2009.03.14 (Sat)
カルデロン事件、TBSみのもんた入管を批判
みのもんたは何様だと思っているのだ
安っぽい正義感を振り回すのみのもんた。カルデロン問題で13年間も放置して、突然帰れという入国管理局を非難し、政治家はなんとかしろと訴えた。
TBS「みのもんたのサタデーずばッと}(2009/3/14)
のり子さん残留 両親は強制送還
みのもんた
「さあみなさん、じっくり聞いて下さい」
レポーターが読売新聞の記事を読む。
「・・・昨日の記者会見で、のり子さんは眼を真っ赤にしながら『三人で居られるわけではないので、嬉し気持ちはありません』と消え入るような声で話したということです」
みのもんた
「これ、調べて見たら日本で生まれて13年間日本の義務教育を受けて、お父さんお母さんは地域社会に溶け込んで、ちゃんと会社に就職して、なおかつ税金をきちんと払ってきているわけ(もんたここで笑う)。日本という国は、『13年間いいよ、その代わりお前は働け。税金だけは取るからな』それで13年経って『不法はいけない。帰りなさい』それも自費で。果たしてこれが人道上通用するのかしないのか。13年間なぜほっといたのだ。不法入国できる、不法滞在できるような13年間、日本の入国管理はどういう杜撰なことなんだ。役人は何をやっていたんだ。そういう風にボクなんかとらえますよね」
思い違いも甚だしい
確かに長年不法滞留を摘発できなかった入国管理局の落ち度はある。
しかし、だからといって犯罪者を認めることはできない。その部分は完全にスルーしているもみのもんた。
細かな事を言えば入国管理局は13年間ほっといたわけではない。
カルデロンは訴訟という行為に出て、敗訴するまで時間稼ぎをしていた。
むしろ入国管理局の不要な温情が、ずるずると事を長引かせていたのだ。
岩見隆夫
「人情論と法律論両方あってむつかしい。こういう時は結論出さないで、なし崩し的にもう少し居てもらうと。その内いろいろと世論もあるし、新しい基準を作ろうと言う事になるかもしれないので、そういう裁き方もあるのではないか」
「なし崩しにもう少し日本に居てもらう」!!!
いくら待っても世論は決して犯罪者とその娘に同情しないし、新しい法律で不法入国者を増やそうとはしないだろう。
みの
「やっぱり政治の力じゃないですか。山本さん出番じゃないですか?」
山本一太
「可哀想だとは思うが、両親は不法入国だ。「新しい法律」というが、日本には11万人の不法滞在者が居る。ここで曖昧にすると不法入国者は増えるかもしれないので、なかなか難しい。とりあえずこれでのり子さんに残って貰い、両親が戻った後で何ができるか真剣に考えたらいい」
福島豊(公明党)
「胸の内を考えると本当に可哀想だ。11万人の不法入国された方が居る。その方々をどうするかと言う話に繋がってくる。ルール作りも必要だ。何より残されたのり子さんが安心して生活出来るように見守っていかなければいけない」
不法入国の犯罪者に敬語を使う非常識。
みのもんた
「確かに法律の壁はあるし、いけないことはいけないことだのは当たり前だ。じゃあ、何で日本は13年間働かせて、13年間日本の義務教育を受けて、のり子さんは日本人として育っているのですよ。これはボク思うけど・・・福山さん・・・」
福山哲郎(民主党)
「摘発を受けてこういう事になったが、少し気の毒な気がする。ただ普通は5年間面会できないのが、のり子さんに限っては一年くらいで短期ならということで、今回政府はギリギリのところで対応した。
もしなし崩しに行くと、日本は不法滞在天国だといって、どんどん増える可能性がある」
