2009.07.23 (Thu)
テレビの責任
産経新聞(7月22日付)のコラム「正論」に共感するものがあった。
加藤良三前駐米大使の「世界で稀な『成功物語』のつけ」である。
日米同盟の本質は「相互防衛」であるのに、日本は「ソフトパワー好き」であり、政策実行で人命喪失のリスクを負おうとしない。「ゼロ・リスク、ハイリターン」志向でありながら、アメリカにとって「中国よりも重要な国」、「かけがえのない同盟国日本」であり続けたいというのは矛盾していると述べている。
片務性の強い日米同盟のおかげで、日本は奇跡的に成功してきたは、いまそのつけを払うべきときだというのがその論旨だと推察する。
まさしく正論であり、「友愛」を基盤としてイラク派兵反対、アフガン沖給油活動反対、ソマリア沖海賊派兵反対、沖縄基地反対の民主党では日米同盟は成り立たない。
しかし、この論文の主旨よりも、その導入部に同感した。
ハーマン・カーン博士の「民主主義の脅威は『外からの侵攻』と『内からの侵食』である」という言葉を引用し、日本は「内からの侵食が進んでいる」というのである。
「まず、日本人同士の連帯感、思いやりの心が希薄になった。それと反比例するかのように、『文句』と『他人批判』によって人を『萎縮』させる達人が多い。これにはマスメディア、就中(なかんずく)テレビの責任が多いと思う」
「『事実報道』といいながら、画面で喋る人間が自分の主義らしきものを混入して『与論』を『誘導』し、それに快感を覚えている。こういうマス・メディアの状況は驚きではないが、子供じみていると感ずる」
このようなマス・メディア状況は安倍政権の時代から際立って顕著になったと思う。
閣僚の不祥事(中には不祥事といえないものまで)をあげつらい、安倍首相を退陣に追い込んだ。
昨日も、「自殺大臣」と「絆創膏大臣」と「酩酊大臣」の画像を映して笑いものにしていた番組があった。
日本人のプロデューサーではないのでないかとすら思った。
小泉劇場だ刺客だと面白おかしくバラエティ番組が政治を語り始め、政治とは無関係の芸能人、作家、漫画家、スポーツマンなどが素人談義を始めるようになった。その傍らには必ず政治評論家や新聞の編集委員が居て議論をひとつの方向に持って行こうとしていた。
茶の間に政治を持ち込むことには成功したが、テレビを無批判に受け入れてしまう愚衆を作った。小泉劇場で愚衆は政治に興味を持ったが、安倍政権の出現に危惧を抱いた反日勢力の逆襲が始まったのだ。
その逆襲はますます力を得て、麻生政権の終焉と政権交代を可能にするまで成功した。
いまやマス・メディアは、産経新聞までもが間違いなく民主党政権になることを確信している。
加藤氏は「子供じみた快感」と表現しているが、Ponkoはそのような生易しいものではなく、日本を滅ぼすための工作が着々と進んでいることを感じる。
私達は「政権交代」の呪文に騙されることなく、自民党と民主党のマニフェストをよく読み比較検討して投票すべきである。
しかし、両党ともマニフェストは大衆迎合の美味しい話が満載となろう。
美味しい話は別として、「次の内閣」の顔ぶれからおおよその見当もつく。果たして自民と民主とどちらが政権担当能力があるのかも併せて深く考える必要がある。
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2009.07.23 (Thu)
中山前国交相が再出馬表明
引退を表明した中山前国交相が再出馬を表明した。
前言撤回大いによしである。
まかり間違って民主党政権になれば、輿石東氏を始めとする日教組大臣たちが命を吹き返し、自虐教育が復活し、卒業式から国歌と国旗が消える。
このような日本になってもいいのか。
輿石氏は
「教育に政治的な中立などありえない」
とまで極言しているのである。
中山氏は選挙活動で日教組の危険性を訴え、民団・日教組・全労連・部落開放同盟などを支持基盤とした民主党の政治が日本に何をもたらすか有権者にはっきりと知らしめて欲しい。
産経ニュース(2009/07/23)
中山前国交相が再出馬表明、前言を撤回
自民党の中山成彬前国土交通相(66)は22日、宮崎市の地元事務所で共同通信社の取材に対し、衆院選宮崎1区に立候補しないとした昨年10月の発言を撤回し、再び立候補することを表明した。
中山氏は取材に対し、県内外から再出馬の要請が相次いでいるとした上で「党が逆風の中で戦う時にじっとしているわけにはいかない。個人の感情やメンツを乗り越えて(立候補を)決意した」と強調した。
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2009.07.22 (Wed)
反日テレビの国語力
反日偏向

反日偏向

テレビ朝日を始めとする反日マスメディアは麻生首相の言い間違えをたびたび揶揄し、貶めた。
KY(漢字が読めない)とまで言った。
では、この反日マスメディアの国語力はどうであろうか。
アナウンサー、キャスター、コメンテーターの言い間違え、国語力の貧困さは目に余るものがある。
番組終了時に訂正して謝罪するのはほんの僅か。
最近気がついたマチガイだけでもこんなものがあった。
「論を待たない(俟たない)」はすでにご報告した。
2009/7/16 テレ朝「ワイド!スクランブル」
反麻生の先頭に立った中川(秀)氏の「自由民主党の人身一新が必要だ」のスーパーはご丁寧にも赤字になっている。
まあ中川氏は「心」よりも麻生さんの身柄を変えたかったわけで、そういう意味では正しい。
2009/7/6 テレ朝「スパモニ」
「衆院選出馬の名言を避けた東国原氏」のスーパーは迷言とした方が正しいのかもしれない。
言葉で仕事をするジャーナリズムはもっと自らを律せよ。
日本のために尽くしている首相を笑う者は自らを嗤っているのだと銘記せよ。
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2009.07.21 (Tue)
話にならない民主岡田幹事長
いまNHKニュースの後半を見て、民主党岡田幹事長の無責任な言葉に呆れ、NHKの意図的な民主党支援を感じたのでご報告する。
NHKニュース「今日衆議院解散 6党幹部に問う」(2009/7/21)
細田自民党幹事長
「子供手当てを一人年間31万円も出すと5兆6千億も要る。高速道路をタダにすると2兆円の穴が開く。ガソリン税を下げると2兆6千億も穴があいく。20兆円近くも支出を削減すると言っておいて、農家にも2兆円の個別補償を出すというが現実にそぐわない。いくら計算しても合わない。もう少し現実的な案を考え直して欲しい。埋蔵金も一年は出来るが、多年度には出来ない。。大衆迎合の政策だ」
控えめな言い方だが、的を射ている。ところがこれに対する岡田幹事長の反論は・・・
岡田
「14兆円もの意味の無い大きな補正予算を組んで、借金でまかなった政党にはそのような発言はしてもらいたくない」
これでは議論にならない。「あんたになんか言われたくない」とはぐらかしているだけである。
反対のための反対しかできない野党根性だけでは与党になっても何も出来まい。
これに対して細田幹事長がなにやら発言していたが音声がカットされ、口パクになっていた。そして司会者は公明党に振った。
これでは言ったもん勝ちで、細田幹事長は言われ損である。
しかも、岡田氏は細田氏が発言すると、もうあせって手を上げて反論しようとするサマが大人気なく品格に欠けていた。
外交・安全保障の話題になり、北朝鮮に対する船舶検査強化法案が廃案になったことについて・・・・
細田
「大変残念な(民主党の)対応だ。衆議院は通過したが、参議院で問責決議案が出て、それからは国会を動かさないという慣例だというが、不思議な対応で完全に成立しなかった。日本が折角安保理に提案し、北朝鮮に圧力を掛けて核開発・ミサイル開発を抑えようとしたのに、日本だけ頓挫したことになって、米国その他から不思議な感覚で見られている。こういう首尾一貫しないことは絶対に避けなければならない。
アフガンの洋上給油や、ソマリアの海賊対策も含めて自衛隊の国際協力に野党が一切前向きに考えないことは政権を担う能力があるのかと不思議に思う」
細田氏は徹底的に斬り込まないで「不思議」と言う言葉を多用し、皮肉をこめてやんわりと野党を批判している。
熱血漢の細田氏としてはかなり抑えているのが分かる。
「日本は国際社会の笑いものになっている」ともっと激しく骨まで斬れと歯痒い。
岡田
「貨物検査法を通したいというならどうして解散したのか。この法案を通すまで解散を思いとどまってもよかった。総理自身が廃案にすることを選択した。人のせいにするのは極めて無責任だ」
一刻も早く解散せよと言い続けてきたのは民主党とそれを支援する反日マスコミであろう。
いまさら解散するなとは何事ぞ。
廃案にしたのは間違いなく民主党そのたの野党であり、麻生総理ではない。
これだけ見ても岡田幹事長はああ言えばこう言うというその場逃れの議論しかできない、正面切って議論を戦わすことのできない無能な政治家である。
しかもNHKは6幹部に問うといいながら、突然ここで話題を変えてしまった。
社民党、「軍事費を減らせ」と言った共産党、国民新党に対しても外交・安全保障の意見を聞くべきである。
おそらく、そうすれば野党の足並みがそろっていないことを露呈することを反日NHKは恐れたのであろう。
こういう討論は最後の発言で締めくくった者の勝ちである。
視聴者の耳に残るからである。
余談ながらその点櫻井よしこさんは実に長けている。必ず最後の数秒以内に発言し勝ちを収める。
(閑話休題)
日本は台湾に悪いことをして台湾の人は日本人を恨んでいるという反日偏向番組を放映して与論の猛烈な反対を受けたNHKの反日偏向ぶりは健在である。
私達はこのようなマスコミの与論操作と民主党の欺瞞に気づいて、決して「政権交代」を実現させてはならない。
