2008.05.14 (Wed)
緊急援助を拒否する支那
「よく分かる政治」(辻雅之:河合塾講師)ではビルマをミャンマーに一方的に軍事政権が改名したという。
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/
「ミャンマー」という国名は現在広く普及していますが、軍事政権の一方的な改称によるもので承認しがたい、ということから改称前の国名「ビルマ」が使われることもあります。
(新憲法は)大統領や国会議員の資格に「本人も配偶者も子供も、外国の影響を受けていないこと」を規定。イギリス人と結婚している有名な民主指導者アウンサンスーチー氏がこれで政治から排除されることになっています。
「よく分かる政治」でネットのみなさんはよく政治が分かったらしく、「民主党は日本の政治を良くしているか?」というアンケートに「悪くしている48%」の回答が一番多いのは笑える。
しかし、この設問は「良くしている」「悪くしている」「どちらでもない」の3択にすべきを「大いによくしている」「少しはよくしている」と4択にしているところに設問者の意図が伺われる。
さて本論に戻れば、「ミャンマーと軍事政権が一方的に改称した」と軍事政権を悪者扱いにしているが、「スーチー女史は善人か」の著者高山正之氏の見方は違う。要約すれば・・・
●ビルマは単一民族、単一宗教の国だったが19世紀に英国に征服され、インド人と華僑が流れ込んだ。これにより他民族、多宗教に改造されビルマ人は農奴に落とされてしまった。
●第二次大戦後、ビルマ人は祖国を取り戻すために涙ぐましい努力をした。
鎖国で経済は停滞し最貧国に落ちた。インド人と華僑はうまみの無くなったビルマから出て行った。山岳民族が残ったが、ビルマ人は共存を訴えて「ビルマ」を「ミャンマー」に変えた。
「植民地支配の残した負の遺産をだれのせいにするでなし、国名も変え、貧しさに耐えつつ平和的に解決した例を他に知らない。そういうビルマ人の努力をすべてぶち壊しているのが性悪のアアウンサン・スーチーだ。彼女は植民地時代の支配階級だった山岳民族やビルマ人不満分子を糾合し、政権奪取を狙う。
●(朝日新聞は)現政権を悪鬼のように描くが、山口洋一・元駐ミャンマー大使は「根拠もない悪質な中傷。あの国の歴史を見ればいかに彼らが不器用に、正直に生きてきたか分かる」という。
●それもこれも日本のメディアが複雑な民族、宗教問題を面倒くさがって一切書かないできたためだ。
Ponkoの言いたい事はこの次で、「不器用に、正直に生きてきたミャンマー」を国際社会は寄って集って非難してのけ者にした。
国際社会への不信を高めたミャンマー軍事政権は、サイクロン災害でも他国の援助を頑なに拒否し、選挙を実施してまたまた国際社会の顰蹙を買った。
産経新聞は5月9日の社説で「ミャンマー被災 軍政は何をしているのか」と題して救助隊の入国を拒否するミャンマーを痛烈に批判した。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080509/asi0805090238000-n1.htm
ところが、四川省大地震で外国の救助隊を拒否する支那を「自力克服図る中国」(5月14日3面トップ記事の見出し)として「国民の結束を図る狙い」と極めて好意的で批判する姿勢は無い。
これをダブルスタンダードという。
日本の救助専門家グループが成田空港で待機していたが、中国の受け入れ拒否で成田空港から引き上げる映像を見た。
「現地からは「山中は豪雨で、人民解放軍が食糧支援しようとしても身動きが取れない」「通信とインフラは壊滅」などの情報が寄せられている。担当者(Ponko注:何の担当者か不明)は『中国は五輪を控え、威信にかけても自国で復旧しようと考えているのだろう』と話している」(産経新聞30面)
温家宝首相が被災地をヘリコプターで訪れて被災者を慰問できるくらいなら、救援物資も運べるはずなのに、不思議である。<中国は救援を否するなと思う方はクリックを!
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2008.05.14 (Wed)
倒産した「中国食品」
今朝の産経一面にわが意を得たりと思うコラム投稿があったのでまだお読みでない方たちのためにご紹介する。
このブログでも時々「支那」と呼ぶが、「差別語」「蔑称」だというコメントが時折寄せられる。
しかし、中国は英語ではチャイナ、フランス語ではシノワと呼ぶ。
おそらくドイツ語でもスペイン語でも似たような呼び方をしているに違いない。
蔑称ではないのである。
Ponkoがコラム記事に特に注目したのは、日本のいわゆる中国地方(広島)の食品業者が「中国食品」という社名だったので、最近の毒入り餃子、農薬まみれの野菜、はては黄砂公害、少数民族抑圧、傲慢な外交、偏狭な愛国主義等々で評判が落ちた中国の会社と間違えられて倒産してしまったという事実だ。
倒産した会社にとってはいい迷惑である。
「私の正名論」で評論家の呉智英氏は「『支那』は世界の共通語」だという。前述したとおりであり、常識である。
混乱の責任は3つあるという。
①日本にだけ「中国」と呼称せよと強要する支那。
②その言いなりになってマスコミに「中国」を通達で強制した当時(昭和21年1946年)の外務省とそれに唯々諾々として従ったマスコミ。
③自称進歩的知識人はいわゆる「侵略戦争」への反省や民族差別解消(民族差別でもなんでもないのに)の名目で歓迎した。
