2008.11.30 (Sun)
今日も麻生叩きは花盛り
党首討論が終わった最初の日曜日の今日、テレビメディアは予想通りの麻生バッシング番組の連続だ。
そのほんの一部を取り上げて、いかに偏向しているかを指摘したい。
日本テレビ「The サンデーNEXT」
《今週のアングリラ》
今週、視聴者が一番怒っているのは、「麻生首相またまた失言」で二位の「インドの同時多発テロ」を大きく引き離しているというのも、情けない話だ。
その失言とは、自堕落な生活をして病気になった患者の医療保険を健康に留意している人が払うことの不公平さを指摘したといわれるものだ。
怒っている男性は50歳以上が約130人、女性は20歳以下が約125人。
コメンテーターのワタミ渡部社長と萩原博子(経済ジャーナリスト)は「大怒」で北村弁護士は白紙。
北村弁護士は麻生失言は失言ではなく、マスコミの情報操作だと反論。
北村
「私が一番気になるのは麻生さんの失言とされていることだ。暴飲暴食や喫煙は自分の意志でコントロールできる事だが、それをしないで居る人と、節食して欲望を抑えている人、健康を維持しようと頑張っている人。こちら(後者)にインセンティブを与えないと、健康保険の財政悪化要因となる。だから、そちらに持って行かなくてはいけないときちんと議論している。全文を読めば彼はそう言っている。しかし、ここだけ(テレビの意図的なビデオ)取り上げて批判するのは卑怯者のやることだ。あそこだけ取り上げれば、あたかも年寄りや病気の人を批判しているように見える。裁判ではこんな卑怯な論評はしない。どういうことを言っているのか全て出して判断する。これは絶対間違っている」
萩原
「ただ、官房長官も周りも困ったねといっているだけだ」
北村
「困ったねと言ってる所だけを放送するから。官房長官は真意はこうだと言っている。これはマスコミの特性だ。絶対に慎まなければいけない。こんなことしたら民主主義を破壊する」
渡部
「総理はやっぱり表現は下手だ。総理たるものは弱い人も強い人みんな守るよと」
北村
「いやちょっと待ってください。その場に居る人はみんな分かっている。それだけを取り上げて報道するから。難しい官僚答弁ではなく分かりやすく説明しようとするからああいう発言になる。これを否定したら政治家として魅力が無くなる」
徳光
「でも麻生さんの言う事わかりにくい部分も結構ある」
萩原
「言葉より先にやる事やっては欲しい」
北村
「そうなったら徳光さん言いますよ。徳光さん。あのお医者さんについての発言は失言とされているけど、どう思ってるんですか?」
ここでいきなり「裁判員制度28日告知スタート」のビデオがカットイン!!
偏向テレビ局のディレクターはこういうことをよくやる。
しかし、一方的な麻生叩きの番組ばかりの中で、麻生擁護派の北村弁護士をコメンテーターにしていることだけは認めてあげよう。
テレビ朝日「サンデースクランブル」
党首討論も小沢代表が攻めて麻生首相が弁明するところだけ切り取って放映している。
「たらたら飲んで食べて何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」
と麻生首相の映像に被せて麻生役の声優が憎々しげに言う。
もうここからテレビの情報操作、民意誘導が行われているのは猿でもわかる。
ナレーション
「病気になり、医療サービスを受ける人が悪いとも受け取れる発言が波紋を広げた。この発言に危機管理の専門家、田中辰巳氏は・・・」
田中辰巳(株リスクヘッジ代表取締役)
「これは健康な人の論理、まさに勝者の論理であって、病気をしている人の立場に立って喋っていない。極めて残酷な言葉だ」
ナレーション
「小沢代表にズバリ指摘されて麻生総理は・・・」
麻生首相
「総理として言葉に重みさができるよう今後とも努力していきたい」
映像をモンタージュしていかにも小沢代表が麻生首相をやり込めたように編集している。
小沢氏は麻生氏の失言を暗に指摘したが、リスクコンサルタントの発言を小沢氏がズバリ指摘されたかのように歪曲している。あきらかな印象操作だ。
麻生氏は謝罪するべきではなかった。
麻生
「色々私の発言等々で一部誤解を与えたということに関してはお詫びを申し上げた」
ナレーション
「この麻生総理の発言も適切ではないという」
田中
「危機管理、特に謝罪において、いちばん使ってはいけない言葉を使っている。『誤解を与えた』ということは『受けた側が誤って解釈をした』ということで言い訳混じりの謝罪は相手を怒らせるばかりだ」
『受けた側に誤って解釈」させたのは他ならぬマスコミであろう。
有権者に誤解させるような報道をする一方で、言い訳だと断罪している。
後藤田正純(自民党)
「まあ両方とも変わらんなこの国はあの二人じゃあな。本当のチェンジしなきゃいかんよ、アメリカのようにね。二人とももう何十年もやってきてこのザマなんだからね。もうワケエもんに譲るべきだ。それが一番の変化だ」
この男はヤクザか。オバマのチェンジがいいならすぐさま自民党を離党して民主党にいったらどうだ。私はこの男は嫌いである。
この後、自民党の島村宜伸氏と民主党の藤井裕久氏の議論があった。
島村氏はマスコミの偏向報道をやんわりと批判していた。
さらに、自民党の若手が反麻生の動きをしていることに対し・・・
島村
「自民党は自由な政党だから党内でびっくりするような議論をする。そこでなぜ言わないのだ。
そこでキチンと言って揉みに揉んでどうしても意見が合わないというなら分かるが、まずテレビの前で何かこう並べる。そんなものは邪道だ」
まさしくその通り。後藤田にしても渡辺にしてもテレビで反麻生の発言をして党の結束を乱すのは政党人として失格である。
くろがねひろし
「小沢さんのほうがトツトツと喋っていて分かりやすい。麻生さんはタジタジとなっていた。総理大臣になったのは初めてなので面食らっている」
島村
「麻生さんの発言が歯切れが悪いのは私に責任がある」
どうやら島村氏が党首討論での失点を最小限にするよう麻生氏を教育したらしい。
日テレ、テレ朝以外の他局もすべて反政府の視点を持つコメンテーターだけ集めて一斉に麻生批判。
麻生擁護派の北村弁護士を登場させた日テレ番組だけ。
このように麻生擁護のコメンテーターも登場させて対立軸を示して視聴者の判断に任せることが中立公正な報道のあり方であろう。
文脈を無視して発言の一部だけを取り上げて意図的に発言者を非難するのは、北村弁護士の言うとおり「マスコミの特性」である。
視聴者はテレビメディアの報道テロともいうべき偏向報道に騙されてはならない。
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2008.11.30 (Sun)
党首討論で「返り血浴びた」?麻生首相
なんとも盛り上がらない党首討論で失望した。
テレビ中継を観た有権者も失望した人が多かったに違いない。
小沢代表は、二次補正世予算を今国会で提出せよ、早く解散せよの一点張り。
一方、麻生首相は相手の挑発に乗せられまいと失点を恐れて慎重な受け答えに終始し、守勢一方。
結局、党首会談の中味を公開しただけというような内容だった。
やはり、小沢代表は政局を操る寝技的な才能には長けていても、論争で相手を追い詰める才能は欠けているようだ。
選挙をするのかしないのか、二次補正予算はいつ出すのかというような政局がらみの論争ばかりで、国家の根幹に関わる問題すなわち、憲法改正、安全保障、核武装、教育などについてはいっさい俎上にあがらなかった。
また、外国人参政権付与、人権擁護法案、国籍法改正など国の根幹を揺るがす法案をどう考えるのかという論点も無かった。
選挙を控えた有権者が自民党か民主党かを選択するにはこのような争点に絞って討論して欲しいものだ。
「麻生首相の圧勝」(細田幹事長)でもなければ、「小沢代表の勝ち」(鳩山幹事長)でもなく、 「両者とも政局がらみの話に終始した」(穀田共産党国対委員長)というのが正しい。
それから、どうでもいい事だが、鳩山幹事長が小沢氏に軍配を上げて、
「どう見ても小沢の勝ちだ。(麻生首相は)自分が仕掛けた党首討論で、むしろ返り血を浴びたなと」
と言うのは間違った言い回しで、麻生首相が「返り血を浴びた」と言う事は小沢代表が麻生首相に斬られたと言う事である。
それを言うなら「返り討ちにあった」であろう。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00144998.html
麻生首相の数々の失言を槍玉に挙げながら、鳩山幹事長も負けず劣らず国語力が不足していて、まことにあきれ果てた政治家たちのレベルである。
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2008.11.29 (Sat)
八百長相撲あってよい
元若ノ鵬はなんというおバカさんだろう。
八百長相撲は嘘だったと今になって告白している。
相撲に八百長はあるに決まっている。
八百長があって何が悪いか。
そもそも相撲はスポーツではない。
神事であり、祭りであり、芸の世界である。
外人客の接待で一度だけ升席に座った事がある。
関取が仕切りを繰り返すたびに白い巨体が桜色に染まっていく様はセクシーですらあった。
先日、祭りごととして神様と独り相撲をするところをテレビで見た。
結果は一勝二敗で神様が勝った。
相撲がプロレス並みのショウでいいというわけではない。
肉体を鍛え、ガチンコ相撲をするのが望ましいが、八百長は黙認すべきだ。
八百長裁判などして白黒つけようとしてはならない。
あくまで灰色の世界で相撲を楽しむのが大人の楽しみ方だと思う。
八百長相撲は当たり前(2007/2)
http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/46031039.html
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2008.11.28 (Fri)
村山談話を破棄せよ

WILL1月号から
マスメディアは田母神バッシングが終わったらと思ったら、今や厚生省事務次官殺傷事件を連日のように取り上げている。
しかし、田母神事件を決して風化させてはならない。
WILL1月号の特集は「田母神論文、どこが悪い!」
田母神氏の独占手記を読むと、国は国のために尽くした田母神氏をひどい仕打ちで追放したことが分かる。
「陸海空の幕僚長や事務次官が退任するときは、省の玄関に職員が並んで送り出されるのが慣例である。それに先立って防衛大臣からの辞令書交付があり省内で離任式を行い、離任の辞を述べる。しかし、私にはそのいずれも許されなかった。もちろん総理大臣に対する挨拶も皇居における記帳も叶うはずがない」
田母神氏はいまは民間人になったので遠慮せず言うと前置きして、憲法を改正し、「専守防衛」「非核三原則」「武器輸出三原則」を見直すべきだと主張している。
「核兵器を所有しなくても、いつでも所有する姿勢を示すことで大きな抑止力になる。日本のように核開発技術が高ければ決断すればすぐにでも核兵器を開発できるからである」
Ponkoも前からそう思っている。しかし、この考えに異を唱える側からは「核兵器にするためには大掛かりな核実験が必要であり、日本のような狭い国土ではできないから不可能だ」としいう声がある。軍事音痴のPonkoにはどちらがほんとうか分からない。
しかし、ニュクリアシェアリング(米国の核兵器の発射ボタンを共有する)は現実的で即効的な防衛手段だと思う。
ドイツ、オランダ、イタリア、ベルギー、トルコの五ヵ国が実施しており、NTP体制化でも機能意手入れしているという。
アメリカの核を持ち込まないなどと言っていては、核武装した周辺国からの攻撃に晒されている現状では裸同然である。
つくづく思うのだが、国防のプロの国を思っての提言が、浜田防衛相ごときの文民によって封殺されることはまことに嘆かわしい事である。
田母神氏は次のように結んでいる。
「私のことで自衛隊に迷惑がかかっているとすれば断腸の思いである。だが、日本を否定し先人を貶める歴史観を認めるわけにはいかない」
田母神氏の独占手記のほかには、中西輝政、渡部昇一、西村真悟、西尾幹二、荒木和博の保守派各氏が田母神論文を擁護し村山談話の破棄を主張している。
渡部昇一氏の論文は表紙の目次では「『東京裁判史観』の呪縛」となっているが本文では「『村山談話』は『外務省談話』だ」として、田母神論文が最優秀作に選ばれた経緯と「村山談話」が当時の外務省の小和田恆氏(雅子妃の父親)の発言から始まったとしている。
田母神論文が最優秀作に選ばれたのは審査委員長・渡部昇一氏との八百長だと批判するむきがあるが、審査は応募者の名前を伏せて行われ、上位4本の論文で初めて名前が明かされたのだという。その時まで最高得点を取っていたのが田母神論文だった。
審査員達は空幕長だと知り驚いて本人に大丈夫かと念を押したが差し支えないという返事なので当選にしたという。
内容が審査委員長の渡部昇一氏の持論と近いので当選するのは当然であろう。
秦郁彦氏は田母神論文をこき下ろしたが、渡部氏は秦氏を田母神氏より不勉強であり、「嘘だとわかっても頑として撤回しない人」だとこき下ろしている。
さらに非難すべきは石破発言であるとWILL誌上の渡部・石破論争の一部を引用している。
石破氏は防衛大臣でありながら中国共産党系の新聞に・・・
●大東亜戦争は日本が悪かった
●南京大虐殺はあった
●従軍慰安婦はあった
●靖国参拝は絶対にしない
と述べて取り消そうともしない。
いつまでも村山談話に縛られていては日本の未来は無いと切に思う。
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2008.11.26 (Wed)
ワイセツ韓国人ホスト国外追放
中国も「韓流ブーム」だという。
日本の場合はNHKと電通が仕組んだブームだと言われているが、中国の場合は誰が仕組んだのだろう?