そういえば、来るべき総選挙で何を目標とするかと問われて、自民党は「自公で過半数」と書き、野党が「二桁当選」とか「現議席プラスα」などと具体的に書いているのに、岡田幹事長は耳にタコができた「政権交代」の四文字熟語で答えた。どここまでフランケンシュタインなのか。
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2009.07.20 (Mon)
恐ろしや民主党の「次の内閣」

この顔ぶれで日本を任せられるか
イギリス議会のシャドウ・キャビネット(影の内閣)の真似をして、民主党はネキスト・キャビネット(次の内閣)を発表するようになった。
いままでは野党の自己満足の道具でしかなかったが、反日マスメディアの世論誘導と自民党自身の自覚の無さで思わぬ風が吹いてきて残念ながら現実味を帯びてきた。
民主党政権を許せばどのような内閣が生まれるのか、その結果日本はどのように衰退の道を辿るのかを考えてみよう。
すでに賢明なる諸兄姉には百も承知の事なれど、「民主党解剖」(産経新聞出版)の阿比留瑠比さんの記事を参考に再確認するとともに、もしもご存知の無い方がいらっしゃれば、民主党政治の危険性に気づいて頂きたいと思う。
なお、民主党員だけの閣僚になっているが、政権をとった場合は、社民党や国民新党との連立が十分予想されるので、数名は閣僚に名を連ねるだろう。
■「次の内閣」閣僚名簿
首相 鳩山由紀夫
副首相 小沢一郎
副首相 菅直人
副首相 輿石東
国務相 岡田克也
官房長官 直嶋正行
総務相 原ロー博
外相 鉢呂吉雄
防衛相 浅尾慶一郎
内開府担当相 松井孝治
財務相 中川正春
金融担当相
(経済財政担当相) 大畠章宏
厚生労働相 藤村修
年金担当相 長妻昭
経済産業相 増子輝彦
法相 細川律夫
文部科学相 小宮山洋子
男女共同参画担当相 神本美恵子
農林水産相 筒井信隆
国土交通相 長浜博行
環境相 岡崎トミ子
●鳩山由紀夫
フリーメーソンの「友愛」を振りかざして他民族との共生を目指す。「共生」は民主党の合言葉である。
「自然との共生」はありうるが、他民族との共生を安易にスローガンとすることに危惧を覚える。
国際社会のほとんど全ては他民族との共生に失敗しているからである。
「日本列島は日本人だけの所有物ではない」は二度と忘れる事のできない鳩山氏の妄言である。
地球愛、宇宙愛を説くには100年早い。
いくら鳩山氏が宇宙人であってもである。
あと一つ、万一鳩山氏が首相になった場合、国際社会でのファーストレディの立ち振る舞いを心配する向きもある。
●小沢一郎
田中角栄の子分として政界を嫌われながら転々としてきた。献金問題、不動産取得問題など「政治と金」で突けばいくらでもボロが出る。国会を欠席したり外国の要人との面談をドタキャンしたり、さんざ待たせて記者団の前で赤恥をかかせたり、とにかく非常識な古い時代の政治家であり、国際社会の舞台には乗らせられない役者である。国民の事も国家の事も考えず、ひたすら選挙や政局が大好きな政治屋である。次回総選挙で大量の小沢チルドレンが誕生すれば小沢派閥は巨大化し、院政が強化される。
●菅直人
拉致事件の実行者である辛光洙(シンガンス)元死刑囚等の助命釈放嘆願書に署名したことで有名。
安倍元首相が「極めて間抜け」と酷評するに値する。
土井たか子、江田五月、千葉景子も署名している。
●輿石東
典型的な労組議員。連合との太いパイプを持ち、日教組出身。
「教育に政治的中立はあり得ない」と公言し、「臓器移植法案を最優先でやらなければいけないとは思ってない。急がなければ死んでしまうという話でもない」と公言するアブナイ政治屋。
地元の山梨では選挙に教職員を駆り出し、資金カンパを強制し問題となった。
鉢呂外相、神本美恵子男女共同参画担当相の2人とともに日政連議員。民主党が日教組と一体化している証拠である。
神本氏はいわゆる「従軍慰安婦問題」で日本を貶めたマイク・ホンダと撮った写真をホームページに載せている。
なお、鉢呂外相を補佐する外務副大臣は帰化した朝鮮人、白真勲。
地方参政権付与運動に力が入るわけだ。
●岡田克也
別名ロボコップ。私はフランケンシュタインを想像する。民主党議員の中でも企業献金がスバ抜けて覆いと言う(週刊新潮)。
●原口一博
テレビに露出過多のタレント的議員。小沢一郎・西松問題では検察を批判し、政治資金規正法の解釈に明け暮れたが、一向に説得力が無かった。
●浅尾慶一郎
朝日新聞が自民党の石破茂氏と浅尾氏のインタビュー記事を載せ、浅尾氏に比べて石破氏があまりにもリベラルっぽいので、朝日ニュースターの「パックインジャーナル」で愛川欽也が「浅尾氏は問題だ、石破氏と取り替えたい」と何度も言っていた。
一見保守系のようだがそうでもないといわれている。
●長妻昭
ミスター年金などといわれているが、お仲間の自治労からのリーク情報で自民党を攻めただけ。年金問題を解決できる力はないが、前政権のせいだといい逃れて一年くらいは持つかも。
●岡崎トミ子
韓国の日本大使館に慰安婦の抗議デモに行きマイクを握る写真は有名。
どこの国の議員か。
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2009.07.20 (Mon)
自分達だけのマニフェスト?
「正義」を振りかざした鳩山(弟)はいよいよもってトチ狂ってしまった。鈴鹿市の講演で18日、次のように述べた。
鳩山邦夫
「善悪の判断の出来ない党や政府は国民から信頼されない。場合によっては南北朝という形もあるかもしれない。それぞれのグループが自分達だけのマニフェストを自民党と別に作っていく必要があるかもしれません」
バカ言っちゃあいけない。そもそもマニフェストとは政党が掲げて有権者の信を問うものだ。
自民党員でありながら自民党とは違うマニフェストを作るなど狂気の沙汰である。
政党政治をなんと心得るか。
そんなに自民党のマニフェストに不満なら四の五の言わずにさっさと自民党から出て行って新党を作ればいいのだ。
麻生氏をマスコミの前で口汚く罵った武部勤や中川(秀)、小池百合子(東京として追加)も独自のマニフェストを出すという。
めげない麻生総理は明日の総会で檄を飛ばし、一致団結して総選挙に当たるべし。
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2009.07.19 (Sun)
目から鱗の「民主党解剖」
「民主党解剖」

目から鱗の「民主党解剖」
産経新聞が読者から「民主党政権が誕生すれば、日本はどう変わるか」という質問をたくさん受けて始まった「民主党解剖」の企画。
産経新聞をお取りの方はこの連載をすでにお読みになったことと思う。
「ほかの新聞では小沢氏や民主党に配慮して書けないことも、証拠があるか確証が得られた発言や事実について大胆に取り上げた」と同紙が自負するほど鋭い切り口で民主党を解剖していた。
本書はこの連載記事に「鳩山由紀夫と民主党」「次の内閣とは何か」「過去の発言にみる小沢一郎の真実」の書き下ろしが加筆されている。
反日マスコミが世論誘導する「政権交代」がなるかならぬかの総選挙を前に、民主党の真実を知るためには必読の書である。
一人でも多くの方が本書を読み、その内容を周囲の人たちに語ることでマスコミによって曇らされた有権者の目から鱗を落とさなければならないと痛感する。
前書きで乾正人産経新聞政治部長は、民主党がもし政権交代を果たした場合、次の3つの高いハードルがあるという。
●社民党や国民新党などとの連立協議と組閣
●政権獲得後100日以内に現実的な政策を打ち出せるか
●党内の結束を保てるか
最大の不安要素は、民主党にとって大きすぎる小沢一郎という政治家の存在であり、中堅・若手は圧倒的に「政権運営」の経験が不足していると民主党の痛い所を突いている。
「政権交代が現実化した今だからこそ、あえて民主党に『友愛のムチ』をふるってみたのが本書である」
と皮肉たっぷりに結んでいる。
Ponkoは本書を読んで仮に民主党が政権を略奪して長続きしないことを確信した。
しかし、そのためには産経新聞の一部の真正保守派がこのような発言を続け、ネットの世界でもそれを拡散することが前提条件である。
反日マスメディアは民主党の欠陥を隠蔽し、有権者の目に偏見の鱗を貼り付けるに違いないからである。
「民主党解剖」産経新聞政治部 産経新聞出版 2009年7月 1300円+税)【目次】
はじめに
鳩山由紀夫と民主党 民主党の成り立ち 小沢の参加 キーワードは「友愛」 政治主導目指す 雨天の友
第1部 政権のかたち
危うさ露呈「小沢首相」
拉致はカネで 容易ではない連立 細川連立が教訓 自民解体の踏み台
浮き足立つ議員 健康不安なお ささやかれる総・代分離論
「綱領」なき政党
最低限の共通項 第二社会党? 公約は膏薬
「小沢ありき」強行突破
辞任否定「不公正な権力行使」検察批判 おれは戦う 沈静化に躍起
選挙優先・波乱の目 執行狛予付き
「小沢降ろし」じわり
ポスター待った 揺るがぬ強気 分水嶺は二十四日
「小沢後」ひそかに模索
捜査の行方に地団駄 新トロイカ案浮上
第2部 小沢ショック
不満蓄積も不気味な静寂
弱気な"本音" 党内融和を演出 動けぬ「反小沢」 だんまり 鈴つける者なし
「政治とカネ」拡がる余波
企業献金 マルチ業界 日教組問題
「責任残っている」党員反発
緩んだ「たが」
小選挙区では勝てない
衆院選への危惧 鈍い動き いずれ辞める?
崩れた楽観的シナリオ
小沢批判は解禁 政権交代は先でいい 世論がすべて
あらわになる党内亀裂
辞任論者追い出せ 様子見グループ 代表戦探り合い
結束の裏で駆け引き
"造反"2人だけ 続投「当面ね」 代えどき大切
第3部 ぶれる輪郭
募る小沢代表への不満
もう限界超えている 足元から突き上げ
「顔」頼み戦略 ほころび
"更迭"の歴史 死活情報を独占 世論に右往左往
「政治主導」見えぬ具体像
官僚内閣制打破 密室の政権構想 隠せぬ人材不足
主体性失わせる連合依存
小沢への距離感 脆弱な党組織 揺るがぬ大票田
I
憲法論議、亀裂の火種
違法状態を放置 寄り合い所帯 クマが優先?
