避などと言って欲しくない」
小滝 晃内閣府参事官
「政府は被災者救済特別対策本部を立ち上げて被災者の支援強化に取り組んでいる。ご指摘の情報も入っている。自衛隊の協力を得てご現地に物資を届けるよう対応している。さらに地元市町村と密接に連絡を取り合って出来ることについてあらゆる努力をしていきたい」
なんだ、自衛隊頼みで自分では動こうとしないではないか。
佐藤正久議員(自民党)が災害緊急事態の布告で緊急援助を迫った時も・・・
小滝
「緊急事態の布告は国民の権利義務を大きく規制する措置であるので適切な判断が必要だ」
と極めて消極的な姿勢を示していた。
森まさ子
「まったく対応していない。具体的に答えて欲しい。
20キロ内は立ち入り禁止なので自衛隊が入って遺体を発見しても法的に運び出せないので旗を立てて戻る。警察に連絡しても20キロ圏内には入れない。今日もこの冷たい雨のなか遺体が雨ざらしになっている。遺族が目を盗んで20キロ内に入り、そこから警察に電話をすると、警察が防護服を着てやっと遺体を取りに来てくれる。遺体安置所でそういう話を聞いた。20キロ以内の遺体の収容についても政府の支援を厚くして頂きたい」
小滝
「努力していきたい」
森
「避難できなくて置き去りにされた方が亡くなっても、遠くの避難所に避難している遺族は葬式に行くガソリンもない」
参事官の回答は紋切り型で血が通っていない。
言葉を弄ぶことの好きな菅総理の答弁と似ている。
小滝
「政府としては震災発生の直後から、菅総理を本部長とする緊急災害対策本部を法制定以来初めて立ち上げ、全力を上げて取り組んでいる。今後も政府一丸となって最大限の取り組みを必死になって続けて行くものと承知している」
天災の後に人災がやってきている。
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2011.03.18 (Fri)
日本は自主防衛せよ(続)
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核武装宣言までの15ステップ
同書で日下氏は核武装への15段階を提案している。
似たような提案を雑誌「WILL」でもしていて、当ブログでご紹介した記憶があるが、ご参考までに。
①首相と国民が4月例大祭に靖国神社を参拝
②非核三原則の廃止
③集団的自衛権の行使を肯定
④武器輸出の認可
⑤「村山談話」の否定
⑥CIAに相当する情報機関の新設
⑦北朝鮮のテロ国指定
⑧京都議定書から脱退
⑨六カ国協議から脱退
⑩核拡散防止条約から脱退
⑪国連で歴史認識問題の時効を提案
⑫金融不況は各国が自分の責任で処理
⑬アメリカの財政危機、経済危機には条件付きで協力
⑭国連からの脱退
⑮核武装宣言
安倍晋三氏はすでに2007年の春季例大祭に参拝し、内閣総理大臣の肩書で供え物をしている。
毎年春季と秋季の例大祭に参拝しており、終戦の日より意味があると安倍首相が言っていたような記憶がある。
護憲左翼は大騒ぎで反対したが、神事に疎い一般庶民としては8月15日の方が感慨深い。
安倍首相は自分が保守派の喝采を受けることよりも、天皇陛下御親拝の道筋をつけることに腐心していると思われる。
⑤「村山談話」の否定
韓国誌のインタビューで安倍首相は2015年に戦後70年の節目に安倍談話を発表すると答えている。
それは結果として「村山談話」の否定につながる。
⑥CIAに相当する情報機関の新設はまだ出来ていないが、第一次安倍内閣で廃案になった日本版NSCは13日、首相、外相、防衛相、官房長官を中核メンバーとすることを決定し、着々と進んでいる。
ということで、⑥までは既に視野に入っていると言ってよい。
⑭国連のからの脱退は今でもやって欲しいものだ。
滞納しているアメリカに次いで日本が一番国連に金を出しているのに、中国やソ連の反対でいまだに常任理事国になれず、発言権が無いに等しい国連など直ちに脱退すべきだ。
2009年にオバマ大統領がプラハで核廃絶演説をして日本のマスコミは涙を流して喜んでいたがチャンチャラおかしい。