成田空港に韓国人タレントが到着すると、総連や民団や新興宗教団体から狩り出された組織的な歓迎チームが殺到してあたかもブームを演出する。
今日あたり、NHKの紅白歌合戦に誰が出場するのかとテレビメディアは盛り上げているが、韓国人グループの東方神起とかいうのが出るというのも納得できない。
ちらと聞き及んだところによれば、今年は民放で大きく取り上げた歌番組の歌手が紅白に出るとかで、民放もいつもはライバルのNHK紅白を取り上げて必要以上にはしゃいでいる。テレビメディアは団子になって一億総白痴化プログラムの実行に余念が無い。
中国では韓国人ホストがわいせつ罪で捕まったが、実刑の上、「国外追放」という厳しさは流石である。
日本も外国人犯罪者は実刑の上、国外追放したらどうか。
しかし、在日は国外追放できないとも聞く。
人為的な韓流ブームはとっくに終わっているのに、いまだに低品質の韓国ドラマを放映し続けているNHKは国営放送にして、大本営発表の政府の代弁メディアとするべきである。
散々反日活動をした海老ジョンイルが一億円もの退職金を貰うなどとは許されない。
産経ニュース(2008/11/26)
「韓流ブーム」便乗、韓国人ホストが全裸サービス 上海
新華社電によると、中国での「韓流ブーム」に乗って韓国人ホストのヌードショーを行っていた上海市のホストクラブの韓国人経営者に対し、上海市第1中級人民法院は23日、懲役1年3月、罰金5000元(約7万円)の実刑判決と刑期終了後の国外追放を言い渡した。共犯の吉林省出身の女にも懲役10月、罰金3000元(約4万円)が言い渡された。
判決によると、経営者は上海市内にホストクラブを開設し、韓国から招いた20代前半のホストにマスク姿でヌードショーをさせたり、個室カラオケの中で女性客にわいせつな行為を行わせていた。
中国の女性には「韓流ブーム」が起きており、経営者はホストについて「無名の芸能人」といううわさを流し、女性客を集めていたという。
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2008.11.25 (Tue)
しっかりしてくれ朝鮮半島
厄介な隣国韓国と北朝鮮はいつになったら中国やロシアに対する民主主義国の防波堤としての役目を果たしてくれるのだろうか。
朝鮮半島は歴史的にみても中国の隷属国であり、自主独立の気概のない人たちである。
日本もある意味アメリカの隷属国であるからして、他国のことを大きな声で批判するのもいささかはばかるところなきにしもあらずだが、このところ北朝鮮が隣国に対して態度を硬化させている。
北朝鮮当局は20日から日本製の乗用車と小型バスの没収を始めた。
今回が初めてではなく、過去二回、金正日が指示していたが幹部が日本車に乗っていて完全には実行されていなかったという。
独裁政権でも指示が徹底していないというのは理解しかねるが、北朝鮮では乗用車の80%が日本製だというから、いったいどうするつもりなのか。
北朝鮮は韓国に対しても南北の貨物列車運行を中断し門戸を閉ざそうとしている。
さらに、南北経済協力事業の開城工業団地に常駐する韓国側人員を「選別的に追放する」から1592人の韓国側人員の名簿を出せと韓国側に迫っている。
いずれも李政権の対北強硬姿勢に対する報復だが、金正日の生死も定かではない北朝鮮の孤立化はますます深まるばかりだ。
今朝の産経新聞「正論」では趙甲済月刊朝鮮編集委員が、ポスト金正日は依然不透明だとして、北朝鮮体制が平和的に解体して韓国化に向かうならいいが、中国による植民地化や朝鮮半島分断に向かえば危険だと警告している。
ドイツがそうであったように北朝鮮が民族自決主義的な決断を下す事を期待しているが、一筋縄では行くまい。
米国務省のソン・キム6カ国協議担当特使が24日、核の検証問題について「米朝で理解の相違なし」などと甘やかしているようでは、北朝鮮が民族自決しようとは思わないだろう。
この北朝鮮が軍事クーデターなどの騒乱状態になれば、なんと400万人の難民が流出すると山田吉彦東海大准教授は今朝の産経新聞で述べている。
400万のうち10万から15万人が、在日の血縁者をたより日本を目指すという。
その際、海を渡って人口3万8000人の対馬に10万人以上の難民が押し寄せるというから対馬は完全に朝鮮人の島になってしまう。
僅か350人の自衛隊員と80人の海上保安官で島の秩序を維持することは困難であり、北朝鮮から疫病や麻薬が持ち込まれて日本が危なくなってきている。
それなのに、麻生首相は「日本だってアメリカの土地を買っているではないか」と危機感のまったく欠如した答弁をし、河村官房長官は「わが国の安全保障に具体的な行動が起きたら考る」となんともはやノー天気な答弁をしている。平和ボケした閣僚たちはほんとうに日本を守ってくれるのだろうか。
一方、民主党は国籍法改正、外国人への参政権付与、人権擁護法案を推進して、日本を外国に売ろうとしている。
自民も民主もいったんバラバラにして政界を再編し、有権者も売国議員を落選させて再編に協力しなければならない。
今度の選挙で民主党が政権を取ることに失敗すれば民主党は崩壊すると言われているから、まず手始めは民主党に政権を取らせない事だ。
朝鮮半島に期待する前に、まず自分の国をなんとかしなくてはならない。
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2008.11.24 (Mon)
日米中の三角形はいびつで結構
今朝の産経を読んで腹がたった。
「首脳会談二転三転 中国に翻弄された日本」(リマ 佐々木類)なる署名記事である。
要約すれば、中国側が突然首脳会談を打診してきたので会談の準備をしたが、中国側にキャンセルされ、その後も中国側の都合で日程が二転三転した。これは「中国主導の日中関係」を印象付ける結果になった、というのである。
「外務省幹部は日米中の3カ国の関係について「日米は世界で最も緊密な同盟関係。だが米中は『敵でも友人でもない。競争相手』(オバマ米次期大統領)の関係だ」と三角形に例えて説明する。だが、首脳会談をめぐるドタバタから見えるのは、いぴつな三角形だ」
いびつな三角形が当たり前だ。どこが悪い。
かつて外務省のチャイナスクールであった加藤紘一氏は日米中の正三角形論を主張した非現実的かつ無知蒙昧な政治家である。
外務省はいまだに「三角形」に例えて説明しているらしいが、佐々木類記者は、「首脳会談のドタバタはいびつな三角形だ」と指摘している。
まずこのドタバタは中国人独特の身勝手さで外交常識を逸しているのであり、非は中国側にある。二転三転したのは日本政府が誠実に対応しようとしただけであり、中国が主導権を握っていると断ずるのは不当であろう。
次に、日米中が正三角形の関係をとることは有り得ない。
まがりなりにも日米同盟は続いており、民主主義国として共通の価値観を持っている。
しかし、中国は一党独裁の社会主義国であり、等辺の距離を維持する事は不可能であり、不必要である。
米国発の金融危機で日本は早くもIMFへの支援増額を表明しているが、中国は態度を明らかにしていない。中国自身が経済崩壊と大量暴動という爆弾を抱えているのだから無理もあるまい。
日本は国際社会での存在感を示そうとあせりすぎて、安易に私達の税金を持ち出すことは止めて欲しい。IMFから北朝鮮への援助には日本は協力しないと主張しているようだが、反日に生きる韓国にだって協力したくないのが日本国民の気持ちだ。
京都議定書で日本がカッコいいところを見せようとして、自分の首を締める結果になってしまい、世界の国々がしのび笑いをしていることを忘れてはならない。
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2008.11.23 (Sun)
日本はどれほどいい国か

いま一番信頼の置ける評論家、日下公人氏と高山正之氏の対談が本になった。
世界の国は腹黒く、それに比べて日本いかにいい国かを再認識することが出来る。
確かに日本はいい国だが「お人好し」過ぎて世界の国々から侮られていることは否めない。
田母神論文が指摘したように日本は自ら誇りを失い自信を失っている。
日本人は正しい近現代史を学んで自信を取り戻そう。
そのためには格好の書物である。
英国女性のルーシー・ブラックマンさんを殺害した織原城二をNYタイムズのハワード・フレンチが「日本人は紅毛碧眼の女性に対する異常な性的妄想癖があって、織原は妄想のすえ殺害した」と書いたので、高山氏が「織原はコリアン・ジャパニーズであり、安直に日本人などと言うな」と抗議した。それを織原が読んでいて新潮社と高山氏を訴えた。
一審では高山氏が勝ったが5月の控訴審で負けた。
韓国人から日本人に帰化したというのが名誉毀損だというのは韓国人に対する侮辱だろうという。
その話から日下氏が米国の日系人が命を堵してドイツ軍と戦いその勇猛果敢ぶりをアメリカが高く評価したという例をあげ、「信頼されるアメリカ人」になるためのいかに膨大な血と命と長い歳月を費やたかと言う。
「彼等が父祖かの伝えられた武士道精神を発揮して、自らの血と命をもってアメリカ社会に名誉ある地位を築いたか。一方、「在日」コリアンは根拠の無い「強制連行」を振りかざして「差別」を訴える事で日本社会への居住を正当性を示そうとする」
「一国の国民になると言う事は、非常時の場合に、国のために戦う決意があるかどうかということだ」(日下)
まさしくその通りである。例えば帰化した民主党の某議員は民団と通じて在日コリアンへの参政権付与を推進している。彼が日本のために戦うとはとても考えられない。