しかし、実際には支那は世界で一番優れた民族であり世界の中心であるという中華思想が根底にあることを忘れてはならない。
中国と言う国名を日本に強要するのは支那の自民族逆差別に他ならない。
支那という呼称も近年ようやく市民権を得て来た。
「62年前の言論抑圧通達は無効だと外務大臣に言わせる議員はいないだろうか」と呉氏は結んでいる。
60年前の外務省の通達に「このたびは、理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使はぬ様に」とあったという。
どこかで聞いたような言葉である。
福田首相はこの当時から一歩も前に進んでいないということか。
安倍前首相が「戦後体制からの脱却」を政治信条にした意味をふたたび噛み締めてみる今日この頃である。
「私の正名論」支那は世界の共通語
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2008.05.13 (Tue)
大地震でも聖火リレー強行
世界中に中国の醜さを振りまいてひた走りに走る(聖)火リレーは、四川省地震の大災害にも拘わらず、追悼の行事も無く強行された。
さすが無宗教の国、中国ではある。
片やミャンマー(ビルマ)のサイクロン災害では、軍事政権が世界からの援助の手を差し伸べているのに拒絶しているだの、大災害にもかかわらず選挙を強行しただのとマスメディアの批判が集中している。
ミャンマーの軍事政権を非難し、アウンサン・スーチーを民主主義の女神であるかのような報道が多いが、高山正之氏の「スーチー女史は善人か」を呼んで目から鱗が落ちた多くの人たちはもう騙されないだろう。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/trackback/357451/18611420
チベット、ウイグルなどで血塗られた(聖)火リレーを強行する中国にオリンポスの神々の怒りが爆発したに違いない。
産経ニュース(2008/5/13 19:49
「中国人には良心のかけらもないのか」
聖火リレー続行に批判集中
中国・四川大地震の発生翌日の13日、北京五輪の聖火リレーは福建省竜岩で予定通り実施された。しかし、スタート時には犠牲者を悼む行事はまったくなく、インターネットには「われわれ中国人には良心のかけらもないのか」との批判や、「リレーはすぐ中止すべきだ」といった書き込みが多数、寄せられた。
竜岩でのリレーでは、第一走者の重量挙げ選手、張湘祥さんがメディアの取材に「リレーが被災者に元気をもたらすように」と答えたが、黙とうなどは行われなかった。
これに対しネットには「笑顔を浮かべる走者の姿は見ていられない」、「聖火リレーをやめ、節約したお金を救援活動に回すべきだ」と反発する声が集まった。(共同)
北京五輪は今から中止しても遅くは無いと思う方はクリックを!
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2008.05.13 (Tue)
四川省大地震に思う
四川大地震で亡くなられた方々には衷心よりお悔やみ申し上げる。
多くの建物が倒壊したと聞いて、地震の大きさと共に中国で巷間囁かれる手抜き工事のことをつい思い浮かべてしまったのは凡人の浅はかさか。
「選手も観客も命がけの北京五輪」を読んでいためかもしれない。
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/19099237.html
「読んだら行けない!中国建築怪談」によれば・・・
●北京五輪会場の建築幹部が「セメントを横流しして手抜き工事をした」と告白した。建築物の安全基準検査の役人へのワイロを捻出するためにしたという。目下改修工事中。
●経費節減と工期短縮の突貫工事中の北京の地下鉄のトンネルが建設中に落念して6人が生き埋め、死亡。
●中国の地下鉄工事は日本のようなシールド工法など使わない。地下鉄工事が原因であちこちの道路が陥没している。
●全長320メートルの橋が崩落して64名死亡。断面からは鉄筋が見当たらなかった。中国ではおから工事と言う。
●昨年の5月から8月にかけて毎月1回橋が崩落。船の激突、鉄筋不足など。9名死亡。
●北京のど真ん中で電柱が折れて女性が死亡。2名が重症。
手抜き工事もさることながら、日本も最近地震が多いし、北京は大丈夫かとつい心配になるのは凡人の常であるが、早くもそんな凡人の杞憂(?)を杞憂するコメンテーターが現れた。
テレ朝「ワイド!スクランブル」(2008/5/13)
川村晃司
「オリンピックは大丈夫かという変な風評被害が起こらなければいいけれど心配だ」
川村さんは根っから北京人なんだなと思った。
産経ニュース(2008/5/13 18:56)
耐震基準上回る揺れ、手抜き工事も? 四川大地震
倒壊家屋50万戸余り。四川大地震では、建物倒壊が被害を拡大する原因になっている。日本の建築や地震の専門家に背景を聞いた。
中国では地域ごとに耐震基準を設定。四川省も、新築物件はこの基準が適用されている。独立行政法人建築研究所国際地震工学センターの斉藤大樹上席研究員は、まず、「基準を上回る強い地震の力が建物に作用したのではないか」と分析。生き埋め被害が出ていることについては「中国などで一般的な鉄筋コンクリート製の建物の建築方法にも原因があるのではないか」と指摘する。