もみのもんた
「お言葉を返すようで申し訳ないけれど、不法滞在をどんどん許すのは日本の入国管理が杜撰だからでしょう。自分たちの事を棚上げして、もし政治家の皆さんがおっしゃるのなら、ちょっとボクは反論させて頂きたいと思うんですよねえ。小池さん、どうですかあ?」
日本の入国管理局の杜撰さをそんなに悲憤慷慨するのなら、みのもんたの要望を入れてもっと厳しく取り締まり、摘発された不法滞留者は無駄な裁判などさせずに、要らぬ温情など掛けずに即刻国外追放すればいいのだ。
今回の件でも16日収容、17日強制送還の筈だったのを、両親を娘の入学式に出席させるために4月まで更に延期しているのだ。
小池晃(共産党)
「こどもの成長とか人権にとって何が必要かという事を一番優先して考えるべきだ。法律論的に言ってもたとえば「子供の権利条約」がある。それを最優先して考えれば親と一緒に暮らすようにすべきだ。
入管法違反なだけで、その後キチッと暮らしてきた、税金も払ってきた。親が払っていない国民健康保険証も子共だけは保険証を出すという法律を作った。子供の成長にとって何が必要かということでこ問題も判断すべきだし、今回の決定は間違いだ。政治の決断で何らかのルール作りをすべきだ」
共産党はやっぱりダメだ。健康保険証の配布も反対である。
みのもんた
「そう思いますねえ。そういう意味で、やっぱり政治家の皆さんですよ。こういう時にこそ政治の力をおお~いに発揮して欲しいですねえ」
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安っぽい正義感を振り回すのみのもんた。カルデロン問題で13年間も放置して、突然帰れという入国管理局を非難し、政治家はなんとかしろと訴えた。
TBS「みのもんたのサタデーずばッと}(2009/3/14)
のり子さん残留 両親は強制送還
みのもんた
「さあみなさん、じっくり聞いて下さい」
レポーターが読売新聞の記事を読む。
「・・・昨日の記者会見で、のり子さんは眼を真っ赤にしながら『三人で居られるわけではないので、嬉し気持ちはありません』と消え入るような声で話したということです」
みのもんた
「これ、調べて見たら日本で生まれて13年間日本の義務教育を受けて、お父さんお母さんは地域社会に溶け込んで、ちゃんと会社に就職して、なおかつ税金をきちんと払ってきているわけ(もんたここで笑う)。日本という国は、『13年間いいよ、その代わりお前は働け。税金だけは取るからな』それで13年経って『不法はいけない。帰りなさい』それも自費で。果たしてこれが人道上通用するのかしないのか。13年間なぜほっといたのだ。不法入国できる、不法滞在できるような13年間、日本の入国管理はどういう杜撰なことなんだ。役人は何をやっていたんだ。そういう風にボクなんかとらえますよね」
思い違いも甚だしい
確かに長年不法滞留を摘発できなかった入国管理局の落ち度はある。
しかし、だからといって犯罪者を認めることはできない。その部分は完全にスルーしているもみのもんた。
細かな事を言えば入国管理局は13年間ほっといたわけではない。
カルデロンは訴訟という行為に出て、敗訴するまで時間稼ぎをしていた。
むしろ入国管理局の不要な温情が、ずるずると事を長引かせていたのだ。
岩見隆夫
「人情論と法律論両方あってむつかしい。こういう時は結論出さないで、なし崩し的にもう少し居てもらうと。その内いろいろと世論もあるし、新しい基準を作ろうと言う事になるかもしれないので、そういう裁き方もあるのではないか」
「なし崩しにもう少し日本に居てもらう」!!!