敬愛する櫻井よしこさんの主張に賛成できない点が二つある。
一つは住基ネットに反対している事、もうひとつは帰化の条件をもっと緩やかにして帰化を促そうとしていることである。
昨年暮れに帰化した石平氏はあまりに簡単に帰化できたので、こんなことで日本は大丈夫なのかと心配したという。日本への忠誠や国防義務を問われることもなく宣誓すらなかったという。
石平氏のような中国人が帰化する事はおおいに望ましいが、中国から大量に流入している中国人が簡単に帰化したらどうなることか。それでなくても凶悪犯歳が急増しているというのに。
先の大戦を「聖戦」と言い切るには少し躊躇するところがあるが、高山氏がインド解放のために日本が戦ったのは「聖戦」だったというのは頷ける。
高山氏が「スーチー女史は善人か」で書いていた事も対談でさらに詳しく述べられていて興味深い。日本は欧米にならってミャンマーの軍事政権を批判しているが、華僑とインド系に既得利権を持っている英米の尻馬に乗るなと嗤う。
昭和五年生まれの日下氏は15歳のとき米軍の空襲に遭って、爆弾を投下しながら街を焼き払って悠々と飛び去るB29を見上げながら「死んでもいいから俺に戦闘機を一機呉れ」と痛切に思ったというくだりは感動的だ。
日下少年はこのまま犬死にするより敵に一矢を報いる「神風特攻隊」が羨ましくて仕方なかったという。
ここまで書いてきて、本書の真髄を捕らえていないと気が付いた。
一言で言えば、日本は素晴らしい国だ(国だった)。侵略したと言われて自虐的になる必要は全然無い、自信を持って自己主張せよということが分かる本だということである。
まだお読みで無い方は一読されることをお奨めする。
日本はどれほどいい国か(日下公人 高山正之 PHP研究所 2008年10月 1300円+税)
【目次】
まえがき 高山正之
第一章 日本の"虚像"を垂れ流す歪曲メディア
『朝日新聞』も驚く『毎日新聞』の「モンスター」ぶり
ウソ話で日本を貶めるオーストラリア人の"屈折"
「日本では女は無力」ってホントですか?
自らの宗教観、人間観でしか「日本」を見ない
『ニューヨーク・タイムズ』の一面に掲載された与太記事
日本の特派員は「日本」より「お友達の国」が大事
第二章「悟性」を備えた共同体であることの幸せ
自ら腹黒くなる気のない不思議な民族
「学ぶ」という姿勢は江戸時代以前から
日本人特有の「うまみ」という感性
「ハンバーガー」さえ自らに合うように変える
移民国家アメリカの劣等感とトラウマ
「韓国人から日本人に帰化」と書いたら名誉毀損
策三章「アジアは一つ」という大幻想
労働力確保の視点のみで移民政策を語る能天気
「帰化手続きは届出制だけでよい」と訴える。国際派
「孤立」よりも「隷従」のほうが恐ろしい
日本が提案した「人種平等規約」はいかにして葬られたか
日本人は「マスター」と呼ばれていた
大東亜戦争の大義とは何であったか
「日本軍が来るのをみんなが待っていた」
日露戦争の日本勝利に感激したビルマの志士たち
ウー・ソウの失望、バー・モウの証言
デバイド・アンド・ルール
第四章「白人絶対」の時代を終わらせた日本のカ
ビルマ人に教育を施す気がなかったイギリス
有色人種は「人間」の範疇に入っていなかった
ミャンマーの「軍政」に対する偏向報道
"名誉白人″の処遇を受けている日本人の無自覚
明治以後の日本人が追求した「一国の独立」「人種平等」
アメリカの「独立宣言」の実態
あちらは「涙の旅路」で、こちらは「死の行進」
一神教の世界では、異教徒は人間に非ず
寛容性と知恵によって宗教間の争いをなくした日本
策五章 再び、「世界が畏れを抱く国」に
英霊たちによる奮戦がアメリカの自制を引き出した
世界中の人々の記憶に焼きついている「カミカゼ」
日本の存在は「ミステリー」だった
アメリカのハワイ併合策の舞台裏
「トーゴ」「ナニワ」という名前が多いハワイ人
国を奪われた民の悲惨さ
「新たなる太平洋の脅威、日本」を想定したアメリカ
策六章 付き合う国は日本が決める
日露戦争勝利後、日本はどうすべきだったか
ルーズベルトは味方にすべき国を見誤った
掠奪精神とのセットだったキリスト教
二十世紀のパワーゲームの主役は日本
「アメリカ原因説」の効用
「日本海軍魂」は脈々と続いている
本物の自衛官を愚弄している『亡国のイージス』
沈黙、迎合は永遠の不名誉につながる
中国のウソつき国家ぶりは相変わらず
中国の外交下手に日本が狼狽する必要はない
あとがき 日下公人
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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
2008.11.22 (Sat)
朝日新聞赤字転落の朗報
その理由は敢えて言わずとも心ある日本人ならば誰でもわかることである。
戦時中は戦争を賛美し、多くの国民を不幸に追いやったのに、終戦と同時に手のひらを返したように今度は過去の戦争とそれに関わった人たちを批判し、左傾化した。
偏向と捏造と、暴かれても謝罪しない体質は多くの日本人の精神構造を破壊した。
これほど世間に害をなしたマスメディアは他にはあるまい。
インターネットの普及がビジネスに影響を与えたという部分もあるだろうが、戦後60年経ってようやく日本人も覚醒し始めて朝日新聞離れの現象を起こしているというは紛れも無い事実である。
「朝日新聞の報道を正せば明るくなる」(高山正之)というが、朝日新聞が無くなればさらに日本は明るくなる。
産経ニュース(2008/11/22)
朝日新聞が初の赤字転落
大手新聞社の朝日新聞社が21日発表した平成20年9月中間連結決算によると、最終損益が前年同期の47億円の黒字から103億円の赤字に転落した。営業損益も74億円の黒字から5億円の赤字となった。朝日新聞社が中間決算で最終損失と営業損失を計上したのは、中間決算の公表を始めた12年9月以来初めて。
原材料である紙の価格が大幅に値上がりしていることに加え、広告収入、部数ともに減少したことが響き、営業損失を計上。またグループ会社のテレビ朝日株などを売却したことによる投資有価証券売却損として44億円を計上したことなどから103億円の最終損失となった。
売上高は前年同期比4・4%減の2698億円。減収は中間決算としては4期連続。
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2008.11.21 (Fri)
国籍法改悪は日本の崩壊を招く
このような日本の国の根幹を揺るがすような法律が審議されているというのにマスコミは全くスルーして、麻生首相の失言だの、末期症状だの、厚生省元幹部の殺人事件を連日騒ぎ立てている。
厚生省関係者の殺傷事件も、もとはといえばテレビメディアが年金々々と毎日のように大騒ぎし、後期高齢者医療制度を悪者にしたせいで起こったようなものだ。
その意味でマスメディアは殺人教唆犯である。
恐ろしい事は、与党も野党も選挙の準備で地元入りしている間に、そして誰も法案の及ぼす影響を理解せぬままに成立の運びとなっている事だ。
一部の良識ある議員とネットユーザーが事の重要さを感じて懸命に阻止しようとしている。
もちろん、なかにはこの法案に賛成する売国奴のブロガーも居る。
この法案がたとえ通っても、必ずボロが出る。
私達は手を変え品を変え悪法を廃止すべく全力で阻止しなければならない。
産経ニュース(2008/11/20)
国籍法改正“誰も理解せぬまま”参院も審議入り
「偽装認知」など議論尽くせるのか
未婚の日本人の父と外国人の母の間に生まれ、出生後に認知された子の日本国籍取得要件から「婚姻」を外す国籍法改正案は20日、参院法務委員会で趣旨説明が行われ、審議入りした。法務委は同日の理事懇談会で、26日に1時間45分の参考人意見聴取、27日に4時間の一般質疑を行った後に委員会で採決することで合意。このため、改正案は28日の参院本会議で成立する見通しとなった。
衆院法務委がわずか3時間の審議で改正案を採決し批判を受けたことから、参院側は「慎重な対応をしたい」(自民党国対幹部)として倍近い審議時間(5時間45分)を確保した形だ。だが、これで懸念される偽装認知への歯止めをどうするかなど、十分な議論が尽くせるかどうかは疑問だ。
「この中で、国籍法改正案を全部理解している人は手を挙げてください」
20日昼の自民党津島派の総会で、戸井田とおる衆院議員はこう呼びかけたが、手を挙げた議員は1人もいなかった。改正案は国会議員も内容をよく把握しないまま、成立へと向かって突き進んでいるようだ。
改正案は今月4日に閣議決定されたが、国会議員らが問題点や危険性に気付いたのはその後のことだった。無所属の平沼赳夫元経済産業相は19日の「国籍法改正案を検証する会合に賛同する議員の会」で、こんなエピソードを紹介した。
「現役閣僚から『とんでもない法律が通りそうだから何とかしてくれ』と電話があった。『あなたはそれに閣議でサインしたんだろう』と言ったら、『流れ作業で法案の中身は分からなかった』と話していた」
自民党では、改正案が衆院を通過した18日の役員連絡会や参院執行部会で問題指摘が相次いだ。執行部会では、国対幹部が「運用で(犯罪に)歯止めをかけていく工夫が必要だ」と述べ、尾辻秀久参院議員会長も「もう一度検討した方がいい」と語ったが、成立の流れを押しとどめるまでには至っていない。