ぶれる輪郭①
小沢代表が辞任表明・党勢取り戻す賭け 安堵感も 世論逆風
ぶれる輪郭②
鳩山後継へ露骨"圧力" 「四人組」に反論 決め手はクリーン
ぶれる輪郭③
旧態依然の多数派工作 出来ていた筋書き かすむ政策・理念
ぶれる輪郭④
代表選・鳩山・岡田立候補表明「鳩山優位」切り崩し 参院に動揺
浮動票50票 メディア・ジャック
ぶれる輪郭⑤
代表選・緊張感欠く討論会 最後まで「小沢の威光」 強い引き締め
隠せぬ余波
ぶれる輪郭⑥
新代表に鳩山「小沢封じ」人事の焦点 岡田幹事長を示唆 菅の条件
鳩山の失敗 小沢の沈黙
ぶれる輪郭⑦
呉越同舟の挙党体制 船頭多くして…… 小沢という人物
第4部 新体制の行方
「選挙任せろ」指示は小沢氏
全選挙区回る 表と裏使い分け
選挙後の「院政」への布石
二重構造 三種の神器 一大派閥誕生も
「公約」と「現実」のきしみ
政権奪取後を配慮 鳩山色出せるか 参院の猛反対
外国人地方参政権 党内に亀裂
パラパラは力 事務局はアジト 靖国参拝はせず
米の不振呼ぶ外交・安保
米国の関心 政策大転換 意思決定難航
年金・分権、改革は本物か
わかりやすさ 官僚支配の打破 官公労の抵抗
日教組と一体の教育政策
「中立を否定」 どうせ通らない 行き過ぎた支援
第5部 「次の内閣」とは何か
「次の内閣」とは何か
「次の内閣」閣僚名簿
第6部 過去の発言にみる小沢一郎の真実
過去の発言にみる小沢一郎の真実
小沢不動産問題 脱法認識について 拉致問題は解決しっこない
年金未納問題と虚言 変遷する憲法論 すべてに政局を優先 自民党への愛憎
重要問題も支離滅裂 靖国問題の暴論 ただただ乱暴な言葉
資料編 民主党政策INDEX2008(抜粋)
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2009.07.18 (Sat)
人の命より政局の民主党
民主党を批判したテレビ番組を初めて見た。
日本テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」(2009/7/17)で、政府提出法案17本、議員立法とあわせて100本以上が廃案になる見通しだという。
17法案が廃案になることは前記事でご紹介したが、100本以上とは知らなんだ。
法案を提出するまでの何人時のコストが掛かったのだろう。
私たちの税金をドブに捨てられたようなものだ。
他局でもこの問題を取り上げたところがあったが、みのもんたを始めとするキャスターやコメンテーターたちは「与党も野党も問題だ」と喧嘩両成敗のようなこコメンをしていて、民主党か悪いとは決して言わなかった。
廃案になった法案の中で特に大事なものは北朝鮮への追加制裁(船舶貨物検査の強化)である。
北朝鮮への制裁強化は日本が国際社会に対して言い出して決めたものなのに、自分で真っ先に引っ込めてしまえば世界の笑いものになる事は必定である。
産経新聞社説は自民・民主両党が成立に向かって話し合うべきだと主張し、大島国対委員長が山岡国対委員長に何度も会談を呼びかけたが拒否された。
増元照明(拉致被害者家族会事務局長)
「このような考え方が北朝鮮に常に先走った行動をされる。後手後手に回っている今の現状を生んでいる。拉致問題の解決が遅れれば被害者の命が縮まっていくということを考えて欲しい」
今年6月、国連安保理で決議された北朝鮮の船舶に対する貨物検査の強化への参加が限定的となり、関係国との連携に問題が生じてくる。
宮根誠司
「これは岩田さん、大変な問題だと思う」
岩田公雄(読売テレビ解説委員)
「国際公約も同然なのに、ここでこれを廃案にするのは大きな問題だ。与野党とも責任をもって、国益に関する問題だから」
廃案にした野党が悪いとは決して言わない。
宮根
「これは日本の国民の総意だと思う。野党の皆さんも正直どうかと思う」
宮根氏ははっきりと野党を批判。
白石真澄(関西大教授)
「もともと鳩山代表も選挙とは切り離して審議すべきだと言っていた問題だ」
レポーター
「民主党は自分達が政権を取ったら優先的にやるといっているが、じゃあ今やれば良いじゃないかと我々は思ってしまう」
《その他の主な廃案》
●労働者派遣改正案
雇用期間が30日以内の日雇い派遣を原則禁止
●児童買春・児童ポルノ禁止法改正案
児童ポルノの所持や取得の規制強化
●障害者自立支援法改正案
原則1割の自己負担を見直し
●被用者年金一元化法案
公務員などが加入する共済年金と統合
白石
「日本は児童ポルノを垂れ流しと国際社会から非難されている。船舶検査と併せて世界の笑いものということだ」
宮根
「国会議員は、タカさん、まず国民の代表であるべきなのだから・・・」
ガダルカナル・タカ
「この間、正直、われわれのお金と時間をほんとに無駄に使われたという事だ。民主党はほんとに責任感じてもらわないと。今度の選挙の時も国民はやっぱり結構気にして見てると思う」
宮根
「参議院で第一党になったという責任は民主党に大いにあると思う」
岩田
「これは果たさなければいけない。これではますます政治不信につながる」
「政治不信」などと一般化しないで「民主党不信」と言うべきである。
【命よりも政局】
肝炎対策法も廃案へ
肝炎対策基本法案も廃案になる。
ウイルス性肝炎で死亡する人は一日120人 !
野党は日本の自殺者は一日100人だ、小泉改革の犠牲者だと騒ぎ立てるが、この現実をどう思うのか!
亀井静香議員はよく自殺者数を口にするが、亀井氏が大臣の時が一番自殺者数が高かったという指摘もある。
《肝炎対策基本法案》
●治療費の助成金拡大
●治療の際の生活環境や職場環境などの整備
●誰もが受けられる肝炎検査の実施 など
法制化により患者の負担軽減を恒久化
肝炎訴訟で名前を売った福田衣里子さんは民主党が擁立して長崎2区で出馬する。
廃案になった法案は一からやり直しだから、例え民主党政権になっても今年一杯は掛かる。
この間150日間、約18,000人の肝炎患者が命を失う計算になる。
それでもあなたはノウノウとして、人の命よりも政局の民主党から出馬するおつもりなのか。
立候補会見で小沢一郎代表(当時)はこう言った。
小沢一郎
「薬害肝炎問題は、今の政治の象徴。現在の政治、行政が一部政治家のためでしかないことを訴えたい」
政局だけに生き甲斐を感じる小沢氏は猛省せよ。
「国民の生活が第一」などという民主党のおためごかしと政権交代だけが目的のバラマキ・マニフェストに有権者は騙されてはならない。
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2009.07.17 (Fri)
石破大臣の嘘つき
与謝野馨と石破茂は直接麻生総理に会った時、退陣を迫ったという。
そのひとり、石破茂は今朝のTBS「朝ズバッ!」に出演して麻生おろしをしたのではないと釈明した。
TBS「みのもんたの朝ズバッ!」(2009/7/17)
与良正男(毎日新聞論説委員)
「常識で考えて、この署名の中心人物は中川(秀)、加藤(紘)だと分かっているわけだから、政治家であれば、この動きは麻生おろしにつながるものだと考えるのが普通ではないか」
石破茂
「私は中川さんや加藤さんを知りません。話したわけじゃないから」
たしかに青山繁晴氏の話に寄れば、署名を求めたFAXは反対の多い中川(秀)・塩崎の名前を伏せて、呼びかけ人に津島派事務総長の船田元の名前が入っていて姑息な戦法を使ったらしい。
それにしても石破ほどの人間が両院議員総会が麻生おろしのためだと知らないわけが無い。
表向きは麻生支持を装いながら麻生おろしに加担していることは間違いない。
青山氏は与謝野・石破は自分が総裁になると言ったようなものだと断言している。
その石破は麻生首相の功績をこう紹介した。
石破
「予算を4回組んだ。福田内閣からの懸案であった消費庁、一般財源化、国庫負担の1/2引き上げ、農地法の改正、補給の延長、海賊と短期間に休まずやって来た。それはきちんと説明すべきだ」
言われてみれば麻生首相はいろいろ成果を上げている。外交も然り。それなのにいったいどうしてこんなに国民に不人気なのだろう。まったく理解できない。
今回の反麻生の動きをした中川(秀)、加藤(紘)、与謝野、武部には厳しい制裁が待っている。
彼等は獅子身中の虫であり、他の反日勢力とともに自民党から追放することが真正保守党としての自民党がよみがえる事になるだろう。色気を出した舛添厚生労働大臣も東国原知事と同じ類である。
それにしても産経新聞(2009/7/11付)の一面トップの「麻生退陣 秒読み」の見出しはフライングであった。
産経ニュース(2009/07/17)
「公認外し、刺客立てる」中川、与謝野裏切りの報酬
自民党執行部が両院議員総会を見送る方針を固めたことで、「麻生降ろし」は不発に終わった。党執行部は両院議員総会開催を求める署名に応じた議員の公認外しや選挙資金の圧縮、閣僚罷免という報復も視野に入れているとの声もある。彼らの“裏切りの報酬”は-。
【中川、加藤、武部】「オイ!何の権限があって写真を撮っているんだ」
16日午前、党本部を訪れた中川秀直、加藤紘一の両元幹事長らが、細田博之幹事長に両院議員総会開催を求める署名を渡そうとした瞬間、石原伸晃幹事長代理の怒号が響いた。同行した秘書がカメラを構えたことをとがめたのだが、党執行部の怒りがにじみ出た形だ。
中川、加藤、武部勤各元幹事長の狙いは、「両院議員総会→総裁選前倒し→麻生太郎首相退陣。さらに中川、加藤両氏は自分が総裁になること」(ベテラン議員)だったとされる。しかし、この夢はついえたと言っても過言ではない。
党幹部の1人は「(反乱軍が)これ以上、党内を乱す動きをするなら覚悟がある。党と別に独自のマニフェストを掲げると言っているが、本当にそんなことをすれば公認を外し、刺客を立てることも検討する」と打ち明ける。
一方で、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相、平沼赳夫元経産相と、首相とたもとを分かった鳩山邦夫前総務相が16日に会談し、新党含みの動きも加速。それだけに「もはや中川氏らは離党して渡辺氏が目指している新党に合流するしかないのでは」(幹部)との憶測も流れている。
【与謝野】
与謝野氏は15日、麻生首相に退陣勧告をし、反麻生陣営に転じた。16日には鳩山氏と会談し「麻生首相の下で選挙を戦うのは厳しい」との認識で一致した。反乱軍は閣僚に解散のための閣議書に署名しないよう働きかけているが、与謝野氏が応じた場合、首相は罷免も辞さない構えだ。
「堂々たる政治」を掲げ、政策通で安定感が強みで「ポスト麻生」の有力候補といわれた与謝野氏。東京都連関係者は「都議選で自分の落選危機が明らかになり、『堂々』とはほど遠い浮足立った動きをした。自民党の支持を下げるドタバタ劇の主役になってしまった。首相ポストを含め今後の要職は遠のき、次期総選挙での落選が近づいた」と見る。
【舛添】
舛添要一厚労相は署名せず、表向きは沈黙を保っていた。しかし、15日夜には反麻生議員と会合を持ち、総裁選への出馬を促された。一部報道では周辺に「推薦人20人だけでなく、50人集めてくれ」と語り、独自のマニフェストを作っていたとも報じられた。自民党中堅議員は「ポスト麻生の最有力といわれ、ヤル気を抑えきれない状態だった。もう少し功名心をおさえられないのか」と話した。
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2009.07.17 (Fri)
民公連立の長期政権誕生?!