オバマ大統領はこれ以上の国に核は持たせないと言っただけである。
「アメリカはインドが核実験した時に憤りを表明したが、数年後にはインドを日本よりも格が上の『アジアの大国』として処遇し始めた」(伊藤 204頁)
核兵器は早く持ったもの勝ちなのである。
そのうち北朝鮮の核兵器も追認されるかもしれない。
【ヤフーブログより転載】
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2011.03.18 (Fri)
自主防衛を急げ
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中国が習近平政権になり、ますます海洋権益を求めて東シナ海や南シナ海への侵略を進めている。
尖閣諸島を占拠するために、海洋局に日本の漁船や海保艇を拿捕する権力を与えた。
これで、いつでも日本の領海を侵犯し、日本の船に体当たりして拉致する事が可能になった。
近い将来、尖閣諸島にも上陸するだろう。
それに対応すべき日本政府の動きはいかにも遅い。
参院選で自民党が圧勝し、法律を改正し、中共政府の暴挙に対抗手段を取らなければならない。
いま安倍首相のTPP検討参加の決断の是非で世論は揺れている。
TPPに参加すればアメリカの餌食になると怖れているTPP反対派もいる。
Ponkoもかつてはその一人だった。
しかし、安倍首相が「日本の主権は断固として守る」と国民に約束した以上、付いて行くべきだと思う。
TPPに参加するかしないかで国論がこれほど割れているのは、日本が自主独立していないからである。
それは日本の国民全体の責任でもある。
その事を一番よく知っているのは安倍首相だと思う。
結論から言えば、日本がアメリカ依存から自主独立するためには、アメリカの嫌がる核兵器を持つことである。
核による自主防衛が日本の進むべき道だと思う。
そのためにはまず核論議を広め、日本の核保有の可能性があることを世界に知らしめることである。
2年前に出版された「自主防衛を急げ!」を読み返してみると改めて痛感する。
護憲左派は言うに及ばず、親米保守に批判的な日下公人氏と伊藤貫氏の対談は、今こそ広く読まれるべきである。
伊藤氏は外交はバランス・オプ・パワーの世界であり、パワーのバランスが取れているから平和が保たれていると言う。
今、そのパワーバランスは崩れつつある。
本質的には親日というより親中のアメリカの核の傘など頼りにならない。
尖閣諸島問題は日米安保の範囲内だといくらクリントン前国務長官が説いても、信じるわけにはいかない。
伊藤氏は「あとがき」で・・・
「東アジア地域のバランス・オブ・パワー環境は今後20年間激変していく」(378頁)
と書いているが、もう既にその激変は物凄い速度で始まっている。
「10年(もしくは15年以内)に自主防衛体制を整えないと、日本は滅びてしまうでしょう」(102頁)
とも書いているが、昨今の東アジア情勢を見ると10年を待たずして、日本が滅びる可能性もないわけではない。
伊藤
「『私は2020年ころになると、尖閣諸島は中国にとられてしまうだろう』と考えています。今後のパワー・バランスの変化からすれば、そうならざるをえないのです。日本が覚悟を決めて、中共政府の大都市を直撃できる『戦略的な抑止力』を構築すれば、話は別ですが」(181頁)
後6年5ヶ月しかない。
安倍首相は居丈高な中国に対して親交を呼びかけている。
それは優柔不断であるかのように見えるが、したたかな安倍首相は時間稼ぎをしているのだと見る。
参院選の圧勝、集団的自衛権の行使、憲法改正などまだまだ手順を踏まなければならない。
選挙公約では尖閣諸島に公務員を配置するとしたが、中国との正面衝突を避けるために、まず石垣島の近くの下地島に航空自衛隊を配備するのではないか。オスプレイの配備も考えられる。
日下氏も3000メートル級の滑走路がある下地島に航空自衛隊を配備せよと述べている(78頁)
(つづく)
【ヤフーブログより転載】
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