斉藤氏によると、中国では、鉄筋コンクリート製のビルの間仕切り壁はレンガを積み上げる方法でつくるのが一般的。このため、壁に耐震性がなく、崩れたレンガで生き埋めになっている可能性があるという。
一方で、中国各地で地震対策の調査をしている神戸大の大西一嘉准教授(都市防災)は、「住宅は住民が勝手に建てており、耐震強度基準を守られていない。こうした住宅がかなりあり、崩れているようだ」と指摘する。四川省の真南の雲南省で調査したところ、少数民族は石を積み上げ、すき間に石灰をつめたただけの伝統的な家に住んでいたという。漢民族の住宅は木造だが、柱と梁の接合が不十分で耐震強度は極めて弱かった。
さらに、中国では鉄筋コンクリート製の建物を建築する際、鉄筋を抜くなどの手抜き工事もあるといい、大西准教授は「想定外の強い地震に加え、建物の強度不足が合わさって被害が拡大した」とみている。
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2008.05.12 (Mon)
毒饅頭食べたかマスメディア
中国の毒饅頭を食べた反日マスメディアは来日中の胡錦濤主席を日中友好の架け橋を作ったとヨイショのしまくった。
なかには、来日して日本を軽蔑しまくった発言で顰蹙を買った江沢民の話まで引っ張り出して、TBS「みのもんたの朝ズバっ!」ではコメンテーターの浅野史郎元宮城県知事が江沢民と歓談した様子のパネル写真を浅野自身が得々として説明していた。
江沢民こそ国内の不満をそらすために日本を仮想敵国と指定し、反日教育を強化徹底し、今日の反日体制の基礎を作った男である。
また、テレ朝の「ワイドスクランブル」では川村晃司が
「早稲田の講演は日本向けと言うより中国の国内向けだ。ピンポン外交といわれるが、日本のメディアも講演よりピンポンの方を大きく取り扱っている。胡錦濤はメディア戦略が上手い」
と言っていた。
そのメディア戦略の手先になっているのがあなた方反日メディアではないか。
元卓球のチャンピンを登場させ、腕前はプロ級だの子供の頃からやっていたのではないか、さすがに卓球の中国だなどと誉めそやしていた。
素人目にもぎこちないフォームでお世辞にも「プロ級」などと呼べたものではない。
卓球をしなかった福田首相に嫌味を言っていたが、朝日は何処の国のメディアかと思った。
もちろん、媚中福田などどう言われても構わないが・・・
卓球を中国に普及させたのは荻原選手だと記憶している。
柔道と同様に、他国に親切に教えてやり、結局は後塵を拝する結果になっているのは日本人のお人好しの表れであろうか。
どのテレビ局も産経新聞が報じたような安倍前首相の胡錦濤に対する苦言を正面から取り上げなかった。
フジテレビの「とくダネ!」では小倉智昭が安倍前首相の胡錦濤に対する苦言に不快感をあらわにしたという。
やはりこれらのキャスターやゲストコメンテーターは毒饅頭を食らわされたか、ハニートラップに引っ掛かったか、その他の工作で弱みを握られた連中であろう。
聖火がチョモランマを登頂した。
チベットは中国の領土であるという世界へのデモンストレーションである。
台湾も同じことを持ちかけられたが、「台湾は中国の一部ではないと陳前総統が通過を拒否した。
チョモランマに血塗られた(聖)火を運んだのはチベツト人という演出も古臭い。
オーストラリアがシドニー五輪で、虐殺しつくしたアボリジニ族の女性に聖火ランナーを務めさせたのとまったく同じ趣向である。
【北京五輪はアボリジニの二の舞か】
五輪は平和の祭典とか、スポーツに政治を持ち込むなとか綺麗事を言っていても、所詮、五輪は国威発揚の道具であり、自国の侵略行為や虐殺行為、民族同化戦略を美化し正当化するための道具に過ぎない。
●北京五輪はトラブル続出で国際社会の顰蹙を買う。
●株価暴落で借金までして株に手を出した人民が農民と共に蜂起する。
●混乱に乗じた江沢民の残党に寝首を掻かれる。
こんなことにならぬよう胡錦濤主席には十分ご用心召されるがよい。
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2008.05.12 (Mon)
日中首脳会談は大成功とマスコミ
法隆寺を訪問した胡錦濤主席は日本を飛び立った。
果たして日中首脳会談の成果はあったのか?
パンダを2頭リースするという事にはなったがそれ以外に何も結果が出なかった。
パンダのリースも成果とはいえない。
ところがマスコミは、あの産経新聞すら成果があったとする寄稿分を載せた。
宮家邦彦立命館大学客員教授は日中共同声明は次のように今迄とは違う進展が見られたという。
●江沢民の時と比べて「反省」や「責任」といった言葉が消えた。歴史問題は一応の決着がつけられた。
●台湾問題も日本の立場に配慮しようとしている。
●日本が戦後60年平和国家として世界の平和と安定に貢献したことを認めた。
●日朝が諸懸案を解決し国交正常化を実現することを歓迎し、支持する」の諸懸案とは拉致問題を指している。
●「日本の国連における地位と役割」を重視した。
そしてこう結んでいる。
「胡錦濤の訪日が『チベット、ギョーザ、ガス田、パンダ』に終わったと断ずるのはあまりに短絡過ぎないか」
宮家邦彦が読み解く日中共同声明
国家間の共同声明は字句の微妙なニュアンスに多くの意味を含有していることはよく分かるが、それにしてもあまりに楽天的な「読み解き」ではないか。
これがTBSの「サンデーモーニング」(2008/5/11)では手離しで大成功だということになった。
胡錦濤主席来日、日中首脳会談の成果は?
