2008.12.30 (Tue)
中国の回し者か池上彰
中国の擁護に大わらわ
NHKを退職してジャーナリストとなった池上彰は、NHK時代の子供番組でも偏向思想を子供に教えようとしていた反日勢力の1人である。
その後もTBSを始めとする反日民間テレビで反日思想をぶち上げている。
今朝のフジテレビでも中国を擁護する発言が目立った。
フジテレビ「めざましテレビ」(2008/12/30)
北京五輪 知られざる真実
あの"口バク少女" 初取材
北京五輪で民族衣装をつけた偽民族が混じっていたことや口パク少女の林妙可ちゃん話題になっていた。
レポーターが「誰も傷ついていないからいいのではないか。結果的に良かった」とコメントした。
するとあの野村監督が
野村
「ひとを騙しちゃかんよ」
と一言で斬り捨てた。
さすが野村監督。スッキリした。ちなみにPonkoは野村監督のファンである。世界野球大会の監督も巨人の原監督ではなくて野村監督がやるべきだった。
それは別として、池上の中国擁護の発言は中国の回し者かと思えるほどだった。
笠井信輔アナ
「中国という国はコピー商品が氾濫している中で、あまり罪悪感というものが強くないですし」
池上彰
「そうなんですが、そもそも『中国とは』という国とか民族の口調にしない方がいい。社会主義とか共産主義の一党独裁だと『わが国はこんなに素晴らしいよ」とよその国に宣伝したがる。中国に限らない。北朝鮮にしてもそうだ。そういう中で自分の国を良く見せようとするならば、このぐらいの演出は構わないよというのが様々な所で行われている。これもそのうちの一つだと思う」
「中国とは」という言い方はするなと言うのである。一党独裁政権は良く見せようとするのは当りまえだから文句言うなというのである。
民族衣装についても偽民族の演出を擁護していた。
はるな愛(ニューハーフ)
「口パクの方が表情が大きく豊かになっていい」
こんな言い方は論外。
林ちゃんは自分で歌っていたと思っていたという。
そんないたいけな少女を騙した国を「誰も傷ついていない」と許せというのか。
なお、この少女はいま新作映画に出ると1分間で300万円だそうである。
狂っている。
千葉県に住む中国毒餃子の被害者が、事件後、生活費が嵩むが止むを得ず安い中国産の食材は買わずに高い食材を買う様子をドキュメンタリーで追う。
中国産ごぼうは78円、青森産ごぼうは128円。もちろん高いほうを買う。
「キムチにも中国産というのがあるのですよ」と言いつつこの主婦は韓国産のキムチをショッピングカーとに入れる。
奥様、韓国産のキムチも危ないのですよ!!
冷凍食品売り場はパスした。
一方、中国産の食材を使って安い価格で食事を提供する中華店も紹介。安いから繁盛しているという。
そして、最後に司会者がコメンテーターたちに今朝出した弁当は中国産の食材を使ったと明らかにして、中国産の食材の弁当と日本産の食材の弁当を比べて、中国産の弁当の方が豪華でよく売れると弁当屋の実データを紹介している。
食の安全より、安さやボリュームを大事だとでもいうようにしか受け取れない。
池上彰
「安全と安心は違う」
何を言い出すのかと思ったら、安全なのに安心しないの消費者を批判しているようだ。
池上
「中国ばかり問題にされているが、中国の物の方が検査で引っかかる事例は低い。中国からの輸入額が多いので検査にひっかかる事例も多くなる」
事故の比率でいっているのか、事故数で言っているのか分からないし、言ってる事も矛盾している。
どうしても中国を悪者にしたくないようであった。
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****↓

NHKを退職してジャーナリストとなった池上彰は、NHK時代の子供番組でも偏向思想を子供に教えようとしていた反日勢力の1人である。
その後もTBSを始めとする反日民間テレビで反日思想をぶち上げている。
今朝のフジテレビでも中国を擁護する発言が目立った。