いくら待っても世論は決して犯罪者とその娘に同情しないし、新しい法律で不法入国者を増やそうとはしないだろう。
みの
「やっぱり政治の力じゃないですか。山本さん出番じゃないですか?」
山本一太
「可哀想だとは思うが、両親は不法入国だ。「新しい法律」というが、日本には11万人の不法滞在者が居る。ここで曖昧にすると不法入国者は増えるかもしれないので、なかなか難しい。とりあえずこれでのり子さんに残って貰い、両親が戻った後で何ができるか真剣に考えたらいい」
福島豊(公明党)
「胸の内を考えると本当に可哀想だ。11万人の不法入国された方が居る。その方々をどうするかと言う話に繋がってくる。ルール作りも必要だ。何より残されたのり子さんが安心して生活出来るように見守っていかなければいけない」
不法入国の犯罪者に敬語を使う非常識。
みのもんた
「確かに法律の壁はあるし、いけないことはいけないことだのは当たり前だ。じゃあ、何で日本は13年間働かせて、13年間日本の義務教育を受けて、のり子さんは日本人として育っているのですよ。これはボク思うけど・・・福山さん・・・」
福山哲郎(民主党)
「摘発を受けてこういう事になったが、少し気の毒な気がする。ただ普通は5年間面会できないのが、のり子さんに限っては一年くらいで短期ならということで、今回政府はギリギリのところで対応した。
もしなし崩しに行くと、日本は不法滞在天国だといって、どんどん増える可能性がある」
もみのもんた
「お言葉を返すようで申し訳ないけれど、不法滞在をどんどん許すのは日本の入国管理が杜撰だからでしょう。自分たちの事を棚上げして、もし政治家の皆さんがおっしゃるのなら、ちょっとボクは反論させて頂きたいと思うんですよねえ。小池さん、どうですかあ?」
日本の入国管理局の杜撰さをそんなに悲憤慷慨するのなら、みのもんたの要望を入れてもっと厳しく取り締まり、摘発された不法滞留者は無駄な裁判などさせずに、要らぬ温情など掛けずに即刻国外追放すればいいのだ。
今回の件でも16日収容、17日強制送還の筈だったのを、両親を娘の入学式に出席させるために4月まで更に延期しているのだ。
小池晃(共産党)
「こどもの成長とか人権にとって何が必要かという事を一番優先して考えるべきだ。法律論的に言ってもたとえば「子供の権利条約」がある。それを最優先して考えれば親と一緒に暮らすようにすべきだ。
入管法違反なだけで、その後キチッと暮らしてきた、税金も払ってきた。親が払っていない国民健康保険証も子共だけは保険証を出すという法律を作った。子供の成長にとって何が必要かということでこ問題も判断すべきだし、今回の決定は間違いだ。政治の決断で何らかのルール作りをすべきだ」
共産党はやっぱりダメだ。健康保険証の配布も反対である。
みのもんた
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
2009.03.14 (Sat)
カルデロン夫婦は国外強制退去
二度と見たくない一家
TBSはもういい加減に止めないか
カルデロン一家の不法滞留を何年にも渡って擁護して来たTBSは今夜、少女だけを残して両親を強制送還することになったと報道し、世界の人権擁護法に反すると説く学者の意見を報道した。
少女は自分は日本人だと主張し、両親と一緒に居たいとまだごねている。ここまでこじれると少女に対する同情の気持ちはまったく失せてしまい、憎しみさえ覚える。
TBS「NEWS23」(2009/3/13)
"家族3人で"の訴え 届かず
少女のみ残留 両親帰国へ
キャスター
「国外退去を迫られていたフィリピン人一家の問題です。入国管理局に出頭した少女は、改めて家族3人で残りたいと伝えました。しかし、当局の方針は変わらず、家族は小女一人が日本に残ることを受け入れました」
ナレーション
「今朝、カルデロンのり子さんは母親と2人で入国管理局に行った。のり子さんが一人で日本に残ることを受け入れるかどうか結論を伝えなければならなかった。しかし・・・」
小女
「家族3人で日本に居たい気持ちをしっかり伝えたい」
ナレーション
「出頭前、のり子さんは家族3人で日本に残りたいと繰り返した。今月9日、父親が収容された夜、のり子さんが見せてくれたのは・・・」
小女