●チベット問題
福田首相「話し合った事は高く評価」
(北京五輪と訪日を控えて胡錦濤が国際社会に向けてポーズを取っただけだとみんな思っているのにこのおとぼけぶり)
●毒ギョーザ問題
「日中双方で捜査協力をさらに強化」
(中国側は自国の責任ではないとして協力の姿勢を見せないと日本の警察は憤慨しているではないか)
●東シナ海ガス田開発
福田首相「長年の懸案に解決のメドがついた」
(安倍前首相が日本側の試掘を進めようとしたが、福田首相が中止したではないか)
●北京五輪開幕式参加
福田首相「事情が許せば前向きに検討」
(参加を明確にしなかったことは評価できるが、所詮は時間稼ぎで行かざるを得なくなるだろう)
●胡錦濤「パンダ2頭貸与」を表明
(希少動物の贈与は違反になるとかで研究用という名目で1億円でリースするというが、パンダは要りません)
●歴史認識「反省などの表現を盛らずに未来志向を強調」
(「謝れ!」と言われなかったと大はしゃぎするマスコミには日本人の矜持はないのか)
寺島実郎
「今回は大きな意味があった。江沢民と違って円借款に感謝すると言った。
対中関係で我々は餃子とチベットと東シナ海の三題話みたいに言って、これに成果が出なければ問題だなんて言い方をするが、中国と向き合うには相当の度胸と気合が要る。環境問題などで中国を国際社会に引き込むことに腹を括らなければならない。イライラしちゃいけない」
(「三題話」と馬鹿にするが、この三つの懸案も解決の糸口が掴めないで、どうして中国を国際社会に引き込む大事を非力な日本が出来るのか教えてもらいたいものだ。しかもイライラせずに度胸と気合で(笑))
関口宏(司会)
「あれは大きな国なんですからねえ」
(相変らず意味の無い相槌(爆))
浅井慎平(写真家)
「いろいろな問題をマスコミから聞かされているが全体像が見えにくい。餃子の問題もオリンピックの問題も。それが胡錦濤さんの態度やメッセージで、今中国が何を考えているのか具体的に見えてきた。これは評価してよい。早稲田大学の卓球は象徴的だ」
(毒餃子の責任を認めない、チベット虐殺を認めない、ガス田開発から手を引かない、日本の試掘を認めない・・・これだけでも中国の「全体像」が見えないのはオバカさんである。そのオバカさんがどんなカメラのレンズを使ったのか、今回の胡錦濤の「態度やメッセージ」で具体的に見えてきたとは凄い。この写真家にはいったい何が見えてきたというのか)
金子勝(慶応大学教授)
「世界が多極化していく中で、あえて中国側が日本にラブコールを送ってきた。長期的な視点が重要だ。短視眼ではダメだ」
岸井成格(毎日新聞特別編集委員)
「日本と中国は切っても切れない仲になった。そのような中で胡錦濤主席は中国国民に対して日本との関係はこれから変えなくてはならないという非常に強いメッセージを送った。歴史的にいうと今回は物凄く大きい成果だ。江沢民の時は日本の責任を追求したが、今回は日本の戦後の平和外交を高く評価し、中国への経済協力に感謝した。テレビ中継で知らなかった中国の国民に伝えた」
大国の前にひれ伏す卑小な日本国という印象を拭いきれない番組であった。
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2008.05.09 (Fri)
胡錦濤に安倍氏が苦言
反日マスコミが謀殺した筈の安倍首相だったが、まだ死んではいなかった。
ようやく健康を回復して胡錦濤主席に苦言を呈したのは立派だった。
価値観外交を進めた安倍前首相にとっては、日本と価値観や政治体制の違う中国を批判するのは当然である。
森元首相が白けた場を取り繕おうと、慌てて胡錦濤のご機嫌を取ったのは噴飯ものだ。
小泉元首相のように欠席するのもひとつの見識だが(招待されなかったのかもしれない)、安倍前首相のように言うべきことは言うというのが外交の常道であり、国益を代表する政治家のあるべき姿だ。
早い時期での安倍前首相の再チャレンジを期待したい。
それにしても、小沢一郎代表や鳩山由紀夫幹事長は何か声をあげたのだろうか?
「生活が一番」と言っても独裁者・胡錦濤には通じるまいが・・・
産経新聞(2008/5/9)
「無事釈放を…」安倍氏発言で緊張走る
歴代首相が胡主席と朝食会
中国の胡錦濤国家主席と中曽根康弘、海部俊樹、森喜朗、安倍晋三の歴代首相4人との朝食会が8日朝、東京都千代田区のホテルニューオータニで開かれた。89歳と最年長の中曽根氏が主宰し、和やかな友好ムードが演出されたが、安倍氏が中国側が神経をとがらせているチベットやウイグルの人権問題を指摘したことで、一時緊迫する場面もあった。出席者らの証言から、その様子を再現する。
朝食会は午前8時からの約1時間で、会場の日本料理屋入り口では中曽根氏らが出迎えた。計6回の靖国神社参拝をめぐり、中国側と対立した小泉純一郎元首相は「おれが行ったら、胡主席は来ないんじゃないか」と周囲に漏らしており、姿を見せなかった。
「みなさんとお会いできるチャンスを得て大変うれしい。このように一堂に会するのは初めてであり、かなり創造的な形だ」
胡主席はにこやかに謝意を表明し、中曽根氏の正面の席に着いた。タケノコ、マグロのづけ、銀ダラ西京焼き、しじみ汁…と旺盛な食欲でたいらげたが、「さすがにおかわりはしなかった」(海部氏)という。
中曽根氏は「今まで日中関係は必ずしも良好ではなかったが、7日の日中共同声明により新しい展開が可能になるだろう」と胡主席来日の成果を高く評価。海部氏は東シナ海ガス田問題について「だんだんよい方向で進んでいるようなので、ぜひその方向で進めてほしい」と要請した。
こうした会場の「緩い空気」(出席者)が一変したのは、続いて安倍氏がこう発言してからだ。
「お互い国が違うので、利益がぶつかることもあるが、戦略的互恵関係の構築に向け、相互訪問を途絶えさせない関係をつくっていくことが重要だ」