ニュースアンカーの青山繁晴氏の予言には戦慄する。
民主党と公明党がすでに都議会で連立の動きがあり、国政に及べば、民公の連立政権が長期政権になる可能性があるという予測だ。
民主党に一度やらせてみたら?どうせ一年も経たずして失敗するからというのは安易過ぎるというのである。
自民党が公明党と縁を切る絶好のチャンスではあるが、安倍元首相を中心とする真正保守党が誕生しても与党に返り咲くには時間がかかってしまう。
自民党が一ヶ月以内に体制を立て直して、保守派らしいマニフェストでリベラル民主党のばらまきマニフェストと戦うことで勝機を掴むしかない。
しかし反日マスコミに洗脳された愚民がしっかりした判断力を持っているがどうか疑問だ。
民主党長期政権?(7月15日 青山繁晴氏)
●民公連立政権で長期政権になる。
民主党政権誕生で・・・
●初の日教組出身 文科相(輿石一)誕生!?
(せっかく安倍政権が正常化した教育がまた左傾化していく。
国旗掲揚、国歌斉唱は卒業式から消えるだろう)
●オリンピック誘致失敗で石原都知事辞任、菅直人知事誕生
(美濃部都知事の愚を繰り返すことになる)
●海外の投資家が民主党政権を買わない理由
- 官僚政治を打破できない
- 財源問題を解決できない
(せっかく麻生政権の経済政策が功を奏し始めたのが御破算になる)
民公連立の長期政権誕生?!
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2009.07.16 (Thu)
麻生首相、靖国参拝を
ひとつは自民が都議選で惨敗した翌日(7/13)の一面の乾正人政治部長の「なぜ自民党は惨敗したのか」。
乾氏は「異説ではあるが」と前置きして、自民党凋落の原因は「安倍・福田・麻生の三代にわたる首相が靖国神社参拝に踏み切れなかったことが最大の理由」と指摘している。
異説のようではあるが的を射た指摘である。
これが本当ならば、すでに幾人かの方からコメントを頂いたように、麻生首相の8月15日の靖国神社参拝が起死回生の一手になるのではないか。
いや選挙の勝ち負けにかかわらず、麻生首相が任期中にやるべき最後の仕事ではなかろうか。
もうひとつは総選挙で安保論争をせよという塩爺の正論である。
【塩爺のよく聞いてください】(2009/7/16)
元財務相・塩川正十郎 総選挙で堂々と安保論争を
世界各国は多大の犠牲を払って軍事力の強化に努めているのに、日本は軍事力を強化する中国やミサイルを発射する北朝鮮の近隣国がありながら安全保障をないがしろにしていると指摘し次のように述べている。、
「今こそわが国は、厳しい現状認識に基づいて安全保障政策を見直すべきである。
次期衆院選で政権政党たらんとするのであれば、マニフェスト(政権公約)で安全保障という国家の根本問題にどう向き合うのか明確に示してほしい。
これまでの自民党のように、米国だけに頼り、自分ひとりだけの安全を確保することを当たり前と思うようではいけない。また、民主党のように党内の意見がバラバラで安全保障に関する統一的な意見を持たないのもいけない。小沢一郎・民主党代表代行の「米国の極東におけるプレゼンスは第7艦隊で十分だ」という発言など論外だ」
第二回の党首討論で、最後に麻生首相は次回は安全保障問題を取り上げると発言したが、鳩山代表にいなされた。
その後、民主党は第3回目の党首討論を拒否したために国民の前で大事な論争を展開する機会を失ってしまった。
麻生自民党は今後、この一点に絞って選挙活動をすべきである。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090716/stt0907160344001-n1.htm
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2009.07.16 (Thu)
自滅する自民党
麻生首相を「徳がない」「人を愛する心、謙虚な心、恥を知る心、正しい判断をする心(が無い)」と口汚くののしった武部勤は、その発言でみずからが徳が無いことを示した。この議員は日本人の感性に合わない。有権者は武部に投票することをやめるだろう。
麻生首相に退陣を要求したといわれる与謝野馨も石破茂も大局観のない政治家である。
いまここで内紛を世間に晒してはますます自民党が信用を失うということに気がつかない。
まさしく自殺行為である。
いまさら誰が麻生首相の代わりに立とうとも、マスコミの攻撃の矢面に立つことは目に見えている。世論誘導のために手ぐすね引いてマスコミは待ち構えている。
与謝野は小沢一郎の碁仲間で、民主党と一脈通じているとも噂され、石破茂は反日親中の国賊だと渡部昇一が指摘している。
主導する中川秀直は1000万人の移民受け入れ、人権擁護法案の推進などで典型的な反日議員である。
歴史観無き石破茂防衛大臣
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/19711608.html
もう死に体の加藤紘一も、一年生議員の癖にベテラン議員の後についてテレビに映る小泉チルドレンの一人佐藤ゆかりも次の選挙は危ないのではないか。
テレ朝「やじうまプラス」(2009/7/16)
伊藤洋一(経済ジャーナリスト)
「自民党はドツボにはまった。自民党として進退極まったという感じだ。ベテラン・中堅が主に麻生おろしに動いていると話を聞いたときに、これは本音では、俺も実は次は危ないんだよといってるわけだ。武部さんもそうだし、個別の名前あげちゃあいけないけど、ベテランはみんな今危険ラインにいる。今の自民党は騒ぐことによってみずから脱出口をふさいでいる危険性が非常に高いと思う。今日と明日が自民党が有効な政党としてキチンと残れるかどうかの正念場だ」
中川秀直、武部勤、石破茂、与謝野馨、加藤紘一・・・のベテラン議員や安倍元首相を守りきれなかった塩崎恭久、世耕弘成、親父のDNAを受け継いでいる河野太郎、防衛費をカットした片山さつき、若手の後藤田正純など、133名の反麻生グループの面々は自民党から居なくなって欲しい議員リストと不思議に合致する。
ただ山本拓の妻、高市早苗が名前をつらねているのは解せない。
夫が署名運動したと知って安倍元首相に馳せ参じて謝罪したと聞いていたのに・・・
もっとも署名していないと言い出す議員や、反麻生につながるなら取り消すという議員や、切り崩しに署名を撤回する議員も現れているというから、両院議員総会が開かれる可能性は高くない。
この総会には反日マスコミのカメラやマイクが入ることは自由とされているから、仮に開かれたとすれば世間に自民党の醜態を晒すことになる。
自民党は浮き足立つことなく正々堂々とマニフェストで民主党と戦うべきである。
一方では、小泉チルドレンが見捨てられたとマスコミは囃し立てるが、4年間の間に成果を上げなかったチルドレンが落選しても仕方あるまい。猪口邦子などその典型。鳥越俊太郎が政治家にならないで学者のままでいれば良かったのにといってたが、まことにお粗末なお子ちゃま議員だった。
(文中敬称略)
133人の署名者一覧
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090716/stt0907161036003-n1.htm
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2009.07.16 (Thu)
自衛官の妻から
ある匿名希望の方からヤフーブログのゲストブックに書き込みを頂きました。
とても心を動かされる内容だったので、引用させて頂きます。
ちようど今、SAPIO(7/22号)「自衛隊で日本を守れるか」を読んでいたからかもしれません。
「おすすめの本」で紹介しようと考えてから何日も経ってしまいましたが、自衛隊員の皆さんが劣悪な装備、演習環境、政治家の無理解、憲法の制約のなかで苦労されていることを痛感していたところでした。
安倍元首相が「美しい国、日本」と言ったとき、その意味が分からないと揶揄した人がたくさん居ました。
しかし、私は安倍元首相が何を言おうとしているかよく分かっていました。
それは一口で言えば、自衛隊のみなさんが命を懸けてもいいと思う日本のことです。
はたして今、そのような日本なのか、そのような日本に向かって政治も国民も動いているのか。
とても心もとない気がします。
だから微力でもお互いに発信していきましょう。少しでも仲間を増やしましょう。
そんな思いを強くします。
2009/7/16(木) 午前 9:43
はじめまして、○○と申します。
以前からこちらのブログを拝見させていただいており、
「まだ、日本にはまともな人たちがいる!」と、心強く思っておりました。
私の主人は自衛官をしております。政治によって、立場を大きく左右される仕事でありながら、しかし、シビリアンコントロールにより声を大にして、政治に意見を言えない立場でもあります。だからこそ、その自衛官の妻であり、政治に意見を言える一般市民である私は
主人達の為に政治を監視していかなければならないと考えています。
主人達が戦場に立たされることは、それを生業としている以上
当然のことと考えていますし、主人からも「そういう覚悟でいろ」と言われていますが
だからこそ、民主党や国を大切に思わない人たちの為に、無駄死にさせるわけにはいきません。主人達が守るのは、日本を愛する国民とその人たちの財産、そして愛する家族です。どうぞ、主人達が「心から守りたい」と思える美しい国を取り戻す為
これからも、PONKOさんはじめ、皆様方とともに微力ながら
声を発していきたいと思いますので、よろしく願いいたします。
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2009.07.15 (Wed)
ねじれ現象で日本沈没
民主党が北朝鮮船舶の貨物検査を可能にする法案の審議を拒否したことは前の記事でご紹介した。
自民党は与野党幹事長会談の開催で打開を図ろうとしたが、民主党の山岡賢次国対委員長は拒否した。
そもそもこんな馬鹿げた事が許されるのは、参院選で野党が過半数を取り、ねじれ現象が起きているためである。
マスコミの世論誘導に有権者が騙されたからである。
今回の衆院選もマスコミの世論誘導で民主党が主導権を握る可能性が高い。
麻生首相の悪口をマスコミに向かってベラベラ喋る軽薄な武部勤、中川秀直、加藤紘一らの愚かさを有権者が見れば、ますます有権者の自民党離れが生じるに違いないからである。