フジテレビ「めざましテレビ」(2008/12/30)
北京五輪 知られざる真実
あの"口バク少女" 初取材
北京五輪で民族衣装をつけた偽民族が混じっていたことや口パク少女の林妙可ちゃん話題になっていた。
レポーターが「誰も傷ついていないからいいのではないか。結果的に良かった」とコメントした。
するとあの野村監督が
野村
「ひとを騙しちゃかんよ」
と一言で斬り捨てた。
さすが野村監督。スッキリした。ちなみにPonkoは野村監督のファンである。世界野球大会の監督も巨人の原監督ではなくて野村監督がやるべきだった。
それは別として、池上の中国擁護の発言は中国の回し者かと思えるほどだった。
笠井信輔アナ
「中国という国はコピー商品が氾濫している中で、あまり罪悪感というものが強くないですし」
池上彰
「そうなんですが、そもそも『中国とは』という国とか民族の口調にしない方がいい。社会主義とか共産主義の一党独裁だと『わが国はこんなに素晴らしいよ」とよその国に宣伝したがる。中国に限らない。北朝鮮にしてもそうだ。そういう中で自分の国を良く見せようとするならば、このぐらいの演出は構わないよというのが様々な所で行われている。これもそのうちの一つだと思う」
「中国とは」という言い方はするなと言うのである。一党独裁政権は良く見せようとするのは当りまえだから文句言うなというのである。
民族衣装についても偽民族の演出を擁護していた。
はるな愛(ニューハーフ)
「口パクの方が表情が大きく豊かになっていい」
こんな言い方は論外。
林ちゃんは自分で歌っていたと思っていたという。
そんないたいけな少女を騙した国を「誰も傷ついていない」と許せというのか。
なお、この少女はいま新作映画に出ると1分間で300万円だそうである。
狂っている。
千葉県に住む中国毒餃子の被害者が、事件後、生活費が嵩むが止むを得ず安い中国産の食材は買わずに高い食材を買う様子をドキュメンタリーで追う。
中国産ごぼうは78円、青森産ごぼうは128円。もちろん高いほうを買う。
「キムチにも中国産というのがあるのですよ」と言いつつこの主婦は韓国産のキムチをショッピングカーとに入れる。
奥様、韓国産のキムチも危ないのですよ!!
冷凍食品売り場はパスした。
一方、中国産の食材を使って安い価格で食事を提供する中華店も紹介。安いから繁盛しているという。
そして、最後に司会者がコメンテーターたちに今朝出した弁当は中国産の食材を使ったと明らかにして、中国産の食材の弁当と日本産の食材の弁当を比べて、中国産の弁当の方が豪華でよく売れると弁当屋の実データを紹介している。
食の安全より、安さやボリュームを大事だとでもいうようにしか受け取れない。
池上彰
「安全と安心は違う」
何を言い出すのかと思ったら、安全なのに安心しないの消費者を批判しているようだ。
池上
「中国ばかり問題にされているが、中国の物の方が検査で引っかかる事例は低い。中国からの輸入額が多いので検査にひっかかる事例も多くなる」
事故の比率でいっているのか、事故数で言っているのか分からないし、言ってる事も矛盾している。
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
2008.12.30 (Tue)
岡本行夫の田母神批判の再批判
愛国者ぶるな岡本行夫
今朝の産経新聞一面「人界観望楼」欄で外交評論家岡本行夫は『歴史は現在進行形」と題して前回の同欄の田母神批判に対する読者からの批判に反論している。
「先月このコラムで数行だけ「田母神論文は検証に耐えない論拠でつづられている」と書いたら、何人かの読者からおしかりを受けた。「おまえは日本人か!」と。田母神論文の誤りについては、朝日新聞で先月13日に北岡伸一東大教授、同じ新聞で今月22日にジョン・ダワー米MIT教授が「『国を常に支持』が愛国か」と優れた論駁をしているので、ここには記さない。ただ、「田母神氏に反対する人間は愛国者ではない」という決めつけ方がおかしいことだけは申しあげておこう」