一方、民主党の改正案を問題視する議員からも「うちの法務部会(部門会議)も、『次の内閣』会合も通っちゃっているんだよな」との嘆息が漏れている。
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2008.11.21 (Fri)
自分の力で南北統一したら
韓国の世論調査で、韓国人は北朝鮮は敵ではなく共存する相手だと思っている事が分かった。
現在は朝鮮半島を南北に分断されていても、元来はコリア民族である。
韓国人の8割が北朝鮮を「共存する対象」つまり「同胞」と思っているのは当たり前の話であり、いまさら不思議でもない。
しかし、政治システムから言えば相容れない敵である。民主主義国と敵対する独裁政治システムのもとで苦悩する同胞をどう思っているのだろうか。
このへんの曖昧な態度が日本にとっては理解できないし厄介な隣国といえる。
早く自分の力で南北を統一してコリア民族として「民族自決」して欲しいものだ。
朝鮮半島民族は以前から自分の力で国を維持していく能力に欠けていた。
歴史的にも日韓併合でコリアは近代化を実現できたのは紛れも無い事実であるのに、植民地化されたといたずらに日本を非難することにエネルギーを集中し、いまだに自分の国を自分の手で統一することができない。
戦後60有余年経ったいまでも日韓併合時代に親日派だった同胞の子孫から財産を収奪するような国である。
12月13日に福岡県太宰府で日中韓の首脳会談が開催されるが、竹島問題で反日に舵を切った李明博大統領が、IMF経由で日本に経済援助を求めても決して同意してはならない。
それにしてもいまどきこんな無意味な意識調査をする李明博大統領の気が知れない。
産経ニュース(2008/11/21)
韓国人の8割以上が「北は共存する対象」世論調査
【ソウル=水沼啓子】韓国人の8割以上が「北は共存する対象」とみていることが20日、韓国大統領の諮問機関「民主平和統一諮問会議」(議長・李明博大統領)がリサーチ会社を通じて今月初旬に実施した「国民の統一意識」に関する世論調査で分かった。
調査は今月7、8日、全国の19歳以上の男女1008人を対象に実施。その結果、「北朝鮮は自分たちにとってどんな対象か」という設問に対して、55.3%が「包容して共存する相手」、28.8%が「敵だが共存する相手」と回答し、8割以上が北に対して肯定的な見方を示した。
一方、「対峙する敵」と答えたのは9.7%に過ぎず、「無関心の対象」4.8%と合わせても、北に対して否定的な見方は2割にも満たなかった。
南北統一の重要性については、「重要だ」との回答が82.3%を占め、調査開始の2004年以降で最多となった。「重要でない」は17.3%だった。
南北関係改善のために最も重要なこととして、「経済協力の活性化」が27.1%で、続いて「政治的信頼の構築」23.8%、「北の核問題解決」16.0%、「軍事的緊張緩和」13.9%-などとなった。
現政権の対北政策については、「支持する」が49.8%で、「支持しない」が46.4%と評価が分かれた。
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2008.11.21 (Fri)
冷酷だと言われようとも
不法滞在したフィリピン人夫婦の間に出来たフィリピン国籍の子供が日本在住を求めているニュースが連日取り上げられて同情をかっている。
TBS「ピンポン!」(2008/11/21)
埼玉県の公立中学校に通うフィリピン国籍のカルデロンのり子さん(13歳)が特別理由がある場合に法務大臣が裁量で日本に残ることを認める「在留特別許可」を求めている。
のり子さんは2年前に両親の不法滞在が発覚、一家は今月27日までに国外退去するよう命じられている。
しかし、日本で生まれて日本の学校に通うのり子さんは、フィリピンの言葉も文化も分からないとして、昨日2300人の署名や嘆願書を法務大臣と文部科学大臣あてに提出していた。
森英介法相
「こういった事案はこれ一つにとどまらないので、個別の事案についてはコメントは差し控える」
塩谷立文科相
「今回の問題はすでに最高裁で判決が出ている問題だ。不法な滞在であって、これについては法的に守って頂かねばならない」
ナレーション
「のり子さん一家の国外退去の期限は後六日に迫っています」
のりこさんが利発そうな中学生であるだけに、悲しい思いをさせた両親の無責任さに怒りを覚える。
法を犯した両親は恥じる事も無く子供と該当で署名運動したり、テレビの取材に応じている。
2年前に不法滞在が発覚して、いままで両親は何をしていたのか。
不法滞在を摘発してなお2年も日本への滞在を許した政府はいったい何をしていたのか。
この情報だけで判断すれば、少なくとも13年以上日本に不法滞在していた事になる。
同情的なマスメディアの取り扱いにも腹が立つ。
日本は外国人に対してなんと甘い国なのかと思う。
このうえ参政権付与、国籍法改悪で日本はますます崩壊に向かって進んでいる。
もうひとつは9年前の割り箸事故。
綿飴を食べていて転んで割り箸が口蓋に突き刺さった少年が医者が見落として死亡した。
両親が医療過誤だとして訴訟を起こしたが二審でも医師の無罪判決が出た。
これも親の悲しみは理解するものの、結局は親の監督責任だろう。
自分の責任を感じないで嘆願したり訴訟したりする。それを厳しく批判する世論も無い。
いつから日本はこんなにふやけた日本になったのか。
田母神論文が問うている問題のひとつがここにもあると思う。
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2008.11.20 (Thu)
「奈落の底」とは仰山な
日本医師会のいい歳したオジさんが、麻生首相の「医師には常識を欠いた人が居る」発言に抗議して「奈落の底に突き落とされた思い」と、泣き言を言った。
「奈落の底」はいくらなんでも仰山である。
いまどきの医者はそんなに乙女のように心弱いのか。
これでは危なくて、とても医者に命を預けられない。
一方、社会常識に欠ける医者が居ることは紛れもない事実だ。
日本医師会と自民党の蜜月時代は終わったということだろう。
産経ニュース(2008/11/20)
日本医師会「衆院選への影響不可避」麻生首相発言で
麻生太郎首相は20日、全国知事会議で「医師は社会常識がかなり欠落している人が多い」と発言したことについて、日本医師会(日医)の唐沢祥人会長と首相官邸で会談し、自身の発言を謝罪し撤回した。ただ、全国の日医会員からは日医執行部に対して「自民党支持をやめるべきだ」との抗議が続々と寄せられており、日医側は同日の記者会見で、次期衆院選への影響は避けられないとの見方を示した。
会談で、唐沢氏が提出した抗議文によると、首相発言について「特定の職業を名指しして、根拠なしに差別するものであり、激しい憤りを禁じ得ない」と厳しく批判。10日に二階俊博経済産業相が医師不足の原因を「医師のモラルの問題」と発言したことに続き、麻生首相が同趣旨の発言をしたことに対しては「奈落の底に突き落とされた思い」とした。これに対し、首相は「不適切な言葉の使い方だった」と陳謝した。
会談後、厚生労働省で会見した日医の竹嶋康弘副会長は、首相の謝罪に対し「しっかりした返事だった」と一定の理解を示したが、次期衆院選への影響について中川俊男常任理事は「謝罪があったからといって全国の会員が納得するとは全く思わない。(影響が)少なくないどころか、かなり出るのではないか」と指摘した。
日医では、19日の首相発言後、全国の会員から数十件の抗議メールが執行部に届いており、今後、現場レベルで自民党離れが進む可能性が出ている。
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2008.11.20 (Thu)
常識を欠く医師が多いと麻生首相
「非常識な医者が多い」とも取れる発言をして麻生首相がまたマスコミが喜ぶ餌を投げ与えた。
しかし、社会人としての常識が欠ける医者が多いことは事実である。
教育者もそうである。
事実を事実のまま言うと角が立つ。
医師として教育者として立派な仕事をしていれば、少々、社会常識を欠いていても専門馬鹿として許されるかもしれない。
麻生首相の頭の中には病院を経営していた時の御し難い医者たちが頭に浮かんだのであろう。
ましてや自民党の支持団体であった医師会が、いまは自民党との仲が良くないと聞く。
本音で語って、周りに注意されたら適当に釈明しておけばよい。国家の根幹を揺るがすような失言でもあるまい。
時々軽い失言をしてマスコミにサービスしてやるのも首相の仕事ひとつかもしれない。
産経ニュース(2008.11.19)
医者は常識欠ける?首相、「真意違う」と釈明
麻生太郎首相は19日、首相官邸で開かれた全国知事会議で、地方の医師が不足している問題について「地方病院での医者の確保は、自分で病院経営しているから言うわけじゃないが大変だ。
社会的常識がかなり欠落している人(医者)が多い。とにかくものすごく価値観が違う」と語った。
首相の発言は地方病院の医師不足を問題視したものだが、「病院の医師の多くは社会的常識が欠けている」と受け止められかねず、日本医師会を中心に医療関係者の間で波紋を呼ぶ可能性もある。
その後、記者団に真意を聞かれた首相は「そういう意味では全くない。まともな医者が不快な思いをしたのなら申し訳ない」と釈明した。
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2008.11.19 (Wed)
マイクホンダが米教育長官?