これは、小泉氏の靖国参拝をめぐり中国側が首脳交流を途絶えさせたことを暗に批判したものだった。安倍氏はその上で、「チベットの人権状況を憂慮している。五輪開催によって、チベットの人権状況がよくなるのだという結果を生み出さなければならない」と指摘した。
会場には緊張感が走り、出席者はみな一様に黙り込んだが、安倍氏はさらにウイグル問題にも言及した。東大に留学中の平成10年の一時帰国中、国家分裂を扇動したとして中国に逮捕されたトフティ・テュニヤズさんについて「彼の奥さん、家族は日本にいる。無事釈放されることを希望する」と求めたのだ。
「私はその件は知らないので、正しい法執行が行われているか調べる」
胡主席は、こう返答したが、チベット問題については触れようとしなかった。
安倍氏の発言で生じた気まずい雰囲気を修復しようと動いたのが森氏だった。北京五輪について「中国はメダルをたくさん取る作戦でくるのでしょうね」と水を向け、胡主席の笑顔を引き出した。
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2008.05.08 (Thu)
早大生が抗議のシュプレヒコール
福田首相が早稲田大学卒というのは同校の卒業生にとっては不名誉なことである上に、胡錦濤主席の講演会に大隈講堂を貸したというのも恥である(主催は外務省と日中友好協会)。
さらに早大生の福原愛ちゃんがピンポンの相手をしたとは情けない限りである。
しかし、早大生は昂然としてチベツト弾圧に対する抗議活動を行った。
大隈講堂の前で「フリーチベツト!」のシュプレヒコールがこだました。
「大なる使命を担ひて立てる」早大生の心意気を示したものであった。
報道によれば、赤旗を押し立てた中国支援者の3倍の抗議集団であったという。
長野の屈辱を晴らしたともいえる。
ところが、中国の報道官は抗議活動は早大生の極めて少数で日本政府も「人民」も中国のチベットに対する主権を認めていると述べた。
どこまで真実を隠蔽し、居丈高な国であろうか。
所詮、独裁政権はプロパガンダで人民を騙し続けなければ維持できないという宿命を負っているのであろう。
まことに憐れむべき国である。
産経ニュース(2008/5/8)
早大での学生抗議は「ごく少数の行為」と中国
中国外務省の秦剛副報道官は8日の定例会見で、訪日中の胡錦濤国家主席が講演した東京の早稲田大学で一部学生が「チベットを弾圧するな」と中国に抗議する行動を行ったことについて「ごく少数の者(の行為)だ。日本政府と人民は中国の主権と領土保全を支持している」と述べた。
また「広範な日本人が日中友好を支持しており、両国の友好は時代の潮流だ」と強調した。(共同)
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2008.05.07 (Wed)
「象徴」を政治に利用するな
高校生の頃、日本の歴史を学んで武士達が戦うときはいつも錦の御旗として皇室を利用して戦ったことを知った。
無力で利用されるだけの皇室など要らないと若者独特の正義感で天皇制を否定していた。
しかし、歳を重ねるに従って、日本の象徴としての皇室を受け入れるようになった。
国民が心をひとつにするための象徴は必要であると。
しかし、16年前の天安門事件の幕引きに陛下のご訪中が利用され、今また胡錦濤主席来日の行事で政治的に利用されているお姿を見るにつけ、歴史は繰り返すと慨嘆せざるを得ない。
皇室外交の効果については論ずるに足る知識がないが、国際社会における象徴の関り具合や時期といったものを政府は深く考慮すべきである。
いまさら言っても仕方が無いが、胡錦濤来日は北京五輪後に延期すべきであった。
日中共同声明は案の定、中味の無い戯言にすぎない。
環境問題で日本が中国に寄与する一方、東シナ海ガス田開発問題や食の安全問題について進展が見られないのは想定内であった。
陛下は胡錦濤に対し、パンダの一億円レンタルで「日本の子供が喜びます」と感謝の意を表された。
子供の親は上野動物園でパンダを子供に見せながら、この動物は本来チベットという国に生息する希少動物であり、そのチベットを中国は侵略し、破壊し、民族の浄化を図っているという事実を教える絶好の機会である。
子供の夢を壊すな?
パンダなど見なくてもアメリカ仕込みのディズニーランドで外国種のぬいぐるみ動物がたくさん見られるではないか。
「相手の嫌がることはしない」福田首相の演出するみせかけの日中友好は止めて中国からの来賓には一刻も早くお引取り願おう。
日本は中国に対する苦言を呈してこそ本当の友人である。
聞く耳を持たぬことは百も承知だが。
チベット旗と日の丸を手に、シュプレヒコールで国民の声を胡錦濤の耳に届けなければならない。
見せ掛けの友好はお断りだと。
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2008.05.07 (Wed)
映画「靖国」は情報工作だ
昨日、反日映画「靖国」が一般公開された。
東京氏渋谷の映画に反対する者がスクリーンを切るのではないかと怖れて最前列は客を居れずに警備員を座らせたという。
それでも全席完売というから、制作側も配給会社も宣伝効果十分だとほくそ笑んでいる事だろう。
産経新聞の一面で「お客はクール」だった次のように報じている。
周囲の"騒ぎ"とは対照的に、映画を観た人たちの反応は「淡々と描いている」「過激な印象は受けなかった」などと冷静な声が目立った。
長崎県から見に来たという、高野恵美さん(51)は「特に反日的とも感じず、そんなに議論になるような内容ではなかった」と話す。
一方、都内の団体職員、河井睦朗さん(44)は「靖国神社には肉親の霊を慰めようという気持ちが込められているのに、映画には出てこなかった」とやや物足りない様子だった。
産経新聞がこのような書き方をしたのに驚いた。
「過激でない、反日でない」という冷静な声が目立ったというのだ。
この映画を反日だと騒ぐのは冷静ではないというスタンスである。
一方的にならないように、批判的な意見も取りあげているが、「やや物足りない」という程度である。