北岡伸一、ジョン・ダワーが批判したからといって正しいとはいえない。
ジョン・ダワーはググって見ると、南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行で日本を批判した本田勝一をアメリカ人にしたような男だという事が分かるし、北岡伸一は五百旗頭眞・村田晃嗣と共に左傾化した人たちである。当ブログでお勧めした「日本を蝕む人々」にも「日本を貶める人々」にも国賊と指定されている。
「日本を蝕む人々」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/9339626.html
「日本を貶める人々」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/3483609.html
「田母神氏に反対する人間は愛国者ではない」と決め付けて間違いない。
なぜなら、いま田母神批判の尻馬に乗って走る事は、間違いなく日本を滅ぼす事につながるからである。
岡本氏の論旨は司馬遼太郎が「魔法の森」呼んだ軍部主導の時代を除けば日本の歴史文化と国民性は素晴らしいというのであるが、現在日本で起こっている事は、この「魔法の森」の時代をことさら歪曲して日本人の誇りと自信を失わせている戦後レジームから脱却せよというのが田母神論文の論旨なのである。
「『魔法の森』の時代への評価が定まらない」と岡本氏自身が認めているではないか。
ならば、田母神論文を否定し、言論封殺しようとすることは間違いである。
論文の最後は「歴史と伝統への自覚がなければ、われわれはただのお人よしの根無し草である」と結んでいるが、今まさに今の日本はこの「根無し草」になっているのだ。
だから憲法の否定する自衛隊がありながら、近隣諸国の無礼に対して拳ひとつ上げられない、日本人の誇りを持って毅然とした態度を示す事のできない国民(政府)になっている事に岡本氏は気付かなければならない。
それにしてもこのような主張を一面に載せる産経新聞の良心が疑われる。
「歴史は現在進行形」岡本行夫
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081230/acd0812300308000-n1.htm
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今朝の産経新聞一面「人界観望楼」欄で外交評論家岡本行夫は『歴史は現在進行形」と題して前回の同欄の田母神批判に対する読者からの批判に反論している。
「先月このコラムで数行だけ「田母神論文は検証に耐えない論拠でつづられている」と書いたら、何人かの読者からおしかりを受けた。「おまえは日本人か!」と。田母神論文の誤りについては、朝日新聞で先月13日に北岡伸一東大教授、同じ新聞で今月22日にジョン・ダワー米MIT教授が「『国を常に支持』が愛国か」と優れた論駁をしているので、ここには記さない。ただ、「田母神氏に反対する人間は愛国者ではない」という決めつけ方がおかしいことだけは申しあげておこう」
北岡伸一、ジョン・ダワーが批判したからといって正しいとはいえない。
ジョン・ダワーはググって見ると、南京大虐殺や従軍慰安婦強制連行で日本を批判した本田勝一をアメリカ人にしたような男だという事が分かるし、北岡伸一は五百旗頭眞・村田晃嗣と共に左傾化した人たちである。当ブログでお勧めした「日本を蝕む人々」にも「日本を貶める人々」にも国賊と指定されている。
「日本を蝕む人々」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/9339626.html
「日本を貶める人々」
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/3483609.html