しかし、来年の参院選で逆の「ねじれ現象」が起こるのではないかと思う。
なぜかと言うと・・・
●8月の衆院選は与野党の勢力図が逆転して民主党政権になる。
●そして一年も経たずして麻生政権で折角上向いて来た日本経済が民主党の無策で再びどん底に落ち込む。
●マニフェストで約束したバラ撒き政策が財源不足で実現できなくなり、増税の声が上がる。
●初の与党経験で党内の右と左の権力闘争が勃発し、連立与党の社民党や国民新党の不満が爆発し、民主党が政権担当能力が無いことが証明される。
●事ここに及んで、有権者はマスコミに洗脳されたことに気づき、秋の参院選で民主党は大敗し、自民党が参議院を支配する。
悪夢のような一年になるが、そのようなことにならないよう民主党が政権を取ったら大変な事になると警鐘を鳴らし続けなければならない。
産経ニュース(2009.7.15)
自公、民主に幹事長会談呼びかけ 貨物検査法案で
自民党の大島理森国対委員長は15日午前、民主党の山岡賢次国対委員長と電話で会談し、自民、公明、民主3党による与野党幹事長会談の開催を呼びかけた。北朝鮮関連船舶への貨物検査を可能にする特別措置法案を参院で審議し、成立させるため民主党の協力を求めることが狙い。大島氏は「なんとか努力いただき、この法案だけでも審議してほしい」と要請したが、山岡氏は「(参院は)問責が可決された」と述べ、困難だとの認識を示した。
貨物検査法案は14日の衆院本会議で可決、参院に送付された。しかし、参院では野党が提出した麻生太郎首相の問責決議案を可決しており、野党は一切の審議を行わない方針で、衆院解散に伴う廃案が濃厚になっている。
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2009.07.15 (Wed)
国会無視の民主党
政権交代の可能性が高まったとして、民主党は国民の存在を忘れた政局に走っている。
民主党を始めとする野党は麻生首相の問責決議案を参議院で可決し、今後一切の国会審議に応じないという。
このため、北朝鮮に対する制裁案も廃案になった。
北朝鮮の貨物検査に自衛隊が出動することに反対した民主党に配慮して、海保が行うと自民党が譲歩したにもかかわらずこの始末である。
民主党の審議拒否でこのほか重要な16法案が廃案になった。
法案の作成と審議にいままで何人の国会議員が何日かけたのか。すべて私たちの税金の無駄遣いになってしまった。
それだけではない。
麻生首相がサミットで力説したことで厳しい北朝鮮制裁案が採択され、安保理でも北制裁を主導してきたのに、その日本自身が「友愛」政党のゴリ押しのために圧力を掛けることができなくなった。
「日本の政治の劣化を世界に配信しているようなものだ。責任の多くは民主党にある。政権担当能力の欠如を露呈していることの自覚はないのか」
「国連中心の外交を掲げながら、安保理決議を尊重していない」
「『民主党政権』に外交・安保政策を安心して任せられないことになる」
と産経新聞社説も厳しい。
このような民主党に本当に政権交代させていいのか有権者はよく考えるべきである。
産経新聞(2009/07/15)
対北包囲網 自ら崩す
貨物検査法案 廃案へ
北朝鮮関連船舶の貨物検査を可能にする特別措置法案は14日午後の衆院海賊対処特別委員会と衆院本会議で与党の賛成多数で可決され、衆院を通過した。しかし、参院での麻生太郎首相の問責決議可決を受け、野党は一切の国会審議に応じない方針を決めたため、衆院解散に伴う廃案が決定的となった。
北朝鮮の再核実験を受け、日本は国連安全保障理事会で対北朝鮮制裁決議を主導してきたが、これにより決議の完全履行は不可能となり、日本が国際社会による対北朝鮮監視網の構築を自ら突き崩す危険性をはらんでいる。日本が貨物検査に参加しないことにより、北朝鮮と密接な中国などが決議の履行を回避する可能性もあり、安保理決議の実効性に深刻な影響を与えることになりかねない。
国連制裁決議は、核、ミサイル関連物資の北朝鮮への出入りを遮断するための貨物検査を各国に求めた。特措法案は国連が定める北朝鮮禁輸品目の貨物検査を行う権限を海上保安庁と税関に付与する内容だった。
現行の海上保安庁法では、麻薬、武器など国内法令違反の貨物を積んだ船舶への検査は可能だが、核・ミサイル開発に転用できる民生品の検査は行えない。どうしても貨物検査を行う必要が生じた場合は、政府は「放置すれば日本への武力攻撃に至る恐れがある」として周辺事態と認定し、船舶検査活動法を適用するしかない。(以下略)
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2009.07.15 (Wed)
嘘つき民主党にだまされるな
民主党がマニフェストから選択的夫婦別姓を降ろすことにした。
1998年の民主党結成以来、民主党はこの法案を提案し続けてきた。それなのに、なりふり構わず国民の反対が予想される政策はマニフェストから削っている。
永住外国人の地方参政権付与もそうである。
政権をとるためにいったんマニフェストから降ろして、政権を取ってから復活するという国民騙しの小手先を使おうとしている。
マスコミはこのあくどい民主党の戦法を明らかにし、批判するべきである。
そして有権者はほんとうにこのような民主党に日本の政治を任せて良いのかよく考えるべきである。
アサヒコム(2009/7/15)
民主公約、夫婦別姓明記見送り 党内に根強い慎重論
民主党は、総選挙マニフェスト(政権公約)で、選択的夫婦別姓制度を柱とした民法改正の明記を見送る方針を決めた。同党は98年の結党以来、野党共同でこの改正案提出を重ねてきた。政権交代後に推進すれば実現へ大きく近づくはずだっただけに、推進派の不満が募っている。
民主党の民文字色法改正案は、同姓か別姓かを選べる選択的夫婦別姓導入▽現行では男性18歳、女性16歳の婚姻年齢を男女ともに18歳に▽再婚禁止期間を半年から100日に短縮▽現在は2分の1の婚外子の相続分を嫡出子と同じに――などが盛り込まれている。
国会提出は衆参両院で通算16回を数え、今国会も参院で共産、社民両党と共同で提出。しかし、野党多数の参院では可決される可能性が高いにもかかわらず、法務委員会での審議もされなかった。
消極姿勢の背景には、党内に根強い保守系議員を中心とした慎重論がある。マニフェスト検討段階で推進派が「国民の関心も高く、コストもかからない」と明記を求めたのに対し、ある幹部は「これまでは野党だから(否決前提に)提出できた」と説明したという。政権政党となれば、実現をめぐって党内の推進、反対両派の対立が過熱しかねないとの懸念があるようだ。(秋山訓子)
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2009.07.14 (Tue)
三代に渡って・・・
安倍晋三元首相が病のために退陣しなければならなくなった時、政権を放り出したという言葉はそれほど聞かれなかった。
しかし、続く福田康夫元首相がプッツンして総理の座を降りてから「自民党は二度も政権を放り出した」という言葉がテレビのコメンテーターや新聞で常套句のように使われ始め、人々の耳にしっかりと残った。
これは反日勢力のしたたかな世論誘導作戦であった。
産経新聞ですら昨日の社説で「政権運営に行き詰った首相が相次いでその座を投げ出した」と言い、5面で「安倍、福田両内閣が立て続けに政権を放り出し」と繰り返している。
安倍元首相は苦境には立っていたが病気のために辞めざるを得なかったのである。
日本人はいつからこのように非情になったのか。いや思いやりの無いない国民になったのか。
「惻隠の情」という日本人の美徳を失ったのか。
「水に落ちた犬は叩け」という中国の思想にいつしか汚染されたのである。
安倍元首相は確かに残念な辞め方をした。首相になる前は欠かさず靖国参拝を続けていた安倍氏は、首相になると中国に配慮して靖国参拝を取りやめ、大方の保守派の信頼を失った。
「反日勢力を斬る」の旧ブログでは、苦戦が予想された参院選で勝利し、党内基盤が確立したら本来の姿に戻るものと期待していた。
しかし参院選で惨敗し病に倒れた。
参院選の惨敗は安倍元首相が原因ではなく閣僚の不祥事、それも必ずしも不祥事とは言えない柳澤大臣の「女は機械」発言(文脈からすれば言いがかりであった)、赤城元農水相の絆創膏会見などマスコミの増幅した歪曲情報による世論誘導に負けたのである。
今でも残念なのは、安倍元首相は早い時期に入院してしまうべきだった。
反日勢力は周到な準備で日本崩壊の仕掛けを着々とやって来て、都議会選の自民惨敗、それにつながる政権交代を果たそうとしているのである。
自民党自身も保守本流から外れて情けない党内情勢を露呈している。
ここぞとばかり、マスコミは「三代に渡って国民の信を得ない首相が・・・」と繰り返している。
日本の議員区内閣制による首相はアメリカのように国民が選ぶのではないのである。
国民の信を得た政党が総裁選を繰り返して何が悪いのか。
私達はマスコミの歪曲した情報と世論操作に騙されてはならない。
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2009.07.14 (Tue)
自民大敗を喜ぶマスコミ
民主党圧勝、自民党大敗の東京都議選から一夜開けて、反日マスコミのキャスターたちは一様に喜びを隠せない。
政権交代がいよいよ寸前に迫ってきて長年の努力がついに実を結ぶ時が来たという感じである。
しかし、いままで声高にコメントしていた彼等が急に控えめになって来たことが気になる。
TBS「朝ズバッ!」(2009/7/13)
この番組は午前5時半から8時半までの3時間、基本的に同じニュースを流している。コメンテーターはほぼ同じ。
だからコメンテーターも「さっき言ったが」などと言って似たようなコメントを繰り返している。
サラリーマンなら起床から出勤までの間のいずれかの時間帯に朝食を取りながら見ているのかもしれない。
自民惨敗を受けて・・・
みのもんた
「なぜこうなったのか?」
杉尾秀哉
「やっぱり国政への怒りでしょう。麻生政権にもと言う事でしょう。地方選挙もそうだったけれど、都民も自分達の声を上げさせてくれということだ」
末吉竹二郎
「日本が崩壊し始めたこういう時期にほんとうの政治をしてくれないという積年の恨みつらみが一挙に出た」
みの
「戦後65年ですものねえ~」