主役の刀匠が監督に「騙された」として削除を求め、刀匠を紹介した人がロールタイトルの名前の削除を求めたが無視され、無許可で撮影された靖国神社側の申し入れも無視された。
しかも、監督と製作スタッフが中国人のこの映画は日本映画ではなく、文化庁からの750万円の助成金を貰う資格も無いという背景を観客は知っているのか、インタビューで確かめつつ、観客の反応を問うべきであろう。
反日映画は「淡々と、過激でなく」知らぬ間に洗脳される方が恐ろしいのである。
NHKのよくやる手である。
おそらく上記の感想を述べた人たちは、登場する高金素梅がどのような人物か、南京大虐殺、百人斬り事件などの捏造写真のことも知らぬ人たちであろう。
この映画の背景には深い闇があると思う。
WILL6月号で「映画の公開に圧力を掛けた」と非難された稲田朋美議員が「朝日新聞のダブルスタンダード」と題して「靖国」騒動の一部始終を報告している。
平成17年8月15日に監督は靖国神社に居た稲田氏にカメラをまわしていた。「百人斬り」の主任弁護士としてインタビューを申し込まれたが断った。
映画に稲田氏は登場していた。稲田氏は言っていないがこれは肖像権の侵害だろう。
週刊新潮の「反日」記事を鵜呑みにすることなく、助成金の妥当性を確認するために文化庁に上映を依頼した。
文化庁は制作会社からフィルムを借りた上での上映可能日を知らせてきた。3月12日に決めた。ところが3月3日に突然主催者不明、連絡先アルゴピクチャーズ、文化庁協力と書かれた
「国会議員向け特別試写会開催ご案内」がファックスで全国会議員に配布された。
案内文は映画賛美のコメントが書かれていた。
稲田氏は驚いて文化庁に問い合わせる。
文化庁の答えは、いったんは制作会社がOKしたが、稲田氏のグルーブと知って貸し出しを拒否したのでアルゴ試写会にしたという。
制作会社は「助成金の使途検証のためにフィルムは貸せない」というので稲田氏のグループは上映会と勉強会は中止し、アルゴ試写会に出かけたという。
こんな経緯はマスコミでは全然伝えられていない。
稲田氏たちが助成金の妥当性を検証するために試写会を開いたのだと思っていた。
稲田氏は映画を観たいとは言ったが、「事前にみせろ」とか「公開前にみせろ」と言ったことは一度も無いという。
ただ映画の感想を求められて
「靖国に対するある一方的な見方からのメッセージを強く感じた。靖国神社は国民を侵略戦争に赴かせ、天皇のために死ぬ国民を作る装置だったという靖国裁判の原告たち(Ponko注:高金素梅ら)のメッセージがこの映画の中でも強く出ていた」
と正直にコメントした。
産経新聞が一面で取り上げた一般人の感想とは大違いである。
一方、朝日新聞は稲田氏が「事前に試写したい」と言ったと捏造し、稲田氏が内容証明付きで訂正を申し入れたが断られた。
さらに田原総一朗はサンプロと監督との記者会見で稲田氏を公然と「嘘つき」呼ばわりした。
「表現の自由が犯されている」とはお臍が茶を沸かす戯言で、マスコミは勝手にあることないこと表現しているではないか。
まあ、田原総一朗はかつてサンプロで高市早苗さんに罵詈雑言を投げつけたことで顰蹙を買った男だからさもありなんである。
さて助成金を受ける資格の無い映画であるの次の点だ。
①日本映画ではない。制作会社「龍影」は中国中央テレビの日本総代理店。取締役は全て中国人。他の2社も日本の法人ではなく製作総指揮者、監督、プロデューサーはすべて中国人。
②政治的意図がある(この点は水島総氏も同月号で指摘している)
③法的問題。肖像権の問題、主役の削除要求など映画製作以前の問題である。
稲田氏に抗議電話、ファックスを送った顔ぶれをみれば、この騒動が何を意味しているのかがよく分かる。
映画演劇労働組合連合会、映画人9条の会、平和遺族会全国連絡会、日本マスコミ文化情報労働会議、日本ジャーナリスト会議、日本新聞労働組合連合、日本民間放送労働組合連合会、日本出版労働組合連合会、日本共産党福井県委員会・・・
何のことは無い、日本を滅ぼしたい反日サヨク勢力ではないか。
稲田氏はこれを「万犬虚にほえる」と斬り捨てている。
10年前の東條英機首相を主人公にした映画「プライド」は公開前から中国、市民団体、教員団体、東映の労組などから「戦争を美化している」「歴史を歪曲している」として公開を中止せよと圧力を掛けた。
その連中が今回は「靖国」には表現の自由があるとうそぶく。
まさにダブルスタンダードだと稲田氏はいう。
言論の自由を主張しつつ稲田氏の発言を捏造し、稲田氏の言論の自由を奪おうとする朝日新聞もダブルスタンダードだと稲田氏は結んでいる。
NHKの「(従軍)慰安婦問題」番組に安倍・中川(昭)議員が政治的圧力を掛けたという捏造記事を書いた朝日新聞のことであるから無理もないだろうが。
さて、水島総氏はこの騒動を「戦略的に仕掛けられた情報戦、情報工作の臭いがする」と指摘している。国家権力の「表現の自由」への侵害を主張して被害者面してマスコミを利用したのは宣伝工作のプロの仕事だという。
監督は中共の中央電視台に勤めていたが、不満があって来日し20年日本に在住して映画を作っていた。ところが中国政府から睨まれるどころか、今回は中国政府肝入りの中国企業が共同制作し、朝日新聞夕刊の1ページの広告(広告費用は3,000万円以上!その資金はどこから出たのか。
また海外の映画祭で軒並み招待作品になっている。無名の監督が選ばれるのは審査員とのコネか金が必要だ。そう考えれば、この映画は単なるドキュメンタリーではなく、日本を貶めようとする特定アジア国の情報工作と考えるのが妥当であろう。
アメリカ議会そのたの国の「従軍慰安婦非難議決」「南京大虐殺映画」など、アイリス・チャンの亡霊はいまだにさまよっており、華僑のロビイング活動で日本は国際的に窮地に追い込まれている。
こんな現状のなか、産経新聞は映画「靖国」を観た観客は「クール」などと一面で記事にするのは誠に非常識であり、ジャーナリズムとして失格である。
産経新聞よ、前もか!