「田母神氏に反対する人間は愛国者ではない」と決め付けて間違いない。
なぜなら、いま田母神批判の尻馬に乗って走る事は、間違いなく日本を滅ぼす事につながるからである。
岡本氏の論旨は司馬遼太郎が「魔法の森」呼んだ軍部主導の時代を除けば日本の歴史文化と国民性は素晴らしいというのであるが、現在日本で起こっている事は、この「魔法の森」の時代をことさら歪曲して日本人の誇りと自信を失わせている戦後レジームから脱却せよというのが田母神論文の論旨なのである。
「『魔法の森』の時代への評価が定まらない」と岡本氏自身が認めているではないか。
ならば、田母神論文を否定し、言論封殺しようとすることは間違いである。
論文の最後は「歴史と伝統への自覚がなければ、われわれはただのお人よしの根無し草である」と結んでいるが、今まさに今の日本はこの「根無し草」になっているのだ。
だから憲法の否定する自衛隊がありながら、近隣諸国の無礼に対して拳ひとつ上げられない、日本人の誇りを持って毅然とした態度を示す事のできない国民(政府)になっている事に岡本氏は気付かなければならない。
それにしてもこのような主張を一面に載せる産経新聞の良心が疑われる。
「歴史は現在進行形」岡本行夫
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081230/acd0812300308000-n1.htm
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2008.12.30 (Tue)
田母神氏「TVタックル」で撃論
それにつけても森永卓郎の痴呆ぶり
田母神氏は連日のようにテレビ出演している。
<下らないバラエティ番組にも出ているが、少しでも露出度を多くしていることには賛成だ。
今夜の「たけしのTVタックル」ではいままでになく時間を掛けて熱い議論が続いた。
そのなかで森永卓郎、共産党、公明党、民主党、自民党の議員等が防衛意識、国家意識の欠落を露呈した。
視聴者は自衛隊の存在と現行憲法の整合性が取れていないことに感づいたであろう。
田母神論文の起こした波紋は、それを改めて問ういい機会だと思う。
早晩You Tubeに出るだろうが、見損なった方のために、「ですます」調を「である」調に変えて文字起こしをしてみた。
テレ朝「たけしのTVタックル」(2008/12/29)
論文で袋叩きに? 田母神元空幕長も激怒!
青山繁晴
「政府の公式見解や普段言っている事と違う論文を出したらみんなクビになるなら、陸上自衛隊でも海上自衛隊でも幹部高級課程の論文の中に憲法改正を認めたものも沢山あるし、例えばPKOを巡っても政府見解と違う論文も公衆にでているわけだから、みんなクビにならなきゃいけない。
浜田防衛大臣は防衛問題に本当は理解が深い大臣だ、残念ながら定年扱いにしてしまって、折角これが国民の間で当然揉まれて問題が議論される機会をわざわざ潰してしまった。
田母神さんの論文だけがポンと出てきたという捕らえ方は違うと思う。田母神さんの論文が出てくる下地になっているのは今年4月の(自衛隊イラク派遣は憲法違反の)名古屋の高裁判決だと思う。
根っこの部分は非常に深くて、バグダッド空港に離着陸しなければならない危険を冒して、テロリストのロケット攻撃をかわして任務を果たしているにもみかかわらず、突然違憲判決がでると、いったい自衛隊の命をかけた活動は司法にこんなに軽視されていいのかという気分があったので(田母神さんの論文が出た」
田母神さんは名古屋高裁の判決に対して「そんなの関係ない」と言ったと批判されたが、そういうのは至極当然である。
「戦後の自衛隊の歩みは一種の限界点に達していて、いつまでも憲法と食い違っていたり、海外の活動について理解がないと自衛官が残念に思っていて、もろもろの事が臨界点に達したからそこに田母神論文がある」
田母神氏はいぜんにも同様の発言や書き物があるから田母神氏の臨界点ではないが、自衛隊を曖昧にしている不自然さが臨界点に達したと見るべきだろう。