米国がオバマ政権になったら中国への接近をさらに強めるというのは短絡的な考えだと中嶋嶺雄氏は昨日の産経新聞(「シリーズ 米新政権を占う」)で述べている。
「民主党=中国重視」は単純過ぎ
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081118/amr0811180316000-n1.htm
日米同盟関係は更に強化すべきであり、「最近、日本国内にみられる対米自主路線への方針転換といった意見には軽々に与するわけはいかない」という。
しかし、過去の民主党政権の親中主義と日本パッシング(無視)という歴史的事実を日本として忘れるわけにはいかない。ブッシュ共和党政権も最後は中国や北朝鮮に対する厳しい態度を放棄してしまった。
日本人の顔をして日本を貶める「慰安婦問題」の対日非難決議を推進したマイク・ホンダ米下院議員は教育長官のポストを狙っている。
教育長官になったら日本パッシング(無視)ならぬ日本バッシング(虐め)の教育を進めるのではないか。
民主党政権の今後の動きについては決して楽観を許せない。
産経新聞(2008/11/19)
ホンダ米下院議員、教育長官ポストに意欲
カリフォルニア州選出の日系下院議員、マイク・ホンダ氏は17日、サンノゼ・マーキュリー紙(電子版)など地元メディアに対し、「教育長官」としてオバマ次期政権で入閣をめざす考えを明らかにした。
ホンダ氏は、州・連邦の政界入り前に、サンノゼで公立学校の校長や教育委員を務めた経歴を持つ。同氏はこうした教職歴を挙げて、「すべて重要な職務であり、(長官ポスト獲得に)有益だと思う」と自信を示している。民主党全国委員会(DNC)副委員長や、アジア太平洋系の議連会長を務めていることで、ホンダ氏はオバマ氏への支持を呼びかけていた。ホンダ氏は昨年、下院本会議で採択された慰安婦問題をめぐる対日非難決議を主導した。(ワシントン 山本秀也)
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2008.11.19 (Wed)
贖罪が足りぬと村田晃嗣センセイ
今朝の産経新聞「正論」欄は村田晃嗣(同志社大学教授)が書いている。
題名は「国民は対米追随の発想脱却を」とあるので期待して読んだが、どのように脱却すべきかはいっさい語られていない。
政府や外務省は対米追随主義であり、それを批判するメディアや世論も対米追随だと批判している。そして、アメリカの新政権はイメージ・チェンジしようとしているから日本もイメージ・チェンジせよという。
では、どのようにイメージ・チェンジすべきかというと、
「『過去を反省しない日本』や『謝罪しない日本』というイメージは、明らかに不正確なものである」
筆者は国際会議で欧米人や中国人、韓国人とこの「イメージの歪み」を是正すべく努力してきたという。つまり、「十分に謝罪している」と主張してきたというのである。
「精緻な歴史研究に立脚しつつ、さらに冷静で説得力のある『語り口』も重要ではあるまいか」
早い話が、もっと歴史研究を進めて、日本は謝罪しているのだと冷静に説得せよというのだ。
この伏線のあとに「正論」は次のように結論される。
「自分たちの持論だけが『真の近現代史』や『正しい歴史認識』であり、異論を唱える者は『反日的』といった狭量な発想では、論敵はおろか幅広い第三者の支持と理解を獲得することも困難である。日米ともにイメージ戦略を再考する時期に来ていよう」
田母神論文を激しく批判した村田氏は、その「歴史認識」を「狭量な発想」と断定している。
私は村田晃嗣を反日勢力の一人とみているが、異論を唱えるものを「反日的」と断定するのは「狭量な発想」と自己弁護している。
表題からすれば親米保守派に対する批判かと勘違いする。
「対米追随の発想を脱却」するということは、日本の真の独立を目指すことであり、東京裁判史観からの脱却を意味する筈である。
このような羊頭狗肉の「正論」、意味不明の「正論」を載せる産経新聞のジャーナリスとしての良識が疑われる。
オバマ政権は「慰安婦問題」で対日非難決議を主導したマイクホンダ議員を教育長官のポストに推す動きがある。
アメリカのこのような左傾化「チェンジ」に日本も対応せねばならぬ。
「話せば分かる」というこのような学者の空疎な論文はまっく無意味である。
国民も対米追随の発想脱却を
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081119/amr0811190319000-n1.htm
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2008.11.18 (Tue)
テレ朝も麻生叩きで忙しい
テレ朝「報道ステーション」(008/11/17)
内閣支持率↓29.6%
「麻生VS小沢」初会談と波乱政局
わずか30分の党首会談を終えて・・・
小沢代表
「『選挙より景気対策だ』と(麻生氏が)言ったのは、国民のみんさんに対する公約じゃないか」
この人が「民意」とか「国民」とか言うたびに鳥肌が立つ(これが正しい使い方)。
そう言う小沢代表こそ早期解散を叫んでいるという自己矛盾に気が付かない。
ナレーション
「麻生内閣の支持率も29.6%に急落。早くも危険水域に突入した。これは前任の安倍、福田内閣でも見られなかった事態だ」
ナレーション
「民主党は明日からの審議に応じない方針だ」
小沢
「国民を愚弄する筋が通らないやり方は総理として内閣として非常に適当ではない」
また国民か・・・
市田忠義(共産党書記長)
「双方とも迷走している」
福島みずほ(社民党党首)
「党首会談そのものが唐突だ。第二次補正を出さないから急に手のひらを返して応じていた採決をいや採決しないというのは理解できない」
あれれ、野党も一枚岩ではない。
ところが、番組は自民党内が一枚岩ではないと話を持っていく。
ナレーション
「自民党内は一枚岩とはいかず第二次補正予算の早期提出を求める声も上がっている」
そこで登場するのが山崎拓と加藤紘一の両氏!!
山拓
「臨時国会を延長してでも第二次予算案を通したほうがいい。民主党がそれに抵抗し続けるなら国民の批判は民主党に行くので解散総選挙は恐れずにやった方がいい」
あのう、「恐れずに解散総選挙する」とあなたは二度と赤絨毯を踏めなくなる恐れがあるのですが・・・
ナレーション
「報ステの11月15/16日の電話世論調査(調査対象1000人 有効回答率59.2)によれば
麻生内閣を支持しない(46.8% +9.5)が支持する(29.6% -13.2%)を上回った。
総理就任から2ヵ月足らずで内閣支持率は危険水域とされける3割を割り込んだ。
自民党の支持率も前回より5ポイント以上下がり、民主党との差を縮める結果となった」
民主党も0.5ポイント下がった事には一切触れない偏向ぶり。
支持なし、分からないが4.3ポイント上がった事にも触れない。
もっともこの590人の調査の妥当性もいかがわしいが。
加藤紘一
「3割切るとやっぱり心配だ。いずれにしろ一年以内に選挙があるわけだから、言葉が軽く見えてしまう。それが一番重要な今のポイントだ」
山拓にせよ、加藤紘一にせよ、もう終った政治家をなぜテレ朝は登場させるのか。
星浩(朝日新聞編集委員)
「3割を切ると政争が起きる。自民党内の内紛の始まりを感じる。自民党内で麻生さんに対する反発、不満が急速に高まる」
ナレーション
「支持率急落は定額給付金が迷走に迷走を重ねたためだ。定額給付金を支持しないが60%で支持するが28%だ」
他局では逆に6割が賛成という数字が出ている。
ナレーション
「給付の判断を市町村に押し付けたことに対して適切でないが70%、適切が18%」
別の見方をすれば、今まで地方分権と独立を叫んでいた地方行政が、仕事が回って来ると忙しくなる、判断がつかない、不公平な給付になると逃げているようにも見える。
ナレーション
「選挙後、望ましい政権担当政党は、民主党が42%、自民党が39%と11日前と逆転した。与党内には危機感が募っている」
《自民党内に反麻生不穏》
中川秀直元幹事長、渡辺喜美前行革担当大臣ら反麻生派のコメントを紹介。
自民党若手議員
「もう倒閣だな、倒閣。このまま選挙に突っ込んで行ってもみんな落ちて無職になるだけ。それくらいなら下野覚悟で倒閣して顔を変えた方がいい。このままだと政界再編が起きる。小沢さんが与謝野さんに声を掛けるかも」
政界再編を国民は期待している。
麻生政権危うしの印象操作がみえみえの番組であった。
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2008.11.17 (Mon)
姑息な小沢氏の党首会談
党首討論を逃げていると有権者にも見られることを怖れてか、小沢民主党代表は今日の午後突然「党首会談」を今日開く事を自民党に申し入れた。
麻生首相が金融サミットへの出席などで脚光を浴びるなか、薄くなった存在感を危ぶむ小沢代表がパフォーマンスを仕掛けたに過ぎない。
その証拠に18時から始まった党首会談は僅か30分の話し合いで終わった。
今日の午前、まだそれほど寒くないというのに首をマフラーで巻いた上にマスクをした小沢代表が党幹部と党首会談を自民党に迫る相談をした。
「党首会談をしなければテロ特措法に反対する」と自民党を脅し党首会談に持ち込んで、病身を悟られぬようにマフラーとマスクを取った小沢代表は麻生首相と会談。
最初は五時半から院内大臣室で会談する予定だったが、民主党が難色を示したため六時から総理官邸で行う事になった。(小沢代表も軽く見られたものだ)
第2次補正予算を今の臨時国会に出さなければ新テロ特措法(給油継続法案)の明日の採決に応じないと麻生首相に迫ったが、麻生首相に「最大限努力する」とあっさりかわされた。
早期解散を狙う民主党は今までの徹底抗戦をやめて審議で採決に応ずる作戦に出たが、麻生氏が金融サミットに出席中の記者会見で選挙は来春以後と示唆したため態度を硬化させ党首会談という手に打って出た。
麻生首相は会談後の記者会見で「金融再生法案とテロ特措法とは全然関係ない話だ。参議院で決められた話を党首が一方的に破棄するのは納得致しかねる(と伝えた)」と述べた。
麻生首相の方が一枚上手だ。
このような党首会談でこそこそ取引きなどしないで、両党首がそれぞれの国家観や歴史観を踏まえて防衛・外交の大局的な党首討論を公開して有権者の判断にゆだねる事こそ真の民主主義政治の在り方ではないのか。
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2008.11.17 (Mon)
TBSの異常な田母神叩き
昨日の日曜日はテレ朝の「サンプロ」以外にもTBS(毎日新聞)が田母神氏をつるし上げていた。
コメンテーターは口を極めて罵り、岸井成格氏などは特に語気を強めて「間違っている!」と吼えていた。
「文民統制」どころか「文民による言論封殺」を目の当たりに見る思いだった。
以下、その発言の要旨を再現してみよう。
TBS「サンデーモーニング」(2008/11/16)
空幕長更迭の余震
秦郁彦
「非常に単純な事実の誤認があり、他人の著作を自説に都合よく引用している」
田母神前空幕長の発言が海外からも注目されている。
ナレーション
「11日付のワシントンポストは真珠湾攻撃はルーズベルトの罠だったという記事を紹介し、選挙を控えた麻生首相の重荷になりつつあると報じている」
小川和久(軍事アナリスト)
「中国や韓国のみならず、同盟国であるアメリカの中にさえ警戒感と不信感を生み出している。これは日本の国の安全、国民の安全にとって由々しき事態だ」
大袈裟だ。外国はこの問題を心配などしていない。むしろ手を打って喜んでいるだろう。
田母神論文への過剰なまでのマスコミの反応で、日本がますます臆病な国になった事が見て取れるからである。
日本組みし易しと再確認したに違いない。
小川氏の言うように、隣国に警戒感と不信感を抱かせたとしたら、今の日本の現状では外交的成功といえる。
関口宏(司会)
「次世代を担う中西君はどう思う?」
中西哲生(スポーツジャーナリスト)
「あり得ない。この国はこのままで大丈夫か」
関口
「いつまでたってもこの議論をしている。あの戦争について国民のコンセンサスが全然取れていない」
寺島実郎