横江公美(政策アナリスト)
「チェンジしたいという思いが凄く沢山あったのかなと」
みのもんた
「民主党の新人はみんなヒジョーに若い」
Ponkoは民主党の勝因は候補者達の「若さ」だと思っている。政策でもなんでもない。
若さは未熟であると同時に何か新鮮さを感じさせる。ベテランの都議よりも見栄えがいい。それだけである。
公示2日前に出馬を決めて当選した若手議員もいる。
二週間前に立候補を決めたというのもザラである。
いつかの「ビートたけしのTVタックル」で三宅久之氏に「民主党は候補者がすくないのだから過半数を取れるわけが無いだろう」と突っ込まれて誰だったか忘れたが民主党議員がシュンとしてしまったことがあった。
しかし、そのご民主党は多数の未熟な若者を投入した。
長妻昭が「急に立候補を決めたのではなくて彼等は何年に渡って公認を得るために努力してきた」と釈明していたが真っ赤な嘘である。
産経ニュースでも突然立候補することになって戸惑っている候補者の様子を伝えていた。
それにしても小沢一郎前代表が、「民主党には政権担当能力が無い」と自己批判してから、いつどのようにして政権担当能力がついたのか聞きたいものである。
みのもんた
「麻生さんがここまで踏ん張ったのは何ででしょうね」
杉尾秀哉
「ただ麻生さんとすれば、今の経済を何とかしたいという思いがあったのでしょう。それはちゃんと僕等は受け止めるべきだと思う。実際に色々な政策を打ち出してきたことも事実だし、そういうのも含めて次の選挙で我々は評価する。自民党はこれまでやって来た事をちゃんとアピールすればいいんですよ、選挙の顔を買えるという事を考えずに」
民主党政権がいよいよ近づいて、コメンテーターたちは急に物分りが良くなって来た。
テレ朝「スパモニ」(2009/7/13)
スパモニ放送開始直前の予告放送での赤江珠緒キャスターの自然に笑みがこぼれてしまう嬉しそうな顔が印象的だ。
番組は総裁選前倒しを求める自民党の若手議員、平将明議員の都議選ウォッチに密着取材する。
民主党の圧勝に憮然とする平議員。
オープニングで鳥越俊太郎キャスターも嬉しさを噛み殺しながらといった表情で口火を切った。
鳥越
「民主党は54人出して54当選した。僅か5人しか落ちていない。民主党への風というより、政権交代を期待する風だと思う」
政権交代の四文字熟語を連呼したのは民主党とマスコミだから、民主党=政権交代であるはずだ。
平氏のグループは麻生首相に対して自民党の明確なビジョンを語れと要求してきたが果たされていないとコメント。
平
「(自民党の)政策的な立ち位置も良く分からないので、いま(有権者が)入れるとしたら自民党が良いか悪いかだけだ。政治がガタガタした時はみんなそういう感情的な情緒的な判断になっていく。
なんで我々が批判されながらジタバタやっているかというと、まだ民主党の政策よりも自民党の政策の方がマシだと思っている。おおきな大局観からいえば、民主党政権では日本はダメになる。だから我々は動いている」
平氏は新しい総裁で選挙をするつもりだったらしいが、麻生首相の解散宣言でご破算になった。
自民党は麻生首相を全面に押し立ててマニフェストで戦うべきである。
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2009.07.13 (Mon)
都議選で自民惨敗
東京都議選は予想通り民主が勝ち自民は負けた。
反日マスコミの世論誘導は成功し、浅墓な都民は民主に期待をかけた。
この風はそのまま国政についても吹くだろう。
小泉旋風が吹き荒れた反動である。
曽野綾子さんがいみじくも言ったとおり、国民は盆の上に乗った豆である。
盆がひとつの方向に傾けば、豆はその方に向いて一斉に転がり出す。
今回、この盆を傾けたのは反日マスコミである。
「戦後レジームからの脱却」を掲げた安倍元首相が保守勢の期待を担って登場したとき、盆を傾けた反日マスコミは閣僚の不祥事をことさらあげつらい安倍元首相を退陣に追い込んだ。その後も安倍・福田と続けて政権を放り出したと繰り返し呪文のように唱え、世論を誘導した。
今回も執拗なまでの麻生バッシングと「政権交代」の4文字で国民は完全に洗脳され、衆院選も自民党の完敗となることは間違いない。
自民党が大きい失敗をしたわけでもななく、民主党が立派なマニフェストを出したわけでもなく敗れるのはなぜか。
鳩山代表になってから、「傀儡」の二文字は小沢一郎氏の動向とともにプッツリと聞こえなくなった。
鳩山代表は献金虚偽記載会見で十分説明責任を果たしたと民主党幹部が全員擁護する一方、自民党はあたふたと麻生おろしに走りも党内不一致をマスコミに報道された。
これでは戦わずしてもう負けである。
今回の都議選も如何にいい加減なものであったかは、寄せられたコメントからもうかがい知ることが出来る。
「都知事選なんですが、民主党の新人がバンバン当選しています。笑ってしまったのが私の選挙区の候補って別の地域からの人で、政権交代しか訴えてなかったですよ。対して自民党の人は、自分の実績やらこれからの政策もしっかりと話していたのに、こんなことで民主党第一党っておかしいと思いませんか? 情けないですわ」
「政権交代」の呪文に乗せられて、催眠術にかかったように民主党に入れてしまった人は、民主党がどのような政治をするのか良くわかっていない。
国歌と国旗を否定し、愛国心を否定する日教組が若者の教育を牛耳れば日本がどうなるか、民団、総連、部落開同盟、自治労などの組織が政治を牛耳れば日本がどうなるかなどということに気づいている人は少ない。
民主党が政権を取っても一年と持たないという声もある。
しかし例え一年でも法改正や新法を乱発されて取り返しのつかない結果になることも十分予想される。
ひとつの例として、靖国神社は間違いなく代替施設に取って代わる。
失われた10年どころか、失われた日本になりかねないのである。
産経ニュース(2009.7.12 22:27)
森山元文相「輿石文科相ありえる」 民間大会で講演
自民党の日教組問題究明議連会長の森山真弓元文相は12日、党本部で開かれた民間の教育団体大会で講演し、日教組出身の民主党の輿石東参院議員会長が「教育の政治的中立などありえない」と発言している問題について、「私は政治的中立は非常に大事だと考えている」と批判した。
森山氏は、政権交代が実現した場合には、輿石氏が文部科学相に就任することがありうると見方を示した。その上で「輿石氏は教育の政治的中立はないと言うのだから、『みんな民主党に(票を)入れなさい』『日教組を尊重しなさい』『日教組が弱い県には予算をやらない』ということがあるかもしれない」と、危機感をあらわにした。
また、これに続くシンポジウムでは、下村博文国対副委員長が「今週中に衆院解散があるかもしれないが、教員の政治的行為に罰則を設ける教育公務員特例法改正案を、ぜひ今国会で出して衆院では可決したい。それを終盤国会の争点として対応していきたい」と述べた。
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2009.07.13 (Mon)
ウイグル暴動に補償金
中国政府当局は新疆ウイグル自治区ウルムチの暴動の犠牲になった遺族や負傷者に対して総額約14億円の見舞金や補償金を支給すると発表した。
中国政府が今まで騒乱の犠牲者に対してこのような配慮を示したことは寡聞にして知らない。
今後、民族間の抗争がますます激化し、燎原の火のごとく中国全土に広がる事を恐れた政府当局が一刻も早く住民感情を和らげて早期収拾を図るのが目的だとされている。
テレ朝は今日も早速、中国政府側の視点から見た解説をしていた。
テレ朝「サンデースクランブル」(2009/7/12)
莫邦富(中国人ジャーナリスト)
「お金を払って問題を曖昧にするのは中国の国民は承知できないと思います」
この場合の「中国の国民」とはウイグル族ではなくて漢族のことである。
中国の新華社の報じた死亡者数の内訳
184人中 漢民族137人 ウイグル族46人 回族 1人
武装隊はデモ行進したウイグル族を鎮圧したので漢民族が8割を占めたとは信じ難い。
世界ウイグル会議は死亡者数は1000人以上、最大3000人の可能性があると発表している。
莫
「そのままいくと下手をすると漢民族とウイグル族の民族間紛争になりかねないから、中国政府は急いで宥和を誘導しようと思っている」
莫氏は「なりかねない」と誤魔化しているが、もともと民族間紛争なのである。中国は宥和どころかますますウイグル族を徹底的に弾圧しようとしている。
その証拠に、「(中国当局による)ウイグル族の容赦ない摘発は続き、街角には密告を求めるポスターやチラシがあふれている」(産経ニュース)
ことほど左様に莫邦富氏は中国の広告塔であり、彼を多用するテレビ局は中国の宣伝機関であるといってよい。
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2009.07.11 (Sat)
人気者にすがる手もある
産経新聞(7月9日付)の連載コラム「麻生首相に申す」で敬愛する櫻井よしこさんが「人気者にすがるな」と題して東国原知事を取り込もうとする自民党に厳しい批判を寄せている。
確かに正論ではあるが、100%賛同できない。
ひとつは東国原知事の過去の淫行を取り上げて、仮にサミットで国際デビューした時に問題となろうとしていることだ。人は過去の過ちをいつまでも引きずらなければならないのだろうか。首相は品行方正、聖人君子でなければなれないのだろうか。
クリントン米大統領は在任中に秘書との「不適切な関係」を暴かれても辞職しなかった。
イタリアのラクイラ・サミットのホストであるベルルスコーニ首相は離婚調停中でファーストレディが欠席してホステス役は不在だ。イタリアの国民性もあるが、誰も文句を言わない。
東国原知事はまだ若いために人間としての軽さはあるが異様な才能の持ち主ではないかと思う。ただの芸人ではない。下手な政治家より頭は切れる。とまあ少し買い被りかもしれないが自民党としての利用価値は高い。
櫻井よしこさんの主張が正論であるだけに、ここは逆手を使ってもいいのではないか。
東国原知事の自民党入党は国民を馬鹿にしている、国民はそんなにバカではない、自民党はますます窮地に陥るという見方が多く、世論調査でも8割以上が東国原知事の国政転身に反対である。
しかし、東国原知事は自分が出たら自民党は勝つというから比例選挙に出馬させたらどうだろう。
