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2008.12.01 (Mon)


雑誌「正論」の田母神問題がおすすめ

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田母神問題から見えるもの

総合誌の最新号はいずれも田母神問題を扱っているが、なかでも今日発売された「正論」が一番内容が充実している。
総力特集「誰も語らぬ田母神問題の本質」と題して日下公人、佐藤守、花岡信昭、百地章、乾正人等の論客がそれぞれ異なる視点から国益を論じ、田母神氏更迭の愚を批判している。
真正保守派の諸氏のご一読を是非ともお勧めする。

何があっても大丈夫な日本へ
孤立と摩擦を恐れず「実力」発揮を
日下公人


日下氏の書くものはいつも私達に自信と勇気を与えてくれる。
アメリカはオバマ氏を大統領に選んで人種差別国の汚名を返上したが、日本の訴えを90年も遅れてようやく受け入れたのだという。
なぜなら、1919年のベルサイユ講和会議で「人種平等規約」を提案したのは日本だからである。
(Ponkoは遠い昔、大学受験勉強で「行く行く(1919)ベルサイユ」なんて暗記したっけ)
この時、賛成11反対5の採決結果だったのに、議長だったアメリカのウイルソン大統領が否決してしまったのだ。

オバマ大統領になると日本はどうなるかとテレビ解説者、社説、外交専門家などが論じて「日本は孤立する」と不安を煽っているが日本を無視できるわけが無い。むしろ先手を打ってオバマ大統領に100ヶ条の注文を突きつけよと日下氏はいう。
ここで麻生首相が外相時代のライス長官との逸話が語られているのが印象的だ。
ライス長官が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除しようとしたとき、麻生外相(当時)が「アメリカが北朝鮮に妥協的な態度を取るなら日本は核武装論に傾くかもしれないと示唆し、驚愕したライス長官は来日して「アメリカの核の傘は日本を守る」と強調した。
この時の事はPonkoも記憶に新しい。ライス長官の言葉に却ってアメリカの核の傘が信用ならないと思ったからである。
1972年にニクソンが周恩来と「日本には核武装させない」と密約を結んだために、日本が核武装に傾けば米中間に亀裂が生じ、六ヶ国協議に亀裂が生じるからライス長官が慌てた。
福田政権で麻生氏が閣外に去ってからライス長官は指定を解除した。いまや麻生氏が首相になり、自主外交の絶好のチャンスだという。       

空幕長更迭は孤立と摩擦を恐れる「日本病」であり、「近隣諸国」に対する無用な配慮だ。

「村山談話を踏襲した政府見解と異なるからというのも更迭の理由とされたが、そもそも村山談話のような偏見に満ちた歴史観を歴代首相が踏み絵のように踏襲させられる風潮にこそ問題がある」

中国やロシアは日本の航空自衛隊の実力を知っていて、目障りな存在だと感じているのに、田母神氏のような闘将を失う事は彼らを喜ばすだけだと日下氏はいう。まったくその通りだ。

今なすべき事は与野党が協力して「国益委員会」を作って何が国益かを列挙して国民に示してコンセンサスを得るべきだという。
これもその通りだ。太郎vs一郎の党首討論でいつ解散するのしないの、どちらが勝ったの負けたのと下らない事を論ずる前に、国の根幹に関わる国益とは何かを超党派で真剣に論ずるべきである。

「・・・たとえばこう言ってみてはどうか。『莫大な費用のかかる在日米軍を削減し、その分を米国経済の建て直しに費やして下さい。その代わり日本は核を保有し、同盟国としての務めを果たします』と」

「・・・考えてほしい。聖徳太子が隋の場帝に「日出ずる処の天子…」ではじまる国書を送って以来、日本は常に孤高の道を歩み、独自の平和と発展を謳歌してきた。十七~十九世紀の江戸は世界で最も洗練された都市だったのである。ペリーの黒船によって開国させられてからも、日本は白人国家の中で常に孤立していた。そして日清、日露戦争をほぼ独力で戦い抜いたのである。大東亜戦争も然り。敗れたとはいえ、その戦いぶりは世界を驚愕させ、戦後のアジア、アフリカ諸国に独立をもたらした。白人絶対の時代を終わらせたのは、日本単独の力であったことを忘れてはならない。しかも当時の日本は、世界第二位の経済大国である現在よりもはるかに弱小だったのである。
今は日本が孤立したいと言っても、そうはさせてくれないことは前述した通りだ。『もうアメリカには頼りません』と言って一番困るのはアメリカなのだから、主張すべきはどんどん主張すべきである」


日下氏の言うとおり、日本は自信を持って自己主張すべきである。


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