「巨大なブラックジョークだ。この人が言論の自由を戦ってきた人ならまだ納得行くが。正当化しようとしている日本の戦前は言論弾圧や自由の抑圧があった。それと決別する戦後を我々は作ってきた。それをこういう形で使われる空しさ。この人は僕と同じで戦後生まれ世代だ。いまだに戦前の仕組みに正当性と郷愁を感じているのかと驚く」
田母神氏は戦前の軍隊や言論統制を賛美しているわけではない。
戦前に対する過度の反省(WGIPの効果も含めて)で国民が萎縮してしまっている現実に危惧を抱いているのだ。
涌井雅之(造園家)
「本来、自衛隊は『盾と矛』の盾であるべきだ。しかしいつの間にか国民の努力で経済成長し、『矛』の機能は世界で有数の空軍力を持っている。世界から見たら大変な『矛』に対する警戒感がある。『盾と矛』のトップが『矛』であると言い始めたら物凄い事だ。この人の単純な思い込みや国家観、歴史観で実力部隊の組織が左右されるのなら、5.15や2.26の歴史に対してどういう風に、我々のおやじや爺さん達が苦労して積み上げてきた今までの歴史をまったく単純な錯誤でそれをダメにしてしまうし、日本が信頼を置かれている『矛』の部分を変えていってしまう」
この方の発言の要約はこれ以上出来ません。
要するに自衛隊の攻撃力をとことん無力化したいという近隣国の意図を代弁しているに過ぎない。
テレビで慣れない政治談議などしないで、やっぱりお花畑で造園にいそしんでくださいませ。
岸井成格
「確信犯だ。最後に田母神さんが『私は間違ってるでしょうか』と言ったが、答えは(手を突き出して)『間違っている!』だ。冗談じゃないですよ!前から一番心配していたのがこの事だが、現実になって来た。このバックグウンドには村山談話という政府見解を否定して憲法を改正したいという勢力がある。それを代弁して制服のトップがそういう事を言うのはゼーッタイ間違っている。言論の自由を履き違えているし、文民統制がまったく分かっていない」
文字起こししながらつくづく思うのは、やはりこの人たちの異常なまでの過剰反応だ。
「村山談話」の再検証と憲法改正はひとつの考え方であるのだが、それを頭から否定しようとしている。
これこそまさに言論封鎖だ。
田母神論文は東京裁判史観に染まった似非平和主義者たちの虎の尾を踏んだ。
この時期、民主党に攻撃材料を提供したのは好ましくなかったが、こうなったら張子の虎と戦うしかあるまい。
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2008.11.17 (Mon)
こんな教育に誰がした

SAPIO最新号の特集は「こんな教育に誰がした」
昔々のその昔、「こんな女に誰がした」という娼婦の歌が戦後流行ったと言う。
女性が身を持ち崩す以上に教育が崩れたら国は間違いなく崩壊する。
巻頭 SAPIO's Eye
航空幕僚長「戦争論文」は辞表を書いてから発表すべきだった
田母神氏の主張は首肯できることが多くサピオの読者なら常識の話だと述べている。そうだと思う。左派メディアは『文民統制』に反すると批判するが、即座に更迭されたから文民統制は十分すぎるほど機能しているともいうが、これまた然り。ただ、辞表を書いてから発表すべきだったと批判している。
左派メディアと朝日的文化人を一番喜ばせ、自衛隊員が火の粉をかぶった事実は重いとも批判。
さらに新事実や新たな論考が無いので、左派も右派も大騒ぎするような内容ではないと結語している。
しかし、これは小規模な懸賞論文であり、学術論文ではないのだから多くを求めても仕方あるまい。むしろ多忙な軍人さんがよくここまで勉強してまとめたものだ感心する。
村山談話は言論封殺の道具だと明言して一石を投じた事は銘記したい。
やっぱりあった学力テストと日教組の"相関関係" 八木秀次
産経新聞で明らかにされたように、日教組の強い県ほど学力テストの結果は悪かった。
それを朝日新聞は(左翼メディアも)日教組の「組織率」との相関関係にすり替えて反論した。
中山前国交相の言辞は正しかった。
何度でも言う。「日教組は教育の癌である」 中山前国交相
中山
「私は『日教組の強いところ』と言ったのであって組織率のことなど一言も口にしていません」
日教組出身で山梨県教職員組合の執行委員長だった民主党の輿石東参院議員会長は参院選で小中学の教職員から組織的に資金と票を集めて24人がシッポ切りされたが、さらに「ヤミ専従」も摘発された。
中山
「こんな組織に支えられている民主党がもし政権を取り、輿石氏が文科相になったらどうなるのか。
日教組が日本の教育を支配する事になれば、日本の将来は極めて危うい。『一度民主党にやらせてみよう』という意見は全く無責任で危険な話だ」
日教組の反対で中止されていた全国学力テストを一昨年43年ぶりに復活させたのは当時の中山文科相だった。
ゴーマニズム宣言 小林よしのり
ヨシリンが沖縄で講演したとき、言論封鎖魔(佐藤優)が同時に沖縄入りし、妨害したと憤慨している。本土でも言論封殺魔はあちこちの出版社に圧力を掛けて反論を封殺しているという。
沖縄の二大紙「琉球新報」と「沖縄タイムス」が政財界、富裕層と結託して「犠牲者の島、反日キャンペーンをしている。護憲主義者の佐藤優もその1人だ。
親が知らないいまどきの「超激性教育」 桜井裕子
ネットでも一時話題になったが、人形や絵を使った小中学生の過激な性教育の実態を報告している。それはもう大人でも赤面する筆舌に尽くしがたい過激さである。
そのほか「たった一人の君が代斉唱事件」など読みどころ満載だ。
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2008.11.16 (Sun)
軍事クーデターが起こる!?
今朝は予想通り、麻生首相叩きと田母神氏叩きに終始したテレビメディアであった。
来週の18日には日本の根幹を揺るがす大悪法「戸籍法改正案」が可決される可能性が大であると言うに、マスメディアのどこも取り上げようとしていない。
麻生・田母神両人への攻撃を集中して視聴者の関心をそらせようとしているとしか思えない。
定額給付金で自民党は迷走している、地方自治体はすべて反発している、国民もこんなはした金は要らない、3年後の増税が不安だ、景気対策の効果なし・・・とまあもマスゴミにこれだけ叩かれればもう自民党の芽はないだろう。
その自民党も河野太郎が座長になって外国人に日本国籍の大バーゲンではもうこの世も終わりである。
テレ朝「サンプ/ロ」(1980/11/15)
繰り返すのか?
昭和初期「時代の空気」
5.15や2.26事件の言論クーデターの再来だと田原総一朗があおる。
潮 匡人(元航空自衛隊幹部)
「政治に対する不信、政治的リーダーシップの不在という所はまったく同じだ」
田岡俊次(軍事ジャーナリスト)
「あの頃は軍に対する国民の信頼は凄かった」
田原
「今回は国民に馬鹿にされてるんだから自衛隊は」
志方俊之
「自衛隊が武力を使ってクーデターをすることは絶対にない。そのように徹底的に教育されているから。しかし鬱積した気持ちを言葉で言って(ここで腹を切るような仕草をする)辞めていく人は今後出るかもしれない」
田原
「しかも大事な事は97人も参加している。自分が命令したら1000自衛隊の人以上と言っている。自衛隊の殆どの人が共感していると思う」
浜田防衛相や他のマスコミは自衛隊の隊員は反発しているといっているが、田原氏のこの推測は当たっていると思う。
潮
「私は細部のいくつかは別にして、基本的に論文に賛成だ。田母神学校の年代層は圧倒的に共感している」
田岡
「浜田(防衛相)さんの言うように大部分が偏向している。殆どが精神の変調を引き摺っている」
潮
「ならばどこがどう間違っているか具体的に言うべきだ。村山談話についても政府は侵略の定義について聞かれて『おたずねについてお答えするのは困難である。確立された定義があるとは承知しておらず』。なんでこれに違反したという話になるのかまったく分からない」
田原
「田岡さん、自衛隊がみんなクレージーだって、それでいいの?」
田岡
「いや大変です。軍隊で大事なのは指揮官の判断で・・・教育を根本からやり直さないと・・・」
これから先の田岡氏の妄言は文字起こしする値打ちも無い。
なにせイラク戦争の予想を間違えて笑われた男で、うつみ宮土理の亭主キンキン(愛川欣也)と朝日ジャーナルのパックインジャーナルあたりで反日のおだを上げていればいいのだ。
潮
「部内誌で書かれた一文で
『ものを言っただけで大騒ぎになり、職を辞さなければならないような時代は、いわば暗黒の時代である。民主主義というのはお互いの考え方を述べて意見を戦わす事が原点だ』
こう書いた人がまさに今こうなっているということだ」
田原
「大問題なのにマスコミも国会議員逃げている」
高野孟
「自衛隊の中はどういう教育をしているのか。(論文)は相当レベルが低い。研究論文とは言えない様な稚拙と言っていいほどのレベルの低い論文だ」
学術論文ではあるまいし、あらたな創意工夫や発見を期待するほうがおかしい。思索した挙句の思想的な表明には勉強した書物の影響が出てくるのは当たり前だ。
そういった意味では田母神論文は保守派の人間にとっては格別目新しい事ではない。
しかし、現役の空幕長が言った事に意味がある。
田原
「ただ怖いのはネットの世界では田母神氏は英雄になっている。ヤフーでも彼の支持率は高い」
既存メディアはインターネットという新しい意見表出のツールに恐怖を抱いているのだ。
田岡
「日本で近現代史を全然教えない。自衛隊も教えていない。白紙に墨汁を落としたようにあっというまに一色に染まってしまう」
志方
「田岡さんねえ、自衛隊の名誉のために言っとくけど、あなたは先程から自衛隊の幹部にはクレージーなヤツが居るという。そういう言い方をするのは一言論人として不適切である」
志方氏が怒った。
潮
「なんでこんなに言論封鎖するのだ」
こういうとき田岡氏はおろおろして反論できない様子が卑屈でダメだな男だと思う。
田原
「ないというけど226みたいな事件が起こる可能性がある」
今後、浜田防衛相の指示による自衛隊の思想調査や言論封鎖が続けば、大いにありうるでしょうね田原さん。
そのとき真っ先に天誅!とばかりに殺されるのはあなたかもしれませんよ。
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2008.11.16 (Sun)
首相の国語力
頻繁を「はんざつ」、未曾有を「みぞゆう」、踏襲を「ふしゅう」などと言い間違えたとマスコミが鬼の首でも取ったように大はしゃぎしている。
まことに低レベルのマスコミだが、こんな下らぬことで足を掬われる首相も首相だ。
頻繁を「はんざつ」といったのは原稿を棒読みした時の読み違えだろうが、取り巻きがルビを振って済むような問題ではない。
基本的な国語力の欠如だ。
首相は漫画雑誌の見過ぎではないのか。
毎週、漫画を見るのはほどほどにして、漢字が沢山ある本をもっと読むべきだろう。
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2008.11.16 (Sun)
子供達よ、田母神は悪者デアル
NHKの子供ニュースは偏向していると当ブログでもたびたび取りあげた。
相変わらず子供たちに正しい情報を伝えようとしていない。
マスメディアがこぞって田母神批判を報じたが、ネットや自民党内部でも田母神擁護の声があることまでは伝えなかった。
「それなのに」とか「言い張りました」というのはNHKの価値観を表している。
これで、子供たちの脳には田母神氏は悪者であるという印象が刷りこまれた。
反日NHKとしてはGJであった。
NHK子供ニュース(2008/11/15午後6時)
ナレーション
「航空自衛隊の前のトップだった田母神前航空幕僚長は、『日本はよその国を一方的に攻めてはいない』などと雑誌に発表しました。
自衛隊は政府の考えに従う事になっています。それなのに、そのトップが政府とは違う考えを発表したので大きな問題になり、先週、航空幕僚長を辞めさせられました。
11日火曜日、田母神前幕僚長は国会に呼ばれて議員から質問を受けましたが、『自分の考えは間違っていない』と言い張りました」
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2008.11.15 (Sat)
アメリカだって民主党だ!?