万一自民党が勝てぱ、8割以上反対という世論調査がまったくのデタラメであることが分かるし、国民が変心したのであれば、やっぱり国民はバカであり、ポピュリズム政治は永遠に不滅だという事になる。
自民・民主の痛み分けから政界再編への道を開くことが重要である。
正論を述べて民主党政権になったら元も子もない。
地方分権だけを叫ぶ東国原知事には限界がある。自民党員になったら国政を語れるのか。
河上和雄弁護士とのやり取りでは完全に負けていた。
http://www.youtube.com/watch?v=MR6SbjscdII
今のところ橋下大阪府知事、東国原知事の2人が脚光を浴びていて、「地方分権」が総選挙の勝敗を決めるかのごときマスコミの取り上げ方は面白半分の芸能ゴシップ担当記者と変わりはない。
「地方分権」の言葉だけ踊り、具体的な方針や施策がみられない。
片山善博(前鳥取県知事)も彼等の主張する地方分権の中味が良く分からないし、地方分権は知事のためのもので、国民のためのものではないと痛烈に批判していた。
最後に櫻井さんが自民も民主も国家観を明らかにし、安全保障政策の論議を戦わせよと結んでいるのはまったく同感である
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2009.07.11 (Sat)
在留特別許可のバーゲンセール
カルデロン一家を日本に定住させようと何年間にも渡って精力的に支援してきたTBSが久しぶりにカルデロンのり子の映像を流していた。
TBS「報道特集」(2009/7/10)
在留特別許可に新方針
"子供の養育"を考慮
キャスター
「判断基準が曖昧だなどとして、フィリピン国籍の少女カルデロンのり子さんのケースで問題となった在留特別許可について法務省は新しいガイドラインを発表しました」
判断基準が曖昧だと言っているのは反日マスコミである。
今月2月のり子さん
「早く家族3人で在留特別許可を認めてもらって毎日笑顔で過ごしたいです」
あの思いつめたような反抗的な目つきは悪徳弁護士が教えたのだろう。
ナレーション
「フィリピン国籍の少女カルデロンのり子さんが求めていたのは在留特別許可。法務大臣の裁量で滞在資格を認める制度です。日本で生まれ育ったのり子さんは許可が認められましたが、両親は認められず強制送還されました」
偽パスポートで不法入国したためだと言わないTBS。
森英介法相
「退去強制すべきものは退去強制し、在留特別許可を認めるべきものは認めることとし・・・」
ナレーション
「法務省は今日、在留特別許可の新しいガイドラインを発表しました。
《許可を認める積極要素》
●出頭し、不法滞在を申告していること。
●滞在が長期に及び日本に定住していること。
●10年以上日本に住み、同居する実子が小中学校や高校に通っていること。
許可を認める方向で検討する。
ナレーション
「これはのり子さん一家に合致する事例ですが、一方で法務省は偽造パスポートの不法入国については許可を認めない消極要素として明記し、新しいガイドラインでも両親の強制退去処分は変わらないとしています」
両親は自ら出頭して申告したのではなく、発見逮捕されたのだから合致しない。
渡辺彰悟(のり子さんを支援する弁護士)
「部分的にはハードルは下げられたと見えるが、消極要素があれば、一律認めないというのもかなり硬直的だと思う」
反日悪徳弁護士をたびたび登場させてクレームを付けさせるTBS。
ナレーション
「国内の不法滞在者は13万人以上とされていますが、法務省は基準をより明確にした事で不法滞在の外国人に自主的な出頭を促したいとしています」
新しい法律では偽造パスポートでなければ、観光ビザで入国して就労し、不法長期滞在していても出頭さえすれば親子ともども在留特別許可が認められるということになる。
こんなことを認めれば、殺人犯が時効になるまで隠れ潜んでいるように、10年以上隠れ住んで子供を学校に通わせればいいことになる。
13万人以上もの不法滞在者が摘発できない入国管理局はこの新方針でますます不法入国を増やすことになるのではないかと懸念する。
民主党政権になれば、積極要素だの消極要素だのと面倒臭いことは言わないで、間違いなく全員がフリーパスにになるに違いない。
なぜなら日本人はもっと自信と友愛の精神を持って外国人を受け入れるべきであり、「日本列島は日本人だけのものではない」からである。
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2009.07.11 (Sat)
平沼グループがマニフェストを発表
平沼グループの声がようやく聞こえてきた。
産経新聞の5面の片隅の小さな記事だが、自民・民主の痛みわけ選挙となれば、真正保守派を糾合する台風の目となって欲しい。
マニフェストの中の「二度と戦争をしない強い決意を確認」はちょっとピンと来ないが・・・
そんな決意をなくとも平和ボケした日本は戦争するエネルギーなど持ちあわせてはいない。
日本が戦争をしかけるような気概があるならこんなに自堕落な日本にはなっていないからだ。
「跋扈する政治屋」を蹴散らして全員当選することを祈りたい。
産経新聞(2009/7/10)
平沼グループが政権公約を発表
郵政民営化に反対し自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相が率いる「平沼グループ」(17人)は9日、次期衆院選のマニフェスト(政権公約)をまとめた。「日本再建」と題し「ブレない、こびない、投げ出さない」政治を打ち出した。
平沼グループはいずれも無所属で衆院選に臨む。公約は「政治家がリーダーシップを発揮し、国難に立ち向かうべきにもかかわらず、目先の人気取りに追われる『政治屋』が跋扈している」とし、自民、民主両党と一線を画した。
日本の原点は「助け合いの精神」だとして連帯社会の確立を掲げた。具体的には(1)自分の国は自分で守るための防衛力の整備(2)二度と戦争をしない強い決意を確認(3)国民的議論を経た真の自主憲法の制定-などを主張。北朝鮮による日本人拉致事件は「一日も早い解決を目指す」とした。
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2009.07.11 (Sat)
民主党政権になれば・・・
東谷暁(ジャーナリスト)が産経新聞(7月8日付)のコラム「今日の突破口」で液状化する政治政党と題して自民・民主両党を批判している。
「現代の政治に必要なのは『レスポンシブル』と『レスポンシブ』の両方だ」として、国民に対して責任を持ち、世論に敏感に反応せよという。
しかし、反日マスコミが造り上げた「世論」に政党が右往左往している現状を見れば、むしろ日本の行く末を確り見極めて責任ある政治をする事の方が大切だと思う。
自民党については郵政改革に反対で、「規制緩和を唱える二流の経済学者を連れてきて、日本をリセットしようと言わせる」と暗に竹中平蔵氏を批判している。
竹中平蔵氏は日本をアメリカに売り渡したとか、日本を財政破綻から救ったとか毀誉褒貶が激しい人であり、勉強不足の自分はまだ最終的な評価を下せないでいる。
しかし、「二流の経済学者」という表現を全国紙の一面で使う東谷氏自身は自分自身を貶めるものであり、東谷氏の良識を疑う。
そういえば東谷氏はかつてパール判事の評価につい小林よしのり氏に噛み付き、八木秀次氏とも論戦を交えた。多分ほんとうの保守派ではないのだろう。
その東谷氏が自民党を切った返す刀で民主党を切った。
「(民主党は)表看板は政党でも、その内情は不満連合にすぎず、政策立案能力などありはしない。霞ヶ関の官僚たちも、民主党が政権を取ったら忙しくなるぞと笑っているらしい」
いまや霞ヶ関が「悪の権化」であるかのようにマスコミが言い募るが、あまり世の中が官僚が悪いと一斉に合唱すると、へそ曲がりのPonkoは官僚だって優秀な人が居り、今まで日本をリードして来てくれたのではないかと異論を唱えたくなる。
民主党が政権を取れば今迄以上に官僚に頼らざるを得なくなり、脱官僚などできはしまい。
天下りが悪いのなら、天下りしなくても済む様な官僚システムを作るべきである。
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2009.07.10 (Fri)
産経も麻生おろし
昨夜配信された産経ニュースのサミット会議の麻生首相の模様は何か記者の悪意を感じた。
今朝の産経新聞一面トップは「各国首脳見限る?」のヘッドラインは消えて比嘉一隆記者との連名記事となっているが、「内憂見透かされ?」「首相外交も悪戦苦闘」とヘッドラインの麻生バッシングのトーンは消えていない。
さらにオバマ大統領を迎える各国首脳が雛壇に並んだ写真を掲載しているが、後列に立っている麻生首相を「麻生太郎首相は得意の外交でも存在感は薄く、立ち位置は後段に」と悪意に満ちたキャプションをつけている。
ここまで自国の首相を貶めて何が面白いのか。
首脳団体写真の立ち位置はあらかじめ決められているというではないか。
前回サミット会議の主催国は端に立つとも聞いている。
●ロシアとの領土問題が首脳会談の間に進展するなどと考えるマスコミが間違っている。麻生首相は「国際法上根拠の無い占拠だ」と改めて強く主張した。「友愛」精神の党首はできるのか?
●北朝鮮のミサイル実験を強く非難し、各国首脳の支持を得た。
●拉致問題の取り組みを促す文言も宣言に取り込まれた。
北朝鮮の問題は「他の首脳にとっては最大の関心事ではない」のは当たり前で麻生首相の責任ではない。「他首脳とズレ」といわれる筋合いはない。
麻生首相はマスコミの批判にもめけげずよく頑張っている。
普通の神経の持ち主ならとうの昔にダウンしている。よほど強靭な精神を持っているとみえる。
サミット会議で日本の存在感が薄いというなら、それはは麻生首相の問題ではなくて麻生首相が代表する日本自身の問題である。
「NOと言える日本」「強い日本」でなくなったことに問題がある。
平和を愛する世界の良識に期待して戦争を放棄し、無防備になった日本など誰も相手にしないのは当たり前だ。
しかし、日本には他国に負けない技術力と勤勉さがある。他国に誇る歴史文化がある。
自国の首相と自国を貶める反日マスコミが日本の存在感を希薄にしてしまっているのだ。
産経ニュース(2009/07/09 21:05)
麻生首相、外交舞台でも悪戦苦闘 各国首脳見限る?
