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2009.07.29 (Wed)


国民が日本を食い潰す

国難の夏

中田横浜市長が任期を全うせずに辞職することを表明した。
その理由は、市の財政再建に目途がついたこと、衆院選と同時選挙すれば11億円のコストが1億円に節減できるという。
さらに、日本はこのままでは潰れるから行動するという。
衆院選に出馬するかという記者の質問には、はっきり出馬しないと答えた。
しかし、この時期に辞任する裏には何かあると考えるのが普通だ。

それはともかく、フジテレビ「めざましテレビ」のインタビューで中田氏が言った言葉は正しい。

中田市長
「日本に残されている時間は少ない。バラマキ合戦で税収より借金が多い予算は
国民が日本を食い潰し、諸外国が日本を食い潰す


民主党のマニフェストが大衆迎合そのもののバラマキ政策を打ち出した。国民の多くは喜んで票を入れるだろう。
自民党の閣僚は口を揃えて財源の根拠の無いバラマキを批判し、鳩山代表は「あんたには言われたくない、国の借金を増やしたのは自民党だ」と反論する。

Ponkoはこのところ何でも欲しがる国民に問題があるのではないか考えていた。
「国民が日本を食い潰す」と思っていた。

先の大戦中、日本は「欲しがりません勝つまでは」を合言葉に困窮生活に耐えた。
今は少子化の時代だといわれるが、当時は「産めや増やせや」で貧乏な家庭でも大家族の家が多かった。みんなが貧乏でも助け合って幸せだった。
戦後の瓦礫のなかの貧困も日本人は耐えた来た。
「ワーキングプア」などという洒落た横文字もなかったし、「格差」だの「生活保障」だの「最低賃金」などという言葉も無かった。

ところが今はどうだ。そこそこの生活をしているのに、国民は何でも欲しがり、少しでも人より沢山貰い、幸せになろうとしている。
その国民が既成メディアの世論操作に乗せられ、政権交代を求めて動き出している。
国民が日本を食い潰そうとしているのだ。

今週末に自民党もマニフェストを出すという。
民主党に負けじとバラマキ政策を打ち出せば日本は完全におしまいだ。
自民党はあるべき国の姿を打ち出し、それに向かって国民は一致団結すべしと檄を飛ばすべきである。
米中はますます接近し、オバマ大統領は「米中関係は21世紀の最も重要な二国間関係である」といっている。
この夏は政権交代の夏ではなく、100年に一度の国難の夏である。


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