「私が入学したころの写真です」
ナレーション
「父親はこの小さな写真を『のり子に渡して』と頼んだと言う」
涙を流す少女(写真の裏側の英文字には 2009-3-9 NORIKO LOVE U PAPA)
「愛してるって書いてありました。もう一生会えないというわけじゃないのに、こんなの渡されるのイヤです」
こういうお涙頂戴的な演出には飽き飽きし、辟易する。
ナレーション
「今日の入国管理局でのやりとりは、5時間余りに及んだ。そして・・・・」
5時間もいったい何を話したと言うのだ。
一家を支援する渡辺彰悟弁護士
「苦渋の決断をしたということです」
ナレーション
「両親は帰国し、のり子さん一人が日本に残る。家族はその結論を受け入れた」
少女(記者会見で)
「やっぱり家族3人で日本に居たかったです」
ナレーション
「弁護士は『両親が帰国意思を明確にしなければ、のり子さんへの在留特別許可を出さない姿勢だった』と話した」
父
「選ぶ道もなかった」
当たり前だろう。本来、犯罪者が自分で選ぶことの出来る選択肢などありはしない。むしろ娘を日本に残す選択肢を与えられた入管の温情に感謝すべきである。
ナレーション
「今回の日本の入国管理局の対応は、日本も批准している『子供の権利条約』に違反する疑いが強いと話す専門家も居る」
子供の人権問題に詳しい荒牧重人山梨学院大学教授
「親子を分離して、のり子さんだけ残すとなった場合に、条約違反の疑いが非常に強い事例として取り扱われると思う」
ナレーション
「荒牧教授は子供の最善の利益を図るという原則は、入管法の運用においても守られなにければならないと話す」
荒牧
「条約は憲法より下位だが、入管法よりも上位にある法体系だ。日本で生まれて、日本語で生活していて、日本の文化の中で自分のアイデンティテイを作っている。それを保障することが『最善の利益』になる」
日本の中で、このような不法入国者の子供という「アイデンティテイ」を持った子供が次々と生まれるとき、日本は崩壊する。
森英介法相
「十分に子供の人権・利益を考えた上での判断だと思っている」
ナレーション
「両親は来月13日に帰国するが、会見の終わりにのり子さんはこう話した」
少女
「日本は私にとって母国で、私は日本が大好きです」
またまた強制退去が延期された。卒業式に両親が出たいためだという。
どこまで入管は甘いのだ。
前回は16日収容、17日国外追放と言っていたではないか。
あなたは日本人ではない。
両親の犯した罪とその結果生まれた自分という存在をもっと厳しく見つめなさい。
たくさんの記者団に囲まれて、あなたはヒロイン気取りかもしれないが、、
よこしまな魂胆をもった支援者たちに踊らされてピエロを演じていることに早く気づきなさい。
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TBSはもういい加減に止めないか
カルデロン一家の不法滞留を何年にも渡って擁護して来たTBSは今夜、少女だけを残して両親を強制送還することになったと報道し、世界の人権擁護法に反すると説く学者の意見を報道した。
少女は自分は日本人だと主張し、両親と一緒に居たいとまだごねている。ここまでこじれると少女に対する同情の気持ちはまったく失せてしまい、憎しみさえ覚える。
TBS「NEWS23」(2009/3/13)
"家族3人で"の訴え 届かず
少女のみ残留 両親帰国へ
キャスター
「国外退去を迫られていたフィリピン人一家の問題です。入国管理局に出頭した少女は、改めて家族3人で残りたいと伝えました。しかし、当局の方針は変わらず、家族は小女一人が日本に残ることを受け入れました」
ナレーション
「今朝、カルデロンのり子さんは母親と2人で入国管理局に行った。のり子さんが一人で日本に残ることを受け入れるかどうか結論を伝えなければならなかった。しかし・・・」
小女
「家族3人で日本に居たい気持ちをしっかり伝えたい」
ナレーション
「出頭前、のり子さんは家族3人で日本に残りたいと繰り返した。今月9日、父親が収容された夜、のり子さんが見せてくれたのは・・・」
小女
「私が入学したころの写真です」
ナレーション
「父親はこの小さな写真を『のり子に渡して』と頼んだと言う」