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2008.05.07 (Wed)
日中友好のまやかし
年間1億円も中国にレンタル料を払ってパンダなんて借りなくていい。
私達の税金を他の事に回して貰いたい。
そもそもこの希少動物はチベットに棲息するもので、チベットを侵略した中国のものではない。希少動物を捕らえて人工的に繁殖させ見世物にするなどというのはそもそも人間のエゴである。
ましてや、パンダを外交の道具にするなどは福田康夫、胡錦濤ともども下の下である。
屈中福田康夫と胡錦濤が夕飯を食べた松本楼の店内には、孫文の妻、宋慶齢が愛用したヤマハ製の国産第1号のピアノが展示されているというが、この孫文の妻、宋慶齢の妹、宋美齢は蒋介石の妻となりアメリカを日本と戦わせた張本人である。
先にご紹介した「民主主義を疑え(徳岡孝夫著)」によれば、米国に「哀れなシナ」「悪い日本」のロビイング活動を行い、倒日に全精力を尽くした。
日本は真珠湾攻撃で宋美齢の仕掛けた罠に掛かったも同然で、ガダルカナル島での形勢逆転後、美齢は訪米してジョン・ウエイン、ゲーリー・クーパー等のハリウッドのスターたちに打倒日本を誓わせたという。
ちなみに美齢はとても美人であった。
その美貌と「長年シナ人の膏血を絞ってきた四大家族の資金」でシンパを作っていったのだ。
東京裁判史観の底に流れる感情は実は宋美齢に発するものだという。
毛沢東に追われて蒋介石と台湾に逃れても、米国へのロビイング活動を盛んに行い、カイロ宣言ではルーズベルトやチャーチルの隣に座っていたという。
ちなみに胡錦濤の先輩の毛沢東は日本軍に対して「蒋介石と戦ってくれて有難う」と感謝したのだ。中国共産党が日本と戦って勝ったというのは嘘である。
そんな中国との歴史を振り返ると、そう簡単に日中友好だの日中互恵だのと言えたものではない。
日中友好というのなら福田首相は胡錦濤に対し、反日教育の即時中止、全土に無数にある抗日記念館、南京大虐殺記念館の即時閉鎖を求めるべきである。
胡錦濤の耳にシュプレヒコールを届かせた抗議活動の皆様お疲れ様でした。
【余談】日本を敵として一生を終えた宋美齢に引きかえ、金美齢さんは古き良き日本を日本人に思い出させてくれる素敵な女性である。
産経ニュース(2008.5.6 22:16)
パンダ2頭の貸与を表明 トキ保護協力も確認
来日中の胡錦濤・中国国家主席は6日夜、東京・日比谷公園内にあるレストラン「日比谷松本楼」で福田康夫首相主催の非公式夕食会に出席した。この中で、胡主席は日本にパンダ2頭を貸与する意向を表明した。
胡主席は、上野動物園のパンダ「リンリン」が死んだことに触れ、「大変残念だ。パンダ雌雄のつがいを研究協力のために提供することを決めた」と述べた。
また、同じく希少生物であるトキの保護のために両国が協力していくことを確認した。
松本楼は中国の「革命の父」とも呼ばれる孫文が日本亡命中に宴を開いた店としても知られる。店内には、孫文の妻、宋慶齢女史が愛用したヤマハ製の国産第1号のピアノが展示されている。
夕食会には、高村正彦外相、五百旗頭真防衛大学校長らが同席した。
夕食会後に、胡主席は都内のホテルで日中共同声明に署名した田中角栄元首相の長女、田中真紀子衆院議員のほか、大平正芳元首相、園田直元外相の家族らと面会した。
一方、胡主席と福田首相の夕食会が行われていたころ、日比谷公園周辺では、チベットを支援する日本人約80人がチベットの「雪山獅子旗」を掲げ、夕食会開催中の松本楼に向けて、「チベット独立支持」「北京五輪ボイコット」などと連呼する抗議行動を実施した。
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2008.05.07 (Wed)
立ち上がったアルピニスト野口健
中国に騙された国際社会
イケ面アルピニストの野口健さんはベレストや富士山のゴミを清掃する人としての印象しか今迄なかった。
しかし、彼が単なるアルピニストではなくて、チョモランマに聖火リレーを強行する中国に怒りを覚える政治感覚を持っている人だということを
「WILL6月号」の寄稿「チョモランマに政治を持ち込むな」を読んで初めて知った。
彼のホームページを見ると、外交官の父親とエジプト人の母親の間に生まれたそうだ。日本人離れのした容貌だと思っていたが、納得した。
イケ面の話は別として、5月10日に予定されている聖火のチョモランマは死者が出るかもしれない。それを隠すために中国政府は他の登山隊の入山を禁止したのだと野口さんは推測している。
表向きは「チベット人がネパール側に出て亡命することを防ぐため」という理由らしいが、チベツト人が祖国を捨てて亡命しなければならないような事を中国はチベットで行っているのだ。
それに、「8000メートルの山を登山家でもないチベットの一般人が登ってネパールに行ける筈は無い」と野口さんはいう。
You Tubeでヒマラヤの雪山を一列になって歩いて亡命しようとしている少年僧侶を中国の兵士がライフルで射殺した映像を見た衝撃は今でも忘れられない。
チョモランマのベースキャンプで日の丸の旗を掲げていると国旗を降ろせと難癖をつけてきた中国の登山協会、登山用の日の丸のワッペンを見て石を投げつけてくる中国人、チベット側で「フリー・チベツト」と呟いただけで逮捕された外国人、いろいろな経験をしながらも敢て政治的な発言を控えていた野口さんは今回のチベット騒動で決意した。
ホームページ、ラジオ番組でもチベット問題に触れて「発言しないことは中国にのやり方に加担していることだ」と訴えた。
二度とヒマラヤに登る事ができなくなるというリスクを負ってまで。
ブログで意見を述べた3日後にあるスポンサーが突然来年の契約更新の打ち切りを申し出たと言う。