【ローマ=今堀守通】主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)に出席した麻生太郎首相が、外交舞台でこれまでにない劣勢に立たされている。主な首脳との個別会談が想定していたほど設定できず、ヤマ場であった9日の日露首脳会談は領土問題でロシア側の前向きな回答は先送りされた。8日の主要8カ国(G8)会合では北朝鮮問題で積極的な発言をしたが、かえって他国の首脳との関心の違いが浮き彫りになった。国内政局に振り回されている首相を各国首脳が見限っているとの指摘もあり、首相は悪戦苦闘している。
日本側は、北朝鮮問題を中心に意見交換しようと、サミット日程で1時間ほどの空白がある9日夕(日本時間10日未明)に開催しようと調整していた。「麻生首相とオバマ大統領はずっと隣に長い時間座っているのだから、やるならきちんとした形だろう」(政府筋)という見方もあった。
しかし、8日夜(日本時間9日未明)の主要8カ国(G8)によるワーキング・ディナー開始前に、オバマ大統領が日本語の通訳を従え、おもむろに資料を取り出して「ここでやりましょう」持ちかけて始まったという。
結局、会議の前後を使った計25分間、通訳を除いた同席者はいないという「立ち話」的な会談にとどまった。しかも、米側は「(正式な)会談はなかった」と説明している。
日本出発前から固まっていた日露首脳会談でも、ロシアのメドべージェフ大統領は北方領土問題で先の会談の約束をものの見事に反故にし、日本側に「ゼロ回答」を突きつけた。
麻生首相は、これまで電話会談や立ち話も含めて7度にわたりメドべージェフ大統領と会い、「ウマが合う関係」(政府筋)とまでいわれていた。
だが、5月の麻生首相とプーチン首相との会談で日本側の経済協力を取り付けることに成功したロシアとしては、もともと「返す考えなんかない」(外務省幹部)だけに、領土問題の解決を先送りできる環境ができていた。メドべージェフ大統領は、ロシア側の不法占拠を指摘した麻生首相の発言などを取り上げて「対話を進めていく上で環境が大事だ」とくぎを刺すほどだった。
8日のG8会合では、特に政治問題を話し合うワーキング・ディナーで、北朝鮮問題に言及した。首脳宣言には、北朝鮮の核再実験や国連安全保障理事会決議1874号が出た後の今月4日に弾道ミサイル発射実験を強行したことへの「強い非難」が入り、1874号の制裁規定の「完全な実施の重要性」、さらには拉致問題への取り組みを促す文言も盛り込まれた。
「北朝鮮に対し、解決に向けた具体的な行動を求める、強いメッセージを出したい」としていた首相としては、「満点の内容」(首相同行筋)といえそうだ。
他首脳とズレ
ただ、会議で北朝鮮問題を真剣に話したのは麻生首相だけ。政治問題での首脳宣言で冒頭に取り上げられたのは、他の首脳にとって最大の関心事であるイラン問題で、北朝鮮問題は地域情勢の中の最初に扱われ、麻生首相と他の首脳とのズレを感じさせた。
「日本、ひいてはアジアを代表して、国際社会が抱える諸課題の解決に向け、積極的に議論をリードしていきます」
首相は9日付の「麻生内閣メールマガジン」でサミットに賭ける思いをこのようにみせていた。だが、各国首脳は日本国内の政局を見透かし厳しい現実を突きつけている。首相同行筋からも「首相が会議についていけているのか心配だ」との声が出ている。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
2009.07.10 (Fri)
マスコミの異常な麻生バッシング
新聞もテレビも毎日のように「麻生おろし」という言葉が乱れ飛んでいる。
TBS「朝ズバッ!」(2009/7/8)で小渕元首相以降の歴代自民党首相について在任期間と「○○おろし」の記事数の統計を紹介していた。
麻生おろしと言う記事の件数はわずか287日の在任期間で518件、一日当たり1.8件とダントツに多い。
在任期間の一番長い小泉元首相が一番少なく安倍・福田と次第に激しくなって来ていて麻生首相がピークになっている。
これは安倍政権の「戦後レジームからの脱却」に抵抗する反日勢力が次第にその力を増していることの証左である。
そうした記事を書きたて、放映するマスメディアの政治的意図がはっきり示されているといえる。
与良正男(毎日新聞論説委員)
「我々にも遠慮がなくなっているというのは事実だ。自民党が段々深刻になっているから書かざるを得ない」
時の権力を批判するジャーナリズム精神は大事にしなければならないが、昨今の政権批判は異常過ぎはしないか。
いつから日本人はこのように節度をわきまえない人間になってしまったのか。
何か日本人とは違う異質な人間が一連の動きの裏に潜んでいるとしか私には思えない。
マスコミ報道に踊らされる政治家も国民も冷静に状況判断することが必要である。
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2009.07.10 (Fri)
サミットで無能な麻生首相?
首相が外国に行ったときに開かれる恒例の「内政懇談会」を麻生首相が拒否したとしてマスコミが総がかりで非難している。
しかし、私の目にはとても奇異に映る。
外国で外交に没頭する首相に内政の事を尋ねてどうするのだ。まことに下らぬ「しきたり」である。
少しでも外交に力を注いでもらうために内政懇談会などの「しきたり」は中止すべきだ。
どうせ無能な記者団は「解散はいつするのか」と聞くに決まっている。
麻生首相はアホな記者団にすでに愛想を尽かしているが、辛抱強く対応している姿を見ていつも同情している。
記者クラブのニュースを垂れ流しているだけの無能な記者たちは「内政懇談会」を中止した首相を批判するより取材能力の無い自らを恥じるべきである。
しかしながら、マスコミは首相を「みずから発信できない」「羽交い絞めにされている」「猿轡を嵌められている」など手を代え品を代え麻生首相を貶めている。
TBS「朝ズバッ!」(2009/7/8)
花岡薫(現地レポーター)
「恒例の内政について懇談会が今回見送られた。再三記者団が要請したが総理は受け入れなかった。その理由はサミットの準備が忙しいと」
みのもんた
「アッハッハッハ」
軽蔑した笑い。
花岡
「実のところは今回の会談で総理が解散の予告をするのではないかと見られ、解散先送りを目指す与党内からはそれを止めてくれと言う声がありそれに配慮したということだと見られている。
党役員人事の見送り、静岡県知事選の敗北でもう発信力が何もないと、何も発信できる力が無いことを象徴している。
麻生総理としては外交の成果をアピールしたいところだが二国間会談もイタリアとロシアしか決まっていない。日米首脳会談も設定されていない。どこまでアピールできるか疑問だ」
みのもんた
「こういう時に一発ガツンとやるチャンスなのに(麻生さんは何にもできない)」
与良正男
「私は貝になりたいというのだから」
みの
「それじゃあダメだよなあ。僕だったら言っちゃうねえ。オバマさんに広島・長崎を見てくれないかとか。気取ることない、同じ人間同士なんだから」
「トイレに行く時に合うかもしれないしさあ」とも言っていた。
次回はみのもんたに日本の首相としてサミットに出席してもらい、トイレでオバマにガツンと言ってもらおう。
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2009.07.10 (Fri)
火だるま事件は人種差別のせい?
8日午前8時5分ごろ、千葉県野田市で、ハローワークに勤務する女性が火を付けて重傷を負った。犯人は日本人男性と結婚している中国女性で「私は日本人だ」と話しているという。
こんな残忍な犯罪は中国人で無ければ出来ない。日本人とはよく言ったものだ。
就職の相談相手になっていた職員が謂れの無い恨みで油を掛けられ火を付けられて殺されそうになるなどとは前代未聞の事件だ。
いま不景気で職を求める人たちは溢れている。職が見つからないといって頭から油を掛けられて火を付けられてはたまったものではない。
さらに腹が立つのは、この事件を外国人差別が招いた事件であるかのようにコメントするコメンテーターと司会者である。
TBS「朝ズバッ!」(2009/7/9)
嶌信彦
「中国人だからといって差別みたいな事があったのか無かったのか、そういうことも今後気をつける必要がある」
みのもんた
「日本の社会全体の問題でもありますよね」
なんで日本の社会全体問題に話を持っていくのだ。
凶悪な中国人犯罪者の密入国や不法滞在者の急増と治安の悪化と言う日本の社会が抱えている問題というなら分かるが、そうではない。
差別社会だと言いたいのだろう。
差別だの格差だのと騒いで不安を煽り、不満や不平を作り出そうとするマスコミに騙されてはならない。
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2009.07.09 (Thu)
鳩が逃げた
民主党のアキレス腱を攻めろ
第3回目の党首討論は麻生首相が民主党の安全保障に関する姿勢を問う筈であった。
外交・安全保障は民主党のアキレス腱であり、国民に果たして民主党に政権を任せていいのか判断させるいい機会だった。
前回の党首討論の後、鳩山代表の政治資金の虚偽記載問題が露呈した。
民主党にとっては逃げたいところではある。
しかし政権交代を念仏のように繰り返す民主党は国民の前に外交と安全保障の考え方を示すべきである。
麻生首相には日教組を含む教育の問題、外国人参政権の問題も追求し、鳩山代表のブログで「いずれは地方だけでなく国政にも外国人を参加させる」と書いた件も追求して欲しい。
マスコミが騒いでいる地方分権などよりもっと根源的な問題だからである。
産経ニュース(2009/07/09)
なぜ? 民主が15日の党首討論を拒否
民主党は9日、麻生太郎首相と鳩山由紀夫民主党代表の党首討論の15日開催に応じない考えを自民党側に示した。
参院国家基本政策委員会で野党側筆頭理事を務める小川敏夫氏(民主)が「都議選直後で政局が流動化している可能性があり、環境が整わない」と、与党側筆頭理事の脇雅史氏(自民)に電話で伝えた。
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2009.07.09 (Thu)
サミット逃げ出した胡錦濤
中国は少数民族弾圧を止めろ
ウルムチのウイグル人が弾圧に耐えかねて中国当局に平和デモをしたところ治安部隊に弾圧された。
中国政府は死者140人だと公表したが、ウイグル会議は600人から800人が殺されたと発表している。
チベットやウイグルだけでなく中国内陸の貧困層の不満が爆発して暴動が多発していることは宮崎正弘氏など中国通の識者が以前から指摘していた。
同じ漢民族の暴動と少数民族のアイデンティティを掲げた抗議とは本質的に異なる。
日本のマスコミは人権無視の中国を正面から批判することが出来ず、腰の引けたコメントしかしていない。
昨日のみのもんたなどは番組終了間際に「世界は広いですねえ」などとトンチンカンなコメントで纏めようとし、杉尾秀哉が中国を批判するかのごとき曖昧なコメントの途中で放送が切れた。
中国が少数民族を圧迫し、地下資源などを手に入れるために漢族を移住させ現地民と結婚させる民族浄化運動を正しく伝えるマスメディアはどこもいない。
日本がかつて朝鮮半島の近代化に国家予算に匹敵する資金を投じたのに、恩知らずにも日本語や日本名を強制されたといまだに文句をいう朝鮮人はチベットやウイグルをみればいい。
民族浄化とはこのような事をいうのだ。
胡錦濤はサミットを投げ出してさっさと国内に逃げ帰ってしまった。
表向きはウイグル対策だというが、他の幹部では制御できないと判断したのか。
人権無視とサミット会議で各国から非難され、北朝鮮の暴挙も抑えられないと批判されることを恐れたに違いない。
かつて当ブログでも指摘したように、チベットを徹底的に弾圧した業績を評価されて国家主席にまで上り詰めた男だ。帰国したら、再び徹底的な弾圧を図るのではないかと危惧する。
「1人1殺だ」と叫びながら凶器を振りあげ、ウイグル人に襲い掛かる漢族に中国の本質を見る思いがする。
その残忍な国民性は日本での中国人による凶悪犯罪が証明している。
逃げ帰った胡錦濤と人殺し中国を国際社会は徹底的に批判すべきである。
サミット会議を投げ出してまで帰国しなければならなかった胡錦濤は自ら国際社会に恥を晒した。
日本の左翼人権家も大きな声を上げて中国の人権蹂躙、少数民族圧殺を非難すべきである。
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