涙を流す少女(写真の裏側の英文字には 2009-3-9 NORIKO LOVE U PAPA)
「愛してるって書いてありました。もう一生会えないというわけじゃないのに、こんなの渡されるのイヤです」
こういうお涙頂戴的な演出には飽き飽きし、辟易する。
ナレーション
「今日の入国管理局でのやりとりは、5時間余りに及んだ。そして・・・・」
5時間もいったい何を話したと言うのだ。
一家を支援する渡辺彰悟弁護士
「苦渋の決断をしたということです」
ナレーション
「両親は帰国し、のり子さん一人が日本に残る。家族はその結論を受け入れた」
少女(記者会見で)
「やっぱり家族3人で日本に居たかったです」
ナレーション
「弁護士は『両親が帰国意思を明確にしなければ、のり子さんへの在留特別許可を出さない姿勢だった』と話した」
父
「選ぶ道もなかった」
当たり前だろう。本来、犯罪者が自分で選ぶことの出来る選択肢などありはしない。むしろ娘を日本に残す選択肢を与えられた入管の温情に感謝すべきである。
ナレーション
「今回の日本の入国管理局の対応は、日本も批准している『子供の権利条約』に違反する疑いが強いと話す専門家も居る」
子供の人権問題に詳しい荒牧重人山梨学院大学教授
「親子を分離して、のり子さんだけ残すとなった場合に、条約違反の疑いが非常に強い事例として取り扱われると思う」
ナレーション
「荒牧教授は子供の最善の利益を図るという原則は、入管法の運用においても守られなにければならないと話す」
荒牧
「条約は憲法より下位だが、入管法よりも上位にある法体系だ。日本で生まれて、日本語で生活していて、日本の文化の中で自分のアイデンティテイを作っている。それを保障することが『最善の利益』になる」
日本の中で、このような不法入国者の子供という「アイデンティテイ」を持った子供が次々と生まれるとき、日本は崩壊する。
森英介法相
「十分に子供の人権・利益を考えた上での判断だと思っている」
ナレーション
「両親は来月13日に帰国するが、会見の終わりにのり子さんはこう話した」
少女
「日本は私にとって母国で、私は日本が大好きです」
またまた強制退去が延期された。卒業式に両親が出たいためだという。
どこまで入管は甘いのだ。
前回は16日収容、17日国外追放と言っていたではないか。
あなたは日本人ではない。
両親の犯した罪とその結果生まれた自分という存在をもっと厳しく見つめなさい。
たくさんの記者団に囲まれて、あなたはヒロイン気取りかもしれないが、、
よこしまな魂胆をもった支援者たちに踊らされてピエロを演じていることに早く気づきなさい。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
2009.03.14 (Sat)
性教育ではなく性器教育だ
かかかか
かかかか
不適切な性教育と不当な判決
人形を使った過度の性教育がかつて問題になっていた。
安倍元首相や山谷えり子議員らの努力で誤ったジェンダー・フリー教育、過度の性教育は是正されたとばかり思っていた。
ところが、不適切な性器教育を注意した都議と都を東京地裁は有罪とした。
判決は、性教育の内容について判断せず、都議が学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害したことを有罪とした。
この裁判官のロジックは破綻しているではないか。
性教育の内容に問題があったから介入したのである。
原因を問わずして、その手続き(事前に教員らに学習指導要綱に違反していると認識させなかった)をもって有罪と断定するのは不当であろう。
最近は地裁に限らず高裁でも首を傾げる判決が多い。
日教組がかねてから教育委員会の是正要求に対し「不当な支配」という文言で抵抗を続けて来たことは広く知られている。
「不当な支配」の拡大解釈で法廷闘争に持ち込む教育者と、国民の公序良俗の認識とかけ離れた判決を下す地裁の非常識には危機感を覚える。
産経ニュース(2009.3.12)
性教育訴訟 都議と都に賠償命令 本紙報道への請求は棄却
東京都日野市の都立七生(ななお)養護学校(現・都立七生特別支援学校)で使われていた性教育の教材を都教委が没収したのは不当として、同校の当時の教員ら31人が、都や都議3人と産経新聞を相手取って計約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。