中国に物を言えないのは政治家だけではなく、経済界も同様である。
政界も経済界も中国の支配下に置かれつつある日本はこれから一体どうなっていくのだろうか。
野口さんが22歳の時、山から下りて近代化されたラサの街を堪能して「都会的だった」と父親報告したら「何年も海外に住んでいるのに中国の意図も分からないのか」と叱られたという。
外交官の父親は「チベット人に金と物を与えて独立運動を抑えようとしているんだ。表立った人権侵害ができなくなってきた今、富を与えて精神構造から崩そうとしてているのだよ」と諭したという。
野口さんはたびたびチベットを訪れ、父親の言葉を実感として分かったという。
この父親にしてこの子あり。
しかし、今の中国はなり振り構わず、世界の非難に耳を貸すことなくあからさまな人権侵害をしている。それに対する世界各国の声はあまりにも小さい。
「五輪開催までに人権問題を解決する」と約束した中国を信じて開催国として選んだ国際社会にも責任がある(野口健さん)。
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2008.05.05 (Mon)
歴史観なき石破茂防衛大臣
雑誌「WILL6月号」で渡部昇一氏が石破大臣を国賊だと批判している。
石破氏の中国の新聞に載せられたインタビュー記事は衝撃的であり、この件について政府が何も動いていないことにも驚く。
中国の情報工作はますます進み、石破大臣も篭絡されたのではないか。
石破大臣の国賊行為を叱る
渡部昇一
中国共産党の新聞「世界新聞報」(1/29)に駐日記者が石破茂防衛大臣の執務室でインタビューした記事を載せた。
【石破防衛相の発言】
●私は防衛庁長官時代にも靖国神社を参拝したことがない。第二次大戦の時に日本の戦争指導者たちは、何も知らない国民を戦線に駆り出し、間違った戦争をした。だから私は靖国神社に参拝しない、あの戦争は間違いだ、多くの国民は被害者だ。
●日本には南京大虐殺を否定する人がいる。30万人も殺されていないから南京大虐殺そのものが存在しないという。何人が死んだかと大虐殺があったかは別問題だ。
●日本には慰安婦についていろいろな見解があるが、日本軍が関与していたことは間違いない。
●日本人が大東亜共栄圏の建設を主張したことは、侵略戦争に対する一種の詭弁だ。
●(中国は日本に対する脅威であるから対中防衛を強化せよという人たちは)何の分析もしないで、中国は日本に対する脅威だと騒いでいる。
●日本は中国に謝罪するべきだ。
これではまるで稚拙なサヨク学生の言い草ではないか。ギルト・インフォメーションに基づく戦後自虐教育の落とし子そのものである。
これが事実だとすれば石破茂防衛大臣に対する認識を改めねばならない。
「WILL」編集部が石破茂防衛大臣に確認したところ、事務所から次の回答が来たという。
問 1月29日付け「世界新聞報」に石破防衛大臣の執務室での独占取材内容が掲載されているが、この取材は実際に受けたものか。
答 実際に受けたものです。
問 いつの時点で取材を受けたのか。
答 平成19年11月21日(水)に取材受けいたしました。
問 掲載された内容は、石破防衛大臣が話した事実に即しているのか。
答 インタビューを先方が記事にまとめたものですので、事実に即していないと言うほどではありませんが、事実そのままでもありません。
問 記事が事実に即していない場合、それに対してなんらかの対処をされたか。
答 前の答えの通り、どのマスメディアでも発言を加工することはありますので、特別対処というほどのことはしておりません。
いやはや、恬として恥じない石破氏はアッパレ!
しかし、この大臣の下で働く自衛隊のみなさんの心情を考えると哀れである。
その著書「国防」を当ブログでも紹介し、軍隊でないために行動基準がネガティブリストではないこと、軍法会議がないこと、NTP体制は「核のアパルトヘイト」だという発言を好意的に取り上げたが、所詮は単なる「軍事オタク」で国家観も歴史観も持ち合わせていないことが判明した。
ブッシュ(父)大統領がハワイ在住の日系人の式典で「原爆投下を後悔していない
(I am not sorry)」と発言したことについて、渡部氏はいう。
「他国に簡単に謝罪するような人間は、大統領はおろか、閣僚にも絶対になれません。それが諸外国では当たり前です」
野党首相の村山富市は言うに及ばず、宮澤喜一、河野洋平、加藤紘一その他の謝罪外交を繰り返した政治家たちは「当たり前」ではないのである。
石破茂防衛大臣もその一人として辞任を要求する。
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2008.05.05 (Mon)
両陛下をホテルに呼びつける胡錦濤
両陛下が胡錦濤の宿泊しているホテルに会いに行かれる(5月9日午前10時)。
このニュースを知って愕然としています。
朝貢外交ここに極まれり。
皇室まで利用して中国に叩頭する福田首相、日本政府に怒りと失望を覚えます。
これで完全に日本は中国の配下に置かれます。
終戦直後、赤旗新聞はマッカーサーと並んで写真に写った昭和天皇を揶揄しました。
それと同じ事が起きようとしています。
いやそれよりひどい。
アメリカには戦って敗れたが、中国には負けていない。
なんとか阻止できないものか。
何かの間違いであって欲しい。
先例のあるなしに拘わらず、この時期の両陛下のホテルご訪問の内外に与える影響は大きい。
皇太子の北京五輪開幕式への招待を迫られたらどうするのか。
16年前の天安門事件の幕引きに利用された日本の皇室に再び恥をかかせるつもりなのか。
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