麻生首相が総選挙より景気対策だと主張しているのに対して、アメリカだって金融不安の中、予備選から本選までやってるじゃないかという事を平気で言うマスメディア、政治評論家、素人コメンテーターが居る。
素人の自分でもこれはおかしいと思う。
アメリカは選挙中もブッシュ政権は執政を取り会議も開かれている。
しかし、日本がさあ総選挙だとなれば、一種のご破算で、議員は地元に散って行き、政治は完全にストップする。
フジテレビの解説委員長までアメリカでやっているのだから日本で出来ないはずはないといっている。
選挙を先送りすればするほど選挙に不利となることは麻生首相自身が一番良く知っていると思う。しかし、金融サミットで彼が存在感を示せば、愚かな有権者も日本の将来を託するのは麻生氏か小沢氏か気が付くかもしれない。
マスコミは麻生首相の求心力のなさをことさら拡大して吹聴しているように見みえる。
確かにベストではないが、それでは他に誰が居るのかということである。
「悪口を言うつもりはないが」と前置きしながら悪く言う若松氏のような人間を私は信用しない。
悪く言う事は誰でも出来る。ではどうしたらいいのか。
若松氏の論点は「アメリカでも選挙したのだから、今でも出来る。選挙で民意を得た首相(政党)なら日本の難局を克服できる。しかし、来春まで選挙は先送りされそうだ。麻生首相はますます苦境に陥る」と要約できる。
「アメリカでも」は間違っているし、民意を得たからといって難局を克服できるとは限らない、麻生首相にも挽回の機会があるかもしれない・・・という意味でまことにお粗末な若松氏の解説である。
産経ニュース(2008.11.15 00:17)
「麻生政権の宿命」
若松誠フジテレビ解説委員長
麻生政権の発足から2カ月を迎えようとしている。しかし、世論調査によっては早くも、支持と不支持が逆転、閣僚の失言と辞任、定額給付金をめぐる迷走劇、「麻生はやりぬく」と街角にはられたポスターがどうも寂しく見える。
今後、日本の実体経済がさらに悪化することが懸念されるなか永田町には今、空虚な空気が流れている。首相官邸、霞が関もこの難局、未曾有の経済危機に立ち向かおうという迫力、緊張感に欠けてはいないか。
霞が関の官僚と話していると、麻生政権に対する様子見の姿勢が強い。裏を返せば、麻生政権の霞が関官僚への睨み、仕切り、求心力が弱いのだ。
私は、何もここで麻生政権の悪口を言いたいのではない。「国民の明日への不安が増すなか、今ほど強い指導力を持った政権による政策実現が求められているときはない」と、国民の誰しもが、考えているのではないか。
それにもかかわらず、今のこの漂流しているような状況は何なのか。
麻生首相は、街頭演説で「外交とか経済、麻生太郎が最も今、政治家の中では使える」と指導者としての自信を示した。
麻生首相周辺によると「オレは、あの偉大な吉田茂の孫だ」との自負が強く、「首相として、自分しかできない仕事」への並々ならぬ決意があるという。それは、大変結構なことだと思う。
しかし、麻生政権の宿命として、総選挙による「国民の審判」を受けない限り、麻生内閣は本格政権になれない、麻生首相は、強い指導者として、認知されない。
なぜなら、麻生政権は、政権交代のかかった衆議院の解散・総選挙を断行し、「直近の民意」を問うことを期待され、使命として誕生した政権だからだ。
この世界同時不況下で、「選挙をしている場合か、まず景気対策だろう」という声は強い。私もその意見は良く理解できる。
しかし、今回の金融危機の震源地、米国はどうか。
予定通り、壮絶な長期間にわたる米大統領選を実施し、米史上初の黒人大統領を誕生させるではないか。
この難局は、乾坤一擲の戦い、選挙を勝ち抜き、国民の支持を得た強い指導者でしか、乗り切れないだろう。政局は、政治日程から見れば、年度内の解散・総選挙は困難になりつつある。
解散・総選挙を先送りすればするほど、麻生政権の宿命としてその前途は、麻生首相の目指す「王道」ではなく、茨の道となるだろう。
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2008.11.14 (Fri)
トヨタ報復でスポンサー降りる?
トヨタがスポンサーを降りるのはいいが、「厚労省叩き」が気に入らないからというのは頂けない。
相手が違う。
腐り切った厚労省や社保庁を叩くのはいいが、今のマスコミは中山前国交相を叩き、田母神前航空幕僚長を叩いている。
官僚を叩くと同時に自民党を叩いて民主党に政権交代させようとしている。
民主党は選挙基盤の労働組合から手に入れた情報で官僚を叩くというより自民党を叩いて政局にしようとしている。
奥田座長は「ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社ではない。地方の中小とかパチンコとか」とも述べた(時事通信社)
なぜか産経はこの部分の発言を記事にしていない。
最近パチンコメーカーのCMがやたらと増えている。
ダス・ベーダーだのアグネス・ラムだの若大将の加山雄三だのと。
パチンコは亡国の賭博ゲームだ。
朝鮮人ビジネスの興隆は亡国につながる。
スポンサーと反日偏向番組との関係を絶たなければならない。
浅野史郎氏が「スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」と言ったが、それはそうだろう。
彼は劣悪コメンテーターとして官僚や与党をやみくもに批判して稼いでいるからである。
産経ニュース(11/12 23:59)
「厚労省叩きは異常」とトヨタ奥田氏 報復でスポンサー降りる?
トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。
奥田氏は同懇談会の座長を務めているが、会合の最後になって突然「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に関する報道への不満を切り出し、こうした番組などからのスポンサー離れが「現実に起こっている」と述べた。
懇談会メンバーの浅野史郎・前宮城県知事が「マスコミは批判するために存在している。事実に反することを言われたら、スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」ととりなしたが、奥田氏は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」と収まらない様子だった。
懇談会後、奥田氏は記者団に対し「批判はいいが、毎日、朝から晩までやられたら国民だって洗脳されてしまう。改革はしなければいけないが、厚労省はたたかれすぎだ」と語った。
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2008.11.14 (Fri)
止まぬテレ朝の田母神叩き
テレ朝「スパモニ」(2008/11/14)
テレビの音だけ聞きながら遅い朝食を取っていたら、「33年も心の底から笑った事がない」というナレーションが始まった何の話かと思ったらめぐみさんを拉致された横田御夫妻の事だった。
悲しげなバックミュージックが流れ、横田御夫妻の過ごして来た苦悩の日々を紹介している。
テレ朝がめずらしく拉致問題をとり上げていると思ったらスタジオに戻っていきなり村田晃嗣(同志社大学教授) のコメントが始まった(言葉の詳細は正確ではない)。
村田晃嗣
「田母神氏のように日本の過去を否定するような事をするからダメだ。日本は世界から信用されない。北朝鮮のカードになってしまう」
山口一臣(「週刊朝日編集長)
「アメリカはオバマ大統領になる。小浜から拉致された横田めぐみさんの拉致問題に協力してくれるだろうか」
村田
「民主党には人権問題に非常に関心を持つ政治家が多い。しかし当面は経済問題だ」
腹が立ってチャネルを回す。
ジャパネットの高田氏が甲高い声で喋っている。デジカメとプリンターセットが2万円弱で安いなあ、でも昨夜アマゾンに注文した2万円弱のエプソンEP801Aが今日は配達されるし・・・などと思ってチャネルを変えると「スパモニ」がまだやっている。
山口一臣(「週刊朝日編集長)
「どうしても直らないんですね」
えっ、何が?