矢尾渉裁判長は、都と都議3人に計210万円の賠償を命じた。同校の教育内容を批判的に報じた産経新聞に対する訴えは棄却した。
矢尾裁判長は、都議が同校の視察で教員を直接批判した行動を問題視し、「学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害した。旧教育基本法が定めた『不当な支配』にあたる」と判断。視察に立ち会いつつ、都議らの行動をとめなかった都教委について「保護義務に違反した」と指摘した。
一方、同校の教育内容に関する都議の議会質問や、都議らの視察、都教委による教材没収などについては、「不当な支配には当たらない」とした。
判決は、性教育の内容について判断せず、「都教委が厳重注意するなら、(事前に教員らに)学習指導要領に違反していると認識させるべきだった」とした。
同校では、男性器を模した模型で射精の仕組みを教えるなど独自の性教育を展開。都議と都教委らが同校を視察し、性教育の教材を没収した。
産経ニュース(2009.3.13)
【視点】性教育訴訟 「不当な支配」拡大解釈懸念
知的障害がある児童生徒を対象とした同校では、独自の性教育を展開した。精通の指導では、男性器を模した模型から精液に似せた白い液体が飛び出るものもあった。男子生徒が集会室で突然、「学校で恥ずかしいことじゃないと教わった」と自慰行為を始めたこともあった。
保護者だけでなく、同校関係者からも、たびたび批判や苦情が寄せられた。都教委が「学習指導要領に違反している」と教材を没収に踏み切った背景には、こんな事情があった。
判決は、同校で行われていた性教育の是非については言及しなかった。ただ、視察した都議らが「感覚が麻痺している」などと教員を一方的に批判した点について、旧教育基本法にある「不当な支配」にあたると判断した。
確かに、都議の行動には行き過ぎがあった。だが、「不当な支配」の主体は、文部科学省の解釈では、「国民全体を代表するとはいえない一部の社会的勢力」(政策課)とされる。
教育界では、一部の教員が教育委員会の指導に従わない根拠として、「不当な支配」の文言を拡大解釈。学力テストの反対闘争をはじめ不毛な対立を招いてきた。今回の判決は、そんな流れを加速させかねない。(小田博士)
産経ニュース(同)
「保護者の理解あったのか」性教育訴訟で塩谷文科相
塩谷立文部科学相は13日の閣議後会見で、都立養護学校で行われていた性教育を批判して教材を没収した都議の行動を「不当な支配」と認定した東京地裁の判決について、「性教育が保護者の理解の下に行われていたのか、都議は個人的な立場だったのか、それとも批判的な意見を踏まえてそうした行為に至ったのかなど、実態を把握した上で、文科省として何かすべきことがあれば検討したい」と述べた。
この問題では、避妊具を装着するための男性器の模型を使って性交の仕方を教えるなど、独自の性教育を行っていた養護学校を都議3人が視察し、教材を没収。教員らが損害賠償を求め提訴した。判決で東京地裁は、都議の行動を「学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害した」として、教育基本法が定める「不当な支配」と認定し、都議と都に計210万円の損害賠償を命じた。
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かかかか

不適切な性教育と不当な判決
人形を使った過度の性教育がかつて問題になっていた。
安倍元首相や山谷えり子議員らの努力で誤ったジェンダー・フリー教育、過度の性教育は是正されたとばかり思っていた。
ところが、不適切な性器教育を注意した都議と都を東京地裁は有罪とした。
判決は、性教育の内容について判断せず、都議が学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害したことを有罪とした。
この裁判官のロジックは破綻しているではないか。
性教育の内容に問題があったから介入したのである。