田母神
「解任されたのは『文民統制』だからしょうがないと思うが、最初に申し上げたいのは私が非常に危険人物みたいな報道だが、私はほんとうにいい人なんですよ」(一同笑う)
もうたびたびこのジョークは聞いたのでいささか聞き飽きてきたが・・・
森永卓郎
「私は田母神さんは物凄い危険人物だと思う。自衛隊は文民統制の下に居なければいけないのに、浜田大臣に辞表を書いてくれといわれたのにイヤだと断った。裁判所が自衛隊は違憲だと判断を下したにもかかほらず、『そんなの関係ない』と。行政のトップにも司法にも全部楯突いて言う事を聞いていない。
そういう人が航空自衛隊のトップに居ると、いざ何かあった時に暴走してしまうのではないか」
田母神
「『そんなの関係ない』は小島よしおさんの真似をしてやったわけではない(一同笑う)。私が司法の判断に服さない傲慢な言い方であるみたい報道されているが、私はああいう事を言われると、政府の命令で行っている隊員たちはこたえるわけだ。向こうもそれを狙って言っていると思うが、隊員たちを励まさなければいけない。隊員たちもいろいろ精神的に傷付けられ人もいるだろう。だけれども、指揮官も頑張ってるし、隊員教育もやっているし、多くの隊員は『そんなの関係ねえ』という気持ちで任務を遂行してるだろうと私は励ますために言った」
勝谷誠彦
「あれは判決の本筋ではないし、最高裁が確定して自衛隊は解散せよというなら関係がある。いま命を的に現場でやっている隊員は『関係がない』のだ」
今回は、三宅久之氏とともに田母神氏を擁護した。
森永
「最高裁がちゃんと判断しないから、自分達の知恵を使ってあそこで確定させるために命をかけてあの裁判官は判決したのでしないのか」
「違う」の声が2-3上がる。
三宅久之
「こういう高度な政治判断をするものにいては、統治行為というのがあって、裁判所は判断を下さない。
国会や政府が十分慎重に検討して決定しなさいと。裁判に馴染まないのだ、これは。下級審では自衛隊違憲論とか日米安保違憲論はいままであった。上級審で確定した場合はそういう判断をしていない」
長島昭久(民主党)が、この裁判は国が勝訴したので上告できなかった。最高裁が憲法判断の終局裁判所であるにもかかわらずこのような判決を出したと森永に説明。
勝谷
「最後っ屁みたいなもんだ、これは」
森永卓郎は「いつか来た道」「軍靴の音が聞こえる」と子守唄のようにテレビで繰り返す痴れ者であるが、この後の議論でも共産党の穀田恵二と共に痴呆ぶりを遺憾なく発揮する。
田母神
「こんなに批判されるんだったら、『オッパッピー』までやればよかった」
一同大爆笑。
今回は、いままでのテレビ出演と違って、田母神氏が非難の集中砲火を浴び、自民党の石原伸晃も山本一太も平沢勝栄も助け舟を出さず、批判に回った。なんとも情けない自民党だ。
温厚な田母神氏も今回はかなり強い態度で反論し「話にならん!」とまで激高した。
(つづく)
論争を深めて憲法改正にと思う方はクリックを!
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田母神氏は連日のようにテレビ出演している。
<下らないバラエティ番組にも出ているが、少しでも露出度を多くしていることには賛成だ。
今夜の「たけしのTVタックル」ではいままでになく時間を掛けて熱い議論が続いた。
そのなかで森永卓郎、共産党、公明党、民主党、自民党の議員等が防衛意識、国家意識の欠落を露呈した。
視聴者は自衛隊の存在と現行憲法の整合性が取れていないことに感づいたであろう。
田母神論文の起こした波紋は、それを改めて問ういい機会だと思う。
早晩You Tubeに出るだろうが、見損なった方のために、「ですます」調を「である」調に変えて文字起こしをしてみた。
テレ朝「たけしのTVタックル」(2008/12/29)
論文で袋叩きに? 田母神元空幕長も激怒!
青山繁晴
「政府の公式見解や普段言っている事と違う論文を出したらみんなクビになるなら、陸上自衛隊でも海上自衛隊でも幹部高級課程の論文の中に憲法改正を認めたものも沢山あるし、例えばPKOを巡っても政府見解と違う論文も公衆にでているわけだから、みんなクビにならなきゃいけない。
浜田防衛大臣は防衛問題に本当は理解が深い大臣だ、残念ながら定年扱いにしてしまって、折角これが国民の間で当然揉まれて問題が議論される機会をわざわざ潰してしまった。
田母神さんの論文だけがポンと出てきたという捕らえ方は違うと思う。田母神さんの論文が出てくる下地になっているのは今年4月の(自衛隊イラク派遣は憲法違反の)名古屋の高裁判決だと思う。
根っこの部分は非常に深くて、バグダッド空港に離着陸しなければならない危険を冒して、テロリストのロケット攻撃をかわして任務を果たしているにもみかかわらず、突然違憲判決がでると、いったい自衛隊の命をかけた活動は司法にこんなに軽視されていいのかという気分があったので(田母神さんの論文が出た」
田母神さんは名古屋高裁の判決に対して「そんなの関係ない」と言ったと批判されたが、そういうのは至極当然である。
「戦後の自衛隊の歩みは一種の限界点に達していて、いつまでも憲法と食い違っていたり、海外の活動について理解がないと自衛官が残念に思っていて、もろもろの事が臨界点に達したからそこに田母神論文がある」
田母神氏はいぜんにも同様の発言や書き物があるから田母神氏の臨界点ではないが、自衛隊を曖昧にしている不自然さが臨界点に達したと見るべきだろう。
田母神
「解任されたのは『文民統制』だからしょうがないと思うが、最初に申し上げたいのは私が非常に危険人物みたいな報道だが、私はほんとうにいい人なんですよ」(一同笑う)
もうたびたびこのジョークは聞いたのでいささか聞き飽きてきたが・・・
森永卓郎
「私は田母神さんは物凄い危険人物だと思う。自衛隊は文民統制の下に居なければいけないのに、浜田大臣に辞表を書いてくれといわれたのにイヤだと断った。裁判所が自衛隊は違憲だと判断を下したにもかかほらず、『そんなの関係ない』と。行政のトップにも司法にも全部楯突いて言う事を聞いていない。
そういう人が航空自衛隊のトップに居ると、いざ何かあった時に暴走してしまうのではないか」
田母神
「『そんなの関係ない』は小島よしおさんの真似をしてやったわけではない(一同笑う)。私が司法の判断に服さない傲慢な言い方であるみたい報道されているが、私はああいう事を言われると、政府の命令で行っている隊員たちはこたえるわけだ。向こうもそれを狙って言っていると思うが、隊員たちを励まさなければいけない。隊員たちもいろいろ精神的に傷付けられ人もいるだろう。だけれども、指揮官も頑張ってるし、隊員教育もやっているし、多くの隊員は『そんなの関係ねえ』という気持ちで任務を遂行してるだろうと私は励ますために言った」
勝谷誠彦
「あれは判決の本筋ではないし、最高裁が確定して自衛隊は解散せよというなら関係がある。いま命を的に現場でやっている隊員は『関係がない』のだ」
今回は、三宅久之氏とともに田母神氏を擁護した。
森永
「最高裁がちゃんと判断しないから、自分達の知恵を使ってあそこで確定させるために命をかけてあの裁判官は判決したのでしないのか」
「違う」の声が2-3上がる。
三宅久之
「こういう高度な政治判断をするものにいては、統治行為というのがあって、裁判所は判断を下さない。
国会や政府が十分慎重に検討して決定しなさいと。裁判に馴染まないのだ、これは。下級審では自衛隊違憲論とか日米安保違憲論はいままであった。上級審で確定した場合はそういう判断をしていない」
長島昭久(民主党)が、この裁判は国が勝訴したので上告できなかった。最高裁が憲法判断の終局裁判所であるにもかかわらずこのような判決を出したと森永に説明。
勝谷
「最後っ屁みたいなもんだ、これは」
森永卓郎は「いつか来た道」「軍靴の音が聞こえる」と子守唄のようにテレビで繰り返す痴れ者であるが、この後の議論でも共産党の穀田恵二と共に痴呆ぶりを遺憾なく発揮する。
田母神
「こんなに批判されるんだったら、『オッパッピー』までやればよかった」
一同大爆笑。
今回は、いままでのテレビ出演と違って、田母神氏が非難の集中砲火を浴び、自民党の石原伸晃も山本一太も平沢勝栄も助け舟を出さず、批判に回った。なんとも情けない自民党だ。
温厚な田母神氏も今回はかなり強い態度で反論し「話にならん!」とまで激高した。
(つづく)
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