タイトルを見ると
「航空自衛隊の前校長が部下にセクハラ疑惑」
また自衛隊の不祥事叩きか。
大谷昭宏
「たとえばね。あの6000万円の退職金にしてもね。阪神淡路大震災や中越地震のとき泥だらけになってあの水の中に入った自衛官はね、一番怒ってるのはね。あの現場の自衛官だと思う。私達がこういう事をしている時に、なぜ彼は6000万持って行くのかと。しかも自衛隊の信用を失墜させといて。そこは文民がきちんと見ていかなきゃ駄目ですよ」
自衛官はほんとうに田母神氏に怒っているのだろうか。
私は自衛官は田母神氏の発言に喝采したと思う。
国を守る自衛隊が「災害救助隊」程度にしか評価されていない事の方が問題だ。
この男はそれを知っていてこのように言っているのか、それとも本当に自衛官は田母神氏に怒っているとでも思っているのだろうか。
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2008.11.13 (Thu)
田母神氏追い落とし
一昨日、田母神俊雄前航空幕僚長を参考人として招致した参院外交防衛委員会が、今日は麻生首相も出席してNHK BS2で実況放送(ネット配信も)された。
田母神氏は以前(平成16年の学校長時代から)専守防衛を逸脱した言動をしたと民主党議員が追求した。
浜田防衛相は用意したペーパーを読んだ後、「朋友」のチェック体制を追求されて、最後の論文は本人が申請しなかったから政府の責任ではないと答弁。
田母神氏を懲戒処分にしなかった野党議員からの野次が盛んに飛んだ。
浜田防衛相
「客観的に見て(田母神氏は)大変うぬぼれの強い人だ」
民主党議員
「懲戒免職にしていれば退職金はもっと減ったのではないか」
浜田
「懲戒免職なら退職金はタダだ」
日本の政治家達が国会でこのような不毛な論議に明け暮れている姿を見て、特亜諸国は手を打って喜んでいるであろう。
この有様は、まさしく日本がいま置かれている世界に類を見ない異様な外交防衛体制を示している。
麻生首相は答弁で田母神氏を「田母神」と何度も呼び捨てにした。もはや一市民に過ぎない田母神氏を呼び捨てにするのは失敬である。
民主党議員が「アメリカは日本でクーデターが起こるのではないかと心配している」「憲法改正を唱える人を野放しにしたのは首相の責任だ」と詰問したが、クーデーターするくらいの気概を自衛隊は持って欲しいし、憲法改正を口にしてはならないというのはまさに言論封鎖だ。
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2008.11.12 (Wed)
マスコミ、田母神非難轟々
参院外交防衛委員会での田母神氏の発言から一夜明けてテレビメディアは今朝どのように報じたか。
エェックしたなかでテレ朝「スパモニ」は完全にスルーした。
●TBS「みのもんたの朝ズバッ!」(2008/11/12)
アパグループと田母神氏との蜜月
両者の関係をことさらに強調。
投稿された235の論文のうち94人が航空自衛官だと批判。
組織的に指示したのではないかという疑いに対して・・・
田母神
「教育課長に紹介はした。私が指示したのではないかと言われているが、私が指示をすれば多分98とか70なんぼという数ではなくて、1000を超えるような数が集まると思う」
幹部教育のカリキュラムに歴史観・国家観を導入した事について
田母神
「日本の国を我々がよい国だと思わなければ、頑張る気になれない。悪い国だ悪い国だと言ったのでは自衛隊員もどんどん崩れる。
そういう意味できちっとした国家観・歴史観を持たせなければ国は守れない」
これが田母神氏の持論の核であり、この核の是非を問わなければ、文民統制だの立法府と行政府の関係がどうのという枝葉の議論になってしまう。
質問者は全員この部分に触れることを嫌った。
西原正(元防衛大学校学校長)
「自衛隊の最高幹部の1人として相応しくない」
犬塚直史(民主党)
「どうして懲戒免職にしなかったのか?」
浜田防衛相
「政府見解と異なることを新たに主張されて自衛隊の士気が落ちることは避けたかった」
田母神論文で自衛隊の士気は落ちるどころか、上がる一方だということを浜田防衛相は知っていて言ってるのだろうか。
会議終了後の田母神氏のインタビュー
田母神
「今回、村山談話の正体が私は分かった。言論弾圧の道具であると」
田母神氏の歴史観 自民議員から擁護論も
(国防関係合同部会で)
議員A
「常識的感覚を持っていれば田母神氏の歴史認識になる」
議員B
「何をもって侵略というのか」
議員C
「衆議院の先生方、この村山談話のような歴史観で選挙が戦えるんですか」
みのもんたの批判が始まる・・・
みの
「自民党の国会議員の現職の中にも田母神さんの意見を支持する人が居るということは、テレビでは一応Cとしたが、名前は分かっている。われわれはこういうことをきちっと把握して、国民の総意が間違った方向に引っ張られないようにしないといけない。かつての日本が悪いといるのであって今の日本や自衛隊が悪いといっているのではない。違う次元の話を同じ形でしか喋れない田母神さんに一回この番組に出て頂きましょう。一言一言検証しないとダメだ。この人は」
発言者ABCなどど言わないでCが誰か分かっていれば公表すればいいではないか。
いかにも恩着せがましく匿名にしたりして。
みのもぜひ番組で歴史観・国家観の「みのVS田母神対決」をするがいい。
みの程度の理論武装では間違いなくボロボロにされてしまうだろう。
与良正男
「論文そのものも都合のいいところだけ引用するのが目立つ。政治の責任は重い。田母神さんが勢いついたのは安倍内閣の頃からだ。『戦後レジームからの脱却』という旗印を掲げた安倍さんは村山談話や従軍慰安婦を認めた河野談話に不満を持っていた。しかしその安倍さんも村山談話を否定し出来なかった。変えると言えば変えられたのに」
安倍元首相を引き摺り下ろしたマスコミがまだ生きていることが問題なのだ。
あのとき以来戦いは終わってはいない。
みの
「日本の憲法にまで触れた問題だから国会議員はよく考えるべきだ。選挙で物議を醸すようなことが起きるかもしれない」
その通り、徹底的にマニフェストに入れて論争すべきだ。
小沢・麻生の党首討論のテーマにすべきだ。小沢氏が逃げなければ。
みの
「幕僚長の俺が指示すれば1000人が集まるという事を誇示した。いいですか。2.26事件で若い将校が決起してどれだけの若い兵士達が道連れにされたか。同じことが意識の根底にある」
与良
「本人は愛国心だからと言って戦前は暴走していった」
みの
「『今の自衛隊員の殆ど全員は憲法に反対だ』といったあの一言も大きな証言として記録に残るから(田母神氏は)よく考えてください。自衛隊の皆さんの中から自浄作業を起こさないとダメですよ」
国を守ろうとする自衛隊の手足を縛る憲法に隊員が反対するのは当たり前だ。
●フジテレビ「めざましテレビ」(同上)
問題論文の前空自トップ 退職金返納を拒否
大塚範一(司会)
「早く処分してケリをつけたかったのでしょうが、あれだけ好き放題、無反省に言われたら、しっかり処分の審議をした方がよかった」
●フジテレビ「とくだね!」(同上)
異例の参考人質疑 田母神氏また持論を
笠井信輔
「参考人質疑で『答えなさい』といわれて答えようとすると『いやそんなに答えないで』という変わった質疑だった」
北沢俊美(委員長)
「参考人の個人的見解を述べる場所ではない」
質疑の冒頭から異例の注意が行われた。
田母神
「今回びっくりしているのは『日本の国はいい国だ』と言ったら解任された。責任の追求も『いい国だ』と言った人間を何故任命したのかと言われる。すると・・・喋っていいですか?」
委員長
「参考人!質問者はそこまで求めていないようですので・・・」
意見を聞こうと招致したのに、意見を言おうとすると阻止する前代未聞見の参考人招致だ。
私が指示すれば1000超の応募があると言った田母神氏の発言に対し・・・・
太田述正(元防衛庁審議官)
「これは一種のパワハラ(パワーハラスメント)みたいなもんだ。KYの人間がああいう高いポストに就いていたのが問題だ」
小倉智昭
「軍隊にはこのかたは向いているかもしれないが、現憲法下の自衛隊においては向かなかった」
高木美保
「そういう意見を持つのはいいが、自分のお給料がどこから出ているか。自分の立場を悪用しているように見えてしまう。この立場を降りて正々堂々と社会に向けて訴えるべきだ」
小倉智昭
「本でも書いて持論を訴えればいい。なんでこの人を空幕長にしたのか」
デープスペクター
「不勉強と事実歪曲に基づく意見だ。こういう人が多数潜伏していると思うと恐ろしい。ホローコスト否定論者と非常に類している。同じ論者の中のヒーローになってしまう。性格的にも疑いがある」
デーブとみのもんたが束になって田母神氏にかかっても適わないだろう。
どちらが不勉強で事実歪曲か視聴者の前で決着をつけてもらおう。
上滑りなコメントばかりで本質を突いていないのはいつもの通り。
このままで終わりにしないで、これからも大いに論議すべきだが、視聴率が欲しいテレビ局はどうせまた新しいネタに飛びついて行ってこの問題は忘れ去られてしまうだろう。
民間人になった田母神氏には講演に著作に今後大いに活躍して頂き、日本の呪縛を解いていって欲しいものだ。
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2008.11.12 (Wed)
田母神氏の勝ち!
先程から、ネット配信された動画を二時間半見ている。
(以下は記憶に頼って書いているので、各氏の発言の細かな表現は必ずしも正確ではない事をお断りする)
予想した通り、田母神氏が正論を展開する事を恐れた議員達は、論文の内容は問わずに文民統制だの行政府が立法政府を無視しただのと方法論を議論していた。
これは完全に参考人・田母神氏の勝ちであった。
いきなり議長が「文民統制に対する国民の不安が高まり・・・参考人の個人的な意見を聞くものではない」と釘をさした。
官房長官も「文民統制を乱したと国民が心配している」という。
田母神
「政府見解で言論を統制するのはおかしい」
濱田昌良(公明党)
「国民に文案統制の不安を抱かせた。退職金の一部でも返還する気はないのか」
田母神
「返還する積もりはない。国民は不安を抱いているというが、今朝のネットのアンケートではアンケートでは58%が支持している」
(今見たら59%になっている。どうせ組織票が入って逆転するだろうが)
田母神氏が「日本は悪い国だと思っていては日本は守れない。健全な国家観、歴史観がなければ国は守れない」と正論を展開すると、共産党議員はその回答には一切触れずに自虐史観は間違っていると批判。
論文の応募を勧誘しただろうと質問されて・・・
田母神
「私が声を掛ければ1000を超える応募があっただろう」
ここでは思わず快哉を叫んだ。
犬塚正議員が「田母神論文の内容が問題ではない」といいながら、「どうして懲戒処分にしなかったか」というのは論理の矛盾である。
立法府が決めた事を行政府が守らないと議員様は怒っている。
「純真な隊員に(偏向)教育している」と批判されて・・・
田母神
「一佐は40台、40過ぎたら純真とは言えない」
と切り替えし、議場に失笑が漏れる。
田母神
「日本ほど文民統制がされているところはない。自衛隊の一挙手一投足が見られている。言論統制をされた自衛隊にすべきではない」
濱田防衛相は保身のために汲々として回答している姿が浅ましかった。
産経ニュースは中山前国交相の写真説明でも「うんざりした顔の東国原知事」と不正確な表現をしたが、今回も田母神氏の動作を「落ち着かない素振り」と印象操作した。
【産経ニュースの写真説明】
参院外交防衛委員会に参考人として出席、落ち着かない素振りでリップクリームを塗る田母神俊雄・前空幕長=11日午前10時1分、国会・参院第一委員会室(撮影・酒巻俊介)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081111/plc0811111440033-n1.htm
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2008.11.12 (Wed)
中国の金属でロシア原潜水漏れ
中国はロシア宇宙船技術を導入して有人宇宙飛行を成功させ、国威を発揚した。
そのお返しにというわけでもないだろうが、ロシアの原子力潜水艦の建造に必要な金属を輸出した。
ロシアはこの金属を使って原潜を建造したら水漏れを起こした。
中国の深慮遠謀というべきか、ハニートラップだけではなくて、こういうトラップもあったのかと感心する。
産経ニュース(2008.11.11 20:23)
【露原潜事故】中国製金属から水漏れか
ロシア極東の日本海で試験航行中に乗組員20人が死亡、21人が負傷した原潜事故で、露日刊紙コムソモリスカヤ・プラウダ(電子版)は11日までに、原潜の建造には中国製を含む質の悪い金属が使われたため、継ぎ目から内部に水が漏れていた可能性があると報じた。原潜を建造した造船所は財政難に陥って完成が遅れたことが明らかになっており、関係者の中には建造中から粗悪な金属が使用されていることに疑問を持つ者がいたという。(モスクワ 佐藤貴生)
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