原因を問わずして、その手続き(事前に教員らに学習指導要綱に違反していると認識させなかった)をもって有罪と断定するのは不当であろう。
最近は地裁に限らず高裁でも首を傾げる判決が多い。
日教組がかねてから教育委員会の是正要求に対し「不当な支配」という文言で抵抗を続けて来たことは広く知られている。
「不当な支配」の拡大解釈で法廷闘争に持ち込む教育者と、国民の公序良俗の認識とかけ離れた判決を下す地裁の非常識には危機感を覚える。
産経ニュース(2009.3.12)
性教育訴訟 都議と都に賠償命令 本紙報道への請求は棄却
東京都日野市の都立七生(ななお)養護学校(現・都立七生特別支援学校)で使われていた性教育の教材を都教委が没収したのは不当として、同校の当時の教員ら31人が、都や都議3人と産経新聞を相手取って計約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、東京地裁であった。
矢尾渉裁判長は、都と都議3人に計210万円の賠償を命じた。同校の教育内容を批判的に報じた産経新聞に対する訴えは棄却した。
矢尾裁判長は、都議が同校の視察で教員を直接批判した行動を問題視し、「学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害した。旧教育基本法が定めた『不当な支配』にあたる」と判断。視察に立ち会いつつ、都議らの行動をとめなかった都教委について「保護義務に違反した」と指摘した。
一方、同校の教育内容に関する都議の議会質問や、都議らの視察、都教委による教材没収などについては、「不当な支配には当たらない」とした。
判決は、性教育の内容について判断せず、「都教委が厳重注意するなら、(事前に教員らに)学習指導要領に違反していると認識させるべきだった」とした。
同校では、男性器を模した模型で射精の仕組みを教えるなど独自の性教育を展開。都議と都教委らが同校を視察し、性教育の教材を没収した。
産経ニュース(2009.3.13)
【視点】性教育訴訟 「不当な支配」拡大解釈懸念
知的障害がある児童生徒を対象とした同校では、独自の性教育を展開した。精通の指導では、男性器を模した模型から精液に似せた白い液体が飛び出るものもあった。男子生徒が集会室で突然、「学校で恥ずかしいことじゃないと教わった」と自慰行為を始めたこともあった。
保護者だけでなく、同校関係者からも、たびたび批判や苦情が寄せられた。都教委が「学習指導要領に違反している」と教材を没収に踏み切った背景には、こんな事情があった。
判決は、同校で行われていた性教育の是非については言及しなかった。ただ、視察した都議らが「感覚が麻痺している」などと教員を一方的に批判した点について、旧教育基本法にある「不当な支配」にあたると判断した。
確かに、都議の行動には行き過ぎがあった。だが、「不当な支配」の主体は、文部科学省の解釈では、「国民全体を代表するとはいえない一部の社会的勢力」(政策課)とされる。
教育界では、一部の教員が教育委員会の指導に従わない根拠として、「不当な支配」の文言を拡大解釈。学力テストの反対闘争をはじめ不毛な対立を招いてきた。今回の判決は、そんな流れを加速させかねない。(小田博士)
産経ニュース(同)
「保護者の理解あったのか」性教育訴訟で塩谷文科相
塩谷立文部科学相は13日の閣議後会見で、都立養護学校で行われていた性教育を批判して教材を没収した都議の行動を「不当な支配」と認定した東京地裁の判決について、「性教育が保護者の理解の下に行われていたのか、都議は個人的な立場だったのか、それとも批判的な意見を踏まえてそうした行為に至ったのかなど、実態を把握した上で、文科省として何かすべきことがあれば検討したい」と述べた。
この問題では、避妊具を装着するための男性器の模型を使って性交の仕方を教えるなど、独自の性教育を行っていた養護学校を都議3人が視察し、教材を没収。教員らが損害賠償を求め提訴した。判決で東京地裁は、都議の行動を「学校の性教育に介入し、教育の自主性を阻害した」として、教育基本法が定める「不当な支配」と認定し、都議と都に計210万円の損害賠償